映画『ザ・ウォード/監禁病棟』の口コミ・レビュー(2ページ目)

ザ・ウォード/監禁病棟

[ザウォードカンキンビョウトウ]
JOHN CARPENTER'S THE WARD
2010年上映時間:89分
平均点:5.41 / 10(Review 29人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-09-17)
ホラーサスペンス
新規登録(2011-09-06)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2023-04-07)【イニシャルK】さん
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監督ジョン・カーペンター
キャストアンバー・ハード(女優)クリステン
メイミー・ガマー(女優)エミリー
ダニエル・パナベイカー(女優)サラ
ジャレッド・ハリス(男優)ストリンガー
ミカ・ブーレム(女優)アリス
リンジー・フォンセカ(女優)アイリス
木下紗華クリステン(日本語吹き替え版)
製作ピーター・ブロック[製作]
配給ショウゲート
特殊メイクグレゴリー・ニコテロ
ハワード・バーガー
美術ポール・ピーターズ(プロダクション・デザイン)
あらすじ
燃え上がる一軒の家屋を前に呆然と立ちつくしていたクリステンは、精神に異常をきたした放火犯として精神科の隔離病棟に収容される。病棟には彼女と同様、精神障害と診断された4人の少女たちが入院していた。記憶を失い何一つ思い出せない彼女は、自らの入院に納得出来ず、ひたすらに退院を求めるが勿論相手にされない。そんなある時、彼女は不気味な気配を感じてショック症状を起こす。彼女は何か恐ろしい者が居たと主張するが、主治医を始め誰も信じてはくれない。そして、その一方で、入院患者が一人また一人と姿を消していく。謎を解決すべく様々に試みるクリステンは、やがて過去に姿を消したアリスという患者の存在にたどり着く。果たしてこの病棟では何が起こっているのか?ジョン・カーペンター監督が10年振りに送るサスペンス・スリラー。
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💬口コミ一覧

9.ネタバレ 精神病院が舞台のサスペンス・ホラーなのでスコセッシとディカプリオが最後に組んだあの映画に似ているなと思い、そこで思考停止してそのまま鑑賞してしまったので、あのオチには「またヤラれた!」と叫びたくなりましたよ。この手の映画はふつうの監督なら色んな映像的な伏線を張りまくるものですけど、カーペンター御大がそんなせせこましい事に拘るはずもなく、客観映像でアレを見せられちゃったらふつうにこれは亡霊系のホラーだと思っちゃいますよね。もうこれは“信頼ならざる語り手”ならぬ“信頼できない監督”とカーペンターを呼びたくなりました(笑)。 映画の撮り方自体はカーペンターらしからぬオーソドックスな洗練さを感じますが、ファンとしてはそんなこじんまり纏まったカーペンターなんて求めていないと思いますよ、少なくとも私はそうです。あなたもいい歳で映画を撮るチャンスは少ないんだから、最後にド派手な花火を見せてください、期待してますよ。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-27 20:24:23)
8.うーん残念、はらはらもしないし、恐くもなんともない。なぜかと言うと似たような映画を散々観てきたからで、既視感に次ぐ既視感でおなかいっぱい。オチまで大バーゲンのネタだったよ。自分もやってみたかった、というカーペンターの屈託の無さが良い方向に出た作品もあるけど、こりゃなんとも単なるパクリのようにも見えてしまうよね。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2014-01-22 23:41:23)
7.ネタバレ 2010年代にもなって、こんな古典的なパッと飛び出してドーン系スリラーが作られている事に素直に驚きました。

オチもパッとしてドーンなんですが、「そこ開けたら絶対なんか出てくるYO!」というところを開けるときっちり予想通りのものが出てくるという見事な予定調和で、ここまで予想通りだといっそ潔いくらいです。

映画途中のあまりの整合性にかける展開からして、単純な亡霊ものや陰謀物、モンスター物等じゃないのはまず間違いないと思いつつ、じゃぁなんだろう?と思ってたら、あぁやっぱりそれですか、という多重人格もの。
ですよねー。

まぁとにかくなんというか全体のテイストが古いっていうのとデジャブー感がハンパ無い映画でございました。
てか、ジョンカーペンターなんだ、これ!?
ベンベンの例の音楽がないとカーペンターかどうかわかんないよ!!
ベンベンの音楽つけてよ!
あばれて万歳さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-05-13 17:23:21)
6.はっきり言って一回観たときは刺して面白いとは感じなかった。。
でも、張り巡らされた伏線を確認しながらもう一度観るとかなり楽しめる。
3回目はまた新たな発見があり、より楽しめる。
この映画はスルメのように常に噛み切りづらく、よく咀嚼しなければ飲み込むことは出来ない。でも噛めば噛むほどにうまみの増す映画なのだ。
佳作と言ってもいい。
ガブ:ポッシブルさん [DVD(吹替)] 7点(2015-10-30 21:03:44)
5.ネタバレ 所々におかしな点がポンポンあって、なんか違和感がずっとあって、こりゃ単なる幽霊ものじゃないな感が半端なく、たぶん、こーじゃねーかなーって心のどっかで思えば、まさに、それな映画でした。幽霊なのに力ずくで攻めてくるあたりが、やっぱアメリカ。メガネっ子のいなくなるシーンは思いっきりミスリードさせてくれて、させすぎてつじつまがあわないってゆーか、あっこのシーン、誰目線なの?と色々書きましたが、オチを期待しなきゃ、雰囲気は悪くなく、結構、暇つぶし的に楽しめました。やっぱ僕は精神病院とホラーって設定が好きなんですねー。
なにわ君さん [DVD(字幕)] 7点(2015-11-15 04:13:52)
4.ネタバレ 設定描写がいまいちで分かりにくい。最後、美人のままで、おばけを演じるな。

※メイミー・ガマー、顔のパーツが真ん中に寄っている。まるで、前田 敦子みたいだ。
festivaljapanさん [DVD(字幕)] 4点(2020-02-16 20:55:27)
3.ネタバレ 交代人格が主人格を「封じ込め」ており、治療としてその交代人格を「殺して」いく、というのを映像として具現化しているという点は、(ホラー・サスペンスの演出としてこれがどこまで効果的かは置いといて)この題材の作品としてある意味面白いアイデアなのかも、とも思える。しかし、じゃあなんでアリスの主人格はあんなゾンビになってるの?等の疑問は尽きないし、結局「全て」が現実ではなかった(=「現実」のシーンと「妄想」のシーンが綯交ぜになっているという構造ではない)という内容のとおりに、このテーマの作品として不可欠な筈の映像上&シナリオ上の「トリック」も皆無という、かなり残念なつくり込みに終わっている。

ただ、怖さも緊迫感も(良い意味でも悪い意味でも)非常に分かり易いし、下手に複雑につくり込んでいないために(この手の題材の映画としては少し異例なまでに)非常に明解に仕上がっている。運良く、初めてこの類いのホラーを本作で経験しました、という状況であれば、多少は楽しめるかも知れない。
Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 4点(2020-05-11 21:31:32)
2.ネタバレ 昔読んだダニエル・キース氏の書籍を思い出しました。その書籍とは、解離性同一性障害、所謂多重人格についてのものでした。何故多重人格の症状は出現するのか?また、どのように治療していくのか?
本作では、敢えて交代人格のひとりであるクリステンを一人称に据え、彼女や他の交代人格たちが最も恐れる元々の人格・アリスをモンスターとして描くことで、交代人格がひとりずつ消されていくことへの恐怖を表現しています。その辺りの主客転倒ぶりが面白いですね。交代人格にとって邪魔なのは元々の人格のアリス。交代人格たちは協力し合ってアリスという邪魔な人格を消してしまうのだが、アリスは主たる人格として更なる力を得て、交代人格たちを排除していく。テーマは使い古されているようでいて同時に新鮮でもあり、要所要所を真面目にきっちりと作り込んであるので、矛盾点を矛盾点ともしない流石の作り込みです。無駄な修飾を取り払ったシンプルな表現に好感度大でした。
タコ太(ぺいぺい)さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-03-20 00:17:03)
👍 1
1.なんでこんな映画が撮られたのだろうと不可解だったのですが、監督が当時AKB48にハマっていたと知って得心が行きました。劇中の時代設定1966年の時にはジョン・カーペンター監督は18歳、自分の青春時代を舞台に若い女の子が奮闘する姿を撮りたかった、それ以上のものは別に求めていない、そう考えるとまあこの程度のしょーもない出来になっちゃうのも納得かなと思います。学園ものを監獄ものに再構築したと見ると結構批評性があるのかもしれません(笑)。
Сакурай Тосиоさん [インターネット(字幕)] 3点(2023-08-18 23:42:07)
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【点数情報】

Review人数 29人
平均点数 5.41点
000.00%
100.00%
200.00%
3310.34%
4620.69%
5620.69%
6517.24%
7827.59%
813.45%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review2人
2 ストーリー評価 4.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 3.66点 Review3人
4 音楽評価 5.66点 Review3人
5 感泣評価 2.50点 Review2人

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