映画『レ・ミゼラブル(2012)』の口コミ・レビュー(2ページ目)

レ・ミゼラブル(2012)

[レミゼラブル]
Les Misérables
2012年上映時間:158分
平均点:6.95 / 10(Review 127人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-12-21)
ドラマミュージカル小説の映画化戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2012-11-04)【+】さん
タイトル情報更新(2020-09-22)【S&S】さん
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監督トム・フーパー〔監督〕
キャストヒュー・ジャックマン(男優)ジャン・バルジャン
ラッセル・クロウ(男優)ジャベール
アン・ハサウェイ(女優)ファンティーヌ
アマンダ・セイフライド(女優)コゼット
エディ・レッドメイン(男優)マリウス
サマンサ・バークス(女優)エポニーヌ
サシャ・バロン・コーエン(男優)テナルディエ
ヘレナ・ボナム=カーター(女優)マダム・テナルディエ
アーロン・トヴェイト(男優)アンジョルラス
ダニエル・ハットルストーン(男優)ガブローシュ
イザベル・アレン(女優)コゼット(少女時代)
マーク・ピッカリング(男優)モンパルナス
パトリック・ゴッドフリー〔男優〕(男優)ジルノルマン
原作ヴィクトル・ユーゴー「レ・ミゼラブル」(原作小説)
アラン・ブーブリル(舞台版ミュージカル『レ・ミゼラブル』)
クロード=ミシェル・シェーンベルク(舞台版ミュージカル『レ・ミゼラブル』)
脚本ウィリアム・ニコルソン
音楽アン・ダドリー(追加音楽)
作詞ハーバート・クレッツマー
アラン・ブーブリル
作曲クロード=ミシェル・シェーンベルク
編曲アン・ダドリー
撮影ダニー・コーエン[撮影]
ザック・ニコルソン(カメラ・オペレーター)
製作エリック・フェルナー
デブラ・ヘイワード
ティム・ビーヴァン
ワーキング・タイトル・フィルムズ
キャメロン・マッキントッシュ
製作総指揮リザ・チェイシン
配給東宝東和
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
美術イヴ・スチュワート(プロダクション・デザイン)
編集クリス・ディケンズ
録音アンディ・ネルソン[録音]
あらすじ
1815年、ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、19年の服役の末に仮釈放される。仕事もなく老司教(コルム・ウィルキンソン)の銀食器を盗むが、司教の慈悲に触れて彼は改心する。1823年、工場主として成功し市長になった彼は、娘を養うため極貧生活を送る元従業員のファンテーヌ(アン・ハサウェイ)と知り合い、幼い娘・コゼット(イザベル・アレン)の面倒を見ると約束する。ある日、バルジャン逮捕の知らせを耳にした彼は、法廷で自分の正体を明かしてしまう。
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💬口コミ一覧

107.僕は日本で上演されたレ・ミゼラブルしか観劇したことがなくて、日本公演のライヴ盤CDを聴き倒してたので、オリジナルの歌詞がちょっと新鮮な感じで良かったです。
冒頭からバルジャンの囚人番号がに~よんろくご~さ~ん♪じゃなかったりして、なんだか本場のミュージカルを観劇してる気分に浸れました。
内容的にはほぼ忠実に映像化されていて、ファンには堪らない仕上がりです。
再現できてないのは舞台特有のきな臭い火薬の匂いくらいでしょうか。
ちょっと気になったのは、ストーリーの進行上欠かせない伏線の張り方があっさりしてる点で、指輪の件なんかは見落としそうなくらいさらっと流されてましたね。
あれを見落とすとラストの盛り上がりの理由が意味不明になってしまいそうで心配になりました。
予備知識があることを前提にするなら何の問題もないのかも知れないけど、この劇場版で初めてレ・ミゼラブルを体験する人にとってはちょっと不親切な構成なのかも。
あと、エポニーヌの出番もやや改変されていて、手紙の件が舞台とはちょっと違います。
尺的にも短くあっさり描かれている印象でON MY OWNがいまいち盛り上がらなかったのが残念。
エポニーヌの活躍だけを考えた場合、これは改悪だったとしか言い様がない。
でも、その分だけガヴローシュの出番は増えてるので、その後のジャヴェールとの絡みは来るものがありました。
ジャヴェールやマリウスの苦悩も確りと描かれていて、贖罪や革命といった側面の深みは増していると感じます。
多くの人物が登場する群像劇なので、誰に重点を置くかは悩ましい問題なのかも知れませんね。
トータルで考えるとこの構成もアリだと思うけど、エポニーヌが大好きな僕としてはマリウス、コゼットを交えた三角関係に重点を置いたラブストーリーバージョンの映像化もあったら嬉しいなと思ってしまいました。
上演時間も舞台と比べて少し短くなってるようだけど、限界ギリギリまで泣く泣く削って158分ということなら、DVD化の際にはカットシーンを全部盛り込んだ完全版なんてのも期待したくなる。
まあ、大好きな作品だけに細かな不満はどうしても出てくるけど、ほぼ忠実な舞台の映像化に成功したという点は大いに評価されるべきだと思います。
もとやさん [映画館(字幕)] 9点(2013-01-01 22:21:32)
👍 1
106.ネタバレ 『レ・ミゼラブル』は小説では私の人生のベスト、ミュージカルも非常に好きな作品でありますので、とてもとても客観的な視点での評価ができないことをお許し下さい。
まず私は『レ・ミゼラブル』だけは映画化できないと思っていました。なぜなら昔からミュージカル映画とは歌と踊りがセットになっているものです。それに対して『レ・ミゼラブル』は殆どの会話が歌のみで進み、正直画的なダイナミズムは無いと言わざるを得ません。会話が歌で進むというのは全編が歌ばかりになってしまい印象が平板になってしまう恐れすらあります。しかし今回の映画化はミュージカルファンに大変人気の高い「夢やぶれて」「星よ」「民衆の歌」「オン・マイ・オウン」等で最大限に盛り上げ、場面のつなぎのような曲は演出も控えめになっています。監督がこの長大なミュージカルに思い入れがある(もしくは勉強している)ことが本当に良く分かります。
多分作品に思い入れがあるんだろうなと思うところは、原作小説の有名な挿絵とそっくりな画にしている場面がたくさんあることです(日本版では岩波文庫で見れます)。普通ならこんなところまで気を回さないはず。ファンとしては最高の映画化と言わざるを得ません。
各場面の演出はトム・フーパー監督らしく丁寧かつオーソドックスという感じで、ジャベールが「星よ」を歌い上げるシーンでは力と正義の象徴である鷹の石像が映り込んでおり、その後ジャベールの最期では同じ状況にも関わらずもう鷹の石像はおらず空も曇天に包まれていることで彼の絶望を表している。オーソドックスで面白みがないという人も沢山いそうですが、私はだからこそ観客の心にも響く演出だったと感じました。
歌唱力ではアン・ハサウェイ、ラッセル・クロウ、サマンサ・バークスの三人がとにかく素晴らしかったです。彼らの苦悩を絞り出すような声の表現力は流石というしかありません。劇中最高のクソ野郎テナルディエ夫妻を演じたサシャ・バロン・コーエンとヘレナ・ボナム・カーターも観ていて非常に楽しかった。
最後に、この『レ・ミゼラブル』がこの混迷の時代に映画化されたことには大変意味があると思います。このストーリーの核は至極単純、「他人を慈しみ、清く正しく生きろ」ということ。不誠実がまかり通っている現代に誠実の風が吹くことを心から願います。それこそが原作者ヴィクトル・ユゴーが一番民衆に望んだことなのですから。
民朗さん [映画館(字幕)] 9点(2012-12-30 12:01:25)
👍 2
105.子供の頃原作を読んで感動したので今回の映画化は非常に楽しみにしていました。ただミュージカル映画は苦手なので心配しつつ映画を鑑賞しました。オープニングでいきなり始まる合唱ですごい違和感を感じたもののだんだんと慣れてきて後半ではむしろ普通にしゃべってるシーンで「あれ?今普通にしゃべってた!?」ってくらい馴染みまくりw鑑賞してみてレ・ミゼラブルはすばらしい作品だなと再確認できました。ちり紙を片手に隠し持っておいて良かった。いい感じで泣けました。というか冒頭の主人公が牧師に声を掛けられるシーンでいきなり涙ウルウル。自分でエッ?もう!?ってなりましたwそっからはもうことあるごとにウルウルでした。若干気になったのはどアップ連続な部分。映像的に飽きてきます。あともうちょっと話に自然さを入れて欲しかったです。
Dry-manさん [映画館(字幕)] 9点(2012-12-30 09:44:51)
👍 1
104.台詞のほとんど全てが歌になっているミュージカル大作。見応えがありました。

台詞が歌になっているため、台詞の途中で一息入れるといった感情表現は出しづらいですが、人生の喜びや悲しみを表現するキャストの歌唱力や歌いながらの表情の演技が素晴らしかったです。時には壮大に、時には柔らかに、子どもが歌うシーンではまた曲調が明るく変わり・・・といった音楽も素晴らしかった。

皆が一体となって歌うシーンでの迫力ある歌声に圧倒されるとともに、音楽や歌、歌声の持つチカラに心から感動しました。

平日の昼間にもかかわらず大勢のお客さんが席を埋めていましたが、エンドロールが始まっても皆が作品の余韻を共有するように席を立つ人がほとんどいなかったのが印象的でした。
とらやさん [映画館(字幕)] 9点(2012-12-27 17:13:04)
👍 1
103.ネタバレ 同ミュージカルのファンとしては客観評価が難しいが、ミュージカル版と同じく全て「歌」で物語を進行させ、その全てをライブ録音したというフーパー監督のこだわりのおかげで、全く不満のない作品に仕上がっている。そもそもユゴーの原作は、言うまでもなくその深い精神性、物語としてのスケール感、魅力あふれる多数のキャラクターなど、圧倒的な芸術性をもっているところに、ミュージカルはさらに素晴らしい音楽と娯楽性を軸にそれを再構築し、世界のトップミュージカルとして長年各国で上演され続けている。本作はその観客の大きな期待に見事に応え、さらには初めて作品世界に触れる人にも、そのアウトラインを知る機会を提供してくれたことを評価したい。特に、前半のアン・ハサウェイ演じるファンテーヌ「I Dreamed a Dream」の長回しシーンには、心をわし掴みにされたし、中盤の「One Day More」での高揚感はただものではなく、ラストシーンにいたっては、本作のオリジナルとして感動的なフィナーレを創作しており、エンドクレジットと同時に思わずスタンディング・オベーションをしたい衝動にかられた程だ。通常舞台では役者の細かい表情や感情表現を全ての席から観ることは困難であり、さらにセットの構築や場面展開にも限界があるが、本作はそういったミュージカルの限界を映画という手法で見事に打ち破り「レ・ミゼラブル」の新しい地平を観客に提示してくれた。ヒュー「バルジャン」が後半になるにつれ「ウルヴァリン」とイメージが重なってきたりもしたが(笑)、それはご愛敬。1年を締めくくり、新しい年を迎えようとするこの時、素晴らしい作品を鑑賞できた事に、製作スタッフとキャストに深い感謝の意を表したい。
田吾作さん [映画館(字幕)] 9点(2012-12-25 14:14:17)
👍 2
102.全身全霊で歌いあげられる美しいメロディーの数々。音楽の豊かさを堪能することができました。力作です。
藤堂直己さん [映画館(字幕)] 9点(2012-12-24 16:46:33)
👍 1
101.ネタバレ ヴィクトル・ユゴーの大ファンなので、ミュージカル版の映画化ということで非常に楽しみにしていました。
配役にはいささか疑問がありましたが……ラッセル・クロウがジャベール?バルジャンじゃなくて?ヒュー・ジャックマンがバルジャン?ジャベールじゃなくて?アマンダ・セイフライドがコゼット?ファンティーヌじゃなくて?アン・ハサウェイがファンティーヌ?コゼットじゃなくて? みたいな(^^;)
しかしアンのファンティーヌは迫力があってとても良かった。ヒューも美声で熱演でとても良かった。ラッセルも案外いい声で良かった、が、マキシマスがあんな学生に捕まっちゃうわけがないと思ったのは私だけではないでしょう。最後の身投げにしても、なんていうか雄々しい(笑)そしてアマンダ嬢は歌も上手で可愛いけれども出番が少ない……。歌が多く長いから仕方ないのだけれど、いくつかカットされた曲があってちょっと残念でした。エポニーヌの扱いもちょっと軽いし、勿体ないなあと思う場面もあるのだけど、でもミュージカルのファンも納得のよい映画になっていたと思います。久々に襟がぐっしょぐしょになるくらい泣いてしまいました。サントラ買おうっと。
kiryuさん [映画館(字幕)] 9点(2012-12-22 22:32:29)
👍 1
100.ネタバレ  リチャード・ロジャースが、何作もブロードウエイを賑わし、バーンスタインが『ウエストサイド』を作曲し、やがてロンドンから新しい才能が芽吹いた時代。評判の舞台は次々と映画化されて、数々の演者で楽しめた。そんなミュージカルの黄金時代と人生の最盛期を同期していた人たちを、羨ましいと思っていたことがあった。
 しかし今、我々は遂に『レ・ミゼラブル』を手に入れた。私の時代のミュージカルファンにとって、これと『オペラ座の怪人』は、間違いない最大級の収穫と言っていいだろう。それが遂に映画で見られるようになった。ミュージカルファンとしては、これは評価をする映画ではない。祝福する映画だ。

 細かいところ、不満が無い訳ではない。個人的にはシャウトや泣きによって、音を外す歌い方は嫌いだ。だから『夢破れて』は、もうちょっとしっかり歌って欲しかったりもした。エポニーヌの活躍が減らされて、彼女の死の場面のタメが若干軽くなった。最後の出番もその他大勢扱いだし。
 また、他の人の部分で、明らかにキーの違う歌い合いの場面もあった。
 それに作詞のクレジットはやはりブーブリルで、あくまでクレッツマーは、訳詞とするべきだろう。エンドクレジットの、メドレー曲は、あんな各曲をフェードで繋いだようなものじゃなく、ちゃんとした楽曲を作って欲しかった。

 しかし、そんな事は全然OKなのである。私が今まで見てきた、何人ものバルジャンたちに、新たな個性が加わった、そのことが嬉しいのだ。
 波乱に富んだバルジャンの人生を、最後に神が祝福したであろうように、長いこと待ったこの映画を、私は祝福する。
Tolbieさん [映画館(字幕)] 9点(2012-12-22 00:12:36)
👍 3
99.ネタバレ あまりミュージカルは得意ではないものの、エディ・レッドメイン目当てで鑑賞。レ・ミゼラブルのあらすじはなんとなく知ってたもののちゃんと見るのは初めて。まあ今更ストーリーどうこういう作品ではないと思いますが、ラストの「行きましょう、二度と鎖につながれぬ所へ」の逃亡後もずっと鎖に繋がれ続けていたジャン・バルジャンの心がようやく解放され、民衆の歌へ続く流れはグッときました。ラッセルクロウの歌声は味があっていいですね。ヒュー・ジャックマンをメル・ギブソンに何度も空見してしまいました(笑)
映画大好きっ子さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-05-16 00:38:39)
98.舞台版を見ている側も飽きさせない、舞台では表現できないことが、沢山あるので楽しめます。
ゆっきーさん [DVD(字幕)] 8点(2018-04-21 21:47:45)
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97.「パンを盗んだジャンバルジャン」くらいしか知らなかったレ・ミゼラブル。ミュージカル作品であることと長さで敬遠していた宿題作をやっと鑑賞。なんとも豪華な出演陣。しかしながら全編歌ものなのは個人的には苦手。ただそれを凌駕する作品の力強さに感服。良かったです。
kaaazさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-05-07 00:46:26)
96.劇場で初めて観た時の衝撃が大きく、その後繰り返し観たり、数か月に渡りサントラを聴き込んでいたら、興奮も落ち着いてきました。一般人をミュージカルの世界にいざなう事の出来る、貴重な映画だと思います。ラッセル・クロウは酒を飲んで女を殴ったり、弱い者をいじめそうなイメージがあるので、彼のジャベール役はどうも馴染めませんでした。コゼットちゃんは育つの禁止です。
DAIMETALさん [映画館(字幕)] 8点(2014-08-17 07:21:34)
😂 1
95.アンハサウェイの演技がとても良かった。ゆめやぶれて、でグッときました。が、スーザン・ボイルよりは説得力に欠けます。
ギニュー隊長★さん [DVD(字幕)] 8点(2013-09-14 23:49:32)
94.アンハサウェイの演技と歌に泣いた。
ワカサさん [DVD(字幕)] 8点(2013-09-14 23:37:45)
93.とても有名で大好きな物語ですが、ミュージカルは見ていませんでした。そういう見地からの感想は、ストーリーの運びが雑だなあ、ということです。それは唄に時間を割かねばならないからしょうがないのかもしれません。
また、ミュージカルの好きなぼくとしては、アップばっかりでつまらなかった。ソロだからといってもその人だけに寄り切らなくてもいいと思うのです。
……大きく言って、その2点が不満でした。

しかし、唄を同録で録るという手法は画期的でした。
その知識はなく見たのですが、見ていて普通のミュージカルと違うこの感じはなんだろう?と思い、みな口パクではなく実際に歌っていることに気づいた時には鳥肌が立ちました。口パクではなく生で歌うことが、これほど唄の感情を伝えるとは思いもしませんでした。映画では技術的にそれは今まで困難だったし、映画でもMVでも口パクが普通のことと思っていました。この映画は、ミュージカル映画にまったく新しい次元をもたらしたと思います。
ととさん [映画館(字幕)] 8点(2013-03-25 03:36:48)
👍 1
92.普段ミュージカル映画は観ませんが鑑賞後の後味の良さは最近見た中でも一番でした。とてもさわやかな気分にさせてくれる映画でした。
ポン太氏さん [映画館(字幕)] 8点(2013-03-16 13:04:36)
👍 1
91.ネタバレ 全編に渡ってセリフを全て歌にのせてるのには驚いた。話もわかりやすく、なにより歌の素晴らしさに感動させられっぱなしでした。
しっぽりさん [映画館(字幕)] 8点(2013-03-15 16:49:12)
👍 1
90.ネタバレ 原作未読で観ました.ファンテーヌとコゼットの2人が素晴らしい.ラッセルクロウも,皆さんの評価は良くないようですが,個人的には気に入っています.
急に市長になったり,展開について行けない部分が多かったことは確かですが,それが気にならないほど映像と歌に引き込まれてしまいました.
Dreamed a dreamのシーン,Bring him homeのシーン,ラストのコゼットが「You will live! Papa! You are going to live!」と歌うシーンの3回,鳥肌が立ち,涙しました.原作を読みたいと思いました. 2ルームで交互の上映ということもあって,映画館で1人(シアタールーム内に1人)で観ました.ちょっとラッキーでした.
urslaさん [映画館(字幕)] 8点(2013-02-11 23:46:19)
👍 1
89.ネタバレ ◇ミュージカルとはいっても、すべてセリフが歌になっていると思っていなかったので、ちょっとびっくりしながら見始めたものの、だんだん違和感がなくなって、最後にはちゃんと感情移入できてよかった。◇ミュージカルって、ストーリーや出演者の心情をちゃんと説明してくれるから理解しやすくて便利だなぁ、と改めて実感。◇「あゝ、無情」の世界観が、映画だからこその臨場感で表現されていて、見る価値ありました。ジャンバルジャンの最後、フォンティーヌの歌、文句なしに感動。◇余談ですが、ラッセルクロウが(役作りで太ったせいか)タカ&トシのタカに見えてしまい、若干集中力をそがれたのが残念。
ハクリキコさん [映画館(邦画)] 8点(2013-02-11 11:09:44)
👍 1
88.ネタバレ お断りしておきますがミュージカルファンです。東宝で2度観たことがあるけど、とにかくエポニーヌの「on my own」が大好きで。案の定、映画でもこの曲がらみの前奏が聞こえただけで目からは勝手に涙が大量に(もう条件反射)。隣の人は引いてるだろうな~と思いつつ、体震わせて全編ほぼ泣いてました。でもこの涙は映画によってもたらされたものではなく、私にとっては「最高に完成された音楽」のせい。たとえ目をつむっていたとしても、自分は同じくらい号泣していただろう自信があります。ここからが映画の感想になるのですが、当たり前のことながら、やはり映画は生々しかった。生々しいことの良さが、冒頭のシーンや下水道のシーン、ラストのシーンで感動となって降ってくるんだけど(パリの雰囲気や下水道の中なんて、自分の想像力を遥かに超えていた。素晴らしい!)、生々しいことの辛さの方が今回多かった。「革命」ということを、自分の中で美化しすぎていたというか。死体を累々と並べられ、子どもが光を失った目を開けたまま放置されている。革命って、人が死ぬって、こういうことなんだと、舞台ではオブラートに包まれていた部分がすごく生々しく迫ってきました。でも、舞台では決して伝えきれないことを伝えている、という面では、完全ミュージカル形式の映像化、という試みは成功しているのではないでしょうか。とにかく原作に力がある。音楽に力がある。そして主演クラスの男優女優の歌もそこそこ成功している。一度は観て、そして舞台に観に来て、と言いたくなる作品です。
ゴールドベリさん [映画館(字幕)] 8点(2013-02-05 20:36:21)
👍 1
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 127人
平均点数 6.95点
000.00%
110.79%
221.57%
332.36%
486.30%
51310.24%
62116.54%
72418.90%
82721.26%
91814.17%
10107.87%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.75点 Review4人
2 ストーリー評価 7.57点 Review7人
3 鑑賞後の後味 7.55点 Review9人
4 音楽評価 7.44点 Review9人
5 感泣評価 6.37点 Review8人

【アカデミー賞 情報】

2012年 85回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ヒュー・ジャックマン候補(ノミネート) 
助演女優賞アン・ハサウェイ受賞 
オリジナル主題歌クロード=ミシェル・シェーンベルク候補(ノミネート)"Suddenly"作曲
オリジナル主題歌ハーバート・クレッツマー候補(ノミネート)"Suddenly"作詞
オリジナル主題歌アラン・ブーブリル候補(ノミネート)"Suddenly"作詞
音響賞アンディ・ネルソン[録音]受賞 
美術賞イヴ・スチュワート候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞 候補(ノミネート) 
メイクアップ&ヘアスタイリング賞 受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2012年 70回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 受賞 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ヒュー・ジャックマン受賞 
助演女優賞アン・ハサウェイ受賞 
主題歌賞アラン・ブーブリル候補(ノミネート)"Suddenly"
主題歌賞ハーバート・クレッツマー候補(ノミネート)"Suddenly"
主題歌賞クロード=ミシェル・シェーンベルク候補(ノミネート)"Suddenly"

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