映画『寄生獣 完結編』の口コミ・レビュー(2ページ目)

寄生獣 完結編

[キセイジュウカンケツヘン]
2015年上映時間:118分
平均点:5.84 / 10(Review 38人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-04-25)
アクションドラマホラーサスペンスSFシリーズものパニックものモンスター映画漫画の映画化
新規登録(2015-01-16)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2025-03-01)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督山崎貴
キャスト染谷将太(男優)泉新一
深津絵里(女優)田宮良子
橋本愛〔1996年生〕(女優)村野里美
新井浩文(男優)浦上
山中崇(男優)
ピエール瀧(男優)三木
豊原功補(男優)山岸
大森南朋(男優)倉森
北村一輝(男優)広川剛志
國村隼(男優)平間
浅野忠信(男優)後藤
関めぐみ(女優)
一ノ瀬ワタル(男優)暴力団員
阿部サダヲミギー
出演余貴美子泉信子(回想/写真)
東出昌大島田秀雄(回想/写真)
池内万作A(回想)
山谷花純裕子(回想)
春木みさよ(回想)
脚本古沢良太
山崎貴
音楽佐藤直紀
作詞藤原基央「コロニー」(トイズファクトリー)
作曲藤原基央「コロニー」(トイズファクトリー)
編曲BUMP OF CHICKEN「コロニー」(トイズファクトリー)
主題歌BUMP OF CHICKEN「コロニー」(トイズファクトリー)
撮影阿藤正一
製作市川南〔製作〕
阿部秀司〔製作〕(共同製作)
島村達雄(共同製作)
東宝(映画「寄生獣」製作委員会)
日本テレビ(映画「寄生獣」製作委員会)
講談社(映画「寄生獣」製作委員会)
電通(映画「寄生獣」製作委員会)
ROBOT(映画「寄生獣」製作委員会)
読売テレビ(映画「寄生獣」製作委員会)
白組(映画「寄生獣」製作委員会)
プロデューサー川村元気
奥田誠治(エグゼクティブ・プロデューサー)
阿部秀司〔製作〕(エグゼクティブ・プロデューサー)
山内章弘(エグゼクティブ・プロデューサー)
制作ROBOT(制作プロダクション)
東宝映画(制作協力)
配給東宝
特殊メイク藤原カクセイ
特撮山崎貴(VFX)
渋谷紀世子(VFXディレクター)
白組(VFXプロダクション)
コナミ(CG技術協力)(小島プロダクション)
美術林田裕至
柘植伊佐夫(キャラクタービジュアルディレクター)
藤原カクセイ(特殊造形総括/キャラクター立体デザイン)
振付阿部サダヲミギー(モーションアクター)
録音白取貢
その他東宝(提携)
日本テレビ(提携)
あらすじ
前作「寄生獣」の続編であり、完結編。 警察は、人間とパラサイトを見分ける能力を持った殺人犯を利用し始める。 新一はミギーとともに、パラサイトを一人一人抹殺しようと考え、 一方パラサイトたちも、様々な考えを持つようになる。 人間とは何なのか、真実はどこにあるのか、深遠な哲学を観客に投げかける、超問題作。
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

18.原作ファンとしては、まあまあこんなもんかというレベル。
でもせっかく実写化映画なんだから、そこまで原作に沿わなくても、るろ剣みたいにもっと派手にやっちゃっても良かったんじゃないかと思う。
展開が地味すぎて飽きて来ると思うんだよねぇ。←また変えたら変えたで原作と違うって文句言うくせにぃ。
漫画の映画化って落としどころが難しいものですね。
ヴレアさん [DVD(邦画)] 6点(2015-12-02 23:17:13)
17.ネタバレ 原作既読、アニメ鑑賞済、映画前編はTVダイジェスト版鑑賞。映画版後編は予想より良かったので、前編も劇場で見れば良かったなというのが素直な感想。原作やアニメとは違っていますが映画版としての主張は出しているし、田宮良子は良かったと思います。橋本愛との○○シーンは唐突で違和感あるし、橋本愛が右腕がないことやミギ-がいることを平然と受け止めるのはやはりおかしいですね。
Banjojoさん [映画館(邦画)] 6点(2015-06-16 21:11:38)
16.ネタバレ 点数のほとんどは深津絵里に捧げるものです。

今作の最初の山場である田宮良子(田村玲子)の最期のシーンは、深津絵里の素晴らしい演技によって哀しくも感動的なシーンになりました。
彼女は凄いです。

無表情な中にも感情を垣間見せたり、母性の現われを感じさせたり、自分が自然と笑顔を作ったことに驚き、それを再現して大笑いするところなど、ことごとく感心させられました。
「我々はか弱い。あまり虐めるな」という言葉が、しみじみと深く入ってくるのも、透明感がありかつしっかりした綺麗な彼女の声色だからだと思ういます。

深津絵里以外で良かったのはピエール瀧。
あの作り笑いの「ハハ!」はいいですね。不気味なのに笑えました。

それと冒頭のミギーと新一がお味噌汁作るとこ。あそこも良かったです。
ミギーが完全に可愛いペットみたいになってるのも、声が阿部サダヲなのも、あのシーンだけは許せました。

その他は、あまり褒めるところがありません。
中でも残念なのは、後藤との対決がゴミ処理場だったこと、むりやり里美とのラブシーン入れてるところ(あんな所で初体験とかイヤでしょ)、浦上が何故最後に新一に絡むのか説明不足なところ。

山中のゴミ捨て場だからこそ、猛毒が含まれる産廃をこっそり山中に捨てていく身勝手な人間を描き、削除された美津代さんのエピソードで人間の暖かい人情を描き、人間の存在を深く考えられる部分であったと思います。
後藤に「ささやく声」の解釈など喋らせないで欲しかったです。
そこは、彼らが何故出現したのか、ひいては人間の存在意義についても、観客の想像力を働かせる余地を残すべきだと思います。

こういう余計な説明はするのに、何故浦上との対決が最後にもってこられたのか、それについてはもう適当な感じです。
浦上の突きつける「俺こそが人間らしい人間だろう」という問いかけは、それまでの新一の心理描写や葛藤
を現すエピソードが割愛されているので、原作未読の人には唐突に感じられるのではないかと思いました。
nanapinoさん [映画館(邦画)] 6点(2015-05-02 18:56:23)
👍 2
15.ネタバレ  テーマやメッセージは良かったと思います。人間こそが力で全てを支配する、恐ろしい、地球に寄生する害獣ではないのか?という視点と、人間だからこそ他者に対する愛情、優しさを持ち得る、という視点。そのどちらの極に作用するのもエゴイズムであるという点では同じ。映画を見ていて人間という生物について考えさせられました。

 だけど、その描き方がなんだか音痴な気がして。
 構成が悪いのか、物語がちゃんした流れになっていないように思いました。寄生生物の侵略が広がるのかと思いきや、内紛で尻すぼみな感じになってゆきますし、ラストは蛇足感が漂います。
 寄生生物と人間と、どちらが本当の化け物だっていうの?っていう、その皮肉とも言える対比があんまり上手くいっていないような気がするんですよね。染谷くんが中立な立場と言うよりは優柔不断でどっちつかずでフラフラしているように見えるからでしょうか。

 あと、テクニック的に問題がある箇所があって。
 市役所の看板を何故ああも何度も何度も見せなければならなかったのでしょう? 一度見せたらそれで判る画作りを出来ていない状態。
 それから昭和臭漂う濡れ場の恥ずかしさ。翌朝の画なんか、なんかのパロディ?みたいな、それ、フツーは絶対撮りたくない画じゃないかなぁ?とか思ったり。
 パロディと言えば『ターミネーター』『2』からの影響があまりにあからさまなのも気になりました。

 そんな中、深津絵里は良かったです。人間を理解しようとし、最後には母として散ってゆく不自然な生物、その儚さ、脆さを上手く表現していました。

 前作の正義と悪が闘うアクションもの的な判りやすさから一転して、今作では一体どちらが悪魔なのか?何が正しいのか?を問う内容になったら、力量不足が目立ってしまいました、という感じ。

 っていうか、ラストで刃物男と喉を切られた男の存在が全く無かったかのように二人で完結しちゃってるのですが、あれは一体何? そんな事してる場合?って不安で仕方なかったんですが。実はあそこで二人とも死んでて、お空に昇っていったのでした、とか解釈しちゃうよ?
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 6点(2015-05-01 22:33:56)
14.ネタバレ 原作大ファンです。傑作漫画のディティールは上手くまとめていると思います。
倉森の娘が亡くなったときは涙が止まらなかった。
が!
キスシーンとか濡れ場要らんでしょ笑。命のなんたるやを見せたかったんですかね。醒めザメです。
ミギーの存在も事前に里美知ったら最後は盛り上がらないし、クライマックスこそ原作と一緒にしてほしかったです。
460さん [インターネット(邦画)] 5点(2025-06-29 19:26:37)
13.ネタバレ 前回に続いて普通に面白かったが後半は少しバタバタした感があり、また物語の面でも特に切ないとか愛しいとかいう感情が湧くほどではなかった。しかし唐突な交合場面はけっこう痛々しい印象で、これを見た橋本愛ファンの反応は内心どうだったのかとは思った。ちなみに自分としては、いまだに大森南朋と新井浩文の区別がつかないので同じ映画に出すのはやめてもらいたいと思ったが、同じ映画に出ていることでかえって違いが目立ってわかりやすかったということはある。

以下余談として、前回から気になっていたことのうち、まず前回冒頭のナレーションに対応するものとしては市長の大演説が目立っていたが、環境テロリストの自己正当化の主張などまともに相手にしていられるかという感じで説得力どころでない。こういう糾弾型の主張はいまだに時々やっているが、聞かされる方はたまったものではない(やかましい怒鳴るな)。
また犬の件に関しては、要は共生の観念につながっていたようだが、どうもペットと散歩するとか添い寝する程度のイメージしかないようで正直落胆した。クマとかコモドオオトカゲが相手では寄り添いづらいだろうが、そもそも人類の身体を乗っ取らなければ生存できない生物など、自分のこととして考えれば誰も存在を容認できないはずである(奇特な志願者がいれば別)。
最終的には、人類が他の生物と折り合いをつけながらそれぞれに生きる、という現実的なあり方が一応示されていたと取れなくもないが、やはり通常の野生動物と同列に扱えない架空の生物を使って、人間と自然の共生にまで結び付けるには無理が出ている。原作の方は結構まともな内容だったとすれば、やはり映画では表現できていないことが多いのではないかと想像するが、これを見て何を書くかと一応考える機会にはなったといえなくもない。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 5点(2018-07-28 17:28:17)
12.前編、後編連続鑑賞後のレビュー

平均点しか取れない山崎貴
特撮技術にばかり力を入れて、話が薄くなっている

原作は何周もするほど熟読
実写化にあたり、現代化(漫画では携帯未使用)と
ストーリーのチョイスが大きな課題となっただろうが
携帯はともかく、チョイスは大きく外した、というか盛り込みすぎ
物語をまとめきれないなら、原作を離れて映画独自のラストを迎えても良かった
もしくは4,5作ぐらいに伸ばして丁寧に作るべきだ
里美は新一の秘密をあんなにガッツリ知りたくなかっただろうに

原作既知の方の不満はすでに枚挙に暇がないので割愛、ほぼ同意です

平均点監督のありきたり演出によって原作の価値が下がったのは残念だが
役者とVFXはベストを尽くしていた
数年後にでもテーマを明確に表現できる、別の監督に再映像化されることを期待します
カーヴさん [DVD(邦画)] 5点(2017-06-23 14:39:53)
👍 1
11.ネタバレ テンポも良く、娯楽作としてそれなりに楽しめた前編に比べると、確かに特撮などは引き続き見ごたえがあるものの、ストーリー展開としてはかなりもたついていて、特に中盤の新一(染谷将太)と里美(橋本愛)のラブシーンは唐突で、すぐ近くに敵がいるかもという状況下ではリアリティがなさ過ぎて冷めてしまうし、どうしてあの流れでという疑問がわいてくる。(せめて「ターミネーター」のように何らかの意味を持たせていれば良かったのだが、ないわなぁ。)市役所での機動隊とパラサイトたちの戦いと、動物園での新一、田宮(深津絵里)、倉森(大森南朋)のやりとりを交錯させながら描いているが、意図として分からなくはないものの、それによって緊張感が分散してしまうのが残念だった。それに市役所での戦いで後藤(浅野忠信)が機動隊を捕食するシーンは想像に任せるよりも直接描いたほうが後藤の脅威をもっと印象づけることができたのではと思う。田宮の最期は深津絵里の熱演もあって印象に残るのだが、山崎貴監督のあざとい泣かせ演出が鼻についてしまった。新一とミギーが後藤に追われるシーンや、焼却炉での後藤との最終決戦は「ターミネーター2」を思い出さずにはおれず苦笑いをしてしまった。焼却炉に放射性物質が落ちているというのもご都合主義すぎて興ざめ。そのあとのミギーとの別れも見どころのはずだが、思ったよりもあっさりしていたのは良かった。でも、ここにも唐突感がある。最後の20分ほどは原作にはあるんだろうけど、映画の流れからいうと完全に要らないような気しかせず、このおかげでラストが冗長に感じた。素直にミギーと新一の別れで終われば良かったのにと思ってしまう。とにかく前編はうまくまとまっていた印象だったのだが、後編は詰め込みすぎで散漫な映画になってしまっていて結局実写映画よりも原作の漫画やアニメを見た方が面白そうと見終わった後思ってしまった。ただ、三部作とかだったらまた印象は違ったかもしれない。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 5点(2016-12-16 23:55:44)
👍 1
10.ネタバレ 動物園での田宮良子とのやり取りと市役所の掃討作戦を交互に描写し一気に見せたのは良かった。尺の節約にもなる。

今回褒められるのはそこくらいか。4点くらいにしようかと思ったが深津絵里の演技も良かったので5点にした。原作の重要なイベントを全て入れようという努力は買う。だが市役所で後藤が特殊部隊を圧倒する描写を丸々切り捨てたのはどうか。尺の問題か。製作費の問題か。いつもの邦画の言い訳のように感じてやはり寂しい。村野とのラブシーンは原作にもあるがあの流れなら不要だろう。唐突だし後藤と戦ったところからそんなに離れていないであろう場所で乳繰り合っとる場合か。映画では主人公が浦上と面識がないのでラストシーンもあまり効果的ではない。村野を助け出してからラストまでの絵も完全に原作に負けている。言葉は十分過ぎるほどあるのに絵が足りてないという邦画の印象をこういう作品でこそ覆して欲しかった。

勉強の休憩中にミギーから別れを告げられるのもなんだか締まらないなあという印象。
さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-08-16 03:40:11)
👍 2
スポンサーリンク
9.ネタバレ いやいや、想像していたより全然良くできていたと思います。
なかなか面白かったです。市役所あたりなんかはもっと描いて欲しかったですね。

一方で、ラブシーンは唐突過ぎる。明らかに不要。
どうして、あの危険な場所に彼女を呼び寄せてHするのか全く持って理解不能。
無駄なシーンのおかげで作品のテンポが落ちました。
また、ラストの後藤との戦闘シーンも大した見せ場は無。(まぁ原作通りなんですけどね。)
個人的には、あの辺りは原作を少し改変してでももっと良い戦闘シーンにしてほしかったです。
はりねずみさん [DVD(邦画)] 5点(2016-06-19 23:43:03)
8.後藤と産廃処分場で対決するのはよいけど、ターミネーターみたいな場面は止めようよ。あと、後藤が放射性廃棄物で倒れるのも(確か、原作ではダイオキシン類)。福島原発の事故があった後だから仕方のないことかもしれないが、そこはダイオキシン類で良いんじゃね?(ただし、ダイオキシン類もそれほど急性毒性は高くない)
それと、エンディングのビルのシーンは、長いし、蛇足でしょう。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 4点(2016-02-01 20:38:49)
7.ネタバレ 前半がかなーり好みだったので公開日に映画館で鑑賞。冒頭のエッグい殺人シーンでいきなり引き込まれ、深津絵里演じる田宮の演技に涙と鼻水で顔がぐちゃぐちゃになるくらい泣いて、ブルーレイ購入も検討するくらい引き込まれた。しかしながら、ムードもへったくれもないラブシーン、後藤戦のチープな戦闘シーン、だらだら長い屋上のシーンで完全に萎えてしまった。いくら途中で良いシーンがあっても画竜点睛を欠く映画は嫌い。厳しめの4点。
bolodyさん [映画館(邦画)] 4点(2015-08-02 20:56:45)
👍 1
6.ネタバレ 本後編には避けることが出来ないビッグイベントが4つもある。
1.田宮良子(田村玲子)の最期
2.市庁舎の攻防戦(市長の最期)
⒊.後藤との対決
4.浦上との対決
それぞれまともにこなしていたら3時間あっても入りきらない。そこでさまざまな工夫を凝らして尺を短くする必要がある。その結果、山崎監督は1と2を同時進行させ、そのまま間髪を容れず3に突入と言う手法を取った。尺は短くなったが、さまざまな不都合や理屈に合わない展開が生まれた。最大の不都合は新一と里美の⚪︎⚪︎のシーンだろう。「えっ?ここでそれやる?いくらなんでも唐突すぎない?」と思った人も多かったと思うが、そうするしかなかったのだ。このシーンも特に原作ファンからすると待望?のシーンなんで外せなかった。結果として珍妙な挿入となった。最後の浦上との対決シーンも、何で言い争っているのか良く分からないシーンとなった。ここでも里美が新一とミギーの関係を知ってしまっている(あそこで新一と会ったら必然的にそうなる)ので、ここでの浦上の真意(あんたうまく隠してるつもりだろうけどバレバレだよ。あんたも化け物の仲間だろう?)が伝わらない。争点がはっきりしないまま対決はあっさり終わり、観客は「えっ?これで終わりィ?」と驚きつつのエンディングとなる。一番の不満な点は後藤が全く真価を発揮しないまま終わったこと。あの原作の市庁舎での大暴れをどうやって映像化したのかと思ったら、完璧にカットとは驚いたね、これは。結果としてまともに描けたイベントは1だけであった。以上、原作ファンの過分にバイアスの入った感想でした。
ぴのづかさん [映画館(邦画)] 4点(2015-04-25 17:10:11)
5.前作は、原作をアレンジしながら上手く纏めていたように感じましたが、今作は、原作を無理矢理詰め込んで終らせた感がありました。原作の素晴らしさは、人間的な心や感情をしっかりと描いた事で、ラストに重みと感動がありましたが、完結編の早足ぶりに、薄く、軽くなってしまっていた事が残念でした。個人的には、3部作でじっくりと深く、丁寧に作って欲しかったです。
sirou92さん [インターネット(字幕)] 3点(2016-05-07 16:30:57)
4.ネタバレ なんか思ったより面白くないね 。前編は良い感じだったんだけど、なにか小っちゃい世界観になってしまったような?あと不要なシーン(そう二人の○○とかね)が多くてテンポが悪い。ミギーの出番というか活躍の場がほとんどないのも物足りない要因の一つかも。放射能性物質とか正直意味不明だし、後半はかなりグダグダ。そう、あと気になったのは國村さん扮する刑事が何故か関西訛りなこと(前編でも気にはなってた)。物語上の設定に明らかにいらない要素で(なんかあったかな?見落としてた??)個人的に。緊迫感が削がれる大きな要因だったなぁ。最後のあたりは正直飽きてきて長いな~とか思ったり。明らかに最後のビルの屋上の戦いはいらないね、あそこで戦う意味なんてほぼほぼないでしょ。何故かお二人はくつろぎモードになってるし(苦笑)。まぁミギーの一瞬の復活を描きたかったんだとは思うケドモ。総じて、頑張って映画館に行ったけど、ちょっとがっかりな出来でゴザイマシタ
Kanameさん [映画館(邦画)] 3点(2015-05-02 11:33:50)
3.ネタバレ 原作既読。人間が垂れ流したり野山に捨てた産業廃棄物が絡んでくる下りを放射性廃棄物にしたのはいただけなかったな。どう見ても普通のゴミ処理場で放射性廃棄物を燃やしてるのはスルーしても、それが付着している棒を食らって後藤は壊れたのに、そこにいた新一とミギーはミギーの治療で完治ってねえ。期間未定で眠りにつくほど力を使ったとはいえパラサイトは放射能すら浄化できる存在とでも?良い方へ解釈してもそれはナンセンスだな。地球に対して人間の毒性を表していた大事な部分を、震災以来大きな問題とはいえ無駄に叩かれるようなモノに改変しててセンスを疑う。挙句に後藤は焼却炉にポイ捨てで終わりってのも放射能を選択した結果そうせざるを得ないのかもしれないが、新一が葛藤しながら自らの手で始末をつける重要さやメッセージ性が全て台無し。「この種を食い殺せ」は「人間を捕食し減らしてバランスを保つために人間から来た」なんて陳腐でズレた解釈を入れちゃうし、最後にはミギー健在を印象付けるためにしか存在していないと言っても過言ではない狂気と残虐性の薄いボンクラ風の浦上にも萎えた。そもそも対面式じゃなくマジックミラー越しでしか会ってない浦上が、わざわざあの場に出て新一を狙う必要性もなくなってると思うんだけどな。脚本から演出全てグチャグチャでしたね。出来る役者が多く出ていて雰囲気は良いのにもったいないな。あの原作を映画2本(109分+117分)で描かなければいけない制約もわかるけど無理があったわ。最低三部作でやって欲しかった。
ロカホリさん [映画館(邦画)] 3点(2015-04-27 22:03:58)
2.ネタバレ そこそこ面白いと思ったが、終盤、後藤に捻り込むのは、やはり原作どおり「有機塩素化合物らしい猛毒が付着した、長いか短いか解らない鉄の棒」であってほしい。それをまぁ放射性物質とかアホアホなモノを捻り込むとか、興醒めもイイ所だ。というか、ドン引きだ。時事ネタをムリヤイ捻り込ませるとか、なんだか下品。

なんだか下品なモノを捻り込まれるといえば(シモネタすまん)、廃棄物集積所にふわっふわのまっしろなセーターに身を包んで現れた里美も、どうなの?捻り込まれる気、マンマンなのは解るけどさぁ。廃棄物集積所ですよ?すんげえ汚れそうなので気が気じゃなかったのは私だけか?

そして、ラスト。里美はミギーの存在に、ギリギリの所で確認できてない(っぽい)からこそ、里美はヒロイン足り得るんじゃないの?一緒に新一の右手に触れて「ありがとう」というシーンは、美しいようで、少し幼稚な改変だ。生臭い。

これも、右手のない新一に捻り込まれるシーンをムリヤリ捻じ込んだ演出のせいだと、私は思うのですよ!あれは、新一の胸にナニか捻り込まれたかのよーな穴を見せるだけにするか、いっそカットしてしまえばよかったと思うの!(シモネタしつこい)




・・・と、まぁ、何にせよ。原作の高すぎる完成度がアダになるのは予想通り。実写化など、最初から負け戦に挑んだようなものだ。原作ファンではあるが、あまり辛辣な評価で貶めるのは、ここらへんでやめておこう。「あんまりいじめるな」とか、言われそうだし。
aksweetさん [DVD(邦画)] 2点(2015-11-15 12:32:29)
👍 2
1.ネタバレ 監督があの山崎なので嫌な予感はあったが、想像以上に原作をぶち壊しくれた。彼は、技術屋だけの仕事に専念して欲しいもんだ。
あの名作が台無しだ。新一と村野のセックスシーンの有無は賛否分かれるところだが、無理矢理あそこに入れるなら無くて良いだろうに。全く馬鹿監督だ。
あれで村野が全てを知る事になり、クライマックスでの台詞も内面的な意味も全く違ってくる。そんな事も分からないのだろうか、この馬鹿監督は。
上手く出来てるところも多々あったが、胆の部分でこんな大失態では、この点数を付けざるを得ない。本当はマイナス100点くらい付けたい気持ち。時間的な事もあるが、テレビアニメの方が原作に忠実に、メッセージ性までを正しく伝えていた。前編は一応5点を付けたが、当然、後半有っての前編なのでこちらも減点する。
ああ、あの名作が勘違い監督せいで台無しになった。
♯34さん [映画館(邦画)] 0点(2015-06-04 22:40:17)
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 38人
平均点数 5.84点
012.63%
100.00%
212.63%
337.89%
437.89%
5615.79%
61026.32%
7821.05%
825.26%
937.89%
1012.63%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.83点 Review6人
3 鑑賞後の後味 5.42点 Review7人
4 音楽評価 6.25点 Review4人
5 感泣評価 4.25点 Review4人

■ ヘルプ