映画『ニュー・シネマ・パラダイス』の口コミ・レビュー(26ページ目)

ニュー・シネマ・パラダイス

[ニューシネマパラダイス]
Cinema Paradiso
(Nuovo cinema Paradiso)
1989年上映時間:123分
平均点:8.38 / 10(Review 553人) (点数分布表示)
公開開始日(1989-12-16)
ドラマ
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-04-24)【イニシャルK】さん
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監督ジュゼッペ・トルナトーレ
キャストフィリップ・ノワレ(男優)アルフレード
ジャック・ペラン(男優)サルヴァトーレ・ディ・ヴィータ
サルバトーレ・カシオ(男優)サルヴァトーレ・"トト"・ディ・ヴィータ(少年期)
マルコ・レオナルディ(男優)サルヴァトーレ・"トト"・ディ・ヴィータ(青年期)
プペラ・マッジオ(女優)サルヴァトーレの母
アントネラ・アッティーリ(女優)若いころのサルヴァトーレの母
レオポルド・トリエステ(男優)神父
久米明アルフレード(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
亀井芳子サルヴァトーレ・"トト"・ディ・ヴィータ(少年期)(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
鳥海勝美サルヴァトーレ・"トト"・ディ・ヴィータ(青年期)(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
小川真司〔声優・男優〕サルヴァトーレ・ディ・ヴィータ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
鈴鹿千春エレナ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
富山敬神父(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
千田光男(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
京田尚子(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
藤本譲(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
増岡弘(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
江原正士(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
吉田理保子(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
安達忍(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
小島敏彦(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
石森達幸(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
坂本千夏(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
伊藤栄次(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
幹本雄之(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
峰恵研(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
二又一成(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
秋元羊介(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
原作ジュゼッペ・トルナトーレ(脚本原案)
脚本ジュゼッペ・トルナトーレ
音楽エンニオ・モリコーネ
作曲アンドレア・モリコーネ(愛のテーマ)
撮影ブラスコ・ジュラート
製作フランコ・クリスタルディ
配給日本ヘラルド
アスミック・エース(リバイバル時)
特撮ジョヴァンニ・コリドリ(視覚効果コーディネーター)
編集マリオ・モッラ
字幕翻訳吉岡芳子
その他アル・パッセリ(animator)
フジテレビ(提供)
あらすじ
父が戦場で行方不明になり、幼いトトは司祭の助手として働くが、「映倫」役の司祭にに付き添ううちに映画に魅せられる。トトはまず太っ腹の映画技術者アルフレートの信頼を得、アルフレートが映画館の火災で失明した後、小学生なのに映画上映の一切を任される。「君の道は別にある。」というアルフレートの言葉を十代後半になっても信じず、トトは映画館で働くが、初恋に敗れて未知の未来を目指す。故郷を捨てて成功した男が回想する、映画館ヌエボ・シネマ・パラディソとともにあったほろ苦い幼少年時代の思い出。
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💬口コミ一覧

53.いい映画です。終始映画の中に引き込まれ、見終わった後優しさに包まれ、とても温かい気落ちになりました。皆さんがおっしゃている通り、ラストシーンが秀逸です。
おやじのバイクさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-02-25 22:29:12)
52.ネタバレ ○何となく観てこなかった一作。いっそのことブルーレイディスクを購入して観賞。なぜ今まで観てこなかったんだろうと後悔するくらいの傑作。○ノスタルジー溢れる作風に、絶妙にマッチしたモリコーネのスコア。涙なしには観られなかった。○観客、映画ファンに対して「これからも映画好きでいてくれよな。」とまるでベテラン監督が映画界に餞別を告げるような実直なメッセージある作品。これを当時20代のトルナトーレ監督が作ったというから驚愕させられる。もしこのメッセージに対して答えを出すのなら「好きでい続けるよ。」そう答えたい。
TOSHIさん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2012-03-17 00:46:11)
👍 1
51.アルフレッドと幼きトトの友情に心があったまります。映画を観る幸せがあふれ出してきそうな映画館の描写も好き。点数はすべてこの前半に。どうも私は育ちが悪いせいか他人のノスタルジーに引っ張られない性質なので、おっさんが郷愁に浸っているのを見てもぴんと来ないのでした。運動会で小さい子が走ってるとすぐ泣くんですが。
tottokoさん [ビデオ(字幕)] 7点(2012-04-28 17:05:00)
50.やばーーーい!!何も感じない。ベストランキングでTOP30に入ってて「感動」「泣けた」のレビューの嵐の作品だが、ただただ冗長なだけに感じてしまった。多分これは鑑賞側の精神年齢が高ければ波長が合って、物語に感情移入できるんだと思いますが、自分のような人間には後半からは状況を追っているようにしか見えません。前半の子供時代のトトのままで展開していって欲しかった。いつかこの映画で感動できるようになりたい。 音楽は素晴らしかった。
Jar_harmonyさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2012-07-05 19:48:58)
49.シナリオ、配役、映像、演出、音楽と、それぞれが高レベルの至高の逸品。
ただノスタルジーを満足させるばかりではなく、現在と過去が一つの流れになっていて、
物語としても、また"映画"そのものを小道具にした設定ともにシナリオの完成度が高い。
中盤過ぎにちょっとバタつく展開があったのは残念だが、終盤からラストにかけての演出は、
制作者側の抜群のセンスの良さに脱帽。ちなみに完全オリジナル版のほうで、
首を捻った終盤の展開があったのだが、2時間版ではバッサリとカットされていた。
こちらのほうが自然な流れでいい。音楽は文句なく最高。名作でもあり、秀作でもある作品。
MAHITOさん [ビデオ(字幕)] 10点(2012-08-12 03:43:35)
48.むかし「みゆき座」でのロードショーを鑑賞しました。大ヒットで超満員でした。当時座席は指定入れ替え制ではありませんでした。座席を取るためにあらかじめ満員の場内に入っていて、上映が終わるとそそくさと席を確保するなどまかり通っていました。好ましいことではないけれど、このときはこれまで体験したことの無いような大混雑だったので、私は場内に入り、クライマックスをいきなり見てしまいました。このクライマックスを知ってしまっては感動がうすれてもったいなかったなと後悔しましたが、後の祭りです。ところが、席を確保して、はじめから見たわけですが、なんと結末を知っていながらも、怒濤の涙があふれ大感動しました。映画の素晴らしさを正面から再確認させてくれた名画ですね。
ジャッカルの目さん [映画館(字幕)] 10点(2012-09-02 21:14:11)
47.トトの笑顔、アルフレードとの交流、音楽、そしてラストのキスシーンをつなげた映像、こんなに幸せで映画っていいなって思わせる作品はないと思う。素晴らしい!!
はちまろさん [DVD(字幕)] 10点(2012-10-14 18:02:48)
46.ネタバレ 若い頃に最初観たときは、ヌルい映画だなという印象で、自分の中での評価は低かった。
世間の評価が自分の印象よりずいぶん高かったので、数年後にもう一度観てみると、最初観たときより面白かった。
ただ、内容はほとんど忘れていたので、その時の自分にとってはそれほど心を動かされるものがなかったということ。
ところが、最近久しぶりに見直してみると、なぜか心に染みた。
映画は観る時期を選ぶということか。

映画しか娯楽がなかった時代の映画館内の熱気が伝わってくるよう。
テレビや他の娯楽が増えて、街のみんなが一箇所で盛り上がるようなことはなくなったが、そういう不便な時代のほうが本当は楽しいのかもしれない。
想い出の映画館が取り壊される様子には、センチメンタリズムとノスタルジーがかきたてられる。
トトに対するアルフレードと母の深い愛情には胸を打たれる。
年を経るほどに味わい深くなる類の映画のようで、またいつか観直すことになるだろう。
飛鳥さん [ビデオ(吹替)] 9点(2012-12-06 00:51:19)
👍 1
45.ネタバレ いい映画でしたねぇ…これはシネマファンなら多少なりとも心の琴線に触れる作品じゃないでしょうか。前半はヤンチャ坊主がちょっとウザったかったこともあり、「映画好きの子供とオッチャンの心温まるストーリーね、ハイハイ。」と冷めた目でみてましたがそのうちいろんな印象的なエピソードが絡んできました。美しい少女との恋…オッチャンの火事での大怪我などなど…後半で映画館が爆破されたシーンは自分も映画館に通っていた当事者になった気になって思わず号泣してしまいました。冒頭で30年も実家に帰っていないなんてなんて親不孝なヤツだと思っていましたがちゃんと理由があったんですね。オッチャン!あんたって人は…それにしてもよく泣かせていただきました。「いや~映画ってホントにいいですね!」
イサオマンさん [地上波(字幕)] 9点(2012-12-10 23:21:37)
44.うーん、いいね。いいんだけど、映画人の自己満足的というか、自慰というか、そんな感じがしたなあ。また観たい、とはあまり思わない。
風小僧さん [地上波(吹替)] 4点(2012-12-29 09:50:20)
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43.難しくは説明しにくいが、とにかく、最後に泣けて。観終わったら、気持ちが良い映画だった。自分に合ったんだろうな。だから、名作。それで良いじゃないか。
minさん [DVD(字幕)] 9点(2013-02-07 20:49:38)
42.しみじみしみる映画ですね。ただ涙が止まらない感動と言うのは私にはなかったですね。世代かな?しみじみと懐かしく良い余韻の残る秀作です。
東京ロッキーさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-03-21 12:58:38)
41.ネタバレ すごく少数派の意見となりますが、自分はこの物語、どちらかというと嫌いです。
なぜならば、彼は長男だ。一家の大黒柱を亡くしたサルヴァトーレ家の長男だ。
にも関わらず、実は他人であるはずのアルフレードの言いつけだけに耳を貸し、
母を残し、妹を残し、村を捨て 一人身軽でローマで暮らす。
その後、30年も母の元へ帰らない 

信じられない 母を捨て たった一人の妹を捨てて30年も帰らない。
帰らない理由はなんなのだ。
実は、その30年もの間、母は男手を必要としていたかもしれない 
かわゆい息子に一目会いたいと願う母親の想いをどんだけ放置してきたことか 
そんな母のことを妹は一人にする事出来ずにずっと傍で暮らし、自分の自由さえも無くしていたのかもしれない (その辺りは、推測の範疇なんですが、)

とにかく、彼にとっては自分の人生だ 
やりたい事があるのならば好きにすればいい 
どうしてもシチリアを離れたかったのならば、ローマでも何処でも好きなところで暮らせばいい 
ただし、ちょっと待ってください あなた長男だったですよね? 
一人立ちするまで育ててもらった母への感謝の気持ちは まさか無いのか?
 
正直、大人となった彼には人間としての暖かみを感じなかった。

そうなると、実際、アルフレードがあの時の彼女への想いを根絶させた事が余計だったことのようにも思える。
現にトトはローマで最高の伴侶と出会ったという風ではなかったではないか 
やはり、あの時の彼女こそが追い求めなくてはならない相手だったのかもしれないではないか。
だとすれば 彼は村も離れず、
家族の元で 新しい家庭も築けて 
誰にとっても幸せだったのかもしれないではないか  

『村を離れろ』・・・ なぜだ 過疎化に繋がる 
『決して戻ってくるな』・・・ なぜだ 家族を残して。
『過去を振り返るな』 なぜだ・・・ 別に悲惨な過去を背負っているわけでもないのに。

ただ、アルフレードが青年期のトトに押し付けた言葉が別に悪い事だったとは思わない。
ただ、その言葉に 単に従い、村を捨て 母を捨て 妹を捨て 
30年間もの間、村へ帰らなかった大人のトトがどうにも好きになれなかった。

というわけで、ここらでそろそろやめます。
なんか、変に感情的になってきてしまったし、文字制限にも引っかかってしまったみたいだ。ですけん、さようなら。
3737さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-05-09 22:16:37)
👍 2
40.映画好きの方ならラストにぐっとくるでしょう。私もラストにはぐっときましたが、他のシーンにはたいして思い入れが有りません。長いし。確かに良作であると思いますが、自分には何度も観返したくなる作品ではありませんでした。
movie海馬さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-17 15:23:29)
39.ネタバレ 今までに繰り返しこの映画を観ていますが、たぶん流した涙は1リットルにはなるでしょう(ちょっと大げさです)。もう最近はトトがシチリアに帰るあたりから涙目になってしまいます。そしてラストシーンではもう滂沱の涙、正直言ってここで泣けない人がいるって信じられないです。トトって子供のころは悪知恵が働くませたガキだし、成人して映画監督になってもプレイボーイで女をとっかえひっかえ、おまけに30年も実家に帰らないというけっこう嫌な奴です。でもアルフレードが残してくれたフィルムを観てるとき、まるで少年の日に帰った様な屈託のない笑顔を見せるんですよね。ノスタルジーの魔力を見せつけてくれるこのカットはまさに偉業で、私の涙腺を徹底的に破壊してくれます。 エンニオ・モリコーネのテーマ・ミュージックはあまりに素晴らしく、もう映画音楽遺産と呼びたいぐらいです。そう言えば数年前、地元のデパートが閉店しました。閉店セレモニーで店員さんたちが深々とお辞儀をする中でもう二度と開かないシャッターが下ろされたんですが、この映画の『愛のテーマ』がその時流されたんですよ。集まった群衆からは一斉にすすり泣きが漏れ、ほとんど号泣してる人もいました。もう素晴らしい演出でしたが、この場面で『愛のテーマ』を流すなんてそりゃ反則ですよ(笑)。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2013-09-17 23:55:50)
38.ネタバレ ここ数年、映画の上映はかなりの割合でデジタル上映に入れ替わりました(一部まだ残っていると思いますが)。もうフィルム映写機は使われておらず、撮影自体もデジタルカメラで行われています。そういう現状を踏まえながら見ると、より切なさ倍増です。「昔は手回しだったが、今は全部機械だ」その機械すら今は絶滅寸前なわけですから。ノスタルジーすら消えて行く時の流れ。切ないなあ。
もう一つ思い出したのは、自分が子供の時、近所にポルノ映画館があったこと。看板の前をドキドキしながら通り過ぎた思い出がフッと蘇ってきました。「ニューシネマパラダイス」に登場する映画館も、最後はポルノばかり上映していたようです(壁に描かれたチ○コの落書きが容赦ない)。子供時代のあの映画館も、ポルノを上映する前は普通の娯楽映画を上映していたんだろうなあ。映画館の数だけ物語があるんだなあと想像してしまいました。
・・・かといって、この映画は単純なノスタルジーを描いているワケでも無かったですね。人生は映画のように簡単じゃない、ノスタルジーに溺れるな。実人生を生きろってことでしょうか。「映画ばっかり見てんじゃねえ」と映画からケツを叩かれた気分です(笑)。
ゆうろうさん [DVD(字幕)] 9点(2013-11-12 03:05:48)
37.ネタバレ うーーーーん。。。間違いなく「劇場公開版」→(興味があるなら)「完全版」の順番で観るべきだと思います。せっかくこちらを観たのに、「完全版」の記憶があるから勝手に色々脳内補完。作品の焦点が違う、完全に違う2作品ですね。“完全に違う”と言いきってしまっても良い位、観終わった後の印象が違いました。どちらが好きかと言うと「劇場公開版」の方が好きですが、考えさせられたのは「完全版」でした。
ネフェルタリさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-11-15 15:43:19)
36.ネタバレ アルフレードがトトに村から出ろと諭す場面の古びた碇。帰郷したトトを出迎える年老いた母に繋がる毛糸。これぞ映画ならではの語り方。胸が震えました。観客各々の“想い”と“思い”に照らし合わせ染み入るに相応しい、素晴らしい技量を備えている映画でした。美しき郷愁と懐古で泣かせる映画ではない点にも感心します。得たものもあれば、失ったものもある。後悔こそ人生のメインロード。それがこの映画の良心と考えます。最後に本作を鑑賞した全ての皆様(親御さん)へのお願い。子供から預かったお年玉は、子供が大人になったら返してあげましょう。大人だって約束を守るんだって事を、お父さんお母さん銀行の格付けはAAAだって事を、子供に教えてあげましょうよ。アルフレードのように。えっ、当たり前だって。失礼しました。
目隠シストさん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2014-01-01 00:00:00)
👍 1
35.ネタバレ こういう映画はねえ、子供の頃に見ないと絶対ダメ。大人になって「ケッ こんなもんか」って根性捻じ曲がってから見たら損だよ。そんなワケで、良い映画って奴は子供の頃から見せた方が良いよ全国のお母さんお父さん(誰に言ってだろうか俺は)
子供の時から映画に触れて育ったトトと、映画一筋に生きてきたアルフレードの交流を描いてく部分を始めとした密度のあるドラマ。
喜びと哀しみを交えながらトトの半生を覗いていく。
劇中の人物たちは子供から大人、老若男女まで映画に対する幅広い反応を示す。
寝る奴も居れば劇場で子作りまで始める大胆な奴らもいる。さすがイタリア情熱的。
それは我々が視聴者や評論家ではなく、子供心の純粋な感受性というか、ありのままを受け入れ楽しむという心持ちを思い出させてくれる。
この時代の映画は「見る」というよりは「そこにしかないから見に行く」という感覚の方が強かったのかな。
今みたいにTVやDVD、VHSのような媒体が無いのが当たり前で、映画館に行くのはお祭りみたいなもんだったのだろう。
そこに溢れる夢や希望といった「幻想」を糧にして、辛い現状に真正面から向かっていく心の支えとしていたんだろうな。それはどんなに媒体や時代が変わっても普遍的なものだと俺は思う。
映画と絡めて成長していく主人公の女性関係も面白い。
厳しくも優し気な美しい母マリア、
一目ぼれした可憐な少女エレナとの儚い恋。
「映画」を主題にしているだけに、絵で魅せる部分もたっぷりと詰まっている。
目が見えなくなったアルフレードの記憶の中には、まだ“幼い姿”のトトがいる。手を握り「大きくなったなあ」と画面が切り替わった直後・・・成長したトトがいるんだよなあ。粋だね本当。
意味深で解釈しづらいシーンも多少あるが、「視聴者に投げかける」のではなく「視聴者に問いかける」よう。
さすがにやたらめったらキスシーンが出てくるのは教会の神父じゃないが「カットした部分でやれ」と辟易したけど。
オマケに昔の恋人とはいえ人妻と「ズキューンッ!」(完全版は個人的に蛇足な印象、あの部分だけ恐ろしく退屈だった)。
イタリア人は恐れを知らない。素晴らしい精力だ(褒めてる)
劇中に多く現れる往年の名作映画を数えるだけでも楽しみがいがあることだろう。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 8点(2014-01-21 23:27:17)
34.それなりに感動もあったが、監督が作為的に見せているとの感じてしまう部分において、入り込めない自分がいた。
cogitoさん [ビデオ(字幕)] 6点(2014-08-04 20:12:29)
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 553人
平均点数 8.38点
020.36%
120.36%
210.18%
371.27%
4213.80%
5213.80%
6346.15%
7509.04%
88815.91%
910619.17%
1022139.96%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.69点 Review26人
2 ストーリー評価 8.67点 Review46人
3 鑑賞後の後味 9.07点 Review51人
4 音楽評価 9.48点 Review60人
5 感泣評価 8.52点 Review50人

【アカデミー賞 情報】

1989年 62回
外国語映画賞 受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1989年 47回
外国語映画賞 受賞 

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