映画『新聞記者』の口コミ・レビュー

新聞記者

[シンブンキシャ]
2019年上映時間:113分
平均点:5.92 / 10(Review 38人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-06-28)
ドラマサスペンス政治もの小説の映画化
新規登録(2019-07-02)【どっぐす】さん
タイトル情報更新(2024-08-14)【イニシャルK】さん
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監督藤井道人
キャストシム・ウンギョン(女優)吉岡エリカ
松坂桃李(男優)杉原拓海
本田翼(女優)杉原奈津美
岡山天音(男優)倉持大輔
郭智博(男優)関戸保
高橋努(男優)都築亮一
西田尚美(女優)神崎伸子
高橋和也(男優)神崎俊尚
北村有起哉(男優)陣野和正
田中哲司(男優)多田智也
原作河村光庸(原案)
脚本藤井道人
音楽岩代太郎
製作河村光庸
イオンエンターテイメント(「新聞記者」製作委員会)
KADOKAWA(「新聞記者」製作委員会)
朝日新聞社(「新聞記者」製作委員会)
企画河村光庸
プロデューサー河村光庸(エグゼクティブプロデューサー)
配給イオンエンターテイメント
衣装宮本まさ江
あらすじ
東都新聞の記者・吉岡は、歯に衣着せぬ記者会見での質問や恐れることなく政権と対峙する姿勢から、社内でも浮いた存在となっていた。ある日、そんな彼女の所属する社会部に、大学新設計画に絡む匿名の極秘情報がFAXで届く。彼女は上司からの指示で裏付け調査を始めるが、その矢先に関係者と目される内閣府の職員が自殺してしまう。調査に行き詰った吉岡だったが、自殺した職員の元部下であった政府関係者の杉原との出会いによって新たな展開が…。現役新聞記者による同名ベストセラー小説を原案に描かれる社会派サスペンス作品。
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💬口コミ一覧

38.このページのレビュアーさんの投稿を読んで、みんなのシネマレビューは知的なサイトであると唸りました。付け足すことは、何もございません。どうぞ皆さん、観に行ってください。
おばちゃんさん [映画館(邦画)] 10点(2019-07-09 10:00:01)
37.ネタバレ 昭和の時代って、実際の政治事件を扱った社会派ものから、荒唐無稽なスパイものやら、パニックものまで政治を扱った映画で面白い作品がたくさんあった。
また、昭和の時代はどんな権力者でも批判されてあたりまえであって、多くの映画の題材にもなり、いかにも悪い権力者、理想的な権力者も描かれた。
また、そういう作品を観て政治の世界、権力者のあり方というものを知ったものだ。
過去の映画でも、新聞記者が特ダネを握りつぶされるという描写はよくあるのだが、最近ではそういう描写すら自粛されているのではないかという危惧がある。

最近では犯罪サスペンス映画で本筋とあまり関係ない政治批判的な描写を入れたり、
全く架空の怪獣映画で官邸を風刺してみたり、
領土問題で全く架空の政権を登場させるといった方法でしか、政治を扱う映画が作れないのだろうかと思っていたら、
まさに直球ストレートな作品が登場したことに賛辞を送りたい。

かなりリアリティを感じる新聞社のオフィスに対して、内調の職場風景はやりすぎなぐらい架空なのだが(まるで秘密基地である)、
扱っている内容は現在進行形で起こっているであろうことである。
そしてあの問題の核心が出た時に、この映画の中の政権がいかに危険な考えを持っているか納得した。
(フィクションの中の政権と一応断っておきます)

メディアの報道のされ方、それに対するネットでの反応などで、ここ数年疑問に思ってきたことが、かなりの部分納得させられるものがあった。
最近、自分は政治について発言するのも怖いという感覚があるのだが、極端な話、メディアが統制されていけば隣の北の国のような大本営発表的な報道しかされないようになる。(あくまで極端な仮定です)
それは民主主義国家ではないことは、隣の国を見れば明白である。

そんな妄想にまで至りましたが、この「フィクション映画」を観て、多くの人が考えてほしい。
どっぐすさん [映画館(邦画)] 9点(2019-07-03 02:52:52)
👍 4
36.ネタバレ ジャーナリズム、マスメディア、政府による情報操作の可能性、などについて考える機会となりました。もちろんこれは映画なので、やや荒唐無稽に思える設定や状況があるのですが、ある意味そう言うものが映画だと分かっているのでそこはスルー。
大事なことは出てくる情報は必ず誰かの手が入っていて、手が入っているということはそこには必ず何らかの狙いがあって、情報を受け取る側はそこを見極める必要があるということ。現代は超情報化社会と言っても差し支えがないくらい情報に溢れていて、その情報一つひとつも嘘なのか誠なのか、はたまた30%だけ嘘であとは本当だとかグレーなものもあり、文字通り玉石混交。それを「見極める」なんて至難の業だがそれをしていかないといけない。ほんと、大変な時代です。

冒頭、薄暗いオフィスで内閣情報調査室、いわゆる内調が時の内閣の都合の良い内容のつぶやきをSNSで投稿しまくる、というシーンがあります。「そんなアホらしい仕事そんな立場の人達がやるのか」とは思いつつも、あんな黒い仕事はそこらへんのアルバイトとかにはさせられないなとも思う。実際近年の報道ではTwitterやヤフコメの書き込みを記事に引用することはしょっちゅうあり、その影響力の大きさを目の当たりにすると、内調にこんな部署があってもそれほど可笑しい話ではないとも感じました。内調であればどこからどんな記事が出るかとかはある程度わかっていそうですしね。
ただ本当にそんな仕事をする部署があるとして、役中の杉原(=松坂桃李さん)と同じくそこに確かなモチベーションを持って業務に就ける人なんかいるのかな。SNSの誘導書き込み、政敵となる人間(それが一般人でも)の個人攻撃のための情報捏造とその拡散、そして組織を守るためのスケープゴート役…
どこかのタイミングで「何やってんだ俺」って神崎さんのように虚しくなってしまって自己嫌悪に陥ってしまいそうなもんだが、そういう仕事が意外にハマったり代わりに甘い汁を吸えたり、何らかの運や巡り合わせで普通の人なら感じる違和感を何の疑問も持たなくなるとか、どんな仕事でもあるんでしょうねきっと。この間も少し知り合いが以前勤めていたブラックな営業をしていた会社の話を聞いた。この映画の話はなんらありえない話では無いと思った。

昔、報道とは事実と客観的事実のみを世間に知らせる完全に中立なものであるべきだと思っていました。今もそれが理想だと思っているしその考え自体はまだあるんですが、誰かが何かを意見したり論じる時、100%全ての人に公平で中立なものなんてあり得ないんだなということも最近思います。何かを報道すればそれで得をする人損をする人は必ず存在して、その数や割合が平等になることなんて無い。同時に、報道をする側もその報道で影響を受ける人たちのことを計算に入れて報道を出す。きっとその記事は誰かにとってメリットになり、他の誰かにとってデメリットになるものなんだろう。最近実感として思います、完全に客観的な記事なんてきっと無いんだろうな。だからこそ、「中立」「中庸」を目指したいと思っているのですが。

色んな社会問題が、この超情報化社会の中で私たちの目の前に簡単に出てきて、「こうあるべき」「こうするべき」と示してきます。多様性を謳いながら一つの解答に誘導する圧を感じます。本当、本当に生きにくい社会になった。この映画を観て、なにかそう強く思ってしまいました。
TANTOさん [インターネット(邦画)] 8点(2021-08-03 23:53:53)
👍 1
35.ネタバレ ラスト、彼が示したものは、この国の「限界」か。それとも、未来のための「一歩」か。

8年ぶりに総理大臣が変わった。
だからといって、大きな希望も期待もない。この国の殆どの人々は、諦観めいた視線で国の中枢を眺めている。
いや、「諦観」などと言うとまだ聞こえがいい。自分自身を含め、この国の人々は、無知のまま考えることを諦め、自ら「傍観者」に成り下がってしまっているのではないか。

そういうことを改めて鑑賞者に突き詰め、あまりにも居心地の悪い情感で覆い尽くすような映画だった。

国家の中枢の陰謀と闇に気づいた新聞記者たちが、真実を暴き出そうとするストーリーテリングは、ハリウッドをはじめ数多の映画作品で描かれてきたプロットだ。
ただし、多くのハリウッド映画と異なり、この映画は、主人公たちが明確な危機に陥ることもなければ、胸をすくカタルシスを得ることもできない。
ただ、じわじわと真実に気づくと同時に、じわじわと真綿で首を絞められるようにこの国の闇の本質に追い詰められる。

真実を光のもとに晒そうとする行為が、実のところ、もっと深い闇へと自分自身を引きずり込んでいたという悍ましさ。
溜飲を下げさせないこの映画の顛末が物語るもの、それは今この瞬間の、この国の有様そのものではなかろうか。



“一応”フィクションであるこの映画のストーリーが、現実社会のありのままを描き出しているとは思わない。
或る新聞記者の主観が原案でもある以上、“一つの観点”として捉えるべきものだろうとは思う。
この映画で描かれていることに対して、「偏って考えすぎ」と揶揄したり、「そんな馬鹿な」と嘲笑することも自由だろう。
だがしかし、そういう風に一笑に付することができない現実が、事実としてこの国の社会や政治の愚かな有様に表れてしまっていることは否定できない。

この国の中枢に「巨悪」は存在するのか否か。
もし存在するとするならば、その「闇」を司るのは、私利私欲に走る政治家か、それとも「この国のため」と盲信する官僚組織そのものか。
そう逡巡しながら、はたと気づく。
否、「闇」を拡散し、支配しているのは、「諦観」という言葉の下に考えることを放棄し、「傍観者」に成り下がってしまっているこの国の人々一人ひとりなのではないかと。

「誰よりも自分を信じ、疑え」

新聞記者の主人公の亡き父が遺した言葉が指し示すものは、決してジャーナリズム精神に留まらず、国民一人ひとりのあり方として、我々が刻むべきものではないかと思えた。



主演の韓国人女優シム・ウンギョンの演技は素晴らしかった。日本語のアクセントの問題も、主人公のキャラクター設定が、国際的に活躍したジャーナリストを父親に持つ帰国子女ということを踏まえると、決して違和感ではなくむしろ的を射たキャスティングだったと思う。
一方で、日本人の主人公役に日本人女優がキャスティングされていないことに否定的な意見も見聞きするが、ここにも何かしらの圧力めいたものを感じてしまった。

韓国人俳優の骨太な演技力と存在感は言わずもがなだが、だからといって日本人女優の演技力が劣っているとは思わない。
主人公の記者役に日本人の実力派女優がキャスティングされていたとしても、作品としてのクオリティーが下がることは無かっただろう。

ではなぜ日本人女優はキャスティングされなかったのか。

この映画の主演に日本人女優がキャスティングされなかったのは、日本の芸能事務所が“尻込み”したということに他ならないのではなかろうか。
時の政府をほぼ名指しで糾弾する役柄を演じさせることによる、女優個人というよりも所属する芸能事務所自体のパブリックイメージに対する怯えと、何かしらの忖度。

そういうことがどうしても垣間見れる日本の芸能界には、やはり脆さと限界を感じずにはいられない。
近年、トップランナーの俳優たちの独立が立て続く背景には、そういうこの国の芸能界そのものの脆弱性も影響しているのではないか。



イメージ低下を危惧する芸能事務所に限らず、この国の人々、いや国家そのものが、弱々しく、怯えている。
国全体の怯えと共に、闇は益々深まる。
どうしたって同調圧力から脱することができない国民性であるならば、国民全体が同じ方向に勇気を持った「一歩」を踏み出すことでしか、「未来」は見えてこないのではないか。
鉄腕麗人さん [インターネット(邦画)] 8点(2020-09-20 00:09:26)
34.ネタバレ 松坂桃李って娼年をやったり、きわどい役をせめるんですね。
左翼系の映画ですが、映画として楽しみました。
ビアンキさん [映画館(邦画)] 8点(2019-10-22 17:13:22)
33.ネタバレ 過去の遺産を食い潰す邦画業界の中で出色の出来だろう。真のジャーナリズムとは何か、本当の正義とは何か、それだけ見て見ぬふりの現状に危機感を持っていると言える。本作はフィクションであるがノンフィクションと地続きで、どこが真実かどこが嘘かを自分自身で見極めなければならない。思想に関係なく、無関心であること、思考停止になることは国家の奴隷と同じ。安直に「妄想乙」と決め付けるだけなら誰でもできる。一番重要なのは本やネットの情報を鵜呑みにせず、"自分で考えること"、"行動すること"なのだから。日米韓のアイデンティティを持つ女性記者役がシム・ウンギョン(熱演)というあたりに、下手したら権力に潰されるかもしれない、日本の排他主義的な病理が垣間見える。松坂桃李の絶望とシム・ウンギョンの焦燥で分断されるブラックアウト。バッドエンドか否かを決めるのは他でもない自分たち。「私たち、このままでいいんですか?」。好きでディストピアを選んでいる人などいない。
Cinecdockeさん [映画館(邦画)] 8点(2019-07-16 20:09:11)
👍 1
32.ネタバレ 普段邦画はほぼ観ないが、安倍憎しで鑑賞。シンプルに映画として良かった。主演の女優さんがとても良かったが、内容が内容だけに日本人女優が手を挙げなかったのが残念。松坂桃李は骨のある役者さんです。てかこんな息苦しい日本に誰がした。
kaaazさん [映画館(字幕)] 8点(2019-07-13 22:58:17)
👍 1
31.ネタバレ 事実は小説よりも奇なり。先日、民放のとある情報番組が山本太郎(及びれいわ新選組)の特集を組もうとしたら、番組自体が突然打ち切られるという事があった。どこかからテレビ局に相当な圧力がかかったものと思われる。言論統制、情報操作、この映画で描かれている事は決して絵空事ではなく、「今」実際に起きている。「この国の民主主義は、形だけで良いんだよ。」権力側の本音が最後のこのセリフに集約されている気がした。

フィクションとして観るも、ノンフィクションとして観るも、まさに観る側の自由だと思うが、1映画としてとてもよくできていると思う。普通にサスペンスとしても面白いし、変にわざとらしい演出が出てきて冷ますこともなく、終始良い緊張感が続く。思ったよりウエッティな泣きの演出が多い気がしたが、それも家族間の絆など描く上で必要最低限な程度に留まっていたと思うし、俳優陣の演技も自然で素晴らしかった。(個人的に特に印象深かったのが主人公が働く新聞社の上司陣野役を演じた北村有起哉。)

松坂桃李は最近の仕事ぶりを見るにつけ、あえて難しいと言うかリスキーとも取れる役ばかりを演じている気がする。これは完全に意識的にやっているのだろう。俺は単なるイケメン俳優ではないぞと言う気概がその仕事から伝わってくる。

それにしてもこの作品のどの俳優の演技よりも、先日放送された首相と三○じゅん子の政見放送の方が数倍も芝居ががって見えたのはどうしたものか。まさに事実は小説よりも奇なりである。
rain on meさん [映画館(邦画)] 8点(2019-07-10 23:02:28)
👍 2
30.ネタバレ  新聞を読まなくなって10年近く経つわ。ヤクザみたいな勧誘員が洗剤持って売り付けにくる、紙ゴミがたっぷり挟まってくる、中身もゴミみたいな紙の塊にどれだけの価値があるのかしら? アレって必要なモノ?

 コレは嘘つき64歳児、安倍晋三の内閣を元にした映画。語られる幾つものエピソードは実際の内閣のやらかしを引用してるのね。こんなん、大手メジャーが作れるワケもない、コレがメジャーな劇場で公開されたのが奇跡のようにも思えるあたりが今って時代ね。

 ただ、この映画を見て「今の日本の内閣はクズよね!」って怒りを燃やしちゃうんだけど、ちょっと待った、この映画はあくまでフィクション。現行内閣の姿を模しているだけ。
 現実はマスコミはもっとずっとクズだし(NHKとか読売新聞とか産経新聞とか、ただの政府の犬でしかないわ、ってでも受信料はBS込みで払ってるわよ、それは法で定められた義務だから)、この映画に出てくるような気骨ある人たちなんて今のマスコミには居ないわよ・・・ってところはともかくとして、映画はしょせん作り物。そこに真実がある訳じゃない。
 何が本当なのか、何がこの国に起きているのか、それは自分の判断に頼るしかないわ。この映画で語られる「自分を信じ、疑え」こそは今の日本人に必要なスキルなのだと思うの。
 この国の政府とマスコミはクズだけど、盲信するのも罪ならば、ただ黙って状況を受け入れているのもまた罪。国は国民が創るものなのだから。
 映画はその自らの虚構性までをも利用して、現政権のいかがわしさを超越して、国家権力、マスコミが情報をコントロールし、世論を作り、個人の権利、生命を脅かすようなことがあってはならない、国民はそこをキチンと見ていないと国はどんどん悪い道を進む、と普遍的な警鐘を鳴らしているのね。

 『サニー 永遠の仲間たち』や『怪しい彼女』でカワイイのにヘン、って独特な個性を見せていたシム・ウンギョン、正直なところ日本語はたどたどしくてツラめ。だけど力強い演技で存在感を示してるわ。日本で彼女に対抗できる目力の持ち主女優ったら杉咲花くらいかしら?

 ラストの議事堂前の桃李とウンギョンのシーンは多くを語ってなくて、あれ、多分絶望的なカンジなのでしょうけど、アタシ的にはあえてあそこには希望が描かれてると捉えたいところね。この映画そのものがそれを信じたいと思っているように。

【追記】ツイッターの「♯新聞記者みた」タグに必死にクソリプ送りつけてるクズ達のせいで、逆にどんどんこの映画の意味が出てきちゃうっていう。日本大好きとか(自称)普通の日本人とか美しい日本を取り戻すとか言ってる連中のやってる事、逆効果。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 8点(2019-07-05 18:24:15)
👍 2
29.とても重厚な社会派ドラマで、現実のニュースを連想させるものを次々に繰り出してくるので色々考えさせられたし、単に政権批判の内容になっているわけじゃなく、あらゆる問題を提起しておいてお前達はどう思うか?と突き付けてくるようなそんな内容だった。普通にフィクションとしても面白く飽きさせなかった。
何故シム・ウンギョンなのだろうと思ったけど、物語的に第三者の目というか外から見つめる存在を入れる事で事件を客観的に見せようという意図があるのではないかと思った。
松坂桃李は安定感が凄いし、目で語るシーンがとにかく凄いと思った。
ヴレアさん [映画館(邦画)] 8点(2019-07-04 07:59:02)
👍 1
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28.こういう真面目で重たい雰囲気の映画、好きです。多田さんが不気味な雰囲気を出していて良かった。
nojiさん [インターネット(邦画)] 7点(2022-05-20 16:28:44)
27.ラストシーン。
杉原は車道に飛び出たのだろうか。。
tonaoさん [DVD(邦画)] 7点(2020-03-20 19:45:43)
26.ネタバレ ありそうでなかった霞が関を舞台にしたサスペンス映画。

最後の「ごめん」の一言が、若い松坂桃李君に似合ってる、大人への苦い味。
結局、上司の死で感情的になった若い官僚の暴走なのか・・う~む・・
最後の上司の手紙も、アメリカ映画なら偽装なのかも?なんて疑って観るが、
ここは日本。
「この国の民主主義は形だけでいいんだ」という今の上司の一言。
アメリカ映画なら確実にスナイパーの場面があるだろう。
(ボーンシリーズの見過ぎ?(笑))

女性の新聞記者があまりにも可哀そ過ぎ。
日本の女優には、やらせられないよな~。

キワド~イ映画だった(笑)
トントさん [DVD(邦画)] 7点(2020-02-22 17:58:42)
25.ネタバレ ひさびさの劇場鑑賞!同時にダンスウイズミ―!、、、、クライマーズもそうだったけど、新聞社の内幕ってのは、米の”大統領の陰謀”みたいで、カッッチヨ良くてとてもオモロイ!
久々に日本版、社会派作品観ました、よかったです。しかあーーあああしいっつ!!(怒鳴り気味で!?)問題点その1。政府が極秘裏にやろうとしている新学校の計画についてのやり取り。。(わたしは国のために、政府が極秘裏にでも軍事目的で、どんどん研究をしてほしいとおもいますけど?何か悪いの??多分モリカケに変なモノくっつけてるだけでしょ?)ここはなんかとても、変な脚本ではないか?とおもいました。ヒトが死んでるんだし、非常に重要でわかりやすいエピソードなのに、ここはおかしな作り話でした。あるいは、他のクローズアップすべき重要な素材があっただろうに、、、、あと、こっちのほうがもっと重要なのだが、問題点その2。主役の女優選び!これは非常にセンスなかったね!ことごとく!”これはとても問題!!この作品での、女優は演技は、とても!とは私は言わないが、”すばらしいものでした”じゅぶんOK!だと思う。でも、この役を、主人公のヒロインを、やはり普通に、日本人の女優!それも今をときめく人気女優にやってもらいたかったね!(それも超美形のアイドルやモデルならなお良かったのに!)ただ、”ゴジラ”での”石原さとみ”の不人気でもあったように、その辺が、コノ国の一般大衆、ニッポンの観客はダメね!想像力が欠如している。紋切り型、予定調和の極致!(もちろん製作サイドもね!)上映中に私が空想した、コレの主演女優を列挙します!(順不同、桐谷美玲、ガッキー、吉岡里帆、広瀬アリス、清野菜名、沢尻エリカ、吉高由里子、二階堂ふみ、石原さとみも!、、、、etc ちなみにザワとらしい、安藤サクラとか満島ひかりは超却下ね!!)ねえ?楽しいでしょ?え?(役不足って?アホって?)いや、だから、やらすんですよ!キチンと演技を!芝居を!それが製作サイドの力量!俳優の力量!想像しただけで、楽しいし、凄いギャップ!これらの女優さんが、超まともに(ふつうに)かつ、素晴らしく演じていたら!超カッコイイ!!!の極致”とおもいません?
男ザンパノさん [映画館(邦画)] 7点(2019-08-18 01:31:03)
24.もし、この映画を地上波で放送するTV局があったら、そこは「マスコミの端くれ」として最大限評価する!
チャップリ君さん [映画館(邦画)] 7点(2019-07-26 20:05:54)
23.ネタバレ 久しぶりに映画として作られた作品をみた満足感。
松坂桃李のファンではあるけれど、ここは更なる高みを目指して欲しく演技ではもう少し頑張って欲しいところ。
例えば苦悩する、窮地に追い込まれる時の表情はいいものがあるけれど、一転妻子に対しての演技が硬い。とにかく硬い。本田翼のアイドル演技の影響もあるかも知れないけれど、夫婦には到底見えず高校の演劇部のようなぎこちなさ。こなれていない。
蛇足だけど、生まれたての赤ちゃんの髪がふさふさで笑ってしまった。新生児はあんなにふさふさしてません。
ついでに言うと、妻が入院中にポストを一度も見なかった描写があったけれどあれも不自然。政府機関に勤めている人間が新聞を取っていないの??後から先輩の遺書めいた手紙を読むことに意味を持たせるため??
内閣情報調査室の田中哲司はなかなか不気味な存在感。TV[キントリ」とは訳が違う。味のある俳優として今後上がって行けるか。もう仲間由紀恵のダンナとは呼ばれない存在になって欲しい。

吉岡役のシム・ウギョンは日本語は無理があったものの迫真に迫った演技でした。NY生まれ、母は韓国人と言う設定。なぜここまでして韓国人を起用したか?と思ったけれど、考えてみればこの役をできるような女優が日本にはいない、否少ない。お人形のようにかわいいアイドルちゃんではだめなのだ。日本の女優さん、今一度考えて欲しい。ここで日本人が起用されなかったその訳を。(ネットによると数人候補に挙がったものの、反政府の色が付くことを懸念した事務所側のNGが出たとのこと。なるほど)
あの映画で描かれたことは実際にあることなのだろう。
政府にとって、政治に興味のない国民が多ければ多いほどやりやすいのだ。好きなことで生きていく動画の人達や、タピオカに並ぶおねーちゃんたちを謗る訳ではないが「政治なんて難しいし、わかんないし、興味ないしー」と言っている時ではないよ。本当にこれから、こんな映画が作れない時代になるかもしれない。
破防法や秘密保護法、なにやら真意の伝わらない法律がどんどんできている。一般人すら例外ではないのだ。
そんなことを考えさせてくれる映画だった。
「この国の民主主義は形だけでいい」納得のセリフだ。
milaさん [映画館(邦画)] 7点(2019-07-08 21:57:48)
👍 2
22.ネタバレ あまりエンターテイメントに政治色がでるのは良くない気はするけど、もし本当にこういったことが事実なのだとしたら、そこらへんのホラー映画なんかよりよっぽど怖い。
ま、事実かそうでないかを除いても、このような作品の主演女優にいつもの面々が立てないという事実は間違いない様なので、それ自体気持ち悪い。
それにしても松坂桃李さんの最近の役柄がダークサイド気味過ぎて、なんだか心配してたけど、ご結婚もされたみたいだしよかったです。
って、なんのこっちゃ。
政権の持続がこの国の平和を保っているなんてことで、情報操作をしてるけど、マスコミがそれやっちゃ終わりでしょ。
テロ行為とみられてもおかしくないんじゃないかな。
マスコミが政権の番犬にならないせいで、我々がマスコミの番犬をやらなきゃいけないとは、面倒臭い世の中ですね。
ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-10-31 06:18:04)
21.ネタバレ なかなか面白い。
安倍総理のモリかけあたりを題材に、作られていることがよくわかるので、
自民党党員たちからは不評だろう。
ただ、映画だからだろうが、政府からの圧力を恐れ、問題を軍事兵器としてしまったあたりが、いまいち。
話が弱すぎて、これで自殺するか?とちょっと残念な気がしてしまう。
シネマファン55号さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-09-17 20:34:51)
20.もっとサスペンスフルに政府の陰謀に近づくために謎解きをするのかともっていたけど、謎はたいしたことなかった。
センブリーヌさん [インターネット(邦画)] 6点(2021-08-30 20:09:03)
19.噂通りメジャーな邦画にしては攻めた内容でした。
でも暴露する内容がはっきりした時にはやや気持ちが萎えました。
しかし終わり方は現実味があって嫌いじゃないです。
シム・ウンギョンさん、良い女優さんですね。
movie海馬さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-12-14 01:28:43)
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 38人
平均点数 5.92点
012.63%
112.63%
200.00%
337.89%
425.26%
5821.05%
6718.42%
7615.79%
8821.05%
912.63%
1012.63%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.33点 Review3人
4 音楽評価 2.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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