映画『言の葉の庭』の口コミ・レビュー

言の葉の庭

[コトノハノニワ]
2013年上映時間:46分
平均点:5.66 / 10(Review 59人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-05-31)
ドラマラブストーリーアニメ青春もの
新規登録(2013-05-06)【aksweet】さん
タイトル情報更新(2024-05-14)【イニシャルK】さん
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監督新海誠
演出新海誠
入野自由秋月孝雄
花澤香菜雪野百香里
平野文孝雄の母
潘めぐみ佐藤
小松未可子相沢
星野貴紀伊藤宗一郎
原作新海誠
脚本新海誠
作詞秦基博「言ノ葉」
大江千里「Rain」
作曲秦基博「言ノ葉」
大江千里「Rain」
編曲秦基博「言ノ葉」
主題歌秦基博エンディングテーマ「Rain」/イメージソング「言ノ葉」
撮影新海誠(撮影監督)
製作コミックス・ウェーブ・フィルム
配給東宝(東宝映像事業部)
作画新海誠(絵コンテ)
西村貴世(原画)
美術新海誠(色彩設計)
丹治匠(背景)
編集新海誠
録音山田陽(音響監督/整音)
その他山内章弘(スペシャルサンクス)
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💬口コミ一覧

59.ネタバレ 多分、新海誠監督は、今「東京」という街を世界一魅力的に描ける人だと思う。東京五輪の演出に絶対かかわらせるべきだと思います!
しかしまあ、ストーリーは、本当に腹が立つくらいツボを押さえた絶妙な設定のラブストーリーでありながら、その世界に浸れる世界をわずか50分弱に抑えてしまうという、なんともまあ意地の悪い作品です。続編をぜひ見たい!
TMさん [地上波(邦画)] 10点(2018-01-04 01:38:11)
👍 1
58.ネタバレ 最後気持ちをぶつけ合うシーンでボロ泣き。設定から雰囲気、詩的な表現に風景、タイトルに至るまでこの監督の培ってきたものが全て凝集されたような45分間でしたね。君の名はのような大衆向けに合わせてしまった映画でもなく、秒速5センチメートルのようにネガティブすぎでもなく僕としては丁度いい適温の映画で心地よかったです。
映画大好きっ子さん [DVD(邦画)] 10点(2017-05-19 15:03:44)
57.確かアニメの映画を観たはずなのに・・・・・・? 観終わったら、純文学の短編小説を読みふけったような充足感。視聴中、クーラーを止め、扇風機を最強にしてすごい風を浴びてるときに、夕立の豪雨のシーンになった。そのときの臨場感ときたら(笑)。また井上靖の「額田女王」の文庫が映ったとき、学生の頃、教室のどこかに置き忘れてさんざん探して見つからなかった思い出が瞬時によみがえってきて、「うわっ!」と声をあげてしまった。フィンランドの人もお国のブランドのカップ(マリメッコ)を本編中に見つけたらしい。映画のDVDを見ていて、こんな体験は初めてだ。
tonyさん [DVD(邦画)] 10点(2013-08-17 00:16:16)
56.ネタバレ 雨の日の四阿でゆっくりと逢瀬を重ねる見知らぬ二人。下手をすれば嫌味で陳腐なロマンスにしかならないような展開を、臆することなく描きあげて洗礼させた新海誠のセンスに脱帽するほかない。

「あなたは子供で、私は大人でしょ?」と、孝雄との距離を置こうとする百香里が、ラストに見せた結末、そこにに差した陽の光が奇跡的に美しく、愛しい。

圧倒的な美術と繊細な脚本という新海誠の真骨頂を、これ以上なく堪能できる奇跡的な46分でした。新海作品の信者である私にとっては、この点数以外ない。
aksweetさん [映画館(邦画)] 10点(2013-06-03 06:56:56)
👍 1
55.雨滴の一粒一粒、枝葉の一枚一枚まで疎かにしない、
眼を奪う細密の画面は大スクリーンにこそふさわしい。

鮮烈なグリーンのグラデーション、潤いを湛えた水面の光の揺れと滲みは、
リアルを超える。

そしてキーライトの当たる逆側に薄緑の淡い影を配したキャラクター像の斬新さ。
トレスラインを含め、約4色を使った立体的な色使いが独特の味わいであり、画期的だ。
その自然光への意欲的なこだわりは天晴れの一語。

朝陽が差し込むベッド上に漂う羽毛の粒子の表現など、そこまで拘るかと恐れ入る。

時に静かに、時に激しく、男女の感情の揺れを様々な雨の情景が代弁する。

雷光の一閃から激しい夕立へ。そして晴れやかな夕陽へ。
その時間の推移描写とエモーションの昂ぶりが素晴らしい。



ユーカラさん [映画館(邦画)] 9点(2013-06-01 22:54:26)
54.ネタバレ 新海誠の真骨頂。演出も作画も作家性がバリバリ発揮されていて、公園をはじめ風景描写は過去最高に冴えているし、全体に充満した青臭さも良い。エンディングに流れる、大江千里のカバー曲「Rain」が、ピッタリ過ぎて、この曲から発想を広げてこの映画を作ったのかと思えるほど。人物の動きの描写も絵であるのに血が通っているように大変繊細で、足を測るシーンなどは激しい露出も無いのになんと官能的なことか。(パンチラや乳揺れなどオタクが喜ぶような下品なエロ描写をしているアニメは見習え!)また主人公とヒロインの部屋や持ち物などの物品が、その人物の背景を浮かび上がらせるように大変細かく作り込まれており、本棚が映ったときは一時停止してまじまじと眺めたよ。
主人公がセリフで自身を15歳だと言ったとき、え!中学生かよ!となったけど、高校に上がりたての15歳でありなるほどと思ったが、あんなに大人びた15歳いないだろう。また、15歳が27歳の女性に惚れるか?というのもちょっと疑問。私も今となっては雪野先生と同い年だが、15歳の頃は20代前半でも凄いおばさんな感じがしたものだが。(まぁ19歳で42歳と婚約したアーロン・ジョンソンの例もあるから一概には言えないか)
ストーリーは予想外の展開を迎えることなく、予定調和な盛り上がりをみせ、なんてことない話だけど、鑑賞後は短編小説の読後感のようにじんわりと心に染み渡っていった。新海誠らしくヒロインの雪野もストーリーも、童貞が妄想した理想のお姉さんとその恋愛劇で、こんな女おれへんやろ!という感じだが、最終的に二人は遠距離の状態で手紙をやり取りする関係になるので良い落としどころだった。
最後に一言。雪野が新潮文庫の夏目漱石著「行人」を読んでいるシーンで栞を使用しているのだが、新潮文庫なら本に付いてるスピンを使うだろ普通!
eurekaさん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2018-01-07 19:47:43)
53.ネタバレ クライマックス、はだしで追いかけるシーンは良かったなぁ。
そうじゃなくっちゃ。「秒速5センチメートル」があまりにの、エンディングだったので
これも同じかと思ってたら、ちゃんとしっかり追いかけてくれて、うれしかったです。

ただ靴職人を目指す上での覚悟みたいなものとか、病んでいるはずのヒロインの追いつめられた
感みたいなものは薄かったなあ。リアリティを犠牲にして、美しさを選びすぎている気はした。
また、ライティングの効果とかはちょっとやりすぎで、2Dアニメの絵をむしろそこねているように
感じた。
小原一馬さん [インターネット(邦画)] 8点(2017-03-26 15:45:15)
52.45分くらいの映像作品で、サクッと見れました。

雨の日の午前中という限られた条件で、年の差が離れている二人が心をかよわせていく。時に、無言になる二人の関係が見ていてとても愛おしいかった。乱雑にならず、深く交わることもなく、同じ方向へ進む線のような関係が見ていて落ち着くし心地よい。
「待ち遠しい」の感情を映像からひしひしと感じました。

湖面の画像だけ、現実と同じ写真のように奇麗なのが、見ていて逆に残念でした。
杉下右京さん [地上波(邦画)] 8点(2017-03-04 06:25:22)
51.所謂雰囲気アニメというやつで、内容はないに等しいくらい薄っぺらい話なんだけど、ラストはちょっと泣きそうになりましたよ。
秒速は救いがなさ過ぎて涙が止まらなかったけど、こっちは救いのある結末で良かったです。
僕があのくらいの頃にはプラモデル作りに熱中してたような気がするけど、作る物が靴だと大人びて見えるのが面白いですね。
まあ、ヴァイオリン職人だと現実味が薄れてしまうし、靴という設定はちょうど良いね。
生足に触る合法性も装備できるし、前作でジブリのパクリと罵られたことに対する些細な抵抗も感じた。
俺はヴァイオリンなんて現実味のないものは作らせないぜ!という監督のポリシーに感涙。
ラストでとち狂って求婚したりしないのも現実的でgood。
これで新海監督の作品を見るのは6作目になるけど、話の内容がなくて、キャラが魅力的じゃなくて、背景が綺麗という方向性で一貫してたのに、今作はキャラデザがまともになってて驚いた。
特にヒロインの雪野がとても魅力的でした。
もとやさん [DVD(邦画)] 8点(2013-11-18 14:59:46)
50.雨と雨上がりの様子は、素晴らしいと思います。この映像は、『天気の子』に続くのですね。
ストーリー展開は、現実離れしているのが気になります。
でも雰囲気は大好きなので7点にします。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 7点(2019-11-04 23:51:41)
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49.雨が印象に残っています
最後の言い合いはなかなか現実にはできないんですよね…羨ましい
Renさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-11-29 14:53:08)
48.ネタバレ 個人的には好きです。青臭いかもしれませんが、おっさんになると逆にそれが良い。こんな青春を過ごせなかった自分をおっさんになって投影する。新海誠監督もそんな気持ちで作品を作っているのかもしれない。
いっちぃさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-08-20 01:33:52)
47.現実には無いだろうというストーリーだが、心象風景としてはある。それをこの映像美で見せられると伝わるものがある。
観る人を選ぶのかもしれないが、自分はこの表現方法は好き。
simpleさん [地上波(邦画)] 7点(2017-03-04 20:22:26)
46.ネタバレ 「秒速5センチメートル」の美しい世界が好きで、「ほしのこえ」と来てこの作品に出会った。
とにかく美しい自然描写だけで大満足。
後半を中心に主人公とヒロインの言動に現実離れ感がややあるものの、新海誠ワールドの魅力がはっきり出ている佳作。
これから何度も観直したい。
mhiroさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-03-26 20:08:30)
45.新海誠作品だと知らずに観てしまった..以前から人物と背景にギャップがあり過ぎて、違和感を感じていたが..やっとキャラクターデザインが、まともになったんだ..だから、気がつかなかった..前作の「星を追う子ども」は、ファンタジーもので、大コケだったけど..また作風が元に戻ったって感じ..原点回帰?かな..本作は、物語としては、ちょっと強引..だって、高校生が、あの家庭環境で、何の背景も理由もなく、靴職人を目指し..独学で靴を作るか?..とか、朝から、さぼって、ビール..?とか..いろいろツッコミどころが散見される..良い所はたくさんあるけど、映画としての出来は、7点..もう少し、必然性という意味で、説得力のある、細かい所までリアリティーを追究した、作品を創ってほしい..次作、期待してます...
コナンが一番さん [DVD(邦画)] 7点(2013-12-23 17:37:35)
44.ネタバレ 新海誠の新作46分の短編 この人は短い話の方がいいな 今までも長い物でもオムニバスになっている 光の描写がめちゃウマイ監督だけど今回は雨 写り込みがキレイだがここまで来ると部分的にCGのようだ 水たまりの描写とかリアルすぎるかも「秒速5センチメートル」ぐらいが一番バランスがいい気がする この人の作品は主人公が結構へたれだけど、今回はちょうどいい具合でやはり心に傷を持つヒロイン共々共感できる ヒロインの病んだ感じは冒頭の荒れた部屋でしか表現されない、後半で部屋がきれいになっているので主人公と出会って癒された感があるがもう少し劇中のヒロインの病んだ部分が表現されてるとエンディングのカタルシスが大きくなったと思う 新宿の景色はどこも見覚えがあってノスタルジック 新宿御苑を俯瞰で見る風景は私の大好きな景色で良く見る機会があって懐かしくてそれだけで心が奮えた お話は「耳をすませば」を彷佛とさせる瑞々しいラブストーリー 見終われば気恥ずかしいぐらい純粋なラブストーリーで、ラストは直球ど真ん中だがいいんじゃなかろうか この後の二人の幸せを祈りたい気持ちにさせられた
にょろぞうさん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-20 22:46:22)
👍 1
43.ネタバレ いい映画でした。夢に向かってひたむきな若い青年と、疲れた大人の女性のコントラストが見事。同年代の若者とは一線を画す職人気質な主人公は、結局は感情を抑えきれず女性の心情も理解出来ない青さがある。それもまた魅力。先生は十二分に大人の魅力を放っていながら、前に進めない脆さがある。それもまた魅力。クライマックスは泣きました。あそこでかかる曲も良かった。エンドロールの間に月日が流れ、結局は恋愛に発展していないのが残念でもあったり丁度良くもあったり。年を取るごとに年齢差を感じていくのでしょうが、それを乗り越えて再会して欲しいと期待させられる爽やかな終わり方。こういう決定的でない終わり方に日本映画的な侘び寂びを感じる。邦画、かくあるべき。
にしきのさん [DVD(邦画)] 7点(2013-10-30 06:15:01)
👍 1
42.ネタバレ 爽やかな作品。いま、こんな爽やかな作品はアニメでしかお目にかからなくなったね。
トントさん [DVD(邦画)] 7点(2013-10-06 01:55:47)
41.ネタバレ 新海監督は大好きで、映画作品は自主制作の「彼女と彼女の猫」からこの最新作まで、6作全て見ている。(星追いのみ、映画館で鑑賞)映像作品も全てではないが見ていて、トークショーがあれば参加してサインと写真撮影をしてもらうぐらいには、応援している(笑)そういう個人的背景を入れると8点ぐらいだが、客観的に見ると7点台なのでこの点数。

この監督に求めているのは美しい映像なので、今作もストーリーや設定に対するツッコミ所はあれど、それを凌駕する映像美に癒された。作品を追う毎に、持ち味である映像美が進化していると感じる。
ツッコミ所としては、ハイヒールを日常的に履いている女性であんなに足の形がキレイな人はいない(大なり小なり、外反母趾気味になる)というのと、仕事をしていないのに東京でベランダが2つあるような広い部屋に住み続けられるのか(親の仕送りがあれば半年ぐらいなら大丈夫…?)ということ。
良く描けているな、と感じたポイントとしては、3回ほどヒロイン雪野の部屋が描写されるのだが、徐々に部屋が綺麗になっていく様(1回目は汚く、2回目は普通、3回目は片付いている)、これは、精神状態が部屋の散らかり様に表れるという人間の習性をよく表しているなと感じた。
あと、主人公タカオとヒロイン雪野の年齢差が12歳というのが、主人公の母とその恋人の年齢差を決定づけたのかな、と。(序盤で兄が「母には一回り違う恋人がいる」というようなことを言っている)12歳差という年齢差に違和感を感じさせないような設定なのかなと思う。実際、自分の親も11歳差であり、ありえなくはない(笑)

作品自体の“凄いところ”ではないが、エンドロールで主人公の声が入野自由だと知り、キャラ毎の演じ分けが上手い人だな…と。千と千尋のハク、キングダムハーツのソラ、星を追う子どものシュン(とシン)、今作のタカオ…後から知るまで、同じ人だとは気付かなかった。
特に声優ファンというわけではないが、昔の人気声優はこの声と言えばこの人!といった特徴的な声の人が多く、今の人気声優(若手)は、作品による演じ分けが上手い人が多いのかなぁ、と。詳しくないので、勝手なイメージだが。

決して、100点!大満足!といった作品には出会わないが、毎回70~80点ぐらいの作品を見せてくれる、自分にとって新海監督はそんな人である(これでも褒めている(笑))
Sugarbetterさん [DVD(邦画)] 7点(2013-08-26 20:15:47)
👍 1
40.ネタバレ アニメーション界でも指折りの圧倒的な美しさ。こっぱずかしすぎるセリフ回しや、ストーリーも許せるほど。とは言え、お話はもうちょっと練ったほうが良いと思うけど。
すべからさん [DVD(字幕)] 7点(2013-08-25 09:48:28)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 59人
平均点数 5.66点
000.00%
123.39%
258.47%
323.39%
4610.17%
51118.64%
61220.34%
71220.34%
846.78%
911.69%
1046.78%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.50点 Review4人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 7.50点 Review2人

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