映画『アス』の口コミ・レビュー

アス

[アス]
Us
2019年上映時間:116分
平均点:5.55 / 10(Review 33人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-09-06)
ドラマホラーサスペンスSFファンタジー
新規登録(2019-07-20)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2022-09-15)【TOSHI】さん
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監督ジョーダン・ピール
キャストルピタ・ニョンゴ(女優)アデレード・ウィルソン/レッド
ウィンストン・デューク(男優)ガブリエル・“ゲイブ”・ウィルソン/アブラハム
エリザベス・モス(女優)キティ・タイラー/ダリア
ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世(男優)ラッセル・トーマス/ウェイランド
カーラ・ヘイワード(男優)ナンシー/シド
脚本ジョーダン・ピール
音楽マイケル・エイブルズ
製作ジョーダン・ピール
ジェイソン・ブラム〔製作〕
製作総指揮ダニエル・ルピ
配給東宝東和
あらすじ
幼い頃、家族旅行で訪れたサンタクルーズの遊園地で恐ろしい目に遭い失語症になってしまったアデレード。大人になった彼女は、心的外傷を克服し、夫と二人の子に囲まれて恵まれた生活を送っていた。しかし、家族旅行でサンタクルーズを訪れた彼女は、ふとしたきっかけで失われた過去を思い出してしまう。そしてある晩、それは突然に現れ彼女を戦慄させるのだった…。果たして、幼少時に彼女を襲った恐怖とは。「ゲット・アウト」で高い評価を受けたジェイソン・ブラム監督が、主演にアカデミー賞女優のルピタ・ニョンゴを迎えて送るサスペンス・スリラー。
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💬口コミ一覧

33.ネタバレ 自分的には、ファニーゲームが浮かんできましたが、他にもたくさんのホラー映画がオマージュされていて各場面に散りばめられているという事を後で知りました。例えば、上空からの撮影だとか双子の姉妹はシャイニングで、息子ジェイソンが着ていたTシャツにはジョーズのロゴで、幼女が遊園地で着させてもらったスリラーTシャツには整形前のマイケル・ジャクソンとゾンビ御一行様のデザインシャツでありますし。←(えっと、整形前は余計でしたか ごめんなさい。)

でもですよ、だとするならジェイソン君には変なお面をずっと被らせていましたが、どうせならそこホッケーマスクじゃなかったんですかい?とツッコんでみたりして。だってさ、その為のお名前ジェイソン君じゃなかったんですかい?とか絶対に言ってみたくなる。
3737さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-12-30 00:22:40)
👍 1
32.ホラーかと思って観たら良い意味で裏切られた。
「もうひとりの自分」が襲ってくるというスリラー。
霊的な怖さとは異なる、人間そのものの怖さ。

最初と最後が秀逸でした。
(そのおかげで中だるみ感は出てしまうけど)

グロ表現が控え目にしてあるのも助かる。
安易なグロ表現に頼らないホラーは好感。
単純に自分がグロいの苦手なだけなんだけど。

これはもう1回観るなぁ
愛野弾丸さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-07-26 22:54:28)
31.ネタバレ ネタバレあります。未見の方はご注意ください。

分身の言い分のみを聞いて『リアリティが無い』と判断するのはちょっとお待ちを。客観的事実は、『分身が大挙出現した』『分身は本体を殺戮した』『遊園地を入り口として地下に居住スペースがあった』『分身はハンズ・アクロス・アメリカを実行した』。これら確定事項に、分身の証言、そして状況証拠(ヒント)を加味し、『誰が』『何のために』『このような事態を引き起こしたのか』を『自分なりに』推理するのがミステリーの醍醐味と考えます。たとえば分身が言う『クローン』について。この言葉には『科学技術で創り出された』という枕詞が付くのが常識。しかし私たちが知るクローンは、遺伝子的に同一であっても、同じ行動を取ったりしません。つまり前提が間違い。彼女の証言は勿論のこと、『既知の科学』とか『我々の常識』を基準とするから『リアリティが無い』と感じるワケです。ここは発想を転換して『非科学』に論拠を求めたら如何でしょうか。一連の事件は『神の御業』によるものだと。一応、聖書の第〇節みたいな看板を持っていた男も居ましたから。何なら『神』は『宇宙人』や『創造主』でも構わない気がします。『SF(サイエンス・フィクション)』ではなく『SF(スゴく無茶する・ファンタジー)』。結論。分身は科学的に生成されたクローンにあらず。地下空間に広がる未知なる世界(有り体に言うなら並行世界。当然我々の常識は通用しません)からやってきた「もう一人の自分」。この世に同じ人間は2人不要なので(神の意志と言ってもいいでしょう)、片方は抹消される。手繋ぎパフォーマンスは、分身がこの世界を手に入れた証。なお、何処の世界に居ようと自分=自分。その真理を唯一理解している主人公は、救い出した偽息子の存在を瞬時に肯定した。以上が私なりの理解です。推理というより最早妄想ですけど。物語における『リアリティ』とは、『現実感』ではなく『納得性』と考えます。社会風刺があからさまなのが少々鼻に付きますが、局地的な厄災が爆発的に拡大していく様や、『自分自身と向き合う』恐怖の提示はお見事。現状を理解しない呑気なお父さんキャラが秀逸でした。考える余白が存分にある知的サスペンスホラーとして一級の出来栄えであったと判断します。
目隠シストさん [インターネット(吹替)] 8点(2020-06-30 19:27:13)
30.ネタバレ 前作「ゲット・アウト」よりも完成度は高い。この人は不安を形にするのがうまい。不安は恐怖に直結してるんでホラー映画の才能は間違いなくあると思う。この作品は自分のドッペルゲンガーが自分を襲いに来るのだが、安易な予想を見事に裏切る展開は素晴らしい。2時間緊張を持続した手腕も素晴らしい。良作だと思う。
この一家は仲良しである事は間違いないが、どうしても緊張をギャグでごまかそうとする夫とそれを「バカか、こいつ」みたいに呆れた視線を送る娘も良かった。途中で主導権を握る口論になった時に「自分は何人殺した」みたいに殺した数を競うのも呆れたが当人達は大真面目だ。こう言う時は腹が座った奴が一番強いのもホラー映画の鉄則なのだから。2時間充分楽しむ事が出来た。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 8点(2019-09-07 19:28:36)
29.ネタバレ 幼少時にドッペルゲンガーに遭遇してしまったことからトラウマを抱える主人公が、家族とその現場の近所の別荘を訪れることになるが、夜中に家族全員のドッペルゲンガーが襲ってくる。彼らの目的がわからず、気味が悪い。主人公のトラウマが生み出した妄想なのかと思うが、友人一家にもドッペルゲンガーが出現して皆殺しにされるところから話が大きくなる。町中にドッペルゲンガーが出現して本物を襲い始める。最後に驚くべき真相が明らかになる。真相の説明は短いので詳細がよく理解できず、視聴後解説サイトを見て理解した。薄気味の悪い雰囲気を全編に漂わせた映画で、予想外の展開に楽しめるが、後味はあまりよくない。
エンボさん [インターネット(字幕)] 7点(2021-08-05 17:47:53)
28.ネタバレ ドッペルゲンガーと言っても鏡に映したような瓜2つが出てくるわけでなく、どことなく似ているというだけの一見全くの別人(俳優は全て1人2役だったそうですが)。「コイツら一体何なんだ」というワクワク感は新鮮でした。
ビーチの遊園地の安っぽい見世物小屋・・地下に降りていくと機械室やボイラー室があり、中に分け入っていくと巨大なエスカレーターが出現し、降りていくと広大な人工地下空間が現れる、何故かそこには無数のウサギが跳ね回っている・・筒井康隆辺りの幻想小説に出てきそうな情景。こういうセンス好きです。
ただ、もっと大迷宮のようなものを期待したのがそれほどでも無かったのが残念。
地下空間のバレエを上演している間にアメリカ大陸のどこかではロックコンサートあり、クラッシクコンサートあり、ジャズライブあり、ミュージカルあり、はたまたスタジアムではベースボールやアメフトの熱戦が行われている。アメリカ人の影全員を収容するには更に広大な空間が必要なはず。そういう点でもCGや書割駆使してもっと地下空間の描写に凝ってほしかった感じです。
もう一つ残念なのは、最後の取ってつけたようなオチ。こういう真相であればドッペルママの恨みは表の人類全体とかではなく「よくもこんな目に合わせてくれたわね」とリアルママ個人に向かうはず。どんでん返しで新たな違和感生み出されても。もっと伏線を張ってほしかったです。
とはいえ独創的なアイデアも相まって、お話そのものがとても面白かったので良。黒人版シャマラン狙ってますね。
それにしても黒人家庭でもお父さんって大変なんですね・・。
番茶さん [DVD(字幕)] 7点(2021-05-11 23:13:59)
27.ネタバレ 娯楽作としては、普通に楽しめました。序盤、自分たちと同じ顔の家族、
だけどどこか変な人たちが襲ってくるシーンの不気味さや、その後のブラックユーモアなシーンの数々など、
エンタメのクオリティとしては申し分ないです。
ただ、設定そのものは何のリアリティもなく思いつき感の強い話なので、
「ゲット・アウト」のような完成度はありません。
ドッペルゲンガー的な奇怪話は好みなので、一応7点を献上。
あろえりーなさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-04-29 18:46:39)
26.ネタバレ ジョーダン・ピール監督・脚本作品は、前作『ゲットアウト』もそうだったけど、会話劇のほうに魅力が詰まってる。家族のあいだのつい笑ってしまうブラックな会話、白人友人家族との微妙な距離感とか、そのへんに他の人にはない独特のユーモア感覚があって面白い。一方の動きの演出についてバリエーションがそこまで多いわけではないので、心理劇として高いレベルにあった前作と比べると、中盤以降のホラー・アクションの部分には少し退屈した部分もありました。プロットや設定の荒唐無稽さはちょっとつまづくと一気にかみ合わなくなりそうだけれど、ユーモアと寓話感でなんとかバランスを保った感じ。好きなのはラストのこれまでの構図を一気にひっくり返す仕掛け。ちょっとだけ「そうなんじゃないかなー」と思いながら見ていたけど、ものすごく切なくて胸は熱くなるのに、背筋はスーッと寒くなる、ちょっと他にはない感覚を味わうことができました。そして、人種も国籍も階級も性別も、生まれ落ちた環境の違いで全く違う人生を歩まされてしまうということの恐ろしさというメッセージを、とてもわかりやすく示してくれたと思います。
ころりさんさん [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 7点(2019-11-12 01:39:46)
25.ネタバレ 社会風刺的な側面も容易に汲み取れるものの、お話としては正直大したモンではないと思うし(全体的に整合性もやや微妙)何よりちょっと「古臭い」のだよね(昔の『世にも奇妙な』とかで如何にもやってそーなお話…とゆーか)。だとすると、このテンポの重さ+尺の長さはちょっと「無駄に」という感じがまずはしてしまうのですよ。それに、ジェイソンが自身のドッペルゲンガーと対峙するシーンとあとオーラスには多少は仕掛け(トリック)が在ったかとも思うのだけど、シナリオの他の部分は相当にシンプルなスリラー的展開に留まってもいる…とも思ってしまうのですね。結論的には選択肢は2つ、もう少しだけお話にアイデア(=ヒネり)を効かせるか、それが無理なら出来の悪くないショック描写を活かしてよりシンプルに90分で駆け抜けた方が好かった…のではないかと思いましたね。

ただ一点、肝心のドッペルゲンガー達は中々高度に異常性を醸していてその雰囲気自体、つまりはソレを表現する役者の演技は全然悪くなかった(むしろ見応えが大いに在った)とも思うのですよ。特に女性陣、ルピタ・ニョンゴとエリザベス・モスはどちらも非常に好かったと思いますね。ソコに1点加点して、この評価とさせて頂きますです。
Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 6点(2022-04-12 22:22:44)
24.ネタバレ 多くの皆さんが書いていらっしゃるように、分身が登場するまでの展開は、先読み出来そうな雰囲気ではあるもののホラー作品として十分に恐い演出です。
自分たちの分身が突如として現れ、動かず物言わず立ち並ぶ。逆光でその表情は判らないまでも、間違いなくそれは自分たちであり、間違いなくそこに居る訳です。これは心理的に相当恐いですね。見た目が自分なだけに見ず知らずの幽霊より恐い。自らの存在の足元がぐらついてしまう。
でも、分身が言葉を発し物理的に接触し、まして刃物を振りかざして襲って来るとなると恐さの種類は一変します。幽霊に対しての恐怖と、殺人鬼に対しての恐怖との違いと言ったところでしょうか。分身は話し声も話し方も、そして動きまでもが奇妙です。所謂ドッペルゲンガーとは異なり、思考や感情的には本体と同一ではないようです。ならば、その恐さはあくまでも現実的な恐さであって、分身たちは単純に生きるか死ぬかの殺し合いの対象となって来る訳です。
そして、挙句の果てに分身たちは科学的に創造されたクローンだなどと種明かしされてしまうと、これはホラー・サスペンスではなくSFスリラー、いや、社会派SFスリラーのカテゴリーの作品と、自分の中での理解の仕方が大いに変わってきます。
その上で改めて考察してみると、次々と生み出されたクローンが何故か出入り自由でウサギだらけの遊園地の地下の秘密施設で育てられ、ついに自分たちの待遇改善を図るべく一斉蜂起。人間、いやクローンの鎖を成して地上の世界を制覇していくという遠大な物語は、ホラーの範疇から大きく離れ、かと言ってSF作品としてはさほど目新しくもないようにも思えてしまいます。
ラストシーンで、ヒロインは実は自分の方が分身だったと思い出した、などと言われても、遡って新たな矛盾を感じるばかりでどうにも釈然としない結末でした。なので、作品としては、未見の同監督作品である「ゲットアウト」に期待したいと思います。
タコ太(ぺいぺい)さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-03-16 22:17:44)
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23.ネタバレ スコアの印象だったり、不気味な人が家の前にいる、とか、ドッペルゲンガーが次々に人を殺す、という展開などなかなか見応えがあったし実際雰囲気も好きなのだけど、「ゲット・アウト」同様好きな部類のテーマか?と聞かれるとそれほどピンとくるものではなかった。
クリムゾン・キングさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-02-02 17:55:44)
22.ネタバレ find yourself
86年のドッペルショックから、ずっと心に闇を抱えた主人公は二人の子供の母親となり、その日を迎える。
いやー理不尽なぶっ飛び設定で、なかなか楽しかったけど、ハサミを振りかざしはじめたら、なんだかね。
家族単位で、おまえはおれか?を引っ張って欲しかったなぁ。
いちばん怖かったのはやっぱり不審者として手を繋いで登場したところだと思うと、やはりなんだかわからないものに対する恐怖という和テイストすら思わせる趣が良かったね。
主人公も家族を守るため覚醒してからは、幼い頃の恐怖心はどこ吹く風、ランボーばりにサバイバルしてるし。
積年の恨みを語っていた割には、もう入れ替わっとったんかい的なオチは、どーなの?って別な意味で理不尽を感じで終了。
ま、面白かったから、べつにいいけど。
ろにまささん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-01-06 05:09:54)
21.ネタバレ その日、アデレードは憂鬱な気分で車に揺られていた。夫と二人の子供たちとともに久々に家族水入らずで過ごすバカンスなのに、彼女の気分は一向に晴れることはなかった。何故なら訪れたリゾート地が、サンタクルーズだったから――。彼女は子供のころに、この地でとても恐ろしい経験をしたことを未だに覚えていたからだ。人気のないお化け屋敷の中で、なんと彼女は、自分と瓜二つの姿をした少女に出会ってしまったのだ。しばらく言葉も発せられなくなるほど、そのことがトラウマとなったアデレード。今すぐにでも家に帰りたかったが、夫も子供たちも楽しんでおり、とても言い出せるような雰囲気ではなかった。そして迎えた最初の夜、アデレードの予感は的中することに。いつの間にか立っていた、別荘の外の四人の人影。夫婦とその二人の子供と思しき家族たち。夫の警告も空しく、無言で近づいてくるその影。家の明かりの中で彼らの姿を見たアデレードは再び恐怖のどん底に突き落とされる。なんとそこに居たのは、自分たち家族とそっくり同じ姿をした者どもだったのだ。果たしてこいつらは何者なのか?恐怖と謎に満ちた壮絶な一夜が今、幕をあける……。前作『ゲットアウト』でアカデミー賞の栄誉に輝いたジョーダン・ピール監督の最新作は、そんなミステリアスな雰囲気が濃厚に漂うモダンホラーでした。前作同様、不穏な音楽と充分に間を取った禍々しいホラー描写とで、なんともいや~~~な感じのホラーに仕上がってましたね、これ。もう人の神経を逆撫でするような嫌なエピソードのてんこ盛り。この家族のいわゆるドッペルゲンガーたちが手を繋いでただ突っ立っているという登場シーンから、もう嫌なことしか起こらないことは目に見えていますし。ただ、全編に渡ってここまでたっぷり間を取っちゃうと、必然的にお話の方が単純になっちゃうのは至極当然。前作ではそのシンプルさが巧くいっていてなかなか完成度の高い秀作となっていたのだけど、本作ではどうなんでしょうね。途中まではこの謎が謎を呼ぶミステリアスなお話にぐいぐい引き込まれて観ていたんですけど、ことの真相が明らかにされた辺りでさすがに僕は冷めちゃいましたわ。いや、この真相はさすがに無理があり過ぎるっしょ(笑)。ダメ押しするようなあの大オチに至っては、あまりに無理やりすぎて思わず苦笑しちゃいました。この全編を覆う禍々しい世界観は嫌いじゃなかっただけに、残念!
かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2020-10-02 23:08:57)
20.ネタバレ ホラーということだったので多少身構えて鑑賞したが、怖い場面は特になかった。
前半は、父親の能天気さについ笑っちゃうような場面もあったが、後半はちょっとだれたかな。ゲットアウトのほいが好みでした。
おとばんさん [インターネット(字幕)] 6点(2020-07-24 11:59:02)
19.ネタバレ 単なるスリラーで終わってくれれば普通に怖くて面白い出来。
しかし、「ゲットアウト」で脚本が評価された事から大分ハードルが上がったに違いない、社会風刺などを絡めた壮大なテーマ性は逆にリアリティを損なう結果となっていた。
どんでん返しをやりたいばかりに観客置いてきぼりな演出を繰り出して来るのも独りよがり感が漂い、気持ち良くサスペンスを堪能出来ない。
ただ、主人公家族が恐怖のどん底に叩きつけられながらも、たまにユーモラスな行動とかで観客を笑わせに来るのは良かった。車を誰が運転するかのくだりで、殺した敵の数を競い合い、より多い方が運転したりとか。
敵のヘンテコな動きも不気味で良い感じ。
ヴレアさん [映画館(字幕)] 6点(2019-09-08 08:51:03)
👍 1
18.ネタバレ 鏡の部屋でドッペルゲンガーに出会ったときに、オチの想像がついてしまった。無念。気づかずラストに到達した方が面白いって思えたはず。返す返す無念。みなさん、深読みのしすぎはほどほどに。
センブリーヌさん [映画館(字幕)] 6点(2019-09-08 00:46:18)
17.ネタバレ そもそも人の言葉を話せるのは例の彼女だけなんだろうか。
残りのいったい何億人いるのかわからない人たちが言葉を話せないとしたら、そもそもどうやってこの決起を成功させることができたのか。
まさかテレパシー?
で、これはアメリカだけの話なのか全世界的なことなのかも判然せず、なんだか感情移入できないままハサミで殺戮、という痛いシーンを観ることになってしまった。
仲良しの家族役、いけすかない人たちだったけど、あの妻は透明人間に出てた女優さんだったのかな。なんてことを考えたり、主役のニョンゴさんはアクションホラーに引っ張りだこだなあなんてことを考えながらの鑑賞。
でもね、例の偽?一家が家を狙うシーンはけっこうな恐怖感だった。やっぱり種明かしはあんまりはっきりしない方がホラー映画としては成功するのかもなあ。
roadster316さん [インターネット(字幕)] 5点(2024-07-14 08:09:31)
16.ネタバレ どうなのかな、終盤以降の政府のクローン実験の失敗云々ていう設定はいらなかったんじゃないかな。
ドッペルゲンガーという怪奇現象なんだから、その世界観で押し切って良いのよ。“エクソシスト”だって”オーメン”だってオカルト現象の発生のメカニズムなんて説明してない。
暗がりに4人分のシルエットが浮かぶ、その画だけで十分に怖い。でもそこがこの映画の怖さのピークでした。人外のモノかと思っていた連中が「我々はアメリカ人だ」と言い出したあたりから怪しくなり、終盤ドッペル側主人公に台詞で縷々説明された日には「はあ、そうなんですか」としか反応できませんでした。
解明できないモノに人は怖がることはできるけど、ネタバレまで用意してしまうと余程上手くやらないと一気に白けます。なぜクローンと本体の動きがシンクロしてしまうの。必ずしも100%そうではないみたいだし。とても設定が粗い。
監督の前作‶ゲットアウト”は「実は~」の部分がそれなりに説得力があったのですが。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-04-02 00:23:00)
15.ネタバレ コピーの家族が現れる最初は結構怖かった。とにかく挙動が怖い。でも、途中から変な展開になり、謎が解明されるんだけど、それがありえなさ過ぎて、いや、あんなちょい階段おりた場所とかで、あの辺一帯の人々のクローンが、しかもずっと成長するまで生活って無理があるでしょ。地上と同じ行動をとったりするんだけど、地上の行動はもっと複雑だし、それ全部するには、あれだけの場所じゃ無理だし、もっと人がいなきゃ無理だし、想像すればするほど、無理って考えがムクムク湧き出て、後半は映画に集中できなかったです。怪物とか宇宙人とかのほうがまだ理解できそうなんだけど。もしくは、安易に答えを表現せず、いっそ、答えを提示しない方がもっと怖かったかも。でもま、最後まで観れたので。
なにわ君さん [インターネット(吹替)] 5点(2022-02-10 20:46:45)
14.なんだか最初は予想も出来ないようなストーリーで、どうなるのかと思ったのですが、裏の裏を狙っているのが、視聴する側も分かっちゃうみたいで、想定内のラストでした。
私は、この監督の前作「ゲット・アウト」のテイストは好きだが、同じようなものを2度も見たいとは思わない。
どうして、この監督は笑えないギャグを入れようとするのだろうか?
ブルーレイの特典映像は、監督の本作に対する思い入れの話がてんこ盛りだったが、私は本編だけで十分。あまり見る価値はない。
クロエさん [DVD(字幕)] 5点(2021-12-04 23:12:59)
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【点数情報】

Review人数 33人
平均点数 5.55点
000.00%
100.00%
213.03%
313.03%
4515.15%
51030.30%
6824.24%
7412.12%
8412.12%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 4.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 2.00点 Review1人

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