映画『寄生獣 完結編』の口コミ・レビュー

寄生獣 完結編

[キセイジュウカンケツヘン]
2015年上映時間:118分
平均点:5.84 / 10(Review 38人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-04-25)
アクションドラマホラーサスペンスSFシリーズものパニックものモンスター映画漫画の映画化
新規登録(2015-01-16)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2025-03-01)【イニシャルK】さん
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監督山崎貴
キャスト染谷将太(男優)泉新一
深津絵里(女優)田宮良子
橋本愛〔1996年生〕(女優)村野里美
新井浩文(男優)浦上
山中崇(男優)
ピエール瀧(男優)三木
豊原功補(男優)山岸
大森南朋(男優)倉森
北村一輝(男優)広川剛志
國村隼(男優)平間
浅野忠信(男優)後藤
関めぐみ(女優)
一ノ瀬ワタル(男優)暴力団員
阿部サダヲミギー
出演余貴美子泉信子(回想/写真)
東出昌大島田秀雄(回想/写真)
池内万作A(回想)
山谷花純裕子(回想)
春木みさよ(回想)
脚本古沢良太
山崎貴
音楽佐藤直紀
作詞藤原基央「コロニー」(トイズファクトリー)
作曲藤原基央「コロニー」(トイズファクトリー)
編曲BUMP OF CHICKEN「コロニー」(トイズファクトリー)
主題歌BUMP OF CHICKEN「コロニー」(トイズファクトリー)
撮影阿藤正一
製作市川南〔製作〕
阿部秀司〔製作〕(共同製作)
島村達雄(共同製作)
東宝(映画「寄生獣」製作委員会)
日本テレビ(映画「寄生獣」製作委員会)
講談社(映画「寄生獣」製作委員会)
電通(映画「寄生獣」製作委員会)
ROBOT(映画「寄生獣」製作委員会)
読売テレビ(映画「寄生獣」製作委員会)
白組(映画「寄生獣」製作委員会)
プロデューサー川村元気
奥田誠治(エグゼクティブ・プロデューサー)
阿部秀司〔製作〕(エグゼクティブ・プロデューサー)
山内章弘(エグゼクティブ・プロデューサー)
制作ROBOT(制作プロダクション)
東宝映画(制作協力)
配給東宝
特殊メイク藤原カクセイ
特撮山崎貴(VFX)
渋谷紀世子(VFXディレクター)
白組(VFXプロダクション)
コナミ(CG技術協力)(小島プロダクション)
美術林田裕至
柘植伊佐夫(キャラクタービジュアルディレクター)
藤原カクセイ(特殊造形総括/キャラクター立体デザイン)
振付阿部サダヲミギー(モーションアクター)
録音白取貢
その他東宝(提携)
日本テレビ(提携)
あらすじ
前作「寄生獣」の続編であり、完結編。 警察は、人間とパラサイトを見分ける能力を持った殺人犯を利用し始める。 新一はミギーとともに、パラサイトを一人一人抹殺しようと考え、 一方パラサイトたちも、様々な考えを持つようになる。 人間とは何なのか、真実はどこにあるのか、深遠な哲学を観客に投げかける、超問題作。
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💬口コミ一覧

38.ネタバレ  原作のかなり初期の頃だけ読んでいた人間が女優目当てに見に行くというのは、この映画への最高の出会い方だったと思う。初期の頃とは言え、原作を読んでいるから設定そのものはすんなり受け入れることができて、しかも初期しか知らないから展開を全く知らず、全然先を読めないストーリーを2時間の間集中して完全に楽しめた、特に最後の方のビルの屋上のシーンは、お気にの女優だけに必要以上にのめりこんで(笑) というか有名な面白い話が原作の映画の筋を知らずに見に行けるというのはちょっとした嬉しい幸運だと思う。
 これだけ楽しめたストーリーに対して下の方をはじめとして相当不満があるみたいなので、原作はとてつもなく面白いんでしょうね。読んでみたくなりました。
 目当ての橋本愛も前篇に比べば十分存在感があって、最近ちょっとルックス微妙と思うこともあるんだけどこの映画ではやっぱり綺麗な子だなと、塚、あんな綺麗な子とあんなことできるんなら、右手が化け物になろうが母親が死のうがって言ったら言い過ぎですが(笑)
 
rhforeverさん [映画館(邦画)] 10点(2015-04-27 19:01:22)
37.ネタバレ  1作目にひきつづき、2作目も会心の出来。
 とくに前半から中盤にかけてが出色。
 終盤、後藤との一騎打ちになってからは、単調なアクションとなってしまって面白味に欠けます。
 やはり寄生獣の醍醐味は、さまざまなキャラクターの思惑が交差するその人間ドラマにあります。サスペンスとしてもホラーとしても人間ドラマとしても、とにかくストーリーが面白い。倒す倒されるだけの関係になってしまう終盤は、物足りなさを感じてしまいます。
 特にこーゆージャンルの作品は、主要人物や主要キャラがどんどん退場していき、物語が終盤になるにつれ単調になりがちです。
 この映画も例外ではありません。
 前作は、最初から最後までとにかくストーリーで魅せてくれました。ストーリー、脚本が面白いからこそ、アクションシーンにより一層の緊張と興奮とカタルシスを感じられます。
 ただ原作も前半から中盤にかけてが特に面白く、終盤になると普通のモンスターアクション漫画になってしまった覚えがあるので、原作に忠実っちゃあ忠実なのかもしれません。
 市役所襲撃のシーンと、田宮良子のエピソードを平行して描いたのは最高に良かった。
 映画ならではの興奮と感動を味わうことができました。
 ここまでだったら10点でも足りないくらいです。
 やや不満点も挙げてしまいましたが、邦画がこの手のジャンルでここまで面白いものを作ってくれるようになったのは幸せの極みです。
たきたてさん [ブルーレイ(邦画)] 9点(2024-11-17 13:55:00)
36.見ごたえが、ありましたね。日本の漫画史上でも最高傑作との名高い名作を実写化するというスタッフの勇気にまず感謝です。
原作は月刊誌掲載当時から読んでます。正直、今の漫画では対抗出来ないぐらいの傑作です。
 これを実写化するというのは、かなり勇気がいりますよね。外国での実写化の話も出ましたが、世界中から評価が高かったからと思います。
日本映画となりましたが、日本のCG技術もかなり進んできましたので、今の時期に実写化されて良かったと思います。
まず、役者ですが深津さんの田宮良子が、凄かったですね。配役決まったときはがっかりしましたが、素晴らしい演技でした。
クールビューティそのものです。また、美しい顔が化け物に変化するのも原作そのものいで強烈でインパクトがありました。
その他の役者さんも頑張ってました。橋本愛ちゃんは、美人ですね。このまま芸能界に残ってほしいです。
最後にマイナス点です。市役所での後藤と警察隊との死闘は、超見どころのはず。何故省略するのでしょうか?
映画館で見なかったのですが、あっという間にエンディングでした。日本映画の底力を感じました。
パオ吉さん [DVD(邦画)] 9点(2015-11-30 01:32:22)
35.ネタバレ 珍しく原作読んでから鑑賞。っていうか原作読んでた当時はまさか実写化されるとは夢にも思いませんでした。
いや1作目に続き良かったですよ。原作をほぼ忠実に再現したストーリーと田宮良子たちのセリフ。後藤が市役所で暴れまわるシーンはあれくらいでいいと私は思います。全部やっちゃうと「悪の教典」みたくちょっと直視できなくなってしまうでしょうし、PG12では済まなくなりますからね。SATの隊長の首を投げてよこすことで十分SAT全滅が伝わります。

それより二人がいつエッチするのか気になって気になって。エッチするのは原作でわかってたので、「早くしないとやばいぞ。まだいくつかイベントあるんだからできなくなるぞ。そこでいいじゃん。場所選り好みしてる場合じゃないぞ。なんか毛布っぽいものもあるし。」まあいくら何でもあの場所は…とも思いますが、「生物は自分の生命の危機に瀕すると子孫を残すために普段より格段に強い性衝動に駆られる」というのは医学的にも証明されてますし

いいですあれはあれで。寧ろあのシーンがなかったら-5点です。

前作の製作が発表された時には「田宮良子役は椿鬼奴さんしかいないでしょ。」と勝手に思い込んでましたが、なかなか深津絵里の田宮良子も様になってましたね。自分のロン毛で銃弾から赤ちゃんを守りながら新一に我が子を託そうと近寄ってくるシーンは不覚にも泣いてしまいました。ただ深津絵里が顔面下半分だけで街中走り回る所もちょっと見てみたかったですけどね。最後エンドロールでクリオネのようにヒラヒラ舞うミギーがとても可愛かったです。
S.H.A.D.O.さん [映画館(邦画)] 9点(2015-05-05 23:49:29)
👍 1
34.「映画化」のインフォメーションに際し、最も眉をひそめたポイントは、“田宮良子”を演じるのが深津絵里だということだった。
深津絵里は大好きな女優の一人だ。ただ、原作漫画において殆ど主人公の一人と言っても過言ではないキーパーソンである寄生生物“田宮良子”の文字通り「異質」なキャラクター性と、これまで深津絵里という女優が演じてきた多くのキャラクターとのイメージが、全く合致しなかった。
原作漫画の“信奉者”故の過剰な拒絶反応が、そもそも「映画化」という報にあった上に、その主要キャラクターにおけるイメージの乖離が、この映画を遠のかせた大きな要因だったと思う。

しかし、鑑賞後、結果的には、まさに手のひらを返すようにこの映画作品を称えたくなった。
その最大の要因も、深津絵里演じる“田宮良子”だった。
原作漫画に登場するキャラクターとは、やはり風貌も雰囲気も異なっていたけれど、深津絵里の“田宮良子”は素晴らしかった。
原作漫画のハイライトである“田宮良子”の最期のシーンが、映画化においても当然肝になると思っていたが、このシーンがほぼ完璧で、原作同様に泣いてしまった。正直、もうそれだけで、この映画化の価値は揺るがないと言っていい。
“田宮良子”の独壇場であるこのシーンで、深津絵里は、確固たるキャリアに裏打ちされた女優力で、見事にアプローチし、表現しきっている。

深津絵里に限らず、出演する俳優陣の演技がみな安定しているからこそ、諸々の改変点も許容の範疇に収まったのだと思える。
無論、改変点に対する違和感や拒否感が無くなることはないけれど、演者の演技に「説得力」が備わっているので、「これはこれでありだな」と思えたところも多かった。

“田宮良子”が「人間の真似をして笑ってみた」シーンは、原作においても印象的な場面だが、その“真似ごと”のきっかけを映画では「嘲笑」から「慈愛」に変えている。
原作通りのキャラクター表現であれば、この改変は完全に「改悪」と断罪すべきところだったが、映画のキャラクター設定と深津絵里の演技プランが、原作キャラに対して一歩踏み込んだものになっているので、原作とは別の感動を生み出していた。
また、前述の“田宮良子の最期”と、同じくハイライトの一つである“広川の最期”を並行して描いた点は、映画製作における「予算」「尺」など諸々の制約を超えていくための巧い改変だったと思う。

期待を超えた出来栄えに対する、原作ファンならではの「補完」も大いにあったのかもしれない。
が、鑑賞後確かな「満足感」を携えて、すぐさま自室の本棚に並ぶ原作全巻を読み直させたのだから、大成功の「映画化」であったことは認めざるを得ない。
鉄腕麗人さん [インターネット(邦画)] 8点(2019-02-24 23:53:18)
👍 2
33.ネタバレ 面白かった。
Part1鑑賞後に感じた完結編への期待をほぼ裏切る事無く、スピーディに物語は進行して行く。
あれだけの長編作品を、よくもここまで纏め上げたと思う。
深津絵理扮する田宮涼子の最期のシーには原作と同じ位に感情が揺さぶられた。
このシーンと市役所でのパラサイト狩りを同時進行で進めたのは英断。
ブルーレイが発売されたら、ぶっ続けで再鑑賞する。絶対に。
たくわんさん [映画館(邦画)] 8点(2015-06-07 23:22:36)
32.私、ほとんどマンガ読まないんですけど、この「寄生獣」は大学時代の研究室に先輩が買ったのが転がってて、夢中で読みました。コミック最終巻の発売は先輩の卒業後だったので私が買って寄贈してきましたが。
で、当時は「まるでターミネーター2みたいだけど、コッチの方が面白いんじゃない?」ってな会話を周囲としていた程度だったんですが、私が認識していなかったのは、実は「ターミネーター2の公開より、寄生獣の連載開始の方が、ずっと先だった」ってことなんですね。この映画化にあたって、後藤さんとの対決シーンの舞台を紅蓮の炎の中に設定したのも、何やら意味ありげ、まるで「マンガ」と「ハリウッド」を両方、ここに取り込もうとしているかのような。こういうアレンジは賛否両論あるとは思いますが、劇的な盛り上がりとなっていて私は結構、好きです。映画化にあたっては、2本分の尺を使いつつ、取捨選択しつつも、全体としてはやや原作に引きずられ過ぎ、盛り込み過ぎで、少し消化不良な感じもあるんですけれど、でも、1作目もこの完結編も、ここぞという場面では大胆にアレンジを加えて、映画ならではの見せ場になってます。
ただ本作、ちと後藤さんに冷たくないですかね。もうちょっと活躍させてあげて欲しかった(笑)。三木さんの挙動不審が印象的なのは、これはどうやらホントにヤクをやっていたみたいなので、とても太刀打ちできませんけれどね。でも、作品自体の関心が、我らがヒーロー・後藤さんよりもむしろ、しがない親父・倉森の方に向かっているようなところがあって。「倉森vs田宮」が、一番のクライマックスでした。
鱗歌さん [DVD(邦画)] 7点(2020-04-04 14:31:57)
31.ネタバレ 良い意味で期待を裏切られた良い映画でした。映画全体にまとまりがありました。それを彩る出演者たち、主人公の演技も悪くなく、深津絵里や浅野忠信はもとより、出演者全体の演技が良かったです。ミギーもいいやつだし、最後の彼女の手をしっかりと掴むシーン、ちょっと演出が凝りすぎたようにも見えたけど良いシーンでした。終盤の焼却炉のシーンはスターウォーズのシスの復讐を思い出しました。
珈琲時間さん [インターネット(邦画)] 7点(2018-12-24 08:19:56)
30.ネタバレ 例えば煙草。煙草が体に悪いのはみんな百も承知なのに、なぜ国は売り続けるのか、という話がある。表向きは国の税収の資金源。裏では高齢化が進みすぎてるから病気になる人を作為的に増やすことでどうにかして死亡率をコントロールしたいから・・・。という、半分ウソで半分本当っぽいような怖い話。だけど、たしかにこれ以上寿命が伸びて、高齢者の人口が増え続けることが果たして良いことなのだろうか?とも思ってしまう。この作品に出てくるパラサイト達の存在意義とは何か?ということと少し似ている。何が正解なのかが分からないのが、寄生獣の面白いところだ。完結編の本作は、前作に続いてより印象的なシーンが多い。特に、田宮良子が出産・育児を通じて、愛という感情が芽生えるシーンはドラマティックだ。ただ、随所で間延びしたようなシーンがあったのが残念。あと余談だけど、予備知識なく観ててピエール瀧が登場としてきた時の嬉しさってあるよね。
VNTSさん [インターネット(邦画)] 7点(2018-09-09 01:18:24)
29.ネタバレ すごく良かったと思います。寄生生物たちの気持ち悪さも上手く表現できていたと思う。
見た目だけで終わることなく、ちゃんと中身のある話になっていて、
人間を人間たらしめるものは何なのか、ということに対するメッセージ。
それがストレートに伝わってくる。
橋本愛ちゃんが初々しい濡れ場を演じていたのも見どころの一つ。
あろえりーなさん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2016-01-22 20:51:24)
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28.ネタバレ エログロがテレビで観られなくなって久しい今日、R指定こそあれ、映画なら観られる。
そう、見世物小屋として成功してたと思います。
テーマは、まぁ、いい。
ろにまささん [DVD(邦画)] 7点(2015-11-29 14:12:05)
27.漫画を読んでいたので、多分原作には負けるだろうなと思いながら鑑賞しました。
しかしいい意味で裏切られました。
一昔前まではちゃちだったCGもだいぶ進化してハリウッド並だと思います。
臨場感があり、緊迫した雰囲気で最後まで観れました。
この映画、主役以外の役者がいいんですよね。
大森南朋、深津恵里の演技がすごかった。
あれラストにしてもいいくらいの迫真の演技。
そしてこの映画が訴えているテーマがよかった。
人間こそが地球に寄生しているケダモノではないのかという。
これが首尾一貫していることもよかった。
最後の屋上のシーンだけが要らなかった。あれは完全な蛇足。ちょっと長すぎた映画。
いい余韻で終われれば8点以上いけた。惜しい。
キャメルさん [映画館(邦画)] 7点(2015-11-07 16:05:27)
26.ネタバレ 人間VSパラサイト、狂信的ファン層が支える異色SFモンスターコミック実写映画化の完結編。排他的なエゴイズムを抱える点においてヒトもケモノもおんなじ、むしろヒトの方が余程に残酷ーそう暗示している浦上の粘りのラストシーン。決して蛇足ではないひと悶着。深すぎる20年前のコミック。卓越したVFXを駆使し、グロさと迫力で魅了するモンスターバトル。多少の簡略化はあるものの、前後編4時間程でよくまとめられたストーリー。さすがは山崎貴監督。秀逸なる原作者と監督の力が見事に融合。漫画実写化の成功例の一つとして記憶に刻みたい。良作。
獅子-平常心さん [映画館(邦画)] 7点(2015-06-08 00:29:02)
👍 1
25.ネタバレ 焼却炉の設定が、というよりこのシーンでの所謂「J・キャメロン・ブルー」を
採り入れたライティングこそがキャメロン的なのだが、このつまみ喰いでとってつけた感が山崎貴らしいご愛嬌だ。

炉のオレンジと反面のブルーに照らされる中で主人公たちが展開するクライマックスの舞台は映画向きの彩りある改変として申し分ない。

(「原作に忠実でない」だの「メッセージ性がない」だのといった原作崇拝的、テーマ・メッセージ依存型
批判は、それこそ映画が別メディアである原作に従属していない証であり、原理的に反「反映画」という事なのだから、映画にとって褒め言葉だ。)

宙吊りのアーム上でありながら垂直軸のサスペンスは淡白だし、陽炎や火の粉による灼熱の感覚が物足りないのも如何にも山崎貴だが、
動物園での三つ巴の対峙シーンやラストの屋上シーンなどと共に
高所を舞台に取り入れながら健闘している。

深津絵里の夜のマンションでは、風の音響はありながら画面上は無風状態
であったり、一方で画面上では彼女の髪を揺らしながら風音の効果音を省いていたり。

そうした趣向も彼女の異質性を際立たせており、面白い。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 7点(2015-05-10 08:00:53)
24.ネタバレ 続いてAmazonPrimeで見ました。

いろんな意味でテレビ放送できない類の作品になっちゃいましたねぇ。

話はこっちの方が好きです。
田宮とか広川市長の最後であったり、
最後らへんのミギーの名セリフとか
見どころも熱い展開も多いです。

ただ、展開的にばたついていて
前作の方がテンポよく進んでいたので
なんか残念な感じです。

演出面では前作よりマイナスですが
やっぱり田宮のシーンは
深津絵里の存在感もあって
かなり良いシーンになってました。

原作でもあそこかなり印象的なシーンですしすねぇ。

ただ、最後のなんでかわからないけど放射線物質があるのはちょっと。

冒頭でも、毒が減るのだろうか。って言ってるのだから
そのごみの体に悪そうな毒でよいのです。
焼却炉は版権を買ってくれたT2へのリスペクトなんでしょうか。

マイナスは前作より多いものの
深津絵里のシーンはよかったなぁ。

ってことで6点で
シネマレビュー管理人さん [インターネット(邦画)] 6点(2019-06-15 21:50:59)
23.ネタバレ 田宮(深津絵里)の台詞「私たちをいじめるな」は原作を読んだ時にも響きました。地球にはヒト以外に言葉を喋れる生物はいません。寄生生物の言葉は、ヒトの所業を客観視しながら、ヒトを除く地球の全生物の想いを代弁しているようにも聞こえました。主人公の味方であるミギーもヒトの特殊性に言及していましたが、それが伏線として生きるテーマ的な台詞だったと思います。原作には文明批評の風格がありました。
で、本作ですけど、その田宮の台詞が比較的あっさり流れて行った印象でちょいと残念でした。もうちょっとやり方なかったかなぁ。この監督さんの演出は、悪い意味での邦画的な湿気が時おり顔を覗かせます。それと最強パラサイト後藤の凄みが原作ほどには伝わってこなかったことも残念でしたね。指摘している方もいらっしゃいますが、後藤がなぜ暴れているのかもよく分からない。後藤を倒した放射性廃棄物は映画用のアレンジですが、時勢を見合わせても安直に感じました。
最後に、人口が減り始めた現在に映画化したのは、やはり機を逸したという意見です。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-05-04 15:19:40)
22.今の日本はどんどん人が減っている。ひょっとして。。。
マー君さん [DVD(邦画)] 6点(2017-03-11 10:57:09)
👍 2
21.ネタバレ 原作の記憶が遥か昔で確かではなく、アニメの記憶の方がまだ新しいのですが、概ねこんな感じやったなぁというレベルでは再現できているのではないでしょうか。たまにある名前だけを借りた全く別物の作品にはなっていないと思います。2作品を通して、原作を読んだ際に個人的に印象的であった場面はほぼほぼ盛り込まれているような気がします。顎の人は出てきませんでしたが。生物多様性と共生。考えていかなければなりませんね。
いっちぃさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-10-16 06:13:37)
20.ネタバレ 田宮良子の最期と、無敵の寄生獣『後藤』との最終決戦は、完結編というより全編通じてのクライマックス。田宮のシーンは、深津絵里圧巻の演技もあり原作の感動を高いレベルで再現できていたと思います。お見事でした。対して、後藤の方は残念な仕上がりです。何故合理主義のパラサイトが、特定の相手を執拗に狙う必要があるのでしょう。広川コミュニティが崩壊した今、後藤がシンイチを抹殺しなければならない道理などありません。『やりかけの仕事』『戦いこそが我が生きる道』後藤の行動原理たる2つの動機をきちんと説明しなかったのはお粗末でした。『戦は兵力よりも勝機だよ。シンイチ』の名台詞が出る幕のないシチュエーションでの対決、ミギーの体組織が腕に残っているから「後藤に見つかってしまう」と狼狽えるシンイチなど、正直見たくなかったです。以上、原作ファンのコダワリに所以する不満でした。もっともこれらは、原作未読であれば大した問題ではありません。この映画をキッカケに原作を手に取る観客が一人でもいれば、映画化の価値は充分にあったと考えます(フィギアコレクターとして付け加えるなら、立体ミギーが沢山商品化されたのは嬉しい効果。客観的にはコレクションの棚が気持ち悪いことになっていますが笑)。かつて実写劇場版『カイジ』に対して原作の方が『2000倍面白い』と憤った私ですが、本作の場合は『3倍面白い』で閉めさせていただきます。みなさん原作を読んでネ。
目隠シストさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-08-30 20:21:13)
👍 1
19.ネタバレ なよなよした感じがとてもいい染谷将太、深津絵里の迫真の演技の感動ものだった。前作がテンポよく、日本映画にしてはいい感じのストーリー展開だったのに、唐突なラブシーンと、日本映画にありがちな焼却炉での意味のない長台詞、アンドなぜそこに放射能廃棄物。とってもいい感じだったのに最後の30分で残念な映画になっちゃった。でも、それなりには楽しめました。
木村一号さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-08-15 18:03:49)
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【点数情報】

Review人数 38人
平均点数 5.84点
012.63%
100.00%
212.63%
337.89%
437.89%
5615.79%
61026.32%
7821.05%
825.26%
937.89%
1012.63%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.83点 Review6人
3 鑑賞後の後味 5.42点 Review7人
4 音楽評価 6.25点 Review4人
5 感泣評価 4.25点 Review4人

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