映画『イギリスから来た男』の口コミ・レビュー

イギリスから来た男

[イギリスカラキタオトコ]
The Limey
1999年上映時間:89分
平均点:5.58 / 10(Review 45人) (点数分布表示)
公開開始日(2000-08-19)
アクションドラマサスペンス犯罪もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2017-07-09)【イニシャルK】さん
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監督スティーヴン・ソダーバーグ
助監督グレゴリー・ジェイコブズ〔助監督〕(第1助監督)
キャストテレンス・スタンプ(男優)ウィルソン
レスリー・アン・ウォーレン(女優)イレイン
ルイス・ガスマン(男優)エドゥアルド(エド)・ロエル
バリー・ニューマン(男優)ジム・エイヴリー
ジョー・ダレッサンドロ(男優)アンクル・ジョン
ニッキー・カット(男優)ステイシー
ピーター・フォンダ(男優)テリー・ヴァレンタイン
メリッサ・ジョージ(女優)ジェニファー・"ジェニー"・ウィルソン
ビル・デューク(男優)麻薬捜査局のチーフ(ノンクレジット)
金内喜久夫ウィルソン(日本語吹き替え版)
麻上洋子イレイン(日本語吹き替え版)
石住昭彦エドゥアルド(エド)・ロエル(日本語吹き替え版)
佐々木敏ジム・エイヴリー(日本語吹き替え版)
斎藤志郎(日本語吹き替え版)
菅原淳一(日本語吹き替え版)
志村知幸(日本語吹き替え版)
出演ジョージ・クルーニー本人役(カーカイヴ映像)(ノンクレジット)
脚本レム・ドブス
音楽クリフ・マルティネス
撮影エドワード・ラックマン
製作ジョン・ハーディ[製作]
配給ザナドゥー
特撮シネサイト社(視覚効果)
その他ケン・ローチ(special thanks)
あらすじ
筋金入りの泥棒ウィルソンは、度重なる刑務所暮らしで一人娘のステイシーに淋しい思いをさせてきた。出所したウィルソンは、ステイシーが急死したことを知り、彼女が暮らしていたLAにやってくる。ステイシーの死因を突き止めようと、無謀な行動を重ねるウィルソンだったが、ステイシーの恋人音楽プロデューサーのテリーが怪しいと睨み…奇才ソダーバーグ監督によるバイオレントサスペンス。テレンス・スタンプ演じる乱暴な親父の破天荒ぶりが楽しめます。
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💬口コミ一覧

45.後悔が人を暴力に走らせることもある。そんな映画です。でも、その暴力は少しだけ見た真実によって沈静化してしまう。テレンスタンプが帰りの飛行機の中で隣のおばさんに「なんでアメリカに?」って聞かれたとき、全然違うデタラメに少しだけ真実を(10年という期間と娘に合いに行く)いれて話した時、実はこの映画はかなり奥が深いってことを知りました。
セクシーさん 10点(2003-02-11 04:44:52)
44.テレンス・スタンプの細い肩に反比例するハードなアクション?が素敵です。かっこいい・・・。監督のデビュー作の次に好きな作品です。ギトギトしてないところが素敵です。やっぱり紅茶の国の人だから。
きなこ餅さん 9点(2003-11-06 23:36:21)
43.ソダーバーグは、テレンス・スタンプの魅力を把握しすぎ。過去のフィルムの使われ方があまりにも効果的。切なく美しく仕上がっていて最高の作品。
リコシェ号さん 9点(2003-02-11 21:12:33)
42.ネタバレ これはヘンリーフォンダにあんなことまでさせて、が勝因でしょう。笑えるよー。もちろんテレンススタンプは不自然さ全開でがんばっている。オープンカーで髪をなびかせながら、くりっくりっと笑顔で振り向き続けるフォンダに大爆笑。俳優さんとして、突き抜けている。「ソラリス」と違って、楽しめる作品。ここでは「たけし」の影響が濃厚ですな。
パブロン中毒さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-17 20:50:09)
41.ネタバレ 主人公が暴力的なジイサンという意表をつく設定のハードボイルド。失踪した実の娘を捜して寂れた倉庫街の怪しい会社であれこれ尋ねてフクロ叩きにされると、ちっこいピストル持ってとって返して全員撃ち殺す。キレたジイサンが年季の入ったプロの犯罪者だというコワさ。ピーター・フォンダは、1960年代70年代のカウンターカルチャーブームで偶然成り上がった安手の音楽プロデューサーにぴったり。ドンパチすれば勝負は見えてるんだが、そんなヤツに勝ったってむなしいというヤクザな老父の娘を思う気持ちが切ない。年寄りが観るべき渋い映画。
哲学者さん 8点(2004-06-14 11:29:12)
40.私もソダーバーグの映画は好きになれないけど、この映画は別格。凝りに凝った編集スタイルを駆使して、殺伐とした主人公の行動が機敏に描かれている。ストーリー自体は、なんらたいしたものではなく、娘は殺されたのでは?と思っているイギリス男が単身、アメリカで真相を探るだけの話し。でもそんな平坦なストーリーもソダーバーグの語り口の良さが乗り切ってしまう。逆に言えば、ソダーバーグの映画にはそんな複雑なシナリオはいらないような気がします。
チャーリーさん 8点(2002-04-06 22:49:44)
39.ともすれば単調なB級リベンジものを、ソダーバーグは様々な工夫(カット割りや時間軸を無視したストーリー構成など)で、味わい深い作品に仕上げたと思う。さすがにクライマックスだけは拍子抜けしたけど。罪を背負った人々が抱えるカルマが痛いほど伝わってきたし、ラストの歌も切なくてよかった。「トラフィック」にも出てくるエド役の俳優(名前忘れたけど(笑))もいいバイプレーヤーだと思う。
びでおやさん 8点(2001-09-20 23:24:44)
38.淡々とした映画だがなかなか。後悔の先には何もないという愛情の物語
RAINFALLSさん 8点(2001-06-10 03:24:29)
37.ネタバレ 倉庫街でボコボコにされるも、すぐにピストル片手に乗り込んでいく暴力ジジイにテレンス・スタンプがハマリ過ぎ。対するピーター・フォンダの何ともいかがわしい清潔さの対比がおかしい(やたらと白い歯を見せたがる)。ソダーバーグは実に2人の「名優」を知り尽くしていると見た。「悪いことをしたら警察を呼ぶわよ!」という幼い娘の叫びが、ラストに響いてくる。あれだけ殺しのイメージトレーニングをしていたのに、結局彼は撃てなかった。娘を死に向かわせたことへの自責の念からか、それとも、娘が男に父親の姿を見ていたからか…。「過去」は「未来」に復讐する。若かりし頃のスタンプは無論そんなことに気づく由もないわけだが。
フライボーイさん [DVD(字幕)] 7点(2010-09-16 21:50:01)
36.ネタバレ まさに編集の妙。映画でなくては表現できない世界を楽しませていただきました。受話器を持った愛する娘の回想シーンをしっかり焼き付けておかないと、夜の海岸でなぜやつを撃ち殺さなかったのかすとんと落ちずに悶々としてしまいます。でもわたしなら、倉庫で悪党に耳元でささやかれた、娘を侮辱する忌まわしい言葉(のはず)を聞かされた怒りのエネルギーはクールダウンせず、海岸で引き金を引いてしまうと思います。受話器を持って愛するものを必死に止めようとする娘の思い出は、独占したいですしね。
karikさん 7点(2004-06-27 23:03:45)
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35.ちょっと殺し過ぎの感は否めないが、私は充分感情移入出来た。自分の知りえないところで、最も愛した人(或いは深く関わった人くらいでも)が、自分のせいで不幸な人生を歩んだのではないか?という思いはかなり辛いものだ。幸せだったのか、不幸だったのか、殺されたのか、事故だったのか、どうしてそうなったのか?この父親の知りたい願望(本当に知りたいだけなのだ)は、そのためなら命さえ惜しくないほど強烈なもので、人間というのはつまりはそういう変なものなのだと、既に中年になった私は思う。この父親の悔恨は、私の胸をかなり打った。若い時見たら、全然分からなかったかもしれない。
大木眠魚さん 7点(2004-06-10 01:49:28)
34.ネタバレ やはりソダーバーグ監督の映像テクニックはこういうシンプルで短い物語で活きる。時系列を追ってしまえば何の変哲も無い平板なストーリーであったろうものを、ここまで入り組ませ魅力的にしているのはさすが。無機質でクールな映像、乾いた暴力と銃声。その中で浮かび上がる主人公の強烈な怒りと愛情。娘の蒼い記憶。男はイギリスからやってきて、自分は見ることのできなかった娘の空白の時間を、そして彼女が確かに持っていた愛情の温もりを感じ、帰っていく。激しいバイオレンスとのコントラスト。カッコいいだけじゃねぇ。胸に染みるゼ。
紅蓮天国さん 7点(2004-03-17 15:05:44)
33.テレンス・スタンプのヤクザな親実っぷりが良いですねえ。派手なアクションなどはありませんが、いい雰囲気を持っています。
tantanさん 7点(2003-07-20 03:07:08)
32.どうも肌が合わないソダバーグ作品。ところがこの作品だけは別。過去と未来を交錯させる編集や印象的なカットの数がスタイリッシュで新鮮でした。私には全体的にS・キューブリック作品的印象を受けました。T・スタンプの復讐を内に秘めた演技もシブかったです。しか~し!殺し屋が終盤であっけなく誤射されたり、警備員がプール(崖)から落っこちるシーン(火サスの殺人シーンみたい)など「あららっ」と肩透かしを食らうシーンが随所に出現するのでテンションがあがりきらないまま終わってしまいました。ラストのP・フォンダも中途半端ですな。そういやP・フォンダのあの歯!入れ歯ですかね?カツラ並みにゴイスー不自然です!!劇中やたらと歯を強調してるし・・・あやしい・・・(※火サス:火曜サスペンス劇場のこと)
さかQさん 7点(2001-08-28 21:21:25)
31.父親の復讐劇を撮影手法変えて、今までの復讐劇と違う一面を見せられた感じでした。
内容もシンプルで鑑賞しやすかったです。
SATさん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-11-28 23:49:59)
30.ネタバレ ボスの女がもうすこしストーリーに絡んでほしかったかな。ぼこぼこにされ二度と来るなと脅された主人公が速攻仕返しに行くシーンが良かった。
srprayerさん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-11-21 05:49:54)
29.テレンス・スタンプって全然知らないんですけど、兎に角とても存在感のある俳優だということは分かりました。ただこのおっさんに感情移入しろというのはいくら何でも無理なので、平均からマイナスして6点献上。ソダーバーグの作品って外見とは裏腹に中身が味気ないものが多いような気がするけど、この作品に限ってはその気質と内容が見事にマッチしていると思いました。まさにストーリーではなく編集で見せる映画。しかしながらこの特異な構成のせいで、途中主人公が殺しのイメージトレーニングをするシーンではちょっと混乱してしまいました。
かんたーたさん 6点(2005-02-05 19:27:31)
28.スティーブン・ソダーバーグがタランティーノ風編集構成で見せる渋い男の復讐劇。とにかくテレンス・スタンプの、成熟した男が醸し出すショボカッコ良さ(と若い頃へのリスペクトと60年代への郷愁)だけを堪能する映画。中身はほとんど昔の日活アクション映画か健さん映画か王道アイドル映画と同じノリ。これは編集構成同様、タランティーノが「ジャッキー・ブラウン」でやったことと同じ、要するに(オタクが撮りたくて撮った)「オタク映画」という分類で間違いないでしょう。この映画に女子供はお呼びじゃない、従って女子供じゃない私は充分楽しめました。そういうことで、6点献上。
sayzinさん 6点(2004-09-24 16:12:34)
27.アクション映画なのに静謐な感じが新鮮。映像もセンス良く楽しめました。
番茶さん 6点(2004-08-15 22:41:32)
26.テレンス・スタンプの役はデニス・ホッパーでもはまりそう。でもそうなると「イージーライダー」だもんな、笑。監督のソダーバーグはいろんな色を持っていて”今回の映画はこの色”って決め込んでつくってるような感じ。 この映画の色は私苦手でした。
メロメロさん 6点(2004-06-27 22:55:05)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 45人
平均点数 5.58点
012.22%
100.00%
200.00%
3613.33%
4715.56%
5715.56%
61022.22%
7613.33%
8511.11%
924.44%
1012.22%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review2人
2 ストーリー評価 5.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.50点 Review2人
4 音楽評価 6.50点 Review2人
5 感泣評価 4.00点 Review1人

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