映画『清須会議』の口コミ・レビュー

清須会議

[キヨスカイギ]
2013年上映時間:138分
平均点:5.80 / 10(Review 79人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-11-09)
ドラマコメディ時代劇政治もの歴史もの実話もの小説の映画化
新規登録(2013-06-25)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2021-03-30)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督三谷幸喜
助監督片島章三
キャスト役所広司(男優)柴田勝家(織田四天王の一人・筆頭家老)
大泉洋(男優)羽柴秀吉(織田四天王の一人・後の豊臣秀吉)
小日向文世(男優)丹羽長秀(織田四天王の一人)
阿南健治(男優)滝川一益(織田四天王の一人)
佐藤浩市(男優)池田恒興(信長の重臣)
鈴木京香(女優)お市様(信長の妹)
妻夫木聡(男優)織田信雄(信長の次男)
伊勢谷友介(男優)織田三十郎信包(信長の弟)
剛力彩芽(女優)松姫(信長の長男・信忠の妻)
篠井英介(男優)織田信長
中村勘九郎(六代目)(男優)織田信忠(信長の長男)
浅野忠信(男優)前田利家(勝家の副官・秀吉の親友)
寺島進(男優)黒田官兵衛(秀吉の軍師)
松山ケンイチ(男優)堀秀政(秀吉の家臣)
でんでん(男優)前田玄以(織田家家臣)
浅野和之(男優)明智光秀
染谷将太(男優)森蘭丸(信長の家臣)
近藤芳正(男優)清須城門番
中谷美紀(女優)寧(秀吉の妻)
戸田恵子(女優)なか(秀吉の母)
梶原善(男優)小一郎(秀吉の弟)
天海祐希(女優)枝毛(忍びの者)
西田敏行(男優)更科六兵衛(北条家家臣)
市川しんぺー(男優)佐々成政
瀬戸カトリーヌ(女優)小袖
迫田孝也(男優)蜂屋頼隆
山寺宏一さまざまな声
原作三谷幸喜「清須会議」(幻冬舎刊)
脚本三谷幸喜
音楽荻野清子
キングレコード(オリジナルサウンドトラック盤「清須会議」)
撮影山本英夫〔撮影〕
製作石原隆〔製作〕
市川南〔製作〕
東宝
フジテレビ
配給東宝
特殊メイク江川悦子(特殊メイク総括)
特撮大屋哲男(テクニカルプロデューサー)
美術種田陽平
衣装黒澤和子(衣裳デザイン)
編集上野聡一
照明小野晃
あらすじ
本能寺の変で天下統一を目前に夢を絶たれた織田信長。秀吉が光秀を討ち事態は収束したが、そこに織田家の跡目争いが勃発。秀吉と筆頭家老柴田勝家が対立することに。そして、決着は日本初とも言える評定による政策決定、「清須会議」の場へと移されることになる。それぞれの思いを胸に策略を巡らす2人だったが…。数々のヒットコメディーを送り出してきた三谷幸喜監督が、豪華オールスターキャストで贈る歴史エンタテインメント。
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

79.ネタバレ 面白かったです。もう「三谷作品」というブランド力も以前ほどはないと思っていますが、みなさんの評価が厳しいのはまだまだ期待が大きく愛されているのでしょうね。
秀吉は頭が良く、決して心を開いてはいけない相手だと分かっているのに、周囲は次々と心酔されていきます。ディオ様のように。だからこそ終盤に松ケンに木人形を頼むのが唐突に感じてしまいました。あれほどの切れ者なら事前に子どもの心を鷲掴みにする準備は整えていそうなのに・・・。全体としては良作だと思います。観て良かった!
Bebeさん [ビデオ(邦画)] 9点(2014-12-19 19:00:23)
78.ネタバレ 織田信長亡き後、誰に跡を継がせるか。
対立する豊臣秀吉と柴田勝家を中心に織田の家臣たちによる駆け引き、人間模様を描く。
想像以上に面白かった。
特に大泉洋演じる豊臣秀吉はおちゃらけたキャラでありながら
どこか底の知れない只者ではない雰囲気を出していた。
話もテンポよく進み最後まで楽しめました。
Dry-manさん [DVD(邦画)] 8点(2018-05-05 15:07:52)
77.ネタバレ 歴史上の人物、出来事を我々の等身大に落とし込んで描かれており、人間ドラマとして楽しめる作品でした。

各武将のキャラクターや織田家での立ち位置、その微妙な人間関係が分かりやすく描かれており、「その後」の展開についても暗示している作りになっているのも興味深かったです。
TMさん [地上波(邦画)] 8点(2016-04-09 09:42:22)
👍 1
76.ネタバレ 昔から「お市の方はなんで柴田勝家の嫁になったんだろう?」と疑問だったんですが、この映画を観てそれはすっきり解決いたしました、あくまで三谷幸喜の視点なのは判っていますが実に説得力がありました。 清州会議をテーマにしてコメディを撮るとはそのアイデアには思わず脱帽、と言うよりも日本史には映画化したら面白い題材がまだまだ沢山ありそうですね。戦国武将がべらんめえ口調で喋るところは眼を剥く方もおられましょうが、価値観は現代人とは多少違っていても“人間はきほん損得で動くもの”という本質を描くには申し分なかったかと思います。その点で大泉洋の秀吉は好演で、正直こんなに上手い役者だったのかと驚きました。もっと怖かったのはお市の方をはじめとする女性陣で、中でも剛力彩芽の松姫の最後の笑い顔は凄かったです。お寧役の中谷美紀が見せる踊りも、なんか卑猥な動きですごい振り付けでした。 この映画の最大の欠点は評定の決着がついてからラストまでがだらだらと冗長なことで、忍者が秀吉を暗殺しようとするシークエンスなんか必要ないでしょ。最近の邦画には良くみられる傾向なのですが、せっかくテンポ良い脚本なので残念です。 明智光秀が仕留められるカットなど拘った映像も随所に観られ、思いがけなく良く出来た映画でした。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2015-02-19 20:12:40)
👍 1
75.評価低いですね~ でも、所詮、三谷幸喜作品、コメディだと思えば、ぎりぎり許せる内容..誇張された、役所広司の柴田勝家、丹羽長秀に、佐藤浩市の池田恒興..秀吉の名古屋弁も面白い..
コナンが一番さん [DVD(邦画)] 8点(2014-09-13 16:00:30)
74.ネタバレ とにかくキャストが超豪華で、この布陣で大河ドラマをやってもらいたいと心から思いました。
それが無理なら、せめて賤ヶ岳の戦いでもう1本映画を撮ってもらいたい。
内容的にも贅沢な構成で、清須会議だけに2時間以上も費やして濃厚に描くなんて、歴史好きには堪らない作品に仕上がっていると思います。
特筆すべきは大泉洋の存在感で、これほど多くの名優たちに囲まれても、燦然と光り輝いて見えました。
ややコメディタッチに呑気な一面を見せつつ、終盤では後の天下人を予感させる荘厳な風格をも漂わせる演技に感心させられます。
三法師を抱えて登場したシーンでは、ちょっと怖いくらいの感覚すらあり、僕の中での秀吉のイメージが、竹中直人から大泉洋に完全に上書きされてしまいましたよ。
シナリオ的には史実故の苦労と工夫が垣間見られましたね。
序盤は史実を大きく逸脱した展開でどうなってしまうの???って思わせておいて、最終的にはきっちり史実通りに収まるという無難な構成だったように思います。
丸っきり史実をなぞってしまうと面白味がないけど、史実を捻じ曲げるような新解釈でファンタジーにもしたくないということだったんでしょうかね。
特に長秀の立ち位置を工夫することによって、終盤の葛藤に繋げたのは良かった。
勝家が単なる間抜けではなくて、哀愁の漂う味わい深い人物として昇華されたように思います。
それを踏まえて、やっぱり賤ヶ岳の戦いを見てみたい。
ここまで煽っておいて、賤ヶ岳の戦いはご想像にお任せしますってのは勿体無い。
もとやさん [DVD(邦画)] 8点(2014-06-02 11:12:07)
👍 1
73.ネタバレ 最後の最後になって、あ、これってちゃんとした歴史物だったんだと、納得できました。
導入である絵巻は期待でワクワクしたのに、
いざ登場人物が出てくると、会議前の話がダラダラと続くものだから、途中、眠くなってしまった。
人の名前が、幼名、通称、別名と入り交じっていたので、相当歴史好きじゃないと
誰のことを呼んでるの!?ってなっちゃうと思うので、そこは惜しかった。

これ主役は柴田勝家となってますけど、完全に秀吉の話ですよね。
でも理由がなんであれ、お市の方をゲットできたんだから、勝家が勝ち組か。
大泉洋の秀吉はいままで秀吉を演じた役者の中でも1,2番目の適役でした。
この人を選んだだけでも三谷幸喜すごい。

途中、会議とは関係ないのに、六兵衛さんが出てきたところは思わず涙ぐんでしまいました。
cow1456さん [映画館(邦画)] 8点(2013-12-23 12:47:58)
72.コメディ風に描きながら、誰にもわかる歴史教科書でもある。無骨な柴田勝家に対し、機転のきく策略家秀吉の対立が実におもしろい。見る前は秀吉がどうして大泉洋なのか疑問に思ったけど、大正解だったと思う。
ESPERANZAさん [映画館(邦画)] 8点(2013-11-19 14:44:37)
71.ネタバレ 楽しい映画でした。いくらなんでも柴田勝家をコケにしすぎだろ(笑)と思いながら笑ってしまっている自分がいました。会話はドリフのコントのような所もあるのですが、お歯黒や天上眉など大河ドラマでも省略する所までビジュアルにはこだわっています。私はお勧めしますよ。この映画。
東京ロッキーさん [映画館(邦画)] 8点(2013-11-13 18:43:20)
70.面白かった。大泉さんの秀吉役は素晴らしかった。役所さんの柴田役もよかった。
ホットチョコレートさん [DVD(邦画)] 7点(2017-10-20 20:27:19)
スポンサーリンク
69.史実をなぞりながら、三谷風のギャグを入れてみせるという作りで、近頃ありがちな漫画的にデフォルメされすぎな人物造形といい、もう少し重厚に作れなかったかという嫌いはある。密室劇を得意とする三谷をして、デリケートな政治の駆け引きをしている最中に、中庭で響くような大声で自分の野望を語らせてるのはどうなのよ、という不満点もある。しかし清須会議という史実が面白いので、それをなぞっている限りそうそう変な出来にはならない。全体に浮ついた雰囲気を引き締めていたのは、唯一現実感のある存在だった丹羽長秀(本当にもうどこからどう見ても丹羽長秀!)で、彼がいることによって政治劇としてのリアリティにある程度説得力が生まれたと思う。なんだかんだ時計に目をやらず最後まで観ることができたのは、彼のおかげ。また勝家はやや漫画的すぎるとはいえ、秀吉と対比される近視眼な脳筋具合と、単純であるがゆえのある種の可愛らしさを両立できていたし、大泉洋は、中間管理職をやっているこの年代の秀吉には、適当な軽さがあって良い出来だったと思う。史実のハイライトであり、歴史の重要な転換点である、秀吉が三法師を抱いて現れるシーン。そこに描かれる秀吉と勝家、勝者と敗者の対比。そこで観ている自分は少なからず「おお」と思ったし、その時点でこの映画は成功していると思う(そこから先の蛇足感はご愛敬か)。役者の無言の演技で見せてほしいところまで言葉にしてしまったり、正直三谷は監督には向いてないと思うけれど、史実の面白さと役者の好演に支えられて、この映画についてはなかなか良くできたものに仕上がっていると思う。
C-14219さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-02-25 16:47:29)
68.もちろんコメディだからデフォルメして面白おかしく描かれている。しかし、そういった中にもオールドタイプ柴田勝家の敗北には哀愁が漂う。戦が上手ならそれで良かった時代は終わり、政治家としての才が上に立つ者の必須条件になってきた。そのことをこの会議に集約してみせたのは巧いと思う。俳優陣は相変わらず豪華だしハマってる。映像も色鮮やか。少々長いのが玉に瑕だけど、歴史エンターテイメントとして十分に満足できた。やっぱりあれだ… 戦国と幕末は役者が揃ってる。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-02-10 17:47:00)
67.評価が微妙だったので、地上波放映を待って鑑賞。いやーけっこう面白かったんですけど。何だか「映画芸術」のワーストランキングに入るような映画の方が好きなのかも(恥
えぴおうさん [地上波(邦画)] 7点(2014-12-14 23:04:54)
66.良くも悪くも、三谷幸喜監督の特徴がよく出ている映画だと思いました。無駄に長いです。でも相変わらず脚本の出来は素晴らしいです。三谷映画が好きな人なら、というか多くの人が問題なく楽しめる大衆映画です。どの役者さんも熱演で観ていて気持ちいいですが、今回一番株を上げたのは中谷美紀だったと思います。偉大なる7点映画。それが三谷映画です。
目隠シストさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-11-06 18:52:31)
65.ネタバレ 僕は三谷幸喜作品は『ラヂオの時間』『12人の優しい日本人』が大好きです。その二つの映画のコメディとしての面白さや話の展開の面白さから比べると、今回の作品はそれほど満足はできませんでしたが、最近の三谷幸喜作品の中ではかなり面白いと感じました。それと、なんとなく映画としての格調を感じました。ただのコメディじゃなくて、ちゃんと映画芸術としての品を感じたのです。宴会の踊りのシーンの挿入とメリハリは、これまでの三谷作品では感じられなかった映像作品としての巧みさを感じました。城から見える景色と空の青さも素晴らしいと思いました。三谷幸喜作品というと、無条件にコメディとして構えてしまいますが、これはコメディとして期待するより、人間模様を描いたドラマとして観た方が満足できる気がします。
だみおさん [DVD(邦画)] 7点(2014-10-04 21:45:00)
64.ネタバレ なかなか面白かった。無理矢理笑わせようというところがないのに笑える。
最近では一番好き。12人の優しい日本人にも通づるところがある。
ものすごく続きが見たくなった。
だってこれからすごいですよ。
更に複雑怪奇、激動の展開になるはずで。
とにかく、大泉の秀吉の魅力!
千利休との確執も三谷ならどう描くのか。
清州会議2というタイトルにはできないだろうが、この後の秀吉が見たい!

うさぎさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-09-17 00:54:33)
63.ネタバレ 人を見る目、先見の明、人を惹きつける話術、切れる頭、ポジティブな性格。今の時代でも重要な能力だなと思いました。
VNTSさん [インターネット(字幕)] 7点(2014-05-23 23:37:07)
62.いつもながら期待が大きすぎてその分落胆も大きい三谷映画。そこそこ笑えるが、歴史オンチにはあまりお薦めできないかも。忍者の襲撃などラスト30分間のシーンは蛇足。
Q兵衛さん [映画館(邦画)] 7点(2014-01-30 11:04:05)
👍 1
61.ネタバレ 過去の作品のテイストを維持しつつ、歴史モノにチャレンジした三谷監督に大いに期待しましたが、概ね外れることなく楽しめました。
オープニングの絵巻物アレンジの雰囲気はどことなくタランティーノ風(超個人的な印象かも知れませんけど)で、その後の展開、てか演出に大いに期待させられましたけど、そこから後は思いのほか地味に淡々と(三谷テイストはちりばめられてますけど)物語が進み、見せ場の清須会議へと突入します。そのあたりの演出が観る人によっては不満と言うか消化不良なのかも知れませんね。
でも、ワタシ的には満足。具体的にどこがというと役者さんたちの演技合戦的なところになってしまい、純粋に作品に満足と言うのと違うのかも知れませんけど、138分の長尺を全く感じさせられなかったところは惹きこまれていた証拠。フジテレビが関わってるから1年後には地上波初放映かも知れませんが、ここは7点献上とさせていただきます。
タコ太(ぺいぺい)さん [映画館(邦画)] 7点(2013-12-01 18:38:48)
60.清洲会議という、歴史好きなら大好物、一般の方にはあまり馴染みのない題材を、よく映画化してくれたもんだと思う。
清洲会議「だけ」を映画化したら、ただの、「急死した大企業社長の後釜争い」+舞台劇になってしまうことを危惧したけど、そこは三谷幸喜、随所にコメディシーンと野外シーンを織り込んで、楽しい映画になっている。
ただし、チャンバラも合戦もないから、やっぱり戦国時代物とは言えないかな。
お話の方は、よく知られたエピソードが軸になっているから、安心の出来。
でも、自分みたいに「清洲会議だけ取れば、むしろ柴田勝家の勝ちじゃないか?信孝、お市を味方にし、信雄も秀吉の味方にはならなかった。」なんて考えている人間には、やや物足らない。
まあもっとも、そんなことを映画化したら、収拾つかない話になってしまうだろうから、これはこれでいいんでしょう。
ただ、女優陣のお歯黒と剃り眉はやりすぎ。
喪中といえるこの時、こんな化粧したか疑問だし、現代人から見たら不気味なだけだし。女優さんかわいそう。
それから、登場人物をこんなにたくさん出すんだったら、字幕を出さないと不親切。自分でも、「五郎左=丹羽長秀」で早くもちょっと混乱したし、信包はそもそも不要だったし、「犬千代=前田利家」は、最後にようやくわかったし。
とはいえ、役所広司と大泉洋の演技合戦は楽しかったし、中谷美紀の踊りも凄みがあったし、よくできた歴史コメディと思う。
まかださん [映画館(邦画)] 7点(2013-11-24 19:43:13)
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 79人
平均点数 5.80点
000.00%
100.00%
211.27%
356.33%
41012.66%
51316.46%
62430.38%
71721.52%
8810.13%
911.27%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review4人
2 ストーリー評価 6.00点 Review9人
3 鑑賞後の後味 6.62点 Review8人
4 音楽評価 6.60点 Review5人
5 感泣評価 3.20点 Review5人

■ ヘルプ