映画『殿、利息でござる!』の口コミ・レビュー(2ページ目)

殿、利息でござる!

[トノリソクデゴザル]
2016年上映時間:129分
平均点:6.50 / 10(Review 36人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-05-14)
ドラマコメディ時代劇歴史もの実話もの伝記もの小説の映画化
新規登録(2015-12-12)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2023-09-25)【イニシャルK】さん
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監督中村義洋
キャスト阿部サダヲ(男優)穀田屋十三郎
瑛太(男優)菅原屋篤平治
妻夫木聡(男優)浅野屋甚内
竹内結子(女優)とき
松田龍平(男優)萱場杢
寺脇康文(男優)遠藤幾右衛門
きたろう(男優)穀田屋十兵衛
重岡大毅(男優)穀田屋音右衛門
千葉雄大(男優)千坂仲内
中本賢(男優)穀田屋善八
西村雅彦(男優)遠藤寿内
羽生結弦(男優)伊達重村(友情出演)
草笛光子(女優)きよ
山崎努(男優)先代・浅野屋甚内十三郎
磯田道史(男優)今泉七三郎
山本舞香(女優)なつ
上田耕一(男優)栄洲瑞芝
斎藤歩(男優)八島伝之助
堀部圭亮(男優)橋本権右衛門
島津健太郎(男優)銭問屋
芦川誠(男優)大工の忠兵衛
尾上寛之(男優)平八
濱田岳ナレーション
原作磯田道史「無私の日本人」所収「穀田屋十三郎」(文春文庫刊)
脚本中村義洋
鈴木謙一
音楽安川午朗
津島玄一(音楽プロデューサー)
作詞永六輔「上を向いて歩こう」
作曲中村八大「上を向いて歩こう」
主題歌RCサクセション「上を向いて歩こう」
撮影沖村志宏
製作松竹(「殿、利息でござる!」製作委員会/製作幹事)
木下グループ(「殿、利息でござる!」製作委員会)
電通(「殿、利息でござる!」製作委員会)
テレビ朝日(「殿、利息でござる!」製作委員会)
朝日新聞社(「殿、利息でござる!」製作委員会)
朝日放送(「殿、利息でござる!」製作委員会)
川北桃子(「殿、利息でござる!」製作委員会)
企画松竹
制作松竹
配給松竹
特殊メイク江川悦子
特撮松本肇(視覚効果)
編集川瀬功
録音松本昇和
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💬口コミ一覧

16.ネタバレ 期待していなかったが意外に良かった。
ただ前半順調に仲間が増えていくのだけど同じパターンの繰り返しでだんだんグダグダに。
でも後半からは順調と思われた金集めもペースダウンし難問も待ち受けていたりして面白くなってきた。
しかも結構いい話でタイトル詐欺ですわ。
Dry-manさん [インターネット(邦画)] 6点(2021-06-20 23:03:44)
15.原作は読んだ事があるのだが、どれも地味でマイナーな話ばかりだった。で、こんな地味な話が2時間の映画になって面白いのか?と思ったが、それなりに作品として成立はしていたように思う。が、シリアスな話が軽いタッチで描かれていてリアリティーが感じられず、全体的には中途半端な印象。
原作の題名は『無私の日本人』なので、著者や製作者が訴えたい事は日本(共同体)のために、無私になれますか?もっとハッキリ言えば、カネ出せますか?って話で、公共心や愛郷心・愛国心を問う作品である事は間違いない。製作当時は舞台が宮城という事もあり311が念頭にあったと思われるが、現在コロナ禍で、共同体のあり方や公共心が再度問われる事態になっている。時代が変化した今、あらためてこの作品をどう受け止めて、どう考えるのか?江戸時代から明治へと近代化し、昭和の敗戦を経て75年経過した令和の現代は、江戸時代と何が変わり、何が変わらないのかを考える上で、ヒントになる作品ではある。
東京50km圏道路地図さん [地上波(邦画)] 6点(2020-06-30 14:55:29)
14.ネタバレ タイトルと内容に解離がある。
もっとマネーゲーム的な内容かと思っていたのだが、金策に終始して終わってしまった印象
おとばんさん [インターネット(邦画)] 6点(2018-09-23 22:03:42)
13.ネタバレ 原作は未読ですが、イイ話らしいと噂は聞いていましたし、わざわざ映画として公開される以上、ハッピーエンドだろうと予想できます。濱田岳の終始明るいナレーションもそれを確信させます。主人公が勝つと初めから分かっている戦いほどつまらない見せ物はありませんので、決着に至るまで観客をいかに振り回してくれるかがポイントだと考えておりました。その点で、松田龍平が演じる萱場は、一人だけお前らのペースには巻き込まれんぞというクールな雰囲気を醸して出しており、注目の人物でした。終盤、もう少し粘って、「駕籠・馬に乗る殿は卑しいか?」と問い詰め、お金の話をまるごとひっくり返そうとし、それを主人公側が思わぬ理屈で切り返す・・・そんな場面があれば8点付けたのに、と残念です。
次郎丸三郎さん [DVD(邦画)] 6点(2018-01-03 10:01:38)
12.パッケージの阿部サダヲからおふざけ映画かと思ったら、まったくまじめないい作品だった。
へまちさん [DVD(邦画)] 6点(2017-11-06 00:35:21)
11. しみる話でした。ただ、淡々とした映画なので退屈に思う人もいると思います。
海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-10-08 17:00:26)
10.ネタバレ タイトルから緩いコメディ時代劇を想像しましたが、それは誤った先入観でした。劇中に現れる文献等を見る限りは実話がベースのシビアなドラマです。でも、それを深刻に見せるのではなく軽妙に語る。ちょっとバカっぽいタイトルは、その洒脱な様を表現していていました。この語り口のバランス感覚は相当な優れモノだと思います。
おカネが絡むお話ですけど、随時現代の円に換算して説明してくれるのが親切です。主要キャラのカネ絡みの苦悩がリアルに実感できます。銭形平次が投げていた銭は一発60円だったことを初めて知りました。(まぁ、妥当な「重み」ですよねw)
どこかで見た顔だと思ったら男子フィギュアスケートの世界チャンプでした。チョイ役ですが、お坊ちゃんっぽい殿様がとても似合う。面白いスパイスでした。
商売繁盛には地域の経済的活性が必須条件。現代的には当たり前ですけど、江戸の頃からその理念に投資した資産家がいた。それを知ったことが個人的な収穫でした。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-06-09 02:03:45)
👍 1
9.ネタバレ いい話です。初っ端からいい人がやたらと出てきて、泣かせる話の数々。これが最後まで続く。実話ベースだからしょうがないのかもしれないが、ちょっとやりすぎだったかなと思ったり…(とくに浅野屋さんに関しては)こういうのは山場で魅せてこそ光るものだな~と感じました。話は変わりますが、友情出演の羽生結弦選手は堂々としていて立派なもんでしたね。先に登場した磯田さん同様、セリフは無いもの(あっても一言二言)と思っていただけに、ちょっとした驚きでした。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-02-19 13:33:13)
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8.ネタバレ 良い人だけが出てくる良い映画であり、たまにクスっと笑わせるという、いかにも松竹らしい人情コメディとなっています。とにかく全員が公共のために尽くそうという思いを持っており、このプロジェクトの障害になると思われていた藩の出入司や、財政難の元凶となっていた殿様すら話してみれば良い人。事情を知るや主人公たちへの協力姿勢を示し始めるという、安心して見られる作品となっています。
主人公たち出資者は「町が滅びれば自分たちの商売も立ち行かなくなるから、何とか町に活気を取り戻さなければ」という目的で資金の供出を開始します。この点は合理的で納得がいったのですが、他方で店を潰してまで資金を捻出しようとした妻夫木聡演じる浅野屋の行動原理だけは不明であり、この点が作品のアキレス腱となっています。彼のドラマをもっと合理的に見せてくれれば作品全体がより腹に落ちたのですが、もはや徳の高い人でしかないという見せ方は良くありませんでした。
ザ・チャンバラさん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2017-01-14 15:47:15)
7.ネタバレ うーーん、、2時間の映画にするほどの話なんだろうか、お涙頂戴ものとしては中途半端だし、感動ものでもない。真面目すぎるんだよなぁ。日本昔話をみたあとの、へぇ、、、いいお話だねぇ、というあの感覚に似ている。話そのものに抑揚がないもんで退屈な映画になっちゃってます。
Keytusさん [インターネット(邦画)] 5点(2017-12-19 01:09:28)
6.ネタバレ 後半の美しすぎる展開に興醒め。そこで空前の低金利時代に生きる現代人として、やっかみ半分でインネンをつけてみたいと思います。
そもそも「1割(10%)」という金利が高すぎる。たしかに信用力のない個人や民間事業者に短期を前提に貸すのなら、10%でも20%でもあり得るでしょう。しかし当時、おそらく幕府に次いで信用力の高かったはずの藩に長期で貸す金利としては高すぎる気がします。仮に10%で借りるとすれば、その藩の経済財政は10%以上の成長を遂げる必要があります。しかも償還のない「永久債」のような設定だったので、この高度成長がずっと続かなければいけません。私は江戸時代の経済に詳しくありませんが、鎖国状態でここまで高度成長できたという話は、聞いたことがありません。
しかも当時の通貨「両」ではなく、土壇場で「金(きん)」建ての債券に変わったことも致命的です。金利も金建てで支払われるので、いくら藩が将来的に激しいインフレ政策を取ったとしても、金利負担は変わりません。藩財政、ひいては藩経済をじわじわ侵食することは間違いないでしょう。この作品、どこまでが本当の「史実」なんですかねぇ。
終盤に颯爽と登場した羽生の殿様ですが、松田龍平というとんでもなく無能な官僚を抱えたばかりに、数年後に痛い目に遭うかもしれません。そう思うと、いささか不憫です。
ちなみにもし今日、「金またはドル建てで金利10%の個人向け永久国債」が発行されたとしたら、私は躊躇なく買います。わずか10年で元が取れる上に、円暴落・インフレリスクも回避できるので。ただし国の財政破綻リスクはありますが。
眉山さん [インターネット(邦画)] 5点(2017-11-05 17:06:14)
5.丁寧に作られています。俳優の演技も良いと思います。でも話がつまらない。
紫電さん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2017-09-15 14:52:19)
4.ネタバレ 予告編や宣伝ポスター等から連想するのは、昨今流行りの時代劇コメディ。ところがたしかにコミカルな箇所はあるものの、その全貌は胸の熱くなる人情話。まあ実話だから仕方ないのかもしれないけど、だったら宣伝の仕方を変えて欲しかったよ。別に人情話でも、お上に金を貸して利息を取る、という実際にあった話自体に興味がわいて観るんだから。映画の出来としては別に悪くないし、一つの雑学としても楽しめる。だから別の内容を期待してガッカリした観客がいたら、損だな~って思うよ。勿体無いね。ただあれね、散々お上に圧政を強いられてやがて村はおしまいだ~、て言ってたのに、終盤に殿様本人が現れて、お上が店を潰したとあっては面目が立たない、ってオイオイ、なんかよ~分かりまへ~ん(笑) あと現在の風景が出ちゃうと個人的には興ざめしちゃうんで、あれはやめてほしかった。意図は分かるんだけどね。

にしてもキャストだけは豪華でんな~。

山崎務さんがお金をチャリンチャリしてると、どうしても「マルサの女」を思い浮かべちゃうよ。
Dream kerokeroさん [DVD(邦画)] 5点(2016-10-27 18:14:21)
3.ネタバレ 劇中では特に説明がないが、黒川郡吉岡は伊達家重臣のいわば城下町のようなもので、そのうち町人町に当たる部分が吉岡宿である。遠景で小山が何個か固まって見えるところは「七ツ森」と呼ばれており、これが景観的にこの場所であることを印象づけている(ちなみに仙台からは反対側が見える)。現実の吉岡宿が映像に出たような場所だったかは不明だが(もっと街が大きい、家々の裏手に山林はない)、最後に現在の風景など出して連続性を感じさせるようにはなっていた。
全体としては気楽に見られる内容になっており、特に序盤では、都合の良すぎる展開を笑いに転化してスピーディにこなしていたのがよかった。終盤になるとまた極端に都合良すぎの展開になって、何から何までいいことづくめで終わったようだが、主人公が数年後に亡くなってしまったのは事実らしいので、それ以外の部分が完璧ハッピーエンドであることも気分的には正当化される。ちなみに個人的に泣ける場面などは特になかった。
キャスト面では、役柄との関係で印象深かったのが松田龍平と千葉雄大で、うち大肝煎様はまるきり年齢不詳に見えるのが面白い。ほか「暗殺教室」で見たはずの山本舞香という人がどこにいるか意識しないまま終わってしまったが、自分が気づかなかっただけで実際は結構目立っていた。

ところで江戸時代でも「大名貸し」自体は普通にあったことだろうから、相談しただけで処罰というのはコメディらしい誇張ではないか。それより劇中の事例が特徴的なのは、各種事業者が共同で地域全体の共通利益のために行ったという点であって、今でいえば商店街とか温泉街の維持発展のために事業主有志が尽力するようなものだろう。劇中の例では結局、資産家の個人的な人徳に頼る形になっていたが、「無私」などとあまりご立派なことを言わずに、われ人ともに栄えるという志をみなが少しずつでも持とうということであれば、現代にも十分通用する話と思われる。
しかしこれが実際に貸付金だったのか出資金のようなものなのか、あるいは献納を条件に実質的な交付金が出るようになったのか、というあたりは何となくごまかされたような気もした。そもそも主要街道(現在の国道4号)の伝馬を運営するための対策が、伊達家直轄領と家臣の拝領地で統一的に行われていないことが真の問題だった気がするが、まあ大昔の幕藩体制に今更もの申しても仕方ないので、今も昔もやるべきことは初めからちゃんとやりましょうという話である。
かっぱ堰さん [映画館(邦画)] 5点(2016-05-28 14:11:06)
2.ネタバレ  予告編が思わすほどコメディではなく、途中からどんどん感動物語になってきて、最終的に地域のイイ話に。ちょっとこれはナシだよなあ、という感じ。それなりに感動するし面白いのだが。
 予告編でも物語初旬でも言われていた「利息を取る」が途中で「献上」なんて言葉に変わっていてオイオイと思ってしまう。原作のタイトルを見れば解ったのだろうが、無私の人の話だから貸し付けるのと献上との違いなんてそれほど気にしていないのかもしれない。でも、くどいようだが予告で見たように「利息を取る側に回るのか取られる側に回るのか」の攻防とかを期待していた。そのように導かれていたと思う。

 そもそも殿様の他藩への対抗心で金が要るなんて理由で、利息を払うことができるのか?金を運用するわけでもなく、払うとすれば結局それは年貢から捻出されるわけで、総合的に楽になるのかどうか?とか、興味はあったのだが、そんなことは微塵も語られない。あるいは、公共の福祉の概念とか、江戸時代の経済システムとか、そういった内容を期待していた。

 それでも、劇中で(というか実話らしいから現実にということだが)描かれている通り、利息が支払わてたらしいが、それもある時勝手に支払が廃止されたというのは驚き。原本は返済されたのだろうか?というか、タダの分割返済だったのでは?
Tolbieさん [映画館(邦画)] 5点(2016-05-20 17:22:19)
1.タイトルもそうですが、設定からしてもこれは本来コメディ素材でしょ。いや、やりたかったのはシリアスドラマなんです、ならそれでもいいけど、だとしてもそっちの方向に振り切れてもいない。登場人物の造形はみんな中途半端でありがちだし、同じようなやりとりが繰り返されているだけで、せっかく目標を提示していながら、それに近づいているのかどうなのかも分からない。何よりもまずいのは、こういった経済や経営の事象をテーマとしていながら、それぞれの(藩も含む)の「商売」が見えないこと。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2025-01-13 01:29:23)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 36人
平均点数 6.50点
000.00%
100.00%
200.00%
312.78%
400.00%
5616.67%
61233.33%
7925.00%
8616.67%
925.56%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review3人
2 ストーリー評価 7.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review4人
4 音楽評価 5.50点 Review2人
5 感泣評価 7.66点 Review3人

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