映画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語』の口コミ・レビュー

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語

[ゲキジョウバンマホウショウジョマドカマギカシンペンハンギャクノモノガタリ]
2013年上映時間:116分
平均点:5.61 / 10(Review 31人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-10-26)
サスペンスファンタジーアニメシリーズもの青春ものTVの映画化
新規登録(2013-11-05)【8bit】さん
タイトル情報更新(2025-06-18)【イニシャルK】さん
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監督新房昭之
悠木碧鹿目まどか
斎藤千和暁美ほむら
喜多村英梨美樹さやか
水橋かおり巴マミ
野中藍佐倉杏子
加藤英美里キュゥべえ
阿澄佳奈百江なぎさ
新谷良子志筑仁美
上田麗奈女子
松岡禎丞中沢
河西健吾男子生徒
岩永哲哉鹿目知久
原作新房昭之(Magica Quartet)
虚淵玄(Magica Quartet)
シャフト(Magica Quartet)
脚本虚淵玄
音楽梶浦由記
作詞梶浦由記「君の銀の庭」/「misterioso」(Sony Music Entertainment)
作曲梶浦由記「君の銀の庭」/「misterioso」(Sony Music Entertainment)
編曲梶浦由記「君の銀の庭」/「misterioso」(Sony Music Entertainment)
主題歌ClariS「カラフル」(Sony Music Entertainment)
Kalafina「君の銀の庭」(Sony Music Entertainment)
挿入曲Kalafina「misterioso」(Sony Music Entertainment)
製作アニプレックス(Madoka Movie Project)
博報堂DYメディアパートナーズ(Madoka Movie Project)
毎日放送(Madoka Movie Project)
制作シャフト(アニメーション制作)
配給ワーナーブラザースジャパン
作画梅津泰臣(OPアニメーション原画)
名倉靖博(原画)
橋本敬史(エフェクト作画監督)
あらすじ
見滝原中学校に通う、鹿目まどか(悠木碧)、美樹さやか(喜多村英梨)、巴マミ(水橋かおり)、佐倉杏子(野中藍)は、人の悪夢が具現化した怪物「ナイトメア」と毎夜戦っている。そこに、同じ魔法少女である暁美ほむら(斎藤千和)が転校してくる。ある日の任務中、ほむらはふと違和感を覚え、杏子と共に調査を開始する。二人は見滝原から出ることができず、自分たちの記憶が巧妙に改竄されていることに気づく。
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💬口コミ一覧

31.ネタバレ 2014年の大晦日を迎えるのと時を同じくして、“叛逆”の物語を観終える。
しまった。一年間の大詰めのこのタイミングで観るにはあまりにインパクトが大きすぎた。

主人公の神々しいまでの「慈愛」をもって、“正義の味方”の根本的な存在性を守り切って終幕したテレビシリーズからの[新編]。
それに「叛逆の物語」と銘打った理由が明確になったとき、あまりに悲しく予想外な展開に対する衝撃と共に、この物語世界の本当の主人公が誰であったかということに気づき、“彼女”の希望と絶望の真理を思い知る。

あまりに残酷、あまりに悲壮、そのストーリーテリングと表現方法は、もはや狂気の沙汰と言って過言ではない。
しかしそこに物語の展開的な理不尽さは無い。テレビシリーズの最初から、この顛末に対しての布石は確実に打たれており、必然性を着実に育んでいた。その物語構成が本当に見事過ぎる。

思い返してみたならば、“彼女”は一度も「正義」のために戦ったことはなかった。“彼女”が戦う理由は、終始一貫ただ一つだけ。
ただ一つの戦う本当の理由を失い、それでも一人“記憶”を持ち続けて戦いの場に身を投じるしかなかった悲しき魔法少女がダークサイドに落ち込むことは、むしろ必然だったろう。

「残酷」の更にその先に存在した、狂おしいまでに純粋な愛と、それに伴う純粋な闇。
着地した場所は、「暴走」と「破滅」がもたらしたまったく新しい世界。
それは、正義や秩序とは程遠い偽りの世界。
けれど、深淵な闇そのものとなった魔法少女の“魂”を否定することなど誰も出来ない。
もし彼女を救うことができるとしたならば、それはやはり……。

この物語は、光と闇に等しくまみれた最高のエンターテイメントだ。
鉄腕麗人さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2014-12-31 00:58:39)
30.ネタバレ TVシリーズが完璧な作品だっただけに見るのが怖かったけど、これはこれでアリと思えた。
続編と思って見始めたのに辻褄の合わない展開に戸惑ったけど、真相が明らかになって涙が溢れた。
本作は暁美ほむらの為だけの救済物語なんだと理解しました。
本編ではすべての魔法少女が救済されたけど、実際にはそれぞれの魔法少女にそれぞれの救済物語があったのかも知れない。
まどかがやったことの壮大さを改めて感じさせられました。
とは言うものの、救済後の展開にはモヤモヤしました。
それを除けば素晴らしい作品だと思うので、続編でこのモヤモヤが解消されることを期待して、甘い評価にしておきます。
もとやさん [インターネット(邦画)] 8点(2023-07-09 14:05:01)
29.ネタバレ まどかマギカというアニメ自体は、宇宙生物に魔法少女にされた少女たちが戦い、
穢れが溜まりすぎると魔女になってしまう、というのがまずひとつのネタバレ。
そこからまどかという主人公が女神になって魔女化しないように世界を作り替えた、というのがテレビ版のラスト。

で、この映画は、その作り替えられた世界で過ごしたほむらが最後を迎えたときに
宇宙からの使者であるキュゥべえに取り込まれてその中で魔女化してしまうというもの。
そのほむらを救おうとまどか登場するもほむらはまどかを人間化してしまう。
これがこの映画の後半です。
多分非常にわかりづらい。

まぁ前半はファンサービスですし、後半は次のアニメができたらそれに繋げようというあざとさも見えます。
結局はそんな続編は作られず、ゲームのほうのアニメ化がされるようですけれどもね。

内容としては全員に見せ場がある、というところはポイントでしょうね。
特に美樹さやかちゃんはすべてを知るものとして、かつ人間でありながら魔女を内包しているチートキャラとして大活躍します。

というわけでテレビ版が好きかつ、ちょっとくらいはテレビ版をダメにしても問題ないという
かなり狭いファンに向けての映画なので万人受けは全然しませんけどね。。。
にんじんさん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2019-08-09 19:38:31)
28.正直ストーリーはよくわかってないのですが、雰囲気に浸れたのでよかったです。
Donatelloさん [映画館(邦画)] 8点(2017-07-20 17:16:16)
27.ほとほと感心する。

TV版ありきの作品だが50歳のオッサンには辛い前半の緩み具合からの、大展開。

意図してかどうかは不明だが、TV版に仕込んであった深読み設定を解消するとても鋭いストーリー、中盤以降はグイグイ引き込まれる。

TV版でのOPや、反逆の前半などパッと見、敬遠されるレベル、しかし、これが終盤、鬼のように効いてくる、お見事!

他のレビューでも書いたが、実写映画の脚本は大いに参考にすべきだ、アニメに負けてるぞ。
カーヴさん [DVD(邦画)] 8点(2015-02-19 08:21:50)
26.大筋良かったのですが、物語的にでなくインパクトの面で新キャラの娘は居ても居なくても良かった感じが。おそらく次回作もあると思われますのでそちらも期待したいです。
TAKIさん [DVD(邦画)] 8点(2014-09-18 00:39:56)
25.ネタバレ 「鹿目まどか。あなたは自分の人生が尊いと思う?家族や友達を大切にしてる?」
「えっと、わ、わたしは、大切だよ。家族も、友達のみんなも、大好きで、とっても大事な人達だよ。」

一話のやり取りをもう一度問い直すようなラストに、とにかく痺れた。

そう。ほむらが創造した「この世界」は、当然マトモとはかけ離れたイビツな世界なのだが、まどかの存在をほむらだけにしか認識できない「かつての世界」もまた、決して正常なんかではないと、私も思うのだ。

そんなほむらの壮大な「叛逆」を観終え、深い溜飲と共に「こりゃ二期(もしくは続編)、あるな」と確信し、ついつい小躍りしてしまう四十路の(きみわるい)私。

ほむらにとってもまどかにとっても、キチンとした幸せな世界があってもおかしくは無いはず。

ほむらやまどかだけでなく、全員が幸せな世界を切り開くようなそんな物語、続編を期待しつつ、とりあえず今作は感動させていただきました。

aksweetさん [DVD(邦画)] 8点(2014-04-28 02:31:04)
24.ネタバレ テレビシリーズの続編ということで、どうなるかと思ったら……いい方に裏切られました。
見終わったときは唖然としましたが、終わった後にいろいろ考えてしまう力がすごかった。
音楽、イヌカレー空間もとてもよかった。
プランクトンさん [映画館(邦画)] 8点(2014-02-11 23:34:12)
23.ネタバレ 序盤、みんな揃って変身しはじめた時はゾクっとしました。でもストーリーとしては良かった(若干難解だが)と思うし、イヌカレー空間も満載で良かった。
黒ネコさん [映画館(邦画)] 8点(2013-11-30 19:36:49)
22.ネタバレ ◆上映直前まで試写評やレビュー記事も全く出てこない、情報統制がなされていた本作。実のところ、期限ぎりぎりまで手を入れていたと言うだけあって、インパクトは想像以上の仕上がりだった。◆「叛逆」というキーワードがタイトルにある以上、世界観をひっくり返す事は想定されていたが、謀反を起こしうる人物はある程度限定される。動機が予想と大きく異なり、最後まで見事に騙された。◆前半の至る所に不自然なカットを紛れ込ませてあり、見る度に発見のある芸の細かい作りに圧倒された。特に印象的なのは「不気味な飛行船」と「おかしな遠近感を含んだ描写」。空飛ぶモノはジブリの専売特許だが「夢と希望」から「絶望」を示す小道具として秀逸。遠近感も、ありえないモノがさりげなく描かれており、舞台空間の異常性を的確に表現している。◆前作までの観客を驚かせるエンタテイメント部分も忘れていない。主要人物5人そろい踏みやお菓子の魔女の活躍などの展開が楽しい。5人の変身シーンは影絵やコラージュに動きの多いデジタルアニメーションを足すという、20世紀から21世紀をまたぐアニメ技術史的表現が印象的。◆この作品の売りである「異空間」表現はさらに尖鋭さを増し、体感的には上映時間の7割以上を占めている感も。予算と時間が許すならこの空間のクリエイターである「劇団イヌカレー」を主にした3D作品をぜひ見てみたい。◆アクションシーンも異空間と言う事で物理制約にとらわれないアクロバティックな表現が見事。特に中盤の銃撃戦は「マトリックス」を思い出した。このシーンだけワーナーの洋画で実写として使ってくれないかな。◆後半のネタバラシが「キュゥベェ大いに語る」状態であることは減点。難解な用語の嵐になってしまった。ここで振り落とされた人も多いのでは。あと2~3分足してでも、絵で見せて欲しかった。◆既存作の評価と固定観念に対する作者たちの叛逆。そう読み取れば、本作は完結ではなく、「マギカ・サーガ」の始まりかもしれない。◆オスカーレースにもエントリーしたようだが、明らかな異色作。ファイナリストに残る可能性は厳しいだろうが、日本アニメーションの叛逆児として暴れて欲しい気もする。ジブリだけではないのだと。
ばびぃさん [映画館(邦画)] 8点(2013-11-14 09:38:00)
👍 1
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21.ネタバレ テレビ版、劇場版共に視聴済み。
結構面白かった。
ここまで見てきてキャラにもある程度愛着もあるし
先の気になるギミックもいくつか盛り込まれ引き込まれたし。
ラストも普通に終わるよりちょっと強引ではあるものの
バッドエンド的で面白い終わり方になってたと思う。
気になったのは前半ダレるわりに後半駆け足なとこ。
あと最後の方まで山場があまり無かったこと。
せっかくの新キャラなのにこれ生かして盛り上げて欲しかったな。
Dry-manさん [映画館(邦画)] 8点(2013-11-07 02:40:50)
20.ネタバレ 頭悪いので良くわからんてのが、正直な感想です。前作のその後に当たるのかと思いますが、耐性ができて意外性は感じないかもしれない。一気にTV版、映画2作、本作と観たんだけど、主要5人の名前が思い出せない^^;、元々、名前を覚えるのが苦手なんだけど、自分の記憶容量の少なさに呆れますね。。。まどかとほむらは覚えてるけど、あと3人なんだっけ。。。 【追記】1回目はパラレルワールド的な作品と思いこんでいたので失敗したのだと思います。2度目を観る時は続編との認識で観てみました、混乱したストーリーを把握する事が出来たので楽しめました。
ないとれいんさん [DVD(邦画)] 7点(2014-11-12 12:10:36)
19.ネタバレ DVDで鑑賞しました、TV版劇場版共に視聴済みです。叙実トリック的なのは良いのですが、ほむら自身が気がついてないというのが疑問、さらに「この時を待っていた」というほむらのセリフが疑問、結局ラストが疑問で何度鑑賞してもモヤモヤ感が残ります、まどマギは好きな作品なので甘いレビューになりました。
映画あまり見ない人さん [DVD(邦画)] 7点(2014-08-28 23:33:32)
18.ネタバレ  まあ、つまり『ビューティフル・ドリーマー』なんですけど。

 その世界、あえて『まど☆マギ』で正統派魔法少女モノをやってみました、っていう冒頭部分の違和感、だけど意識下でほむらが望んだソレは、みんなが見たかったソレなのかもしれません。アンソロジーものが悉く幸せで明るい魔法少女を描いているように。
 つまり、あの世界に閉じ込めているのはほむらの意思であると同時にそういうヌルさを望むファンの意思でもあるようで。

 いよいよメタものとしての色が強くなった映画新作は、そう考えると後半の徹底的な世界の破壊と明確な偽りの世界への再生がやたら皮肉に満ちたものに見えてきます。
 まどかの幸せを心から願ったはずのほむらの気持ちは、しかしここに来て世界を包むエゴの塊へと置換され、これまでの物語の全てがほむらのエゴに内包された存在に過ぎなかった、キャラ達を翻弄する真因と思われたインキュベーターですらも抗えず支配された憐れな存在へと堕してしまうこの到達点は、前作の極端な、でも「どうにも納得のゆかないハッピーエンド」を更に超越してゆきます。

 それに失望や絶望を抱いた方が健全なのかもしれません。ほむらの選択によるオチ(エンドクレジット後の映像まで含んで)を「最高に幸せなバッドエンド」として感じてしまえたとするならば、それは色々とこじらせているようなカンジで。これは観客に突き付けられたリトマス試験紙みたいなものとでもいうのでしょうか。

 個人的にはそれに納得できてしまいましたし、とても心地よかったりもしたわけですが・・・

 マミさんと劇団イヌカレーいっぱいだったしね。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 7点(2013-11-06 21:42:21)
👍 1
17.これはこれで面白かったです。TVシリーズを含めた作品全体を通しての印象は、見た目の奇抜さとこれまでの魔法少女とのギャップ、といった要素とは裏腹に、「タイムリープ」と「内なる宇宙」的な話を詰め込んだ、王道といってよい話なのかなぁという感じ。
マー君さん [DVD(邦画)] 6点(2014-09-22 18:52:23)
16.ネタバレ 前作(前後編)を支持した人々のうち、劇中世界の苛酷さを含めて受け入れた人々と、実はゆるい魔法少女世界の方を望む人々の割合がどの程度だったかはわからないが、しかし自分も一応のファンであるから、序盤でマミさんが入浴後の姿で登場し、鼻歌で「マミさんのテーマ」(Credens justitiam)を歌うところや、その後の5人勢ぞろいを見ているとやはり心なごむものがある。
当然そういうノリのまま最後まで行くはずもなく、やがて徐々に日常空間が異化していく過程も評価できるが、終盤の戦いではまたマミさんが超豪華版「ティロ・フィナーレ」を披露したり、さやかと杏子の友情が強調されたりするのが感動を誘う。まどかも含めこの場面ではみんな本当にかっこいい。ほか何気に「委員長の魔女」(の使い魔)が来援していたのも嬉しく感じられた。

ところで台詞を聞く限り、ほむらが改編した世界はそれなりに合理的に運営されているようで(呪いは全部インキュベーターに押し付けたらしい)、それでみんなが幸せなら何が悪いのか、というのも間違いない。しかし問題は、この都合の良すぎる世界が外の世界、つまりわれわれのいる現実世界と全くつながっていないことである。前作(前後編)では、悪も絶望も現世から絶対に除去できないことを当然の前提(いわば摂理)とし、これとあくまで戦うことの尊さを説いていたためアニメファンでなくとも共感を寄せられたわけだが、しかし新編では架空の理想世界として完成されたためこのアニメ限定で閉じてしまい、現世に生きるわれわれからはかえって遠ざかってしまっている。
これは個人的には歓迎できない結末だが、劇中でもこういう世界への疑問が最後まで残されていたことはわずかな望みなのかも知れない。前半ではほむらでさえも偽りの世界に反発していたが、終盤になるとまどかの存在が現実世界のわれわれとつながる最後のよすがになっていたように思われる。この新編が誰に奉仕しようとするものだったか現時点では判断できないが、まどか本来の姿に対する共感を失うべきではない、というのは制作側の残しておいたエクスキューズと取れなくもない。

なお自分としては、この新編で終わりになるのは納得できないが、際限なく続編を作り続けることも望まない。かえって初めから新編などなかった方がよかったのではという気もするが、評点はとりあえず“普通に面白い大作アニメ”の標準点としておく。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 6点(2014-04-21 21:55:43)
15.ネタバレ テレビ映画含め、前情報あって初めて成立する映画。
面白かったが、神に近い力を手に入れるのと引き換えに覚悟を決めて消え去ったのに、あっけなく皆の前に戻ってきたのには興ざめ。
misoさん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2014-04-05 19:21:31)
14.楽しんで見れましたが、テレビ版のほうがうまいこといってました。
コダマさん [映画館(邦画)] 6点(2014-01-10 00:28:51)
13.ネタバレ TV版、劇場版(総集編)とも視聴済み。アニメーション表現自体はこの作品独自のものなので、どうこう言うべきものではないと思う。こういうものだと受け入れるだけのこと。逆にストーリーはもう一歩。何となく話の筋は理解できるが、真相をつかむには何度も観なくてはならない印象を受けた。まず、この「新編」がTVシリーズの続き(同じ時間軸で同じ世界)なのかということがわからなかった。なぜならTVシリーズで円環の理となり肉体的存在がなくなったまどかが存在している世界だったから。あと、「叛逆」を行ったのは結局ほむらという認識で良かったのか。キュウベエは円環の理となったまどかの力をまた利用しようとしていただけなのか。それは「叛逆」なのか。こういうことが一発でわかる人もいるのだろうが、そうでない自分には若干のフラストレーションが溜まった。わざとわかりにくくして何回も見させて、徐々に理解するカタルシスを得させるという演出方法も理解できなくはないが、1回見ただけで誰もが内容をクリアに理解できるような演出もあったのではないか。一回の鑑賞で理解できたならもう1点追加したと思う。
MASSさん [映画館(邦画)] 6点(2013-11-15 00:57:25)
12.ネタバレ 「引き際を見誤ってしまった」。これが第一印象。確かにビッグコンテンツになってしまったら、例え嫌でも重役の意向で作らざるを得ないだろう。そういう臭いが感じられる。そのため、ほむら以外の他の登場人物の心理描写が空虚であり、キュゥべえのネタばらしが押井守ばりの長セリフを延々と話すだけで、映像で語ることを放棄した演出が致命的。難解云々以前に商品になってしまった作品を無理に作っているから破綻している(公式の2次創作化)。だからこそのあのラストだろう。まどかを契約させない約束を果たせず、比較的マシな世界になっても諦めきれないのは理解できるが、本作で意思をハッキリさせる必要はあったか。もっとも、潔く完結させる権限を持てないから、このまま"延長戦"をずるずると続けていくのだろうが。一番の収穫は新キャラの百江なぎさの可愛いさくらいだろう。
Cinecdockeさん [映画館(邦画)] 5点(2015-11-28 03:06:27)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 31人
平均点数 5.61点
000.00%
1412.90%
226.45%
326.45%
413.23%
539.68%
6516.13%
739.68%
81032.26%
900.00%
1013.23%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review3人
4 音楽評価 8.33点 Review3人
5 感泣評価 2.33点 Review3人

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