映画『ファントム・オブ・パラダイス』の口コミ・レビュー(3ページ目)

ファントム・オブ・パラダイス

[ファントムオブパラダイス]
Phantom of the Paradise
1974年上映時間:92分
平均点:7.62 / 10(Review 89人) (点数分布表示)
公開開始日(1975-05-31)
ドラマサスペンスミュージカル
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2017-08-23)【S&S】さん
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監督ブライアン・デ・パルマ
キャストウィリアム・フィンレイ(男優)ウィンスロー・リーチ/ファントム
ポール・ウィリアムス〔音楽・男優〕(男優)スワン
ジェシカ・ハーパー(女優)フェニックス
脚本ブライアン・デ・パルマ
音楽ポール・ウィリアムス〔音楽・男優〕
撮影ラリー・パイザー
製作ポール・ルイス〔製作〕(アソシエイト・プロデューサー)
エドワード・R・プレスマン
特殊メイクジョン・チェンバース
美術シシー・スペイセク(セット・ドレッサー)
ジャック・フィスク(プロダクション・デザイン)
編集ポール・ハーシュ
その他ポール・ハーシュ(モンタージュ)
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💬口コミ一覧

49.ウィンスロー、スワン、フェニックスってキャラの名前だけでもセンスある、ブライアン・デ・パルマの傑作ミュージカル。 サディスティックなまでに転落の人生を与えられたウィンスローの悲劇は、「オペラ座の怪人」のみならず「ダークマン」好きにも支持されそう。 見た目クイーンのロジャーっぽいポール・ウィリアムズは、カーペンターズに提供した「愛は夢の中に」のような美しい曲も書くのに、この映画の曲はザ・スミスなみに暗く絶望感に満ち、ドリアン・グレイ的な側面も持つ悪辣なプロデューサー役。(彼の会社デス・レコードの名は、同年設立されたツェッペリンのレーベルと同じスワン・ソングからの変更とか。 どちらも死のイメージがあり、スワンの名もあれからきていると思われ) 「サスペリア」のジェシカ・ハーパーは名声を夢みる女性歌手のうつろいやすい心を表現し、ソフトな歌声。 ビーフのシャワーシーンは、「殺しのドレス」同様「サイコ」への傾倒がうかがえる。 70年代的サイケデリズムに彩られた華やかさとは裏腹に、最後はあまりに哀しい。
レインさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-06-09 07:00:03)
48.ネタバレ 前半の展開の速さが尋常じゃない。そしてウィンスローの不幸っぷりと純粋っぷりに泣ける。
終盤になって悪魔の契約?が物語に登場してきてかなり冷めてしまったけど、EDの曲が最高に良かった。
eurekaさん [DVD(字幕)] 8点(2011-01-15 21:36:09)
47.ネタバレ 常軌を逸したまでのテンポの速さは必見(特に前半)。個人的にデパルマでベストな二分割画面も登場します。ビーフやらハーパーの歌やら色々ツボなんだけど、終盤の悪魔の契りが~のくだりで訳がわからなくなってしまったのは俺だけ? まさかSFまで詰め込んでくるとは…
j-hitchさん [DVD(字幕)] 8点(2009-01-16 20:17:03)
46.ロックオペラの怪人。めまぐるしい展開の速さは、飽きる暇を与えられず素晴らしいのだが、どうしても90分間に抑えなければならなかったかのような急ぎすぎてる感じを受けた。この内容ならもうちょっとじっくりやっても良かったのでは。面白い分、この短さだと物足りなさが残る。
陰惨でぶっとんでてエグいながらも滑稽なストーリーとハイレベルなB級演出とBGMと女優さんは申し分ないほど好みだ。完全版とかがあったら見たいです。
すべからさん [DVD(字幕)] 8点(2008-02-11 14:35:16)
45.とにかくセンスがいいし、かっこいいし、笑えるし、感動するし、曲もいいしでおもちゃ箱みたいな映画でした。
しっぽりさん [DVD(字幕)] 8点(2007-04-27 13:33:07)
👍 1
44.ギャグとしか思えない、ディテールもへったくれもないシーンの連続である前半30分に敬意を表して。映画のバックボーンを示す点において、これは見事だよなあ。とにかく前半30分にデ・パルマのセンスが凝縮している。
キャプテン・セントルイスさん 8点(2004-09-21 00:44:58)
43.ネタバレ “怪人”や“悪魔”という存在もロックの前では物凄くクールな題材になるんだよなぁ。なんていうか、邪悪さゆえのカリスマ性というか。現に怪人と化したウィンスローが怪人になる前よりも遥かにカッコ良くなってるし、仮面は確かに少しダサいような気がするけどその下からのぞかせている深紅の唇や銀歯、そしてエフェクトの掛った声がたまらなく良い。ロック版のファウストってのも一度聞いてみたいし、全編通して流れる楽曲もまたクール。一つの被写体を二方向から写し、画面を二分割して見せるデ・パルマ監督の手法も健在。カルト色の強い映画ではあると思うけど、だからと言ってカルトがつまらないという訳でもないし、やっぱり、評判云々よりも自分の目で確かめる事が大切なんだよな。
クリムゾン・キングさん [DVD(字幕)] 8点(2004-04-26 04:12:26)
👍 2
42.これは癖になります。まず音楽が最高ですね。観れば観る程点数を上げたくなる不思議な映画です。あと何回観るだろうか・・・デ・パルママジック炸裂!!!
やっぱトラボルタでしょうさん 8点(2004-04-23 10:03:21)
41.見る人をものすごく選ぶ作品。好きな人にはバイブルになるだろうし、嫌いな人には全く理解できないばかりではなく嫌悪感すら覚えるのではなかろうか。カルト、B級、強烈な個性。どんな言葉を使っても簡単には言い表すことができない。
hrkzhrさん 8点(2004-02-27 23:37:12)
40.ウィンスローの執念というか感情が凄く良く描かれていたと思う。しかし,スワンって・・・。あんなのの魅力がよくわからない。
北狐さん 8点(2004-02-18 13:14:50)
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39.あー、このB級の映画の雰囲気たまらないぜ。内容とか知らず、音楽映画かと思い観たが、意外な展開というか、かなりの力作だったぜ。
たましろさん 8点(2003-10-30 22:39:58)
38.なんたってセンスがいいっす。一発ではまってしまいました。おもしろい!
しゃぶさん 8点(2002-11-20 18:19:53)
37.不朽のラブストーリー!
nobakiさん 8点(2002-05-07 12:34:06)
36.いろんな意味でグロテスク。それがこの監督の持ち味なのでしょう。あり得ない世界観ではありますが、ときどき妙にリアルだったりして惹き込まれました。ここまで〝庶民化〟され、足蹴にされるとは、本家オペラ座のファントムもさぞ驚いたんじゃないでしょうか。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-02-04 16:31:31)
35.ネタバレ 前後の整合性もバランスも考えていない、デ・パルマの「とにかくこれがやりたいんだああああっ!」が瞬発最大風速的に駆け抜ける90分間。仮面を着けた主人公が神出鬼没の大活躍かと思いきや、いともあっさり正体が(敵役に)バレたり、そこからさらに利用されたりと、じめじめパワー増幅の屈折っぷりがこの人らしい。あと、最後の方の白塗り3人組のオカルトステージ、ウィンスローはお気に召さなかったようですが、私はかなり格好良いのではないかと思っていたのですが・・・(楽曲も含めて)。
Oliasさん [DVD(字幕)] 7点(2013-02-27 01:32:26)
34.ネタバレ よくぞまあ「オペラ座の怪人」という大作のオペラを基に、90分という非常に短い時間内でストーリーを描ききったと思います。それに更に「ファウスト」と「ドリアン・グレイの肖像」まで取り入れているのには驚きの一言です。この映画では語り草でしょうが、終盤のスプリットスクリーンの嵐はデ・パルマらしい演出で圧倒されます。やや不満点を申しますと、オリジナルにあるクリスティーヌ(フェニックス)とファントムの歪曲した恋愛要素が殆ど無くなってしまっている事でしたが、これはあのすさまじい速さの展開を考えるとカットせざるを得なかったのかも知れません。
民朗さん [DVD(字幕)] 7点(2011-07-24 22:53:43)
👍 1
33.そんなに「傑作」とか思ってるわけではないけれど、不思議と「また観てみようかな」という気になってしまいます。もし映画館で見てたら「サイコ」をパロったビーフのシャワーシーンは声出して笑ったかも。「どこかで見たことある」と気になっていた美人女優は「サスペリア」のジェシカ・ハーパーで、カーペンターズを思わせる懐かしい感じの歌声を披露します。それ以外の主要人物はクセのある(クセになる)人ばかり。エレキギターを煩く思ったり「ただのカッコつけ」と思ったり、あまり好きでなかった僕が、この映画のなかのコンサートでビーフが演じるパフォーマンスや音楽にえも言われぬ奇妙な印象を残し「音楽は聴くだけのモノじゃない」と初めて感じたものです。ロック・ミュージックとか全く興味なかったのに、この映画のサントラは欲しくなりました。ポール・ウィリアムスという人も、この映画で知っただけですが、彼の音楽の緩急のアレンジが僕にはスゴく心地よいものでした。ビジュアルもじんわりクセになる何かがあって、見てない人にどう言えばいいか難しいですが「これをティム・バートン監督が料理したらどんな美術になる?」という興味を持つような、センスの良さと悪趣味が同居する独特の雰囲気です。
だみおさん [DVD(字幕)] 7点(2009-11-10 17:58:00)
32.ネタバレ サイケデリックな狂気に満ちた、非常にあくの強い作風。残念ながら自分はいまいちはまれなかった。それなりに面白かったけれども、音楽も好みじゃなかったし。

ただ、主人公が悲劇の結末を迎えても周囲がほとんど気づかずにお祭り騒ぎを続ける哀切なラストシーンは素晴らしかった(パフォーマンスと勘違いしてふざけてついてくるやつがいるんだよね)。作中作のロックオペラ版『ファウスト』もかなりの出来で、あれが単発作品としてあったなら9、10点ぐらいつけたかもしれない(?)。

実に変てこな作品ではあるけれども、不思議と嫌いにはなれなかった。
no oneさん [DVD(字幕)] 7点(2007-10-21 17:55:53)
31.見た当時は気味が悪い作品だと思うだけだったが、見終わった後、なぜか今もう一度見たいの思う映画。
SAKURAさん [DVD(字幕)] 7点(2007-02-18 23:59:17)
30.ネタバレ サントラいいねー☆えっと顔面プレスのシーンは笑うとこですよね??スワンのベットにまぎれこんでるのってウケルとこっすよねー??汗
にゅうたいぷさん 7点(2004-07-22 17:50:02)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 89人
平均点数 7.62点
000.00%
100.00%
233.37%
333.37%
444.49%
555.62%
688.99%
71314.61%
81719.10%
91314.61%
102325.84%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.80点 Review5人
3 鑑賞後の後味 7.66点 Review6人
4 音楽評価 8.78点 Review14人
5 感泣評価 4.75点 Review4人

【アカデミー賞 情報】

1974年 47回
作曲賞(ドラマ)ポール・ウィリアムス〔音楽・男優〕候補(ノミネート)歌曲・編曲賞

【ゴールデングローブ賞 情報】

1974年 32回
作曲賞ポール・ウィリアムス〔音楽・男優〕候補(ノミネート) 

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