映画『リンカーン弁護士』の口コミ・レビュー

リンカーン弁護士

[リンカーンベンゴシ]
The Lincoln Lawyer
2011年上映時間:119分
平均点:7.21 / 10(Review 34人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-07-14)
ドラマサスペンス法廷もの犯罪もの小説の映画化
新規登録(2012-06-03)【放浪紳士チャーリー】さん
タイトル情報更新(2012-07-01)【+】さん
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監督ブラッド・ファーマン
キャストマシュー・マコノヒー(男優)ミック・ハラー
ライアン・フィリップ(男優)ルイス・ルーレ
マリサ・トメイ(女優)マギー・マクファーソン
ウィリアム・H・メイシー(男優)フランク・レヴィン
ジョシュ・ルーカス(男優)テッド・ミントン
ジョン・レグイザモ(男優)ヴァル・ヴァレンツェラ
マイケル・ペーニャ(男優)マルティネス
ボブ・ガントン(男優)セシル・ドブス
フランシス・フィッシャー(女優)メアリー・ウィンザー
ブライアン・クランストン(男優)刑事 ランクフォード
マルガリータ・レヴィエヴァ(女優)レジー
ペル・ジェームズ(女優)ローナ
シェー・ウィガム(男優)コーリス
マイケル・パレ(男優)刑事 カーレン
音楽クリフ・マルティネス
撮影ルーカス・エトリン
製作シドニー・キンメル
ゲイリー・ルチェッシ
トム・ローゼンバーグ
ライオンズ・ゲート・フィルムズ
配給日活
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💬口コミ一覧

34.別れた妻子、敵対する警察側、裁判所の職員、お抱えの運転手に、いかにもヤバそうな暴走族。主人公ミックが彼らと話す言葉には心に十分な余裕があり、テンポがあり、粋でさえある。ウケ狙いのジョークを飛ばすことなく自然に口にのぼるセリフばかりだが、これほど惹きつけられる会話も珍しい。また勝つためには依頼人相手でもコンゲームを挑み、暴力をも辞さないが、社会的に弱い者、はみ出し者、有色人種をかまわず対等に話すミックがふところ広くて頼もしい。彼らもまたミックに力をかし、そうした相互扶助の痛快さがいっそう話を面白くしている。松田優作主演ドラマ「探偵物語」の〝bad city〟の雰囲気をちらっと思い出した。
tonyさん [インターネット(字幕)] 10点(2015-01-04 23:14:42)
👍 2
33.ネタバレ ○最近贔屓にしているマシュー・マコノヒーだが、今作のはまり具合は相当なもの。○二転三転するストーリーも見応えがある。○こういう役の印象がないライアン・フィリップの出演も良し。
TOSHIさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2015-01-04 16:06:14)
32.ネタバレ  最初はいけ好かない感全開の悪徳弁護士ミック。こいつとは仲良くなれないぜーっと思っていたら、実は正義感が強くて家族思い。このギャップは魅力的。いやー、かっこいいですわー。
 さあ、今回の依頼人はマジでとんでもないサイコパス。しかも金持ちの息子。狂気と財力を兼ね備えた最悪の依頼人。そうとは知らず金づると思い込み弁護を引き受けてしまうミック。
 で、この映画が面白いのは、だいぶ早い段階でこのサイコパスが自ら犯人だとばらしてしまうこと。
 ミックはルイスが犯人だとわかったうえで、彼を無実にするよう弁護しなければならない。そこでミックは暴行で起訴されたルイスを無罪にしつつ、別件の殺人でルイスを逮捕させるという離れ技をやってのける。更にはルイスがいったん釈放されることまでわかったうえで、追撃の手を緩めない。奥の手というか禁じ手というか、マル秘お助けキャラバイクマン召喚。サイコパスを袋叩き。こんなにスカッとすることあるでしょうか。
 まさに蛇の道は蛇。悪を以って悪を制す。防戦一方からの逆襲劇。手に汗握るスリリングな展開。いろんな伏線が次々と張られては次々とつながっていくのが快感。いや、これはもう脚本が面白いのでしょう。脇に配置した人物たちもみな一様に活躍していい仕事しています。
 相棒の犠牲、自分のせいで服役させてしまった無実の人への謝罪、この辺だけがちょっとしこりとして残りましたが、痛快娯楽ダークヒーローものとして大変完成度の高い名作かと思われます。
たきたてさん [DVD(字幕)] 8点(2022-04-03 23:30:52)
👍 1
31.ネタバレ 面白かった。
ガメつい弁護士と思わせといて、意外に純。
だから彼の周りには魅力的な人物が集まる。
フランクも、運転手も、ハーレー乗りの軍団も、別れた妻も無駄のない配役。
そしてストーリーも法定物として納得の出来。
マシュー・マコノヒーって、こういうちょっとヤサグレ気味でいいやつっていう役がハマる。
いや、いい映画。
roadster316さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-03-14 20:36:38)
30.マシュー・マコノヒーが演じるミック・ハラーというキャラクターが実に魅力的です。手練手管で金をせしめる悪党の一面と、弁護士として真摯に職責を全うしようとする正義の顔を併せ持つ男。どちらが表とか裏ではなく、どちらもミックという人間の正面と考えます。非の打ちどころのない極悪人も、聖人君子もそうそう居ません。ミックは実に人間らしく、そして弁護士らしく、損得勘定を忘れず良心と相談しながら、難局に立ち向かっていきます。感情移入するに足る器量を持った人物でした。イメージ的には少しハリー・キャラハン刑事と重なるかもしれません(細身でヤサ男なルックスも含めて)。展開はスリリングですし、カタルシスも十分。脚本は非常に良質でした。ちなみにミックに対抗できる日本人弁護士だと古美門研介(『リーガル・ハイ』)になるのかな。うーん、タイプは違うけどどちらも素敵。それにしても動く車内で仕事をして酔わない体質は羨ましいです。
目隠シストさん [インターネット(吹替)] 8点(2021-01-01 00:00:01)
👍 1
29.これはおもしろいな。
主人公が弁護をする相手が「まさかの」
相反する正義と職務を全うしながらも、信念を貫く男の姿。
シナリオが良く出来てて、テンポも良いから目が離せない。
観終わった後もスッキリできるいい映画。

逆タイトル詐欺の傑作。
タイトルのチープさを鵜呑みにせず観るべし!
愛野弾丸さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-06-10 21:49:25)
28.ネタバレ ストーリ展開がスムーズで非常に見心地がよく、満足度が高い作品。主役の弁護士が魅力的に描けていて、物語前半で丁寧に拝金主義で下世話な姿を描きながら、中盤で悪役である依頼人が実は過去の依頼人を陥れ、自分もまんまと騙されて司法取引で無実だったその男に無理やり罪状を認めさせ服役させてしまったことに気づく。そして、そのことを悔いて、全力で悪役である依頼人を逆にお縄にしようと司法のテクニックを駆使して奮闘する。実は職業倫理に篤く正義感の強い熱い男だったことを描いていく。そのシフトチェンジも自然で演出も実に手堅い。見終わった後の感興も決して安っぽいウェルメイド・ハッピーエンド的なB級作品に堕さない品格があり、非常に質の高い娯楽作品だと思う。
エリア加算さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-06-10 18:27:14)
👍 2
27.面白い!

法廷物は潜水艦映画と並んでハズレが少ないジャンルだと思いますが、この映画もその期待を裏切りません。
というかこれ、法廷物というよりヒーロー物に近いです。

金になる事件を探してリンカーンで裁判所を回る怪しい弁護士。汚い事もやるし金にもうるさい。
刑事にも嫌われてる。
乗ってるリンカーンのナンバーはNTGUILTY。
しかしほんとの悪は絶対許さない。

ってな感じで、この映画の構図は法廷を舞台にしたダークヒーロー物のそれです。
マシュマコノヒーは非常にハマってます。

シナリオの細かい伏線と回収は精緻だし、いやな奴はちゃんと負ける。
だから観た後に爽快感がある。
これぞ正しくヒーロー物です。

そしてこういう映画にかかせない小粋なパートナー。この映画では運転手ですな、彼がいい味だしてます。

変な前知識をもたずに観ていただけると吉です。
あばれて万歳さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-05-17 14:19:24)
👍 1
26.ネタバレ 出だしのマシュー・マコノヒー扮する弁護士の様子に騙されました、色々な軽くいなしてきたような弁護してきた事件が、すべて主題の事件に結びつくという伏線が、回収されて、最後上手く持って行くのは良い。しかし、死刑にしたい真犯人を弁護士しなればいけないというジレンマを難しくせずに、エンタテイメント性を持ちながら、ある解決をさせたのは、面白い映画でした。
minさん [DVD(字幕)] 8点(2013-11-19 21:18:08)
25.ネタバレ マイクル・コナリーという作家は知らなかったけれども、この映画を観て原作を買いました。リンカーン弁護士、シリーズでやってほしい。登場人物みんなキャラがたっていて、エンターテイメントだけれど後味がいいというか、まだまだ観たいと思う映画でした。運転手のアールも助手のフランクも元妻のマギーも、検事、刑事、女性の助手、情報屋DJにいたるまでものすごく存在感がある。容疑者のライアン・フィリップも不穏な感じがよかった。後の出演作に影響しないかしらと心配してしまった。続けて2回観てしまいました。個人的にはマリサ・トメイがかっこかわいくてすき。こういう映画、ありそうでなかなかお目にかかれないのでわたしには貴重な映画です。
はちかつぎひめさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-10-24 19:18:15)
👍 1
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24.チャラい映画だと高を括って観始めると、意外や意外、シリアスで、面白かったです..ラストあたりが、アメリカの司法制度をよく理解していないので、複雑に絡み合う思惑が、すぐに理解出来ないところもありましたが、それでも、堪能出来ました...
コナンが一番さん [DVD(字幕)] 8点(2013-02-11 14:31:21)
23.ネタバレ 高級車を乗り回し、その中をオフィスにしているという破天荒な弁護士を想像させるが、その設定は映画ではあまり強調されず、いたってまともな敏腕弁護士像が描かれる。しかし小説が原作という脚本はよく練られており裁判の最後の最後までどう決着が付けられるのか予断を許さない。主人公に自分が真犯人だと示唆する依頼人だが、日本では馴染みのない「秘匿特権」(観賞後急いでググったw)に縛られて依頼人に不利な弁護をする事の出来ない主人公のジレンマが法廷での緊迫したやりとりと共にテンポよく描かれる。事前に打っておいた布石がピタリとはまった法廷での結末は、主人公と同じジレンマにイライラしていた視聴者をスカッと爽快にさせること間違いない。好み40/50、演出13/15、脚本14/15、演技7/10、技術7/10、合計81/100→8/10点
chachaboneさん [映画館(字幕)] 8点(2012-07-17 22:24:32)
22.過去の事件で有罪にする件は無理筋なようですが、練られた脚本でテンポ良く進む展開に押さえ込まれ、清濁併せ呑むマシュー・マコノヒーのキャラに惹き付けられた良作です。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2024-10-22 12:06:41)
21.ネタバレ 法廷モノの娯楽サスペンスとして良く出来ていると思います。
人物が多めで細かく絡んでくるわりに観易かった。脚本が上手く整理されているからでしょう。
M・マコノヒーの「叩き上げだけどダンディ」な魅力が本作に適役ですし、戦術がぴたぴたとハマっていく快感は法廷モノならでは。
面白く観られたし、脇役も手堅い。ライアン・フィリップを除いては。ライアンはもう少しがんばれ。役柄を咀嚼しきれていない感じ。究極のクセ者役は難しすぎたか。サイコがかったシリアルキラーという感じ、全然しないもん。ただのライアン・フィリップなのでした。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-09-17 21:53:23)
20.面白い。主人公に魅力があるし、犯人や相棒、運転手などもしっかりしたキャラクターで良かった。でもちょっと弁護士としては現実離れし過ぎかな。
nojiさん [インターネット(字幕)] 7点(2020-10-21 22:40:59)
19.ネタバレ 暴行罪で起訴されている資産家の弁護を請け負った主人公
序盤は無罪なのか有罪なのかがわからず、情報や判断材料を集めていく
中盤で犯人だということ、更に過去に自分が無実の人間を諭し、有罪にしてしまった事件の真犯人であることが発覚

序盤は何かと金にがめつく、悪いことにも手を染める弁護士なのかと思わせて
実は正義感が強く、職業倫理がしっかりしているようなシーンを散りばめ、
相棒が殺された後も弁護士としての立場を全うしながら、更なる一手で悪を征す 展開の仕方が非常に上手いと思いました。

余計なシーンもほとんどなく、主人公から悪役まで全員の演技も素晴らしい
ラストまで気持ちいい終わり方で締められており 良い作品でした!
メメント66さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-09-28 00:46:46)
👍 1
18.ネタバレ 期待せずに見たせいかかなり楽しめました。これ明らかにタイトルで損してますね。「リンカーン弁護士」じゃまるで80年代のB級映画かTVシリーズそのもの。

チャラい個人弁護士が実は非常に頭が切れるというのは定番のプロットですが、台詞や動きがいちいち決まっていて実に気持ちが良かったです。とにかく主人公がハマり役。もちろん他のキャスティングも違和感なく非常に的確で、肝の座った運転手、過去に親密だったであろう検事、二癖はありそうなメキシコ系の金貸屋、元刑事風情の相棒、いかにも胡散臭い七光りの若造、強面の暴走族などなど見所満載です。まあ、マリサ・トメイの年増具合がちょっと気になりましたが、それ以外は理想的な配役で役のバッティング(渋滞)もなく非常にスッキリしていたのはお見事としかいいようがありません。

メインストーリーのミステリー部も非常によく練られていて、二転三転するストーリーには本当にハラハラさせられます。有罪だと分かっている依頼人に対してどのような手法でひっくり返すのかが気になって目が離せませんし、更に自分が過去に担当した冤罪事件の真相も絡まってきて、重すぎず軽すぎない絶妙なストーリーに仕上がっています。また、アクションを主人公が担当しなかったのも正解で、顔が広いおかげで暴走族が加勢してくれるシーンなども非常に分かり易く、アクションシーンにリアリティを持たせると同時に伏線の意味合いもあって素晴らしかったです。

ただ、、鑑賞後3日経ってレビューを書こうとすると途端に熱が冷めており、やはりこの映画も「見たら忘れる系」の典型なのかもしれません。全体的に80年代のTVドラマ風なのもLAの雰囲気と合っていて楽しいですので、ぜひ軽い感じで鑑賞してみてください!(個人的にリンカーンのナンバープレートがツボでした)
アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-04-17 13:17:55)
👍 1
17.ネタバレ マシューを20数年ぶりに見た。評決の時以来。その時の印象が強く、この映画の前半はダーティな弁護士役だったが、いつか悪人を退治する弁護士に変化するだろうと思ってしまった。20数年ぶりに見たが、彼はやはり善人が似合う。
yoshi1900olololさん [インターネット(字幕)] 7点(2019-12-01 23:33:45)
16.とてもおもしろかった。タイトルがダサくて残念、と思ったら原題のとおりなのね。さらに残念。
センブリーヌさん [インターネット(字幕)] 7点(2019-02-08 23:54:51)
15.面白い。

主人公のちゃらけた感じが、
事件の複雑さを良い意味で間延びさせている。

いわゆる「できる」弁護士が、
しかし、無罪の被疑者を有罪としてしまう怖さを抱えながら、
極悪な嘘をつける被疑者の弁護を担当する。

2度、登場する荒くれ者との絡みも良い味を出しており、
自分が信じきれるところまで、調査をし、
その結果ですよ、という見せ方がとても楽しめた。
元祖さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-05-23 21:28:42)
👍 1
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 34人
平均点数 7.21点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
512.94%
6617.65%
71544.12%
81029.41%
912.94%
1012.94%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 1.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 2.00点 Review1人

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