映画『モンスターズ・ユニバーシティ』の口コミ・レビュー

モンスターズ・ユニバーシティ

[モンスターズユニバーシティ]
Monsters University
2013年上映時間:110分
平均点:6.90 / 10(Review 67人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-07-06)
コメディファンタジーシリーズものファミリー青春もの学園ものモンスター映画CGアニメ3D映画
新規登録(2013-05-14)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2023-02-16)【イニシャルK】さん
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演出木村絵理子(日本語吹き替え版)
ビリー・クリスタルマイク・ワゾウスキ
ジョン・グッドマンサリー/ジェームズ・P・サリバン
スティーヴ・ブシェミランディ/ランドール・ボッグス
ヘレン・ミレンハードスクラブル学長
アルフレッド・モリーナナイト教授
ショーン・ヘイズテリ
ジョエル・マーレイドン・カールトン
チャーリー・デイアート
ジョン・クラシンスキーフランク・マッケイ
ボニー・ハントグレーブズ先生
ジョン・ラッツェンバーガーイエティ
ビル・ヘイダースラッグ/レフェリー
オーブリー・プラザクレア・ウィーラー
田中裕二マイク・ワゾウスキ(日本語吹き替え版)
石塚英彦サリー/ジェームズ・P・サリバン(日本語吹き替え版)
青山穣ランディ/ランドール・ボッグス(日本語吹き替え版)
宝亀克寿ドン・カールトン(日本語吹き替え版)
石住昭彦ナイト教授(日本語吹き替え版)
東地宏樹ジョニー(日本語吹き替え版)
堀越真己シェリー(日本語吹き替え版)
磯辺万沙子ロズ(日本語吹き替え版)
立木文彦イエティ(日本語吹き替え版)
花輪英司テリー(日本語吹き替え版)
小松史法フランク・マッケイ(日本語吹き替え版)
愛河里花子フェイ(日本語吹き替え版)
東條加那子クレア・ウィーラー(日本語吹き替え版)
三宅健太ブロック・ピアソン(日本語吹き替え版)
星野充昭悲鳴ボンベの教授(日本語吹き替え版)
佐々木優子女性怖がらせフロア職員(日本語吹き替え版)
多田野曜平(日本語吹き替え版)
一柳みるハードスクラブル学長(日本語吹き替え版)
畠中祐(日本語吹き替え版)
音楽ランディ・ニューマン
製作総指揮ジョン・ラセター
リー・アンクリッチ
アンドリュー・スタントン
ピート・ドクター
制作ピクサー・アニメーション・スタジオ
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
東北新社(日本語版制作)
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
美術スーザン・ブラッドリー(タイトル・デザイン)
その他ランディ・ニューマン(指揮)
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💬口コミ一覧

67.ネタバレ 正直な所、モンスターズインクは子供向けで、子供の頃に観てたら楽しかっただろうな程度の作品と思っていたので、
油断していたせいかめちゃめちゃ良かったですね。
これだ!という名シーンや名台詞こそないものの、ストーリー全体の作り方が素晴らしい。
王道と言ってしまえばそれまでですが、王道創って見せて観る側を納得させることが、どれだけ難しいことか。
モンスターズインクを観た子供たちが大きくなってこれを観て完結するというのが、狙いだとしたら、本当に凄い作品だ。
バニーボーイさん [地上波(吹替)] 9点(2016-05-01 08:18:13)
66.ネタバレ 「じゃあみんなぁ、相手を見つけて二人一組になって~」初っ端から打ちのめされる映画に遭ってしまいました。
この作品は前日談ではありますが、モンスターズ・インクを小学生位で観た人達にとっては、12年経ち、大人へと向かう自分の在り方等を考える好い機会になったのではないでしょうか。
インク時点ですっかりおがっていた私は、学生時代のほろ苦い思い出や後悔と共に目頭と胸を熱くしました。
ピクサーでこの映画制作に携わった人達も、どこかしら自分の姿が重なったに違いありません。
挫折を味わってもなお最善を尽くし、遂には夢を実現させる物語。
努力に勝る天才は無し。
この言葉を改めて思い知らされました。
それにしてもマイクの表情は素晴らしいですね。口と目玉1コだけしかないのに心情が良く解ります。
そして主役二人の吹き替えは上手です。本人達の顔が常に脳裏にチラつく、なんてことはありませんでした。
満点ではない理由は2つあり、<怖がらせ学部が才能を重視するなら、そもそも入試を面接にすればいいのに>という設定の不備と<マイクが優勝カップを見上げる場面のBGMが、セント・アンソニー・バリエーションズに似ているけどいいのか??>というところです。
上記を差し置いても、我が子には、大きくなったらもう一度観てほしい映画です。
ぱいなぽさん [地上波(吹替)] 9点(2016-03-31 23:36:15)
👍 1
65.ネタバレ  前作より起承転結がはっきりしているプロットが好きです。
 ただドタバタしている感の強かった前作と比べると、より目的意識がはっきりしているように感じられます。
 それにメッセージ性もある。しかもわかりやすく。
 ランドールの変化を見ていると、環境が人を創るというのがよくわかります。
 サリーを見ていると、うまくいっていそうな人にだって、人知れず抱えている悩みがあるっていうのがよくわかります。
 そしてマイク。今回はかなりオイシイやつ。
 前作はサリーの好感度が抜群に高く、どちらかと言えばサリー中心のストーリー構成であったのに対し、今作の主人公は完全にマイク。一心不乱に目的達成のために頑張ることがいかに格好良いかってことを、小さい体でこれでもかっていうくらい見せつけてくれます。
 ラストなんて感動もの。
 大学を追われた二人が郵便係からスタートし、驚かせ係になるまでをダイジェスト形式で紹介してくれるシークエンス。しかもロッカーに貼る写真を使いながらってセンスが素晴らしい。
 今作は、前向きに、当たり前のように未来を信じて頑張れば、どんな夢でも叶うという力強い応援ソング。
 そういえば、最近惰性で仕事をして、知らず知らずのうちに不平不満が多くなっていたかもしれません。これを観て、もう一度初心に還ろうと思います。
 ただ今作を子供に見せるのは、考えものかもしれません。ともすると、真っ向から学歴を批判しかねないオチのつけ方なんですよね。
 とは言え、もし次回作ができるとしたら、次は二人が驚かせ係になるまでを見てみたいものですね。
たきたてさん [ブルーレイ(吹替)] 9点(2015-11-13 15:08:18)
👍 2
64.ただ一言脚本が本当にうまいよなぁと。前作で十分面白いのに、本作は笑わせる所はしっかり笑わせて、でも子供向けなんてまったく思わせず、先を読ませない展開と言うか。もちろん映像は前作と比べてしまうととんでもなく美しく、満足度の高い映画でした。
ネフェルタリさん [映画館(吹替)] 9点(2013-08-17 14:41:55)
63.ネタバレ 2013.08.05鑑賞。脚本が素晴らしいです。サリーが悪者キャラになっているのがミソですね。おどろかせ大会のクライマックスが意外とすんなり終わったなぁと思っていたら、最高のクライマックスが用意されていました。モンスターズ・インクに入社するエピソードなんかは希望の部署に配属されていない新入社員が見たらきっと熱くなります。
かんちゃんズッポシさん [映画館(字幕)] 9点(2013-08-06 07:47:49)
62.ネタバレ 米国製学園映画王道の“ヒエラルキー打破もの”。カタルシスも充分ですし、展開も小気味よいです。結末も潔くて好きだなあ。ただ、1か所だけ惜しい部分が。それはウーズマ・カッパの落ちこぼれたちが、大会終了後あっさり怖がらせ学部に入部してしまったこと。彼らに“怖がらせ屋”の才能が無いことは明白です。学園長は嫌なヤツですが、彼女の指摘は何も間違っていません。そう、彼らには彼らの特長を活かした、輝ける場所があるはずです。ボンベ職人やコーディネーター、それこそ食堂係や郵便係だって、無くてはならない縁の下の力持ち。花形がスポットライトを浴びるためには、大勢の裏方の助力が必要です。職業に貴賤なし。それが身に染みて分かっているからこそ、マイクやサリーは仲間への感謝を忘れないのです。2人が同僚たちから慕われる所以。ですから、ウーズマ・カッパのみんなには、誇りを持って裏方の道へ進んで欲しかったなと。とはいえ、これは大変良い続編。前作の余韻をスポイルしてしまう後日談ではなく、前日譚を描くことでより一層『モンスターズインク』の味わいが増しています。“怖がらせ屋”落ちこぼれのマイクが“笑わせ屋”で才能を花開かせるなんて、胸が熱くなるじゃないですか。シリーズファンなら、絶対観るべき続編でしょう。そして願わくば、もう続編は作らないで欲しいです。インクとユニバーシティの2本で見事に世界が完成されているからです。
目隠シストさん [地上波(吹替)] 8点(2016-03-15 18:59:44)
👍 1
61.かわいいマイクワゾウスキー?だっけ?実は前作観た後、この作品を観るまで名前知らなかったんです。サリーとかはいまだにど忘れして出てこないときがありますが、ワゾウスキーさん??はいい名前ですね~。違ったらごめんなさい。大好きなキャラになりました。もっと勉強しないとね★最初の方で「急がなきゃ」って出てきて、一番最後、掃除をしているシーンに現れる「ナメクジ」みたいなモンスターも私にとっては大事ですね。
新しい生物さん [DVD(吹替)] 8点(2015-05-08 02:18:09)
👍 1
60.ネタバレ 前作はサリーが主役で、2作目の今作はマイクが主役。冒頭に子供時代の社会見学エピソードが描かれる(MUのキャップをもらう)。本編では大学に入学した日から退学までが描かれる。そして最後、モンスターズインクに入社して、目的の「怖がらせ屋の部署」に配属されるまでが描かれる。すごく面白かった。●マイクには「怖がらせ屋」になる夢があった。しかし、どんなに努力しても外見が向いていない。どうやって夢を実現したのか。いろんな妨害があり、苦労と成長と大きな挫折があり、全てを乗り越えていく。その姿が面白おかしく描かれる。●だから、観て満足した。でも正直にいえば、大満足じゃなかった。その理由の一つは、たぶん、マイクとOKの仲間があまり絡んでいないからと思う(もちろんサリーは除く)。110分の中で、どうにかできなかったか。それと最後、ドアのスイッチの情報は唐突に感じた。●好きな作品だし、優れた脚本と思う。だけど、オリジナリティが少なめなんだな。よって傑作ではないと思う。しかし、しかし、やっぱりビジュアルが素晴らしい。●ない方が良かった続編が多い中、この『MU』は、あって良かった作品。★8点!
激辛カレーライスさん [DVD(字幕)] 8点(2014-09-08 07:25:43)
👍 1
59.ネタバレ 期待に充分応えてくれる安心品質。
とにかくテンポが良く、様々なシーンやキャラクターをサクサクと魅力的にみせてくれる。特訓を通じて、徐々に信頼関係ができあがっていき、モチベーションが上がっていく様子をセリフをほとんど用いず、軽快なBGMと楽しい映像でみせていく手法はまさに名人芸。
クライマックスのホラー演出も、最高にテンションを上げてくれる。
ピクサーのアニメでは「努力だけではどうにもならない」問題を主人公にぶち当てる。「がむしゃらな努力だけでなく、工夫したり考えながら、自分の道(役割)を見つけていくことが大切なんだ」と言うメッセージは、暑苦しくなくて大人にも響く。
ここが、ピクサーアニメの面白いところである。
序盤のサリー登場シーンで場内の子供が本気で怯えていたのが微笑ましかった。
すべからさん [映画館(吹替)] 8点(2014-02-10 23:44:19)
👍 1
58.ネタバレ マイクは本当に頑張り屋さんで終始応援しながら見てました。どんなに努力しても結局は叶わない事もあるんだなという厳しさも教わりました。しかし、本当の所はやっぱりマイクに夢を叶えさせてあげて欲しかった。生まれ持った容姿で決定してしまうなんてあまりに酷ではないか。子供たちに夢を与えるという意味でも、ハンデを乗り越えて、正々堂々と優勝を勝ち取って欲しかった。もしくは、正々堂々と負けてすっぱり夢を諦めるにした方が説得力があったんじゃないかと思いました。サリーが細工をしていたというオチは残念ですね、あんな簡単に設定を変えられるというのも唐突すぎだし、誰も気づかないというのもあまり納得できなかった。そこだけですね、不満点は。
ヴレアさん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2013-12-04 01:54:07)
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57.ネタバレ 相変わらずの笑いあり、感動ありで非常によかった。主人公の2人の友情にはグッとくるものがありました。意外とサリーがイヤなヤツだったのはビックリ。吹き替え版も観てみたいもんです。
とむさん [映画館(字幕)] 8点(2013-09-11 00:46:01)
56.大傑作とまでは言わないけど、脚本が見事だった。できるだけ抜け目なく丁寧に理詰めで作っていて好感が持てる。また、観客が望むように気持ちよく見せる部分と、期待を裏切り現実は甘くないと突き放す部分のバランス感覚も素晴らしい。ピクサー作品を見るといつも脚本の大切さということを思い知らされる。
ととさん [映画館(吹替)] 8点(2013-07-28 03:56:35)
👍 1
55.初日に見に行きました。素晴らしいですね。期待通りの作品でした。映像の美しさは文句のつけようがないです。家族で安心して見ることができました。日本語の吹き替えもとてもよいです。
ジャッカルの目さん [映画館(吹替)] 8点(2013-07-20 16:52:50)
54.ネタバレ ディズニー映画はいつも安心して観れますね。ボジィティブ、前向き、明るい、無理そうだけど成功してしまう、とにかくセオリー通りです。学校で優秀になって行く、それも大切なことだけどそもそも学校は手段であって目的ではない。目指したものに対して手段を模索し達成して行く。それが大切なことだと教えてくれました。この映画ではサリーとマイクとの出会いそしてお互いのチームが出来るまでの物語でした。学校を退学させられても尚、ポジィティブにあきらめず次に進む術を考え、やがてナンバーワンになっていく・・・いいですねアメリカらしくて。やはりアメリカンドリームという言葉があるように創造性とアイディアでチャンスは沢山あるということと一人ではなく仲間が大切というメッセージを感じる。図らずもピクサーを創設したスティーブ・ジョブズと重なるものがある。そうそう映像のクォリティもホントに凄い所まで来たということも実感した映画でした。夢をありがとうディズニーとそして敬愛して止まないスティーズ・ジョブズ師。スターウォーズも期待してるゼっ!!
レスポーラさん [映画館(吹替)] 8点(2013-07-17 00:02:05)
53.モンスターズ・ユニバーシティ、それは魑魅魍魎が集まる大学。って言うと、バカボンパパの出身校バカ田大学を連想してしまったのですが(笑)。子供と一緒に大いに楽しませていただきました。続編でしかも一作目よりも時代的に前の話を描くとなると、多少なりともデッチ上げっぽい感じがしてしまうんじゃないかかと思うところを、本作は見事に自然で無理のない「モンスターたちの若き日」を描いていて、まずもって好感が持てます。内容的には、他のグループとの競争がストーリーの骨格になっていて、これ自体は普通「ネタ切れの時の苦し紛れ」な設定であって、無理が無いとは言い難いのですが、いわばこれは長い長い助走、ちゃんとその後のひと波乱ふた波乱あって、ここでそれまでのすべてが生きてくる。感心いたしました。あとこの映画、ギャグも冴えていて、あのお母ちゃんの洗濯機のシーンなど、笑いが止まりませんでした。ちなみに、ウチの下の子が一番ウケていた場面は、エンドクレジットの後のヒトコマですので、最後まで席を立たないことをオススメいたします。
鱗歌さん [映画館(吹替)] 8点(2013-07-10 22:48:18)
52.ネタバレ 「いい大学に入ってリア充になって、いい会社に入ってやりたい仕事をやるのが勝ち組」という価値観は、日本でも今だに根強いし、就活に行き詰まって自殺する者がいる現状です。1度や2度の失敗で「人生オワタ」と思ってるヤツは、この映画でも観て勉強しなはれ!と思いますね。

面白かったのは、不正を働いてしまうのが主人公サイドだということ。大抵、意地悪なライバルや学長が仕掛けてくるのがベタですが、彼らは主人公たちにつらく当たるものの不正まではしません、あくまで勝負はフェア。問題は自分自身の欠点とどう向き合うか、自分との戦い。この辺が「学生」という特殊なシチュエーションならではだなあ、と思いました。

ちょっと気になったのは「電源の切られたドアを人間界側から開ける方法」がクライマックスで唐突に紹介されること。ちょっと無理矢理に感じます。それだったら、怖がらせ学部追放後の、つまらない教授の講義の中で話していたとかで伏線を張ってもよかったのでは。そうすれば、一見地味な学部の詰まらない勉強でも、大事なことはあると描けたような気がします。

けどそれも些細な事。ラストは、狭いコミュニティにとらわれなかった主人公たちが、後にモンスター社会の価値観をひっくり返すイノベーションを巻き起こすんだ、と思うと、ゾクゾクせずにはいられません。 ルールは守らないといけないけれど、夢への道にルールはないのだ。
ゆうろうさん [映画館(字幕)] 8点(2013-07-08 03:19:04)
👍 2
51.前作は完璧と言える素敵なラストで幕引きをしたので、それよりも前の時代を描くことは必然だったでしょう。
大好きだったキャラクターを12年の時を経て観ることができて、本当に嬉しく思います。
物語は完璧に独立しているので本作だけでも十分楽しめることができますし、これを観たあとは「インク」がまた観たくなるはずです。
その理由のひとつが、「マイク」と「サリー」が弱点も多い人物として描かれていることです。
マイクの性格はそんなに変わっていませんが、行動力がありすぎて少々危なかっしいです。
サリーは「インク」ではかなりイイやつな印象でしたが、本作ではうぬぼれ屋で親の七光りなイヤなやつとして登場します。
彼らがどのように「インク」のような出来たオトナへと成長をしていくのか?そんなところも見所になっているのです。


そして凡百の映画がやってしまう「綺麗事」で終わらせない脚本が本当に素晴らしいです。
本作のテーマは「叶えたい夢」という普遍的なものですが、それをひとつの映画の中で描ききるのは難しいことでしょう。
下手をすれば「夢はいつかきっと叶う」という説得力のない、陳腐なものになってしまうかもしれません。
しかしこの「モンスターズ・ユニバーシティ」はそうではありません。
「夢」というものの厳しさをしっかりと描き、なおかつ子どもに伝えたいメッセージが内包されています。
たとえば本作のマイクは「怖がらせ屋」に憧れて人一倍努力を重ねるのですが、人からは「怖くない」と言われ、そもそもの「才能」について否定をされるのです。
一方で才能だけで評価をされ続けたサリーの行動や、マイクの出した結論―それはきっと観る人の心の琴線に触れるはずです。
本作のキャラクター像の奥深さは子どもにはわからないでしょう。
細かな描写の意味に気づくことができ、子どもにそれを教えてあげられる大人にこそ観てほしい作品だと思います。
エンドロール後にもおまけがあるので、最後まで観ましょう。
ヒナタカさん [映画館(吹替)] 8点(2013-07-07 18:40:39)
👍 2
50.ネタバレ 知識で補う努力家のマイクも、名門で天才肌のサリーも自意識過剰で見下している印象があり、
二人より遥かに下の落ちこぼれと同じ立場になったとき、初めてスタートに立てたのだろう。
あらゆる奇策で最底辺から下剋上で優勝する様は痛快で、だからと言ってハッピーエンドではなく、
そこから更に二人を奈落に突き落とす。
あまりに辛辣で残酷な事実を臆せずに描き切る。

ウォルト・ディズニーの「夢はかならず叶う」の格言をここでは少し否定し、
失うものがない二人が互いに足りない部分を補って叩き上げで現在に至るまでを、
既存のスクールカースト・学歴社会への風刺を交えて説得力のあるものにしたのは、
数々のイノベーションを生み出したアメリカの開拓精神によるものか。
前作には劣るけれど、それでも一定のクオリティを輩出するのは流石ピクサー。
Cinecdockeさん [地上波(吹替)] 7点(2016-04-27 22:25:45)
49.小3の息子と一緒に楽しませてもらいました。『モンスターズ・インク』を見ていないと意味のわからないところがあるので、先に見ておいたほうがよいです。マイクとサリーがどうして親友になったかなど、いろいろなことがわかります。息子と見る子ども向け映画は、2種類に分けられます。1つは、明らかにお子様向けで、大人は付き合いで見ているもの。もう1つは、大人も十分に楽しめるもの。『モンスターズ・ユニバーシティ』はほぼ後者だと思います。
チョコレクターさん [地上波(吹替)] 7点(2016-03-15 16:03:40)
48.子供にも大人にも良い映画だと思います。大人は大人なりに、自分の過去の大学生活や、うまくいかなかった就職活動など思い出しながら、そうそうあるあるってな感じで楽しめます。努力だけでも、才能だけでもうまくいかないものですね。ほかにもいろいろと重みのあるメッセージが含まれていますが、だからといって説教じみていません。逼迫した場面でガムを進めるママは本当にかわいかったです。PIXERはすごいです。
のりもちあつあつさん [DVD(吹替)] 7点(2015-08-18 22:53:46)
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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 67人
平均点数 6.90点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
568.96%
61725.37%
72740.30%
81217.91%
957.46%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.80点 Review5人
2 ストーリー評価 7.85点 Review7人
3 鑑賞後の後味 8.28点 Review7人
4 音楽評価 7.00点 Review4人
5 感泣評価 7.50点 Review4人

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