映画『ドライビング Miss デイジー』の口コミ・レビュー(2ページ目)

ドライビング Miss デイジー

[ドライビングミスデイジー]
Driving Miss Daisy
1989年上映時間:99分
平均点:7.49 / 10(Review 147人) (点数分布表示)
公開開始日(1990-05-12)
ドラマコメディロマンス戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-05-10)【TOSHI】さん
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監督ブルース・ベレスフォード
キャストモーガン・フリーマン(男優)ホーク・コバーン
ジェシカ・タンディ(女優)デイジー・ワサン
ダン・エイクロイド(男優)ブーリー・ワサン
パティ・ルポーン(女優)フローリン・ワサン
エスター・ローレ(女優)アデラ
北村和夫ホーク・コバーン(日本語吹き替え版【VHS】)
佐々木すみ江デイジー・ワサン(日本語吹き替え版【VHS】)
菅生隆之ブーリー・ワサン(日本語吹き替え版【VHS】)
弥永和子フローリン・ワサン(日本語吹き替え版【VHS】)
遠藤晴アデラ(日本語吹き替え版【VHS / NHK】)
名古屋章ホーク・コバーン(日本語吹き替え版【NHK】)
東恵美子デイジー・ワサン(日本語吹き替え版【NHK】)
津嘉山正種ブーリー・ワサン(日本語吹き替え版【NHK】)
一城みゆ希フローリン・ワサン(日本語吹き替え版【NHK】)
永井一郎ホーク・コバーン(日本語吹き替え版【機内上映版1】)
麻生美代子デイジー・ワサン(日本語吹き替え版【機内上映版1】)
新克利ホーク・コバーン(日本語吹き替え版【機内上映版2】)
玄田哲章ブーリー・ワサン(日本語吹き替え版【機内上映版2】)
原作アルフレッド・ウーリー
脚本アルフレッド・ウーリー
音楽ハンス・ジマー
撮影ピーター・ジェームズ[撮影]
製作リチャード・D・ザナック
リリ・フィニー・ザナック
アルフレッド・ウーリー(製作補)
製作総指揮デヴィッド・ブラウン〔製作・1916年生〕
配給東宝東和
特撮ウィリアム・メサ(視覚効果スーパーバイザー〔ノンクレジット〕)
美術ヴィクター・ケンプスター(美術監督)
ブルーノ・ルベオ(プロダクション・デザイン)
クリスピアン・サリス(セット)
衣装エリザベス・マクブライド
編集マーク・ワーナー〔編集〕
録音マイケル・ミンクラー
字幕翻訳戸田奈津子
あらすじ
1940年代のジョージア州。ユダヤ人の老婦人デイジー(ジェシカ・タンディ)が起こした自動車事故をきっかけに、息子ブーリー(ダン・エイクロイド)は、彼女専用の運転手を雇う。頑固なデイジーは、黒人ホーク(モーガン・フリーマン)に冷たく当たるのだが、彼女たちは人種の壁を越えて、絆を深めていき・・・。アカデミー賞4部門を受賞したヒューマンドラマ。
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💬口コミ一覧

127.人生短いんだから、色々な事をしたいと思う。色々な人と知り合いたいし、たくさん旅行に行きたいと思う。でもこの映画を見ると、一時の感傷かもしれないけど、大切な人と、自分の住む場所を愛し、日々がごくありきたりである事に感謝する生活の美しさに憧れてしまう。モーガン・フリーマン演じるホークの生き方に、とても感銘を受けた。あまり上品ではないし、時にはチクリと言い返し、案外狡猾だったりするのに、その人格は愛に満ちている。また柔らかな光が、落ち着いた色調の建物や車、庭の草花に美しく反射する映像の美しさも格別でした。「友情」と平行し、「老い」「差別」といった重いテーマを扱っていながらも、カメラとコミカルな台詞まわしで常に明るく描いた作風にも好感が持てた。地味な作品だけれど、大人の観賞に耐える名作だと思う。
ともともさん 9点(2003-12-18 12:23:17)
👍 1
126.題名だけ見たとき、アクション映画かなあと思ったけど、違った(笑)。終盤のボケるシーンは見ててほんと怖かった。ボケたのがあれだけ毅然としてたデイジーだったからなおさら。自分の身近な人がこうなったとき、自分はホークのように温かい目で見てあげられるだろうか、と考えてしまった。
あなたのはレビオSir.さん 9点(2003-11-03 16:18:27)
125.ジェシカ・タンディとモーガン・フリーマンとの人間関係が非常に濃厚に描かれている。といっても決して重苦しくならず、日常的な会話の中でお互いの真意や社会的な問題等を描き出しているあたりが、巧く、味わい深い脚本であった。紆余曲折を経てたどり着いた2人の関係は、極めて崇高なものに思えた。
鉄腕麗人さん 9点(2003-10-31 12:45:51)
124.大好きな作品。以前、老人介護をしている人が、私からすればただのガンコじいさんのことを「長く生きて来られた分、私達よりこだわりや個性が強くて当然でしょ」と言っていたのを思い出した。自分の視野の狭さや心の小ささを思い知った一言です(汗)。個性の強い老人二人だからこそ、少しづつ心を開いてゆく過程にドラマがあり、あたたかさがある。そういや、学校さぼって、映画館で立続けに3回観たんだよな~。またあらためて見直したいです。
たまねぎ君さん 9点(2003-09-03 18:58:28)
👍 3
123.非常に濃厚な脚本だった。モーガン・フリーマンは微妙な役どころを実に巧く演じている。ラストシーンは感動的ではあるけど、切なく、感慨深かった。名作です。
スマイル・ペコさん 9点(2003-05-28 03:02:14)
122.もうモーガンフリーマン氏うますぎ!泣かせすぎ!氏が出てくるだけで私はノックアウトされてしまうのでした。もちろん映画も素晴らしかったです~
Reiさん 9点(2003-04-15 14:14:17)
121.墓石の字が読めなくておろおろするモーガン・フリーマンとそれを心配そうに見つめるジェシカ・タンディ。モーガンがようやく目的の墓を見つけた時のジェシカのほっとした表情。とても好きな場面です。それとラストシーンもいいですねえ。
森寸さん 9点(2003-03-13 03:48:42)
120.<ネタバレ>ジェシカ・タンディがおばあちゃんなのになんだか愛らしくて、微笑ましい雰囲気の映画です。モーガン・フリーマンと友情を育んでいく過程の中にも、やはり人種差別や使用人と主人の関係などのいざこざが生じてくるのですが、その全てを、終盤の一言「お前は親友よ」で包み込み、飲み込んでしまう。そこのシーンで泣きました。俗世のうるささから逃れたい方にはオススメかもしれません。
ラシャさん 9点(2003-01-08 21:51:27)
119.だんだんと二人の距離が近くなるのがわかって、ほのぼのしました。ラストは悲しいけど、あったかい大好きなシーンです。
もみじプリンさん 9点(2002-07-26 13:14:45)
118.大好き、モーガンフリーマン!私も彼がいかりや長介にみえてしまう1人ですが。彼女の中になんとなーく残っている差別感に飄々としながらも耐えている姿は素敵です。ふとした時にシッカリ主張したりして。この映画を「好き」といえる私は少し大人になったような気がします。
junkoさん 9点(2002-03-15 17:59:18)
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117.初めてこの映画を観たのは、自分がまだ10代の頃。恋愛感情とはまた別の次元での男女の愛情がある、という今考えるとアホらしいほど当たり前のことを、この映画が教えてくれたような気がする。何故かこの作品中のモーガン・フリーマンを見ていたら、いかりや長介を連想してしまいました。
トリスタンさん 9点(2001-11-29 22:25:01)
116.モーガンフリーマンの演技がいいです。
oikawaさん 9点(2001-11-22 21:17:18)
115.好きですわ、この映画。色々なテーマは盛り込んでるけど、押しつげがましくないところがいいです。雰囲気も良いんですよね。 12歳の時、飛行機の映画上映で初めてこれを観て、母と二人で大泣きしてしまった思い出があります…。
ルカさん 9点(2001-09-17 18:50:25)
114.黒人問題を取り上げているが、そういう部分は一部で全体的には心地よい作品に仕上がっている。 印象に残るシーンはお古の車をホークが買い取るところと、最後のシーンかな。 二人とも気になる存在でありながら、それが出来ない歯がゆさが伝わってくる。 やはり最後のシーンは人間の幸せはこれかなと思わせるものだ。 後味のよい映画でした。 とくに女性の方はみるべし! 
やわらかうんこちゃんさん 9点(2001-05-26 03:21:04)
113.老人問題とか黒人差別とか母子の関係とか・・・色々なメッセージが込められているんだろうけど、それよりもとにかくドラマ的に面白かったのでこの点数にしました。
イマジンさん 9点(2001-02-19 19:47:04)
112.ネタバレ “Driving Miss Daisy”『人使いの荒いデイジーさん』。アカデミー作品賞受賞作。
当時映画に興味を持ったばかりの私は、アカデミー作品賞とは『その年の数ある(アメリカ)映画の中で優勝を勝ち取った映画』が受賞するモンだってイメージを持っていました。優勝って、つまり一番すごい作品が勝ち取るモンだと。すごい問題作。すごい壮大な作品。すごい話題作…
なのに、俳優もテーマも地味なこの作品が、大きな大事件が起きるわけでもないこの映画が、しかも前年のレインマンとちょっぴりイメージが被るロードムービーが、何で優勝したんだ??何だろ?アカデミー作品賞って?って、謎が膨らむきっかけとなった作品です。

この映画、歳を重ねる度に好きになっていきます。たった99分の作品なのに、デイジーとホークの半生が、ゆったりとした心地よい時間とともに流れていきます。のちのち笑い話になったであろうサケの缶詰事件。デイジーのツンデレっぷりが可愛らしいクリスマスの贈り物。恐怖、アラバマの路上で一人ぼっち。安らかな日常生活のまま穏やかに迎えたアデイラの死。老後のドラマとしてこのくらいのハプニング、事件が丁度いい、これくらいが良い。

デイジーは食卓で食事をし、ホークはキッチンで食事をする。それが主従関係。アラバマの道中もデイジーは車内、ホークは外。それが彼らの立場。人種の壁が生んだ立場。明らかな差別を受ける黒人と、目に見えぬ差別を受けるユダヤ人。二人の間に徐々に生まれる友情。ホークがデイジーと同じテーブルに座り、パイを食べさせるのに要した時間は30年。
このゆっくり、ゆったりした映画、人種間の見えない壁。生まれた時から知らずに出来ていた壁。それが壊れていくのに必要な時間を解りやすく観せてくれる。30年だって。
SDGs?2030年までに実現可能?ハァ?だよね。

あ、私にとってアカデミー作品賞の基準って、今でも謎です。多くの受賞作品を観るたび、むしろ謎が深まってます。
K&Kさん [ビデオ(字幕)] 8点(2023-03-28 22:17:29)
111.ネタバレ アメリカの黒人ラッパーには、この映画が大嫌いだと公言するのが多いそうです。まあ彼らの言い分も判らなくもないです。たぶん、出てくる黒人キャラはみな従順でいかにも50年代に南部人が理想とする黒人像でしかない、と文句を付けているんだろうと思います。たしかにキング牧師は話の中に出てくるけれども、従順ではなかった黒人たちが戦った公民権運動については全く触れられてはいません。というか、30年に及ぶストーリー展開でも政治に関する描写はほとんどなく、それは脚本家があえて選んだストーリーテリングじゃないかと思います。その代わりにミス・デイジーと彼女を取り巻く限られた人たちだけの小宇宙にストーリーを限定した脚本、そしてホークが運転する車の変遷を巧みに織り込んで南部黒人社会の歩みを観客に理解させる巧みさは脱帽です。知的ではあるがユダヤ人としてのアイデンティティに頑なに固執する母親、宗教には無関心でキリスト教徒と結婚して一緒にクリスマスを祝うリベラルな息子、とジェシカ・タンディとダン・エイクロイドの親子関係も緻密に計算されています。聞くところによると南部のユダヤ系白人は伝統的に黒人差別意識が強かったそうでミス・デイジーはその類型からはちょっと外れているようにも見えますけど、黒人使用人に接する態度は日本人にはとても尊大に感じます。たとえが悪いかもしれませんが、それはまるでペットや家畜をしつけるような感じで、そんなデイジーが最後にはホークを大切な友人として慕うまでになる、これはミス・デイジーの成長物語でもあるわけです。 映画の出来は別にして、アメリカ南部を舞台にした映画には不愉快な気分にさせられることが多いのですが、本作では「人間っていいなあ」としみじみ感じることができました。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-10-03 23:14:23)
110.ネタバレ  人種差別。貧富の差。老い。
 様々なテーマを抱きながら、デイジーとホークの人間関係の在り方は、そういった諸問題をあっけなく超越していきます。
 二人の関係は、最も単純な人と人との関係。
 その関係を象徴するデイジーの「あなたは友達よ。」のたった一言のせりふ。
 泣きそうです。
 難解になりそうなテーマに、起伏の穏やかなストーリー。
 にもかかわらず、堅苦しくならないのは、ひとえに二人の役者さんの演技がすばらしいのと、脚本なのかなぁ、と素人ながらに感心。
 お墓のシーンやラストシーンは特にぐっときます。
 もはや運転手ではないホークに、「あなたはまだお給料をもらっているの?」と尋ねるデイジー。
 真偽のほどはともかく「はい。」と答えるホーク。
 ああ、この人はたとえ車を運転していなくても、ずっとずっとデイジーの運転手なんだと気づきました。
 もし本当にお給料をもらっているのだとしたら、ブーリーもなんて素晴らしい息子なんだ!
たきたてさん [DVD(字幕)] 8点(2012-06-02 12:20:55)
👍 1
109.人生ってシンプルでいいんだ。運転手を必要とする者と、仕事を必要とする運転手がいれば雇用成立。最初のBと最後のRが分かれば、バウアー解読。感謝祭にはサンクスギビングパイを食べる。それでいい。それが人生。
ちゃかさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-05-23 17:46:48)
108.悪い人が一人も出てこない映画がだった。
こういう友情もきっとあるんだな。
読み書きを教えながら仲良くなっていくのかと思ったらそうでもないし、
どこかがすごく盛り上がるわけでもないけど、
アラバマに入ったあたりの雰囲気はとてもよかった。
もっと年をとってからまた観てみたい。
Skycrawlerさん [地上波(字幕)] 8点(2011-06-04 01:42:16)
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マーク説明
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★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 147人
平均点数 7.49点
000.00%
100.00%
221.36%
310.68%
410.68%
585.44%
61812.24%
73825.85%
84429.93%
92617.69%
1096.12%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.66点 Review6人
2 ストーリー評価 7.81点 Review11人
3 鑑賞後の後味 8.41点 Review12人
4 音楽評価 7.66点 Review9人
5 感泣評価 6.28点 Review7人

【アカデミー賞 情報】

1989年 62回
作品賞 受賞 
主演男優賞モーガン・フリーマン候補(ノミネート) 
主演女優賞ジェシカ・タンディ受賞 
助演男優賞ダン・エイクロイド候補(ノミネート) 
美術賞ブルーノ・ルベオ候補(ノミネート)(美術)
美術賞クリスピアン・サリス候補(ノミネート)(装置)
衣装デザイン賞エリザベス・マクブライド候補(ノミネート) 
脚色賞アルフレッド・ウーリー受賞 
編集賞マーク・ワーナー〔編集〕候補(ノミネート) 
特殊メイクアップ賞 受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1989年 47回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 受賞 
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)ジェシカ・タンディ受賞 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)モーガン・フリーマン受賞 

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