映画『フューリー(2014)』の口コミ・レビュー

フューリー(2014)

[フューリー]
Fury
2014年上映時間:134分
平均点:5.99 / 10(Review 81人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-11-28)
アクションドラマ戦争もの
新規登録(2014-10-25)【+】さん
タイトル情報更新(2022-01-05)【イニシャルK】さん
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監督デヴィッド・エアー
キャストブラッド・ピット(男優)ドン・コリアー(ウォーダディ)
シャイア・ラブーフ(男優)ボイド・スワン(バイブル)
ローガン・ラーマン(男優)ノーマン・エリソン(マシン)
マイケル・ペーニャ(男優)トリニ・ガルシア(ゴルド)
ジョン・バーンサル(男優)グラディ・トラヴィス(クーンアス)
ジェイソン・アイザックス(男優)ワゴナー大尉
スコット・イーストウッド(男優)マイルズ軍曹
ブラッド・ウィリアム・ヘンケ(男優)デイヴィス軍曹
ゼイヴィア・サミュエル(男優)パーカー少尉
アナマリア・マリンカ(女優)イルマ
堀内賢雄ドン・コリアー(ウォーダディ)(日本語吹き替え版)
小松史法ボイド・スワン(バイブル)(日本語吹き替え版)
梶裕貴ノーマン・エリソン(マシン)(日本語吹き替え版)
坂詰貴之グラディ・トラヴィス(クーンアス)(日本語吹き替え版)
田中正彦ワゴナー大尉(日本語吹き替え版)
渕上舞〔声優〕(日本語吹き替え版)
木村昴パーカー少尉(日本語吹き替え版)
間宮康弘トリニ・ガルシア(ゴルド)(日本語吹き替え版)
脚本デヴィッド・エアー
音楽スティーヴン・プライス〔音楽〕
撮影ローマン・ヴァシャノフ
製作デヴィッド・エアー
コロムビア・ピクチャーズ
製作総指揮ブラッド・ピット
配給KADOKAWA
美術アンドリュー・メンジース(プロダクション・デザイン)
衣装アンナ・B・シェパード
編集ジェイ・キャシディ
ドディ・ドーン
字幕翻訳松浦美奈
あらすじ
1945年4月、ドイツに侵攻中の連合軍。射撃手バイブル(シャイア・ラブーフ)、操縦手ゴルド(マイケル・ペーニャ)、装填手クーンアス(ジョン・バーンサル)の3人と共にシャーマンM4中戦車「フューリー」を駆る、車長ウォーダディ(ブラッド・ピット)の部隊にある日、新兵のノーマン(ローガン・ラーマン)が副操縦手として配属される。
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💬口コミ一覧

81.ネタバレ 戦争は悲惨で狂気であり、自分も戦争だけは嫌だが、それと同時に、戦車や戦闘機などの兵器が活躍する映像には興奮し、兵士が戦う姿はアクション映画のごとく楽しんでしまう困った精神が僕にはある。そーゆうことを考えさせられる映画でした。言い換えると、戦場の興奮を純粋に描いた昔のアメリカの戦争映画に、そこにある現実の悲惨さを表現した最近の戦争映画をブレンドした映画ともうしましょうか。かっちょよくハラハラする戦車戦、並行して描かれる狂気と、えぐい死体、ちょっとした戦場の恋の物語とそれをあっさり無意味にする悲惨な現実。人は平和を願って戦争する矛盾した生き物。僕もこの映画には恐怖と憧れの矛盾した精神が交互に押し寄せてきました。タイガー戦車ってあんなに硬かったんすね。戦車の中って意外と広いんですね。乗組員のそれぞれの行動や、それと連携する歩兵の行動もよく理解できました。
なにわ君さん [DVD(字幕)] 10点(2015-04-18 15:49:43)
👍 2
80.ネタバレ なかなか見応えのある戦争モノでした。中盤の幕間劇のような食事シーンを含め、全編にわたる冗談抜きの緊張感がいい。ブラッド・ピットって存在感のある役者だなと、あらためて思います。「理想は平和だが、歴史は残酷だ」なんていうセリフもシビれました。
が、終盤の戦闘はどうなんでしょうねぇ。もう戦争自体が間もなく終結するとわかっていたはずのこの時期に、あえて無謀な戦いを挑む理由がわからない。ランボーやゴルゴじゃないんだから。「これはオレの家だ」なんていうセリフも、お涙頂戴みたいで興ざめ。要するに「ブラピかっこいい」「ブラピかわいそう」と思わせたいがための強引な演出だったような気がして、そこだけちょっと残念。しかし傑作であることは間違いありません。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2018-08-10 02:55:17)
79.戦争映画で、ここまでリアルでグロテスクな映像は少ないのではないか。こんな映画が作れるアメリカが一時も戦争を止めやれない矛盾。それに追従しようとしている愚かな我が宰相。ちょっと暗くなる映画でした。
kaaazさん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2015-03-21 01:33:11)
👍 1
78.ネタバレ 描写はグロいです。ですが、戦わなければ殺されてしまう。ブラピの「フューリー」にかける情熱にやられてしまった。
ゆっきーさん [DVD(字幕)] 8点(2018-05-07 13:15:46)
77.ネタバレ 昔の娯楽ラインのアメリカ戦争映画は、リアリティじゃなくって娯楽性を追及して(戦勝国万歳的に)作られてた。でも、その後只管リアリティに満ちた作品(初めの頃は感情的に、徐々に視覚的に)が作られ、今や寧ろ反戦的であることが主流なので(当然か)娯楽一辺倒な作品は少数派。そんな中で、この作品はどっちつかずの印象です。だから不満なレビューも多いのかな?
ブラピ演ずるドン・コリアーの死への決意や、ノーマンが若いSS兵に見逃してもらうところ辺りは、日本映画で描かれる武士道的なシーンを思わせ、変わったな~、アメリカ戦争映画というのが一番の印象です。
タコ太(ぺいぺい)さん [DVD(字幕)] 8点(2016-02-14 11:27:13)
76.久しぶりに面白い映画を見た!という充実感を感じました。戦争映画はそんなに好きでもないんですが、戦闘シーンでは、まるで自分もフューリーの乗組員になったかのように、緊張感が感じられました。戦争映画ですが、エンターテイメント作品としても高く評価できると思います。
たけたんさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-01-17 13:25:16)
75.ネタバレ 多分戦車映画の最高峰に躍り出たのは間違いないと。

第二次世界大戦中、歴戦の強者であるブラッドピット率いる最強戦車クルー。そこに補充された新兵の成長を軸にストーリーは進みます。

ブラッドピットの魅力がハンパない。軍曹という階級。猛者の階級というイメージが私には(^_^;)クルーもハンパないメンバーが揃っているが、ブラッドピットを完全に信頼している。うーんいいチームだ^ ^

戦争を美化するわけでもなく、ドイツ軍を必要以上に悪にしている印象もなく、とても公平に感じる映画でもあった。

様々なエピソードをいれ、シャイアラブーフらかっこいいクルーの人となりのわかる描写もいれ、ラストへ向かいます。

途中のティーガー戦車との戦いも含め、砲弾の軌道の見える戦闘描写は迫力満点(^O^)/戦争映画の新しいスタイルもみせてくれました!

ラストは…うわー、さらば宇宙戦艦ヤマト状態(>_<)うわー、うわー、うわー、さすがハリウッド!あまり褒めたくないのにさすがハリウッドm(_ _)m

完全にオススメ。戦争反対と強く思う私でも、完全にオススメm(_ _)m
JFさん [DVD(字幕)] 8点(2015-09-13 23:25:01)
74.※いつもそうなのですが「吹替+字幕」で鑑賞
 色んな発見があるのでおすすめです。

バトルフィールド4という戦争ゲームを始めて、戦争映画を観たいなという気分で
レンタルしてきたせいもあってか楽しめました。
逆に言えばそんな気分を満足させてくれる映画ですね。

近年のゲームは、映画並みに精巧なストーリー・グラフィックスで
まさに仮想現実世界で遊んでいるようですが、この作品では多種ある戦争ゲームでもあまり表現されない部分
「生々しい戦場描写」「殺し合いとはどういう事か」を見せてくれます。

誰もが思う最後のパートの残念さはありますが
それでも優秀な戦争映画でした!
tachicomaEMSさん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2015-08-13 14:04:23)
73.東京都心から直線距離で2400キロ弱ほど南下すると、そこには太平洋戦争の激戦地、サイパン島がある。サイパン島の空港は島のほぼ南端に位置しており、そこから南を見ると潮の流れの向こう数キロには隣り合わせるテニアン島がある。 テニアン島の北部高台には比較的大きな平地があり、戦時中にエノラゲイを含む当時の長距離爆撃機が日本の各地にむけて飛び立った滑走路が4本、まさに兵どもの夢の跡として一部を草に覆われてそこに残っている。 東西に延びる不可思議な虚無空間に立つと、ここが南洋の青空の下であるにも関わらずすこし肌寒く感じる。 サイパンほど観光化が進まなかったこの島には、往時の生活を忍ばせる神社跡などに混じって戦時の遺物が徐々に自然に飲み込まれていっている。 ドイツ戦線の話でなく、ティーガー戦車の話ではなく、ブラッドピットを語らずに恐縮だ。 が、しかしもし貴方がこの映画を通じて戦争の狂気を感じたなら、人間性とは如何に不条理なのかを感じたなら、きっと私が荒れ地の滑走路廃墟に立ったときの「あの気持ち」と共感できたのではないかと思う。
crushersyuさん [インターネット(字幕)] 8点(2014-12-12 08:17:39)
72.ネタバレ 戦車兵の話が珍しくて期待していましたが予想以上に面白かった。戦車同士の戦いが少なかったのが残念ですが終盤のドイツ軍との戦いは圧巻。最後まで戦い抜く男たちの熱さを感じられました。しかも全編においてブラピの存在感も半端なく退屈になりがちな休憩シーンでも緊張感がすごい。新人のノーマンもあっという間に現場の雰囲気に染まり驚愕でした。最後に見逃してくれたドイツ兵もゆくゆくは戦争に染まっていってしまうんだろうなぁ。
ぷるとっぷさん [映画館(字幕)] 8点(2014-12-07 03:22:28)
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71.ネタバレ あまり背景を知らずに鑑賞。
正直戦争映画は得意ではないけど、ブラピのでてるヤツならって感じで観ました。
まぁ、軸となる人がいればこそ観られるってな感じで、その点楽しめました。
たしかに最後の戦闘はやりすぎだなとは思いつつ。
こういった史実があって、つくられた映画なのか、なんなのか。
その辺からしてさっぱりわからなかったので、まぁそこはともかくですが。
ろにまささん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-11-14 00:18:06)
70.ネタバレ 2016.05/12 観賞。単体の戦車での兵士達に絞っての人間ドラマはちょっと記憶に無い。プロローグでの戦場跡のシーンは凄い。また戦車内部の詳細シーンも珍しく良い視点。でも甘甘の展開はかえって作品を損なう。ラブシーンは無いよ、まだ強姦のほうがリアルか・・。生き残りも甘いがちょっとは気分良く・・。
ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-06-01 21:55:23)
69.ネタバレ 閉塞感ばかりの描写の中、途中で一服の清涼剤の如く登場するドイツ人女性の存在が効いている。
主人公ご一行に弾がなかなか当らないお約束は有れど、米独双方の戦車が轟音と共に動き回る様は一見の価値有り。
たくわんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-01-19 12:56:09)
68.朝が来る。
朽ち果てた戦車と、そこで闘い果てた屍を越えて、兵たちは歩を進める。
まるで何もなかったかのような俯瞰で、残骸となった戦車を一つ残し、一つのストーリーが終わる。

「戦争」という、繰り返される人間の愚かな歴史の中で、同様のシーンが一体、幾千、幾万、繰り広げられてきたのだろうか。
その無残の極みの様に、胸が詰まる。


僕自身はミリタリー描写にそれほど熱い頓着が無いので、伝説的な戦車とその活躍の様を忠実に再現したという、この映画の触れ込みにもあまり興味を惹かれなかったことは否めない。
ただ、世の好事家たちはこぞって絶賛しているので、全編通して描き出される戦場シーンに一切の妥協はないのだろう。

冒頭に記した通り、戦争そのものに対する普遍的な無残さと、そこに携わった人間たちが抱える虚無感は、きちんと描かれている。
そして、ビジュアル的な説得力も充分に備わっている優れた戦争映画、なのだとは思う。

ただし、ひしひしと伝わってくる映画のクオリーティーの高さに反して、今ひとつ感情的に揺さぶられるものが少なかった。
ラストの決死戦などは、もっとエモーショナルな感覚を持ってしかるべきなのだと思うが、何となく淡々と観れてしまった。

人物描写の描き込みが希薄だったのか、そもそもミリタリー映画自体への愛着が薄いからか、単に精神的なタイミングが悪かっただけなのか。

この虚しさのような物足りになさに、戦争の空虚感を表現していたとしたら、それはそれで大したものだけれど。
鉄腕麗人さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-11-01 00:26:37)
67.ネタバレ 戦車の戦闘シーンは迫力ものだったが、色々と気になるシーンが…。ドイツ人の若いお姉さんとのシーンやSSに対する私刑、ラストのブラピにはなかなか当たらない弾もそうだけど、私がSSなら動かない戦車はほっといて、遠回りして目的地に行こうかと思うんですが?そういうマイナスも含めて、映画としては十分楽しめた。
木村一号さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-08-12 21:33:27)
66.ネタバレ ノーマン、何処に居る?こっちへ来い。分かるか、こいつはさっき捕まえたドイツ兵だ。ドイツ野郎を殺せないような役立たずはいらない。こいつの背中に風穴を開けろ。間違っていようと関係ない。お前は何をしにここに来たんだ?俺たちの任務はナチスを殺すことだ!ノーマン、お前はこいつを殺すためにここにいる。そして、こいつはお前を殺すためにここに来た。こいつを殺すか、お前が死ぬかだ――。1945年、4月。連合軍に追い詰められ、降伏寸前のナチスドイツは、最後の総力戦を戦うために女子供を問わず戦場へと駆り立てていた。兵役についたばかりのノーマン二等兵は、そんなドイツ軍との熾烈な戦いの最前線へと送り込まれるのだった。それまで事務仕事ばかりで実戦経験のほとんどないノーマンだったが、歴戦のベテランであるドン・コリアー軍曹の愛機“フューリー号”の副操縦士として配属される。鋼鉄と油にまみれたそんな狭い戦車に揺られながら、ノーマンは戦場の汚い現実を目の当たりにしていく。自分が信じる神と良心に縋ることによって何とか理性を保とうとするノーマンに、そんなものなど当の昔に捨ててしまったドンは、ドイツ兵は誰であろうとたとえ女子供であろうと躊躇なく殺せるマシーンになれという教育を施していくのだった…。第2次大戦末期のドイツを舞台に、戦車部隊の工員として過酷な戦場を生きたそんな男たちのドラマを生々しく描き出す軍事アクション。とにかく、この徹底的にリアルさに拘った重厚な戦場描写は凄まじいものがあります。ナチスドイツの狂気性はもちろんのこと、歴史的には英雄として認識されることが多い連合軍にもきっと蔓延していたであろうモラリティの欠落も、ちゃんと目を逸らさず描き出した本作のこの冷徹な姿勢は賞賛に値すると思います。そんな汗と泥の臭いにまみれた男臭い物語なのですが、中盤に登場する一人の可憐な女性を巡るエピソードは強い印象を残してくれました。もし、自分の童貞を捧げた美しい女性が、その次の瞬間に死んでしまうなんて経験をしてしまったら、そりゃ人間性なんてどっかに吹っ飛んじゃいますって。今では粗野な振る舞いを繰り返す先輩たちも、きっと入隊したての頃は彼のような葛藤があっただろうにと思うと見ていて辛いものがあります。ただ…、終始そんな冷徹な視線でもって戦争のやり切れなさを見つめていた本作なのですが、後半における無謀なヒロイシズムへと安易に流れてしまった展開はやはり大きなマイナスポイントでしょう。「俺の最大の任務は、仲間を生きて帰らせることだ」と言っていたドン軍曹の信念がここで揺らいでしまったのが残念でした。とはいえ、最後までヒリつくような緊張感を途切れさずに見せきる戦争ドラマとしてなかなか良く出来ていたと思います。7点。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2015-08-04 01:38:22)
👍 1
65.ネタバレ こんなリアルな戦場シーン、映像化して、戦争マニュアル創りますか?戦場はこんなもんだと言ってるんです。立派な反戦映画です。
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2015-06-14 01:13:38)
64.ネタバレ 戦車部隊を中心に描いた戦争映画は近年のメジャー作品としては新鮮であり見応えがあった。本作はB・ピットが優秀な車長ウォーダディを好演しているわけだが、ストーリーは新米副操縦手ノーマンの視点でも描かれており、意図的かどうかわからないが、他の搭乗員を含め登場人物の掘り下げはほとんど行われていないため、どの人物にも感情移入しにくい。強いて言えば、敵を殺すことに何の躊躇もなくキリスト教にも懐疑的と思われたウォーダディが、実は敬虔なクリスチャンだった事が終盤ほのめかされる程度だ。本作はそういう人間ドラマより、むしろ戦場の描写をよりリアルにすることにより、戦争の悲惨さを淡々と描いているようも思えた。特に最初はドイツ兵に銃口を向けられなかったノーマンが戦場で変貌していく様、そしてドイツの街に侵攻した兵士達の傍若無人な振る舞いとウォーダディの清廉な振る舞いの対比が戦争の悲惨さを雄弁に物語っており、「プライベートライアン」とも通じるメンタリティーを感じた。最後の十字路の戦いは「ここが死に場所」と腹を決めたウォーダディの姿が「300(スリーハンドレット)」のレオニダス王に重なってみえた。
田吾作さん [DVD(字幕)] 7点(2015-04-30 11:34:31)
63.ネタバレ 気合の入った戦争映画だった。最後の戦闘のあまりにも無敵すぎる感じは、マイナスかもしれないけど。
ただブラッドピッド演じるドン・コリアーの行動を自分なりに理解はできた。
彼は自分自身にある種の絶望感を抱いていたのではないだろうか? 新兵のときは、脱糞するほどの
小心者だったのに、今ではドイツ兵を殺すことに慣れて仕事と誇りにさえ思っている。
でも、本心では新兵のノーマンと変わらない。殺人マシーンを演じることで精神の安定を保っていたのであろう。。
新兵のノーマンは敬虔なクリスチャンであるが、最後に聖書の一節をそらんじたコリアーは、それ以上の信仰心をもっていたかもしれない。

見所もいろいろとあり、もう一回ゆっくりと観たいと思った。戦争に善悪もなく悲惨であるというメッセージは、良かったっす。
パオ吉さん [DVD(字幕)] 7点(2015-04-21 01:12:05)
62.ネタバレ 映像的には、とてもリアルでしたね。戦時の悲惨さを表現するショットが随所に出てくるし、ヴィジュアル的にも内面的にも、戦争の過酷さが伝わってきます。子供達が兵士として駆り出されてたり、戦わない者は殺されて吊るされてたりと、ドイツ帝国の末期もかなり追い込まれてたようで。それにしても、あんなスターウォーズみたいなビームっぽい砲撃って出るもんなのかな。目には面白かったけど。本作で一番の見せ場は実のところドイツ娘との食事シーンではないかと思う。ノーマンは、あそこがターニングポイントでしたね。女の子が爆撃に巻き込まれて死んじゃったけど、それで火がついたから?吹っ切れたから?彼の変化は、成長と見るべきかあるいは人格崩壊か。そしてまた、ウォーダディーの「動かない戦車に残って戦う」という決断も成否が分かれるところ。それは無謀と呼ぶべきか、勇敢と讃えるべきなのか。動かない戦車内から数多くのドイツ兵を倒す展開は正直映画的でしたけど、色々と感じ考えさせる作品にはなってました。
あろえりーなさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-03-20 23:40:02)
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【点数情報】

Review人数 81人
平均点数 5.99点
000.00%
100.00%
222.47%
322.47%
4911.11%
51417.28%
62328.40%
72125.93%
878.64%
922.47%
1011.23%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.25点 Review4人
2 ストーリー評価 4.00点 Review11人
3 鑑賞後の後味 4.22点 Review9人
4 音楽評価 4.71点 Review7人
5 感泣評価 2.16点 Review6人

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