映画『A.I.』の口コミ・レビュー(4ページ目)

A.I.

[エーアイ]
Artificial Intelligence: AI
(A.I. Artificial Intelligence)
2001年上映時間:146分
平均点:5.23 / 10(Review 659人) (点数分布表示)
公開開始日(2001-06-30)
ドラマSFアドベンチャーファンタジー小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-05-12)【イニシャルK】さん
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監督スティーヴン・スピルバーグ
演出ダグ・コールマン(スタント・コーディネーター)
木村絵理子(日本語吹き替え版【TBS】)
キャストハーレイ・ジョエル・オスメント(男優)デイビッド
フランシス・オコナー(女優)モニカ・スウィントン
ジュード・ロウ(男優)ジゴロ・ジョー
ウィリアム・ハート(男優)ホビー博士
ブレンダン・グリーソン(男優)ジョンソン
アシュレイ・スコット(女優)ジゴロ・ジェーン
エリザ・コールマン(女優)
サム・ロバーズ(男優)ヘンリー・スウィントン
ロビン・ウィリアムズドクター・ノウ
メリル・ストリープブルー・フェアリー
クリス・ロックコメディアン
ベン・キングズレーナレーション
常盤祐貴デイビッド(日本語吹き替え版【ソフト】)
大川透ジゴロ・ジョー(日本語吹き替え版【ソフト】)
紗ゆりモニカ・スウィントン(日本語吹き替え版【ソフト】)
井上和彦ヘンリー・スウィントン(日本語吹き替え版【ソフト】)
仲野裕ホビー博士(日本語吹き替え版【ソフト】)
大平透テディ(日本語吹き替え版【ソフト】)
小川真司〔声優・男優〕ドクター・ノウ(日本語吹き替え版【ソフト】)
岩崎ひろしジョンソン(日本語吹き替え版【ソフト】)/ドクター・ノウ(日本語吹き替え版【TBS】)
青野武スペシャリスト(日本語吹き替え版【ソフト】)
高島雅羅ブルー・フェアリー(日本語吹き替え版【ソフト】)
上村祐翔デイビッド(日本語吹き替え版【TBS】)
成宮寛貴ジゴロ・ジョー(日本語吹き替え版【TBS】)
玉川紗己子モニカ・スウィントン(日本語吹き替え版【TBS】)
てらそままさきヘンリー・スウィントン(日本語吹き替え版【TBS】)
菅生隆之ホビー博士(日本語吹き替え版【TBS】)
池田勝ジョンソン(日本語吹き替え版【TBS】)
銀河万丈テディ(日本語吹き替え版【TBS】)
堀越真己ブルー・フェアリー(日本語吹き替え版【TBS】)
勝杏里(日本語吹き替え版【TBS】)
原作スタンリー・キューブリック(原案)(ノンクレジット)
脚本スティーヴン・スピルバーグ
音楽ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
ケネス・ワンバーグ(音楽編集)
挿入曲フレッド・アステア"Cheek to Cheek"
撮影ヤヌス・カミンスキー
製作スティーヴン・スピルバーグ
ワーナー・ブラザース
キャスリーン・ケネディ
ドリームワークス
製作総指揮ウォルター・F・パークス
ヤン・ハーラン
配給ワーナー・ブラザース
特殊メイクスタン・ウィンストン(ロボット・メーキャップ〔ノンクレジット〕)
ジョエル・ハーロウ(メーキャップ)
リチャード・スネル(メーキャップ)
ヴェ・ニール(メイクアップ・アーティスト)
特撮マイケル・ランティエリ(特殊効果スーパーバイザー)
デニス・ミューレン(視覚効果スーパーバイザー)
スタン・ウィンストン・スタジオ(特殊効果)
ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
ウィリアム・ショート(特殊効果)
美術スタン・ウィンストン(ロボット・デザイン&アニマトロニクス・デザイン&ロボット・キャラクター・デザイン)
リック・カーター(プロダクション・デザイン)
ナンシー・ハイ(セット装飾)
編集マイケル・カーン
録音アンディ・ネルソン[録音]
ゲイリー・ライドストロム
ゲイリー・サマーズ
字幕翻訳戸田奈津子
スタントジョーイ・ボックス
その他スタンリー・キューブリック(献辞)
クリスティアーヌ・キューブリック(thanks )
あらすじ
最愛の一人息子が不治の病で倒れ、治療方法が確立されるのを待つ夫妻の元へ贈られた、感情を持つ人間の子どもそっくりなロボット・デヴィッド(ハーレイ・ジョエル・オスメント)。 両親への愛をインプットされたデヴィッドは一途に母を愛したが、実の息子が治癒し自宅に帰ったことで、デヴィッドは一転、邪魔者になってしまう。インプットされた愛の呪縛から逃れることのできないデヴィッドは、ピノキオの物語に倣って、本物の人間になり母の愛を得るため、ブルーフェアリーを探す旅に出るのだった。
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💬口コミ一覧

599.当時クローンの羊とか猿とか話題になっていた。テディ欲しくなった。
さすらいパパさん 9点(2002-09-05 08:05:28)
598.ハーレイ・ジョエル・オスメントの演技に9点
apikoさん 9点(2002-05-06 22:32:48)
597.ネタバレ このレビューを書いた時を最後にこの作品を見返すことはなかったのですが、映像表現が比較的きらびやかなのに対して作品全体に寂寥感が色濃く漂っていたという点が、良い意味でいつまでも印象に残り続け、「今ならもっといろいろ楽しめるのではないか」と思い、最近になって見返してみた次第です。そして結論から言うと、心底「見て良かった」と思えました。

今回見直してみて初めて感じたことですが、劇中で『ピノキオ』が重要なモチーフとして登場するのと同様、この作品そのものもどうやら一種の「おとぎ話」になぞらえて形作られているみたいだという点が、非常に印象的でした。それも「『愛』を主題にした、哀しいおとぎ話」として、です。

例えば人間が人間に対して持つ「愛」の場合、どうしてもそこにいろいろな夾雑物が混じる場合が多いと思います。それは必ずしも「欲」とか「打算」といったあからさまに悪い感情ばかりではなく、「遠慮」とか「行き違い」といった、ある意味「愛する故に不可避的に湧き出る感情」も含まれます。要するに愛に限らず、「何かを感じる時には分析不可能なくらいに様々な感情が入り混じる」からこそ、「生身の人間」なのではないかと思います。

それがこの作品の場合、「愛するために生まれてきた」と言っても過言ではないデイヴィッドという存在により、ストレートに「人を愛すること」という主題が胸に迫ってくると感じました。作中デイヴィッドが見せる、2000年を越えても消えることのない純化された「母への愛」は、まさに「おとぎ話」のようです。

そしてそのようなおとぎ話が、どうしてあれだけ哀しい寂しさをまとわなければならなかったのか・・・僕自身は、「イノセントに愛が満たされる」物語ではなく、むしろ「愛を渇望する物語」を描いてこそ、映画を見た後に観客に残るものはより確かなものになるのではないかと思います。いやそれが一般論として広げすぎなのであれば、少なくともこの作品に限っては、はっきりとそういう方向性を取って作られていると思いました。そしてこの作品のそういう「満たされない愛情から生まれる寂寥感」は、日々虐待やネグレクトといった「満たされなかった愛」にまつわる痛ましい事件が報道される現代において、より重い意味を持ってくるのではないかと思います。

そういう意味で僕自身は、この作品を「愛すべき作品」と捉えることにしました。そして告白すると、劇中最後の最後になるまでその「愛への渇望」を満たされることのなかったデイヴィッドの姿を思うと、なおさらこの作品は「愛されるべき作品だ」と(一観客として)思えます。

最後に一つ戯言を書かせてもらうと、このレビューを書いている途中で思いつきましたが、『A.I.』とは「愛」とも読めます。これ自体は単なる偶然でしかないでしょうが、しかしこの作品が「愛」という事柄を、哀しく美しく描き出している事だけは間違いないと思います。
マーチェンカさん [DVD(字幕)] 9点(2002-03-22 18:29:40)
596.とてもきれいなおとぎ話。ただ、ただ、美しい。全編をきれいな絵本にして大切にとっておきたい、そんな気にさせる作品。
Takuyaさん 9点(2002-03-10 02:34:31)
595.純粋な映画でした。この映画で表現されている「母子愛」は、男性には感じにくかったんじゃないかと思います。愛とかエゴとか、理屈では表せないと思うんです。それをきれいに表現している映画だと思いました。Mr.ハーレイもMr.ジュードも表現力、存在感がすごいですね。さらっと、スゴイ!
SSさん 9点(2001-09-01 20:51:39)
594.私的には満足でした。いろんな事がおかしいと思えばおかしいけど、そのときめちゃくちゃ泣きたい気分だったので、泣かしてもらったのでOKってことで(笑)でも、本当に身勝手な人間の欲望によって罪のないロボットが苦しんでしまうのは切なくて仕方なかったです。(ネタバレ)母親は最後に「ずっと愛してた」みたいな事を言ってましたが、それでその態度?みたいなとこはありましたねぇ。でもそこも含めて切なかったです!
チャッピーさん 9点(2001-07-18 14:55:57)
593.テディはキャストアウェイのウィルソンと助演男優賞を争うことになるでしょう。
バイオさん 9点(2001-07-16 00:20:58)
592.<少しネタばれするよ!!> スピルバーグ、いい映画作ったなぁというのが第一感想です。撮影時の情報が全く流れてこなかったので、ストーリー展開にもキャスティングにも驚きながら、最後の最後まで楽しめました。(お茶の水博士の声が Robin Williamsだったなんて、みんな知ってた?^^) ▽映画のテーマはシリアスで哀しいものですが、ハーレイ君の名演とスピルバーグファンタジーとに、じ~んと感動しました。『キューブリック監督なら知性から感情に訴えますが私はその逆です。しかし彼が撮っても殆ど同じものとなったでしょう』(6月19日の衛星記者会見で)という監督のコメントがうんうんとうなずけます。▽▽テディがすごくかわいかった!! ドスのきいた声もグーです^^
Lindyhopさん 9点(2001-07-06 10:25:38)
591.前半は人間ドラマ、後半はSFファンタジーとジャンルが一致しないけど、テーマが一貫してるので違和感はない。映像技術も最高で息を飲むほど。「人間と知的ロボットの共存」という、近い将来必ず起こり得るであろうテーマを痛烈に叩きつけられてる気がして、何か考えずにはいられなかった。ただストーリーの全編はキューブリック作品らしさがあって感心させられたのに、ラストだけ「お涙頂戴」のスピルバーグ作品になっていたのにはギャップを感じた。「新人類」には閉口。
びでおやさん 9点(2001-07-04 23:28:47)
590.とても見ごたえのあるいい映画でした。けど、モニカはデヴィッドが廃棄されるよりも、置き去りにするほうが幸せになるとほんとに思ったんですかねー。偽善者ですね~。あの捨てられるシーンはほんとにかわいそうでした。それからジュード・ロウはどんな役もやりこなしますねー。とってもいい味だしてました。CGもさすが。
ティンティンさん 9点(2001-07-04 22:05:42)
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589.本来映画っていうものはあまり期待をかけすぎるとコケるというのが私の持論でした。それで当然のようにこの作品はかなりの期待を数ヶ月前から抱いておりました。いつもだったら点数のところに、こういうサマームービーですから5点とか6点とか付けてた可能性が大きいんですが、この作品は私のそういう期待に見事なまでに応えてくれた。賛否両論だけど、一度は観ておくべき作品。最近のスピルバーグ作品の中では「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」以降、私の中では一番の出来であると感じた。
チャーリーさん 9点(2001-07-01 22:06:29)
588.字幕の最後に「キューブリックに捧ぐ」と出るのが象徴的で予想以上にキューブリック的な作品となっていることがこの映画の謎を深め満足度を高めているのだと思います。最初の家庭悲劇の部分(原作はほとんどこれだけ)は、オスメント君ならではのうまさが生きてはいるのですが、決して楽しくはなく鉄腕アトム的な癒しのムードも全くなくこれがアメリカ的なロボット観なのだなあと改めて思いました。ロボット映画「アンドリュー」で描かれていた「悲しさ」と合い通じるものがあります。その後の未来都市の部分の展開は映像がとてもきれいでキューブリック+スピルバーグの好奇心がキラキラとちりばめられてとてもとても満足しました。特にジュードロウの生き生きしたロボット演技は最高だと思います。ロボットの存在の証明が「役割に忠実なこと」だとしたら、ジュードロウ扮するジゴロジョーの楽しさの方が鉄腕アトムに近いのかも知れませんね。作品の最後のパートは、予想もしていなかった展開であり哲学的解釈を巡ってああだこうだの論争が何日間も楽しめ、気が付くといつものキューブリックの技にはまっています。とにかくいろいろ濃淡はありますが、究極の名人の技が盛りだくさん楽しめる作品であることは間違いないと思います。
三の谷さん 9点(2001-07-01 21:04:31)
587.遺伝子工学が進みながらも、人クローンについての研究は規制されている今、人工知能やロボット工学の研究は何の歯止めもなく日々進んでいる。(人間自身はダメで、人間に模した物はオッケーなのか?)この先その進化の行方を全て見ることはできないが、いずれ本作のような問題はきっといつか出てくるはずである。それをはるか昔から考え、懸念?したキューブリックとその考えを見事に映画化したスピルバーグは素晴らしい人物ではないかと改めて思い知った。日常レヴェルでも無責任に犬や猫などのペットを飼い、無責任にそれを捨ててしまう人達・・・例えばモニカのように。それを考えたら胸が痛くなった。人間の寿命は永遠ではない、オスメント君の子役としての寿命も永遠ではない。スピルバーグとキューブリックに色々考えさせられた本作は素晴らしい作品であろう。
あまぬまさん 9点(2001-06-24 08:32:36)
586.ネタバレ キューブリックが本当に描きたかったもの・・・それは人間と機械が水と油で終わるという話だったのか、それとも立場を超えた絆を描きたかったのか・・・。

それをスピルバーグが受け継ぎ、見事に「ブッ壊してくれた」。

いや壊してくれてよかったよ。
海の中で独りぼっちは悲しすぎる・・・くどいよ。最高にくどいし説教くさい最後だったよ。

でもあんな終わり方は卑怯すぎんだろうがよおおおおおおっ!!!

クソがー涙が止まんねえんだよバカヤロウー!!
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-14 21:15:00)
585.ネタバレ これはある意味 究極のホラー映画。
もとい、SFラブホラー映画とでも形容してみようか。
血の通わない機械の子供が愛を抱き そして生身の女性がその母親となり愛情を注ぐ。
なんとも恐ろしい物語を、冷たい空気感漂う未来を舞台に
主演の子供がまさに無機質な演技で恐怖を上手く演出している。
中盤、断腸なる思いで機械の子供を手放す母。
しかしながら2000年後。元々擬似的に創り出された関係、そして空間にもかかわらず、
そこには再び不変の愛情を通い合わせる母と子。
家族、親子・友人・恋人... など、
これら世にある普遍的な愛を超越したテーマがそこにある気がした。
ゆめやさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2011-03-17 14:17:10)
584.ピノキオ+母を訪ねて三千里+フランダースの犬。タイトルがよくない、AI関係ないもの。
わさびさん [映画館(字幕)] 8点(2009-08-19 16:27:34)
583.ネタバレ 自分の中ではバンザイ10点。
人が人を愛するのは、必ずしも「こうしてくれたから」とか、口で説明できるような立派さを備えているからではないですよね。私がこの映画を愛してやまないのも、そういうことです。ワケがわからないけど心魅かれ、いつまでも印象に残る作品。でも!自分にとってツボだからってここで10点をつけるわけには....確かに、映画としてかなりのとっつきづらさ・のみこみにくさがあると思うので。
目を引く高評価なポイント。美術というか、プロダクションデザイン。
未来のクルマ、衣服、住居、インテリア…SFなので、一から作らなければならないものがどれだけあったろうと思いますが、全体感が保たれていて、見ごたえがありました。SF映画では、一部を除いて結局しょぼい感じ・ちゃちい感じになっちゃったということがありがちですから…登場した宇宙人も、ちょっとトンデモになりがちなギリなデザインなのに器用にまとめていて、感心しました。
AIのロゴひとつを見ても、この作品をつくるのにいかに多くの労力と時間がつぎ込まれたか、いかにこの作品が監督にとって特別であるかということを感じます。まさに、ディヴィッドを創った博士の情熱そのもの。
故・キューブリック監督が温めていた膨大なスケッチやアイディアを忠実に映像化しただけでなく、監督自らの実験精神を最大に発揮しようとした、そんな印象があります。盛り込みすぎの感もありますが、めったに見られない世界を見ることができてかなり満足です。オマケが多すぎて、何が本体なのかわからない現象が起きてますが。そこら辺の凝り過ぎ感は私好みかな。基本のストーリーは「ママ&ママの愛を求めて」それだけですよね。
ちなみに、カワイイ♪ぐらいしか評価されていないテディですが、この映画での助演男優賞はテディでしょう。「人間になりたい」と言い続けるディヴィッドに何も言わず、どこまでもつきそい、できることをして助ける。ディヴィッドよりチャチなロボットのはずなのに、インプットされている以上のことをやっていたテディが泣けます。
最後に大きな奇跡を呼んだ、テディの小さな、愛らしい行為。観る人が観ればわざとらしいのでしょうが、私はあのシーンの詩的さが好きです。
hatomixさん [DVD(字幕)] 8点(2009-03-10 01:46:36)
582.ネタバレ 妻投稿。 母親に「いらない」宣告されたロボット少年が、その悲しい思い出から深い優しさを手にいれ、それを使って新しい愛を作り出す・・・という内容かと思いきや・・・。このラストはすごい「僕はどのようにして生まれてきたの」「愛されて生まれてきたんだよ」の「愛」がいかにはかないかをドカンと打ち出した内容になっている。宇宙人もどきがその「愛」をありがたがる様子は、まさに現代社会の「愛」という概念に対するスピルバーグの最高の皮肉だろう。やられました。8点。
はち-ご=さん [地上波(吹替)] 8点(2008-03-06 21:59:38)
👍 1
581.ネタバレ 公開時に見たときは、エンターテイメント映画としてはストーリーが破綻している
事もあり、感嘆しつつもどこか理解できない部分もあったのだが、
自分が子供を持ってから見なおすと、とても胸にせまるせつない映画だった。
特にうちは男の子のせいか、ハーレイ君演じるロボットの絶望的な「母への
絶対的な愛」のインプットが胸に迫る。うちの子も、私なんてたいした母親じゃないのに、「ママ~~ぁママ~~LOVE」を毎日叫んでいます(小さいうちだけでしょうが)。小さい子供の親に対する愛情というのは、まるで、どこかのセンターでインプットされてきちゃったの??というくらい絶対的なものなのです。でも、ハーレイ君の
旅路はあまりにも過酷で悲しくて美しくて・・・・・。
スピルバーグ監督は、この映画で誰かを感動させたり、夢や希望をよびおこそうという
ことはまるで狙っていないように思えます。監督自身の絶望感をキューブリックの原案に映し出したかのような、なにもかもが、幻想的で、悲しいおとぎ話。子供の頃、
スピルバーク監督の映画から夢や冒険心をたくさんもらった私ですが、この映画に
漂う絶望感も好きなのです。子供ロボットと、くまさんロボット(かわユス!)
と宇宙人しか出てこないラスト。人間なんて本当は嫌いなんでしょう??
やわらか戦車さん [映画館(字幕)] 8点(2007-08-21 22:27:38)
580.ネタバレ ついにブルーフェアリーに会って「あー良かったね~」と思ってチャンネル変えようとしたら2000年後ってコラッ!とさまぁ~ず三村的なツッコミを一人でしてしまいました(笑)そしたら何や宇宙人が出てきて、まだ続くんかいとブツクサ文句垂れてたんですが、テディが母親の髪を取り出したところで、あれが伏線になってたのかとちょっと驚き、最後ロボットだから眠れないはずのデイビットが寝ることにしましたって言われてウェーン!と号泣をしてしまいました。
TK of the Worldさん [地上波(吹替)] 8点(2006-01-31 14:10:02)
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マーク説明
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★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 659人
平均点数 5.23点
0111.67%
1395.92%
2517.74%
38012.14%
48412.75%
59514.42%
68512.90%
78012.14%
8619.26%
9365.46%
10375.61%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.16点 Review18人
2 ストーリー評価 5.73点 Review34人
3 鑑賞後の後味 5.56点 Review32人
4 音楽評価 5.88点 Review26人
5 感泣評価 6.07点 Review28人

【アカデミー賞 情報】

2001年 74回
作曲賞(ドラマ)ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]候補(ノミネート) 
視覚効果賞デニス・ミューレン候補(ノミネート) 
視覚効果賞マイケル・ランティエリ候補(ノミネート) 
視覚効果賞スタン・ウィンストン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2001年 59回
助演男優賞ジュード・ロウ候補(ノミネート) 
監督賞スティーヴン・スピルバーグ候補(ノミネート) 
作曲賞ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]候補(ノミネート) 

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