映画『ソロモンの偽証 後篇・裁判』の口コミ・レビュー

ソロモンの偽証 後篇・裁判

[ソロモンノギショウコウヘンサイバン]
Solomon's Perjury Part 2
2015年上映時間:146分
平均点:4.81 / 10(Review 36人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-04-11)
ドラマサスペンス法廷ものシリーズものミステリー青春もの学園もの小説の映画化
新規登録(2015-01-27)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2025-02-13)【イニシャルK】さん
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監督成島出
キャスト藤野涼子(女優)藤野涼子
板垣瑞生(男優)神原和彦
石井杏奈(女優)三宅樹理
清水尋也(男優)大出俊次
富田望生(女優)浅井松子
前田航基(男優)野田健一
平祐奈(女優)水川冴子
森田想(女優)蒲田教子
佐々木蔵之介(男優)藤野剛
夏川結衣(女優)藤野邦子
永作博美(女優)三宅未来
黒木華(女優)森内恵美子
田畑智子(女優)佐々木礼子
塚地武雅(男優)浅井洋平
市川実和子(女優)垣内美奈絵
森口瑤子(女優)神原歩美
江口のりこ(女優)大出佐知子
安藤玉恵(女優)高木学年主任
木下ほうか(男優)楠山教諭
宮川一朗太(男優)柏木則之
浜田学(男優)垣内典史
大河内浩(男優)
嶋田久作(男優)河野良介
津川雅彦(男優)小林修造
余貴美子(女優)上野素子
松重豊(男優)北尾教諭
小日向文世(男優)津崎正男
尾野真千子(女優)中原涼子
井上肇(男優)岡野教頭
原作宮部みゆき「ソロモンの偽証」(新潮文庫)
脚本真辺克彦
音楽安川午朗
津島玄一(音楽プロデューサー)
主題歌U2"With or Without You"(Universal Music)
撮影藤澤順一
製作松竹(「ソロモンの偽証」製作委員会)
博報堂DYメディアパートナーズ(「ソロモンの偽証」製作委員会)
朝日新聞社(「ソロモンの偽証」製作委員会)
木下グループ(「ソロモンの偽証」製作委員会)
配給松竹
特撮浅野秀二(VFXスーパーバイザー)
録音藤本賢一
照明金沢正夫
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💬口コミ一覧

36.ネタバレ 前編がおもしろすぎて、すぐに観た後編。結局、ミステリーそのものは大したことでなく、意外な展開を見せる裁判劇も想定内。大いに期待した観客のほとんどが、前編より評価が下がると思います。でも、ごめんなさい、僕は非常に面白かった。これは、ある意味、成長の青春映画なんだと思います。二人の生徒の死により、みんなが傷ついた中、唯一、みんなが少しだけ、癒されるとしたら、この裁判をやり遂げた事に大いに意味があり、この映画で描かれた物語は、子供たちが抱える、なんだかモヤモヤした潜在意識に隠されたどーしようもない問題を、少しだけでもなんとかできる、一つの方法論じゃないかと思うのです。それは裁判をするとゆう行為そのものではなく、問題に立ち向かってどのように決着をつけるのか自由な発想で試行錯誤して、やりとげる、しかも、真面目に。そこに惹かれてちゃって、観たあとにもなんかさわやかな気分になれるとゆーか。昨今のどこかひねた少年ばっかを描いた映画とは一味違う純粋な視点もなんだか新鮮でよかった。もちろん、なんであの少年は自殺したのかとか、それで解決になるのかとか色々疑問もあるんですけど、この際、細かいことはどーでもいいってゆか、なんだか子供たちががんばって一つの事を成し遂げたんだから、これはこれでいいのだと自分の中で納得しちゃって、大変、満足です。でも前編の方がどっちか言えば好きですね。
なにわ君さん [DVD(邦画)] 10点(2015-10-21 18:50:45)
35.ミステリーとか裁判モノではなく、中学生の心の葛藤と成長物語を期待していたので、ほぼ期待通り。主役の男女がちょっとオトナ過ぎて優等生的なところに物足りないさとリアリティーに欠ける部分はあったが、それでも真実を求め、自分のズルサや弱さに向き合い、自責の念に駆られるナーバスなところは中学生らしくてよかった。その他、脇役中学生達も各々個性的で、良くも悪くも中学生らしさがあったと思う。結局この物語は、面倒な事や真実への追求から逃げてばかりいて、自分を誤魔化して妥協して生きている大人への批判でもあるのだろう。
東京50km圏道路地図さん [地上波(邦画)] 8点(2016-06-13 12:29:15)
34.ネタバレ 見応えあった!小中の頃のひっかかりを知らぬ顔をしていては、確かに人生を前に歩いていく力が出てこない。主人公の女の子たちは目を背けずにこの「事件」に挑んで、最後にかけがえのない友情を得た。そして人生が開けた。つまり普通の人になった。この真実を宮部みゆきは見事にエンターティメントとしてドラマという形にした。観ている最中、自分の小中時代を思い返していた。観終わったとき、自分も洗い流されたかのような感じがした。実に見応えのある作品だった。それにしても今、この時期に作られた意図は、法律の大本である憲法をないがしろにする昨今の状況に、言葉を取り戻した裁判を具体的に描きたかったのかな?と感じた。大人になり本当の言葉を失う前の、子どもたちに裁判をやらせることで、本当の社会のあり方とは?というのを浮き彫りにした骨太の作品のように感じられたのだ。
トントさん [DVD(邦画)] 8点(2016-04-30 22:35:22)
33.ネタバレ ガチでマジな校内裁判にて真実が明かされる後編。学芸会の延長線上にあるような新人若手俳優のあどけない演技によるベタベタな学園ミステリーだが、しょっぱいナミダをかっさらうおハナシで悪くない。むしろ傑作の域。裁判スタッフはみんな優等生すぎる、我々が中学生の頃はこんなんではなかったな。キーマンは熱くてミステリアスな他校生・カンバラくん。多くのぱちが飛び交ったが、結局自殺のカシワギくんこそが偏屈で救いようのないイチバンのワルかもね。
獅子-平常心さん [映画館(邦画)] 8点(2015-05-31 23:20:39)
32.ネタバレ  リアリティという面で見ればいろいろ問題がある。
 が、それぞれの登場人物の立場になったとき、そういうこともあり得るのかなという気がした。
海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-07-26 21:03:03)
31.文庫で6冊分を4.5時間程度にまとめるのだから仕方ないが、主役級(検事、弁護士、判事)以外の活躍・成長が描かれていないのが少し残念だ。特に弁護助手の野田君の反対尋問がないのは如何なものと思うぞ。
あの子達と私はほぼ同世代ですが、中学時代にあんなことができたのかはかなり疑問ですね。レベルの差かもしれませんが・・・
あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 7点(2016-06-11 01:18:01)
30.ネタバレ つまらなくはなかったし、みなさんそれぞれ熱演はされていたんだけども、
なんだろう、見終わった感想としては、「柏木くんてヤツはめんどくさいやっちゃなぁ」と、、、(笑)。
裁判という大掛かりなことをやったけど、結局は中学生らしい気持ちの不安定さに終止したなと。
わかっててここまでやる神原くんも、なんだかなぁと。釈然としない。
あろえりーなさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-02-20 20:58:38)
29.ネタバレ 中学生の裁判ごっごになったのが残念。学園ドラマ風になっちゃったなあ。判事が特に。前編の演出で期待度が上がってしまったんで、ちょっと謎解きとしてはかなり拍子抜けした。もっと「おお!」という結末を期待している自分がいたのに気付く。原作本には読者を引き付ける魅力あったのかなあ。一番印象に残ったのは、石井杏奈が目撃者は松子ちゃんと言ったシーン、そしてそれに涙する藤野涼子とぐっと耐える塚地夫妻の絵。いろんな出来事を取り入れたものの、それらが伏線となることはなくて、単体の事象になっていたのは残念。でもそれに関わる大人たちには個々に人生模様があった。宮部みゆき原作とでかでかと出ていたけど、この作品はストーリーより演技演出に目が行ってしまった。藤野涼子は今後非常に期待できる。永作さんは八月の蝉つながりだっただろうけどこの作では活きていなかった。
タッチッチさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-09-27 11:20:57)
28.前編はかなり楽しめたんだけど、後編はちょっと落ちた。真相にたどり着いたとき、それが追いかけてきた前・後編4時間に見合うものだったかと問われれば、YESとは言いづらい。とにかく柏木くん。あれ何なんだろう? 取るに足らないというか…。こうなると神原にも感情移入できないし、このあたりから置いてけぼりを食らった感じ。裁判の結末や、裁判後の大出、三宅あたりの扱いも投げやりに感じてしまった。と言いつつ、楽しめた時間の方が多いので6点はつけます。最後に、俳優陣からMVPを選ぶなら浅井娘を演じた子にあげたいね。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-11-17 17:37:24)
27.ネタバレ 前後篇に分けての劇場公開という、"大作"にしては話題性が低くて、テレビ公開後の書き込みが少ないのは意外でした。個々の中学生の心の葛藤や揺れはうまく描写されていて、悪くはなかったと思います。特に三宅さんと浅井さんの関係はうまく描けていたと思います。しかしやっぱりあのような形での中学生による学校内裁判というのは、実際にはやらせる学校はないでしょうし、あそこまでできる中学生もいないでしょうから、あまりのリアリティのなさが致命的なのかもしれません(佐々木刑事の証言は公務、それともプライベート?)。原作があるとはいえ、折角前後篇の長丁場にしたのですから、せめてドラマ「鈴木先生」の鈴木裁判ぐらいの現実味は出してほしいところでした。
それにしても、浅井さん親子は、子供の配役が決まってからそれにつりあう両親を選んだのか、それとも両親の役者さんが決まってから、二人から生まれそうな子役を選んだのか、気になってしまいました。
キムリンさん [地上波(邦画)] 6点(2016-05-28 22:27:49)
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26.この後篇だけでは成立しないので評価は難しいが、予想よりは面白かったと思う。
若者が自分の中にあるものを吐き出すというのは悪く無い。だが、もう少し深く、またはさらに何人かにそれがあってもいいかも。
simpleさん [地上波(邦画)] 6点(2016-05-27 23:37:18)
25.ネタバレ 大人も警察もあてにしない、私たちだけでやる。私たちは真実を知りたい! 大きな困難に立ち向かう中学生達の真摯な姿は心打たれます。この長丁場の話を最後まで引っ張る力強いストーリーテリングは素晴らしいものがあります。あります、が、、、他校生の神原君、そんな重要なことを隠しておくなんて普通あり得ないよ。普通に警察に言えばここまでの騒ぎにはならなかったんじゃないのかい。あまりにも多くの犠牲をはらった結果がコレならば皆はどう思い感じるんだい?  柏木君の背景や神原君との「ゲーム」の関連性が乏しく、なぜ彼ら二人がそこに至ったのかの掘り下げが無く最終的なところは分からないまま。前編の緊迫感を含んだとても良い部分と残念ながら大いに不満の残る部分がある後編でゴザイマシタ
Kanameさん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2015-11-12 10:46:00)
24.ネタバレ 法廷劇となる後編は舞台も行動も限定的・抑制的となるだろう。
それだけに各人の所作・視線が劇を形作る。

雨が降り出す中を、娘を追いかけその肩を抱きしめてやる佐々木蔵之介。
家に戻った娘の肩に優しく手をやり、話を聞いてやる夏川結衣。
それら触れ合いの所作は、映画のラストに閉廷後の校庭でしゃがみこむ
石井杏奈を巡っても変奏される。

黒木華の平手打ち。板垣瑞生と清水尋也と間に交わされる握手。
森口瑤子が息子の友達に麦わら帽子をかぶせてやる気遣い。
そんなさりげない動作ひとつの中に各人の人間性を垣間見せるよう演出が為されている。

藤野涼子ら5人が横並びとなって校門へと歩む一つのショットで
「友達になった」ことを示す簡潔さもいい。

元校長である小日向文世に対して生徒達が感謝の意を込めて深々と頭を下げる。
田畑智子もまた、彼の背中に静かに礼をする。
それらの所作が美しい。

そうしたシーンを盛大なBGMで煽る下品な映画が多いなか、
この作品はなかなか節度があって好感を持つ。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 6点(2015-04-23 23:54:02)
23.ネタバレ 私的裁判による一方的な正義執行の気持ち悪さ。検事役の主人公など裁判を仕切る面々は時折温情ある対応を見せるが、裁判でそれをやってしまうことは逆に裁判の私物化ではないのか。判決次第ではただのリンチになりかねないわけで、これは大出君のイジメよりもよっぽど悪質ではないか。本来は決してやってはいけない私的裁判であるという否定的側面を少しだけでも描いた方が良かったように思うのだが、最後まで肯定的に描き切ってしまったのは個人的に残念。最後はみんな裁判やって良かったあみたいな晴れやかな笑顔だったし。
もんでんどんさん [地上波(邦画)] 5点(2016-08-30 12:27:42)
22.ネタバレ 自分に関わった人が死ぬという直視できない事実に直面した時、責任を感じずには
居られないのは人の逃れられない性だろうとは思うが、
柏木君の死の過程が余りに酷くて。それが全く感情移入できない原因になっている。
このシナリオだと、柏木君の死に同情・または共感出来る
要素がもう少しは必要だったのではないか。
どう考えても独りよがりの柏木君じゃある意味、死んで当然としか思えず、
神原君や藤野さんがそこまで背負うべき事では無いと言う考えから逃れられないので。
「理由をつけて誤魔化す術をしらない思春期の話・・・」言うだけではいかんせん弱いかと。
それだったら、まだ匿名の告発状を出した三宅樹里とマツコちゃんの話を
広げた方が良かったんじゃないかな。
デミトリさん [ビデオ(邦画)] 5点(2016-05-30 15:41:13)
21.原作未読ですが、雰囲気はよく伝わってきました。ただあれはどうなったの?と回収できていない部分が気になりました。裁判は成功といっていいでしょうが、柏木君は結局何で死んだんだ?
Yoshiさん [DVD(邦画)] 5点(2015-09-04 15:22:19)
20.ネタバレ  結局、前後編に分けた意味は(商売上の理由以外には)感じられなかったなぁ、と。分けた事で生じた弊害ばかりが目立つ状態で。

 2時間半近くに及ぶ後篇、だけど間延びして密度が無くダラけた印象。表情をアップで捉え「泣くまで待とうホトトギス」とばかりに観客を巻き込んでその時を待つみたいな、そんなショットが何度も何度も。

 前作のホラータッチは今回登場しません。つまり、前篇でバケモノのように描いた生徒を今回はドラマティックに描く事で、そのギャップで感動させようという安い手。だけどそれも流れがあって初めて有効になる訳で、前後篇で分断されてしまっていては、雰囲気が違うという印象を与えるばかりで無効です。

 柏木が死の当日に受けた電話、ああいうのは前篇から描いておくべきだと思います。一本の作品の流れの中でならば位置として正しいとしても、二本に分けた後篇で唐突に出てきてそれが話の主軸になるというのではミステリーとしてフェアではありません。

 中学生、そして親たちそれぞれが抱えた痛みや罪の意識、それを役者さん達は上手く表現していたと思います。でも、他人を批判しながら自らはあくまで傍観者を気取り、常に自分を外側に置く、ネット上に沢山いる中二病の代表のような柏木は、あくまで魂を与えられていないんですよね。そこに罪の意識を抱く他のキャラと明確に線を引く事でテーマを強調している訳ですが、それが結局は人間ではなく化け物となっていた柏木という存在のせいで生まれた悲劇のように見えてしまって。それではいけない筈ですよね?【追記:思ったんですが、最初から柏木を象徴的に描いていればそれは回避できたのかもしれません。柏木のビジュアルは死体のみで、あとは会話だけに登場する形にして】

 これだけの尺を費やしながら、各人の心の流れが散漫に感じられたのは、エピソードが整理されていなかったため、そして前後編に分けてイメージが分断されたためではないかと思います。前後編ひとまとめに見せるイベントならともかく、観客が間にどれだけ他のものに触れるのか、その点について考慮されていない印象が強い映画ではありました。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 5点(2015-04-12 22:12:57)
👍 1
19.子役の演技が学芸会レベルであるとか、結局真相はそれかよ、とか、子役に引きずられて大人役者までもベタな演技してんじゃねぇよ、とか、言いたいことはたくさんありますが、最も言いたいことは、「無駄に長い!」。興行収入目当てに2部構成にしたがために、時間稼ぎのどうでもいいエピソードをごまんと入れ込み、画面は長尺でだらけ、おそらくそのせいで演技達者であるはずの脇役の大人役の役者までもが大根に見え、結果、ひどい作品になってしまった感があります。この映画のデキの悪さはたぶん監督のせいではなく配給会社の罪でなのでしょう。2.5時間の映画を4.5時間に引き伸ばさざるをえなかった監督さんに同情。
la_spagnaさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2018-07-25 01:22:59)
18.ネタバレ 前後編合計 4時間半・・ 長過ぎです。
2時間に収まらないからといって、どーせ2本になるなら
時間は使い放題って、あぐらかいてるのかな。ダラダラし過ぎ。
で中身はというと、学生が主体だからか、学校内演劇のような温度・・。
映画化の前に、原作の問題なのかなあ (未読)
裁判すれば真実にたどり着けるのかが疑問。話し合いの場で、偽証が
通れば、真実は遠ざかる。表題がすでに偽証なのに・・意味不明。
真実は、操作と証拠によって明らかになっていくもので裁判だけで解決
できるとでも思っているのかな。
最後に真実を話したとされている者が、偽証していたら?
で、その告白で、被害者は逆に浮かばれない体裁になってしまった。
被害者の無念を晴らす目的で始まったのに、この結末で良かったの?
せめて自殺少年の両親を、ラストシーンに加えるべきではないのか。
何を描いたのか判らない、スッキリ出来ない映画。
グルコサミンSさん [DVD(邦画)] 4点(2016-12-16 15:53:27)
17.ネタバレ 子供たちは頑張って演技していると思う。だが、その他は映画としてとても評価できない。

前編での柏木を屋上から落とすシーンと松子が車にはねられるシーンはいわば虚構の映像であり、これを真実のように挿入するのはどう考えてもイカンだろ。女子生徒の口から語られるだけにしないと映画として成立せんのではないか。

突き落としたのが3人で、それらのアリバイを調べた状態で潔白なのは明らかなのに、それには触れず主犯の生徒ばかり追い、裁判。
どこで知りえたのか大出の数々のイジメを暴露する神原。実は柏木の死の真実も全て知っており、「自分こそ裁いてほしい」というエゴで生徒、保護者、教師、地元の人々を茶番に巻き込む。それに怒ったのは大出のみ。大団円かのように皆仲良く「終わったね~」ってウソだろ。
裁判の真似事すらにもなってない。

柏木と神原の関係性もよくわからないし、あそこまで罵倒されたら誰でも「勝手に死ね」と思うだろう。死にたくて死んだ少年に対し、そこまで罪悪感を持つか。自分の過失で人を死なせ苦しんでいる人は沢山いる。
すぐに事故の真相を伝えなかったのが一番の罪だろう。

あと、泣いたり倒れたりするシーンばかりで萎えた。
元担任が隣人に殴り殺されかける事件もその後謝罪されるのも全くもって意味不明。必要?

原作を読めば納得のいくお話だったのかもしれないが、映画を作った人の腕がなかったのでしょう。
banzさん [インターネット(字幕)] 4点(2016-08-26 22:14:43)
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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 36人
平均点数 4.81点
000.00%
100.00%
225.56%
3925.00%
4822.22%
5411.11%
6719.44%
725.56%
838.33%
900.00%
1012.78%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review2人
4 音楽評価 6.50点 Review2人
5 感泣評価 6.00点 Review2人

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