映画『ファントム・オブ・パラダイス』の口コミ・レビュー(5ページ目)

ファントム・オブ・パラダイス

[ファントムオブパラダイス]
Phantom of the Paradise
1974年上映時間:92分
平均点:7.62 / 10(Review 89人) (点数分布表示)
公開開始日(1975-05-31)
ドラマサスペンスミュージカル
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タイトル情報更新(2017-08-23)【S&S】さん
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監督ブライアン・デ・パルマ
キャストウィリアム・フィンレイ(男優)ウィンスロー・リーチ/ファントム
ポール・ウィリアムス〔音楽・男優〕(男優)スワン
ジェシカ・ハーパー(女優)フェニックス
脚本ブライアン・デ・パルマ
音楽ポール・ウィリアムス〔音楽・男優〕
撮影ラリー・パイザー
製作ポール・ルイス〔製作〕(アソシエイト・プロデューサー)
エドワード・R・プレスマン
特殊メイクジョン・チェンバース
美術シシー・スペイセク(セット・ドレッサー)
ジャック・フィスク(プロダクション・デザイン)
編集ポール・ハーシュ
その他ポール・ハーシュ(モンタージュ)
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💬口コミ一覧

9.2016.02/19 鑑賞。デ・パルマの作品は結構観て好きなほうだが今回は全く奇妙で騒々しい演出で楽しくなかったし理解できなかった。『オペラ座の怪人』『ファウスト』『ノートルダム・ド・パリ』『ドリアン・グレイの肖像』などの古典を元にしたロックンロール・ミュージカルとのことだがその知識がないので、はじめは喜劇の一種かと感じた。全体に非常に良い評価も私には合わず余りにも奇抜な演出で何もかも好みでない。
ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-02-19 18:25:20)
8.ショービジネスの内幕を描いたという点で意義のある作品。
実に腐れきった世界だ。
でもこれをまともに描いてしまうと、大人の事情が許さない。
そこで、「ハチャメチャに描いて風刺してやろう!」と、ブライアン・デ・パルマが考えた、、、かは定かでないが、勝手にそう想像してみる。

とにかく内容はめちゃくちゃ。
こういうのは気軽に観られるが、決して好みではない。
限られた時間の中で、寸暇を惜しんで観る映画ではなかったかな…
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 3点(2016-03-22 00:38:00)
7.今観るとさすがにチープだし、幼稚だし、ダサい。

だけどそこがいいんじゃない!?(みうらじゅん風)

やっぱり最高なのはスワンだろう。あの眼鏡に格好、ダサ過ぎて最高だ。
あの胡散臭いキャラクターが出てくるたびに笑えるので、この映画を圧倒的に面白くしている要因だと思う。

また、デパルマ好きなら外せない映画である。過剰な演出がこれでもかとぶち込まれているからである。
ストーリー、演出、キャラクター、全てが狂っている映画。良識ある人にはお勧めできない。好きな人だけ見れば良い映画。
「キルビルvol.2」のキャスト全員登場のラストはこの映画のオマージュですね。わかります。
ヴレアさん [DVD(字幕)] 9点(2016-09-07 10:06:40)
6.ネタバレ 文句なく面白い!これは古さを感じさせない。今、リメイクされても、ヒットするのではないか?と思うほどの面白さ。まぁベトナム戦争が背景にあるので、ラストの会場の狂ってる様は、ちょっと退いたが・・。でも音楽もキャラクターも最高にセンスある。特にジェシカハーパーの魅力は秀でている。なぜここまで無名なのか不思議なくらい。「オペラ座の怪人」も観てみたくなった。しかし何よりデパルマのセンスを勘違いしていたのではないか?と思うほどの見たことないセンスオブワールド。ファントムはもちろん、スワン、そしてビーフが捨てがたい。今までの自分のデパルマ観に疑問を感じざるをえない程だ!これはデパルマも観直さなければいけないのでは?と焦りすら感じた。なぜデパルマはこの映画のグロっぽいセンスを伸ばさなかったのかなぁ?勿体ないなぁ。キューブリックの陰に隠れていたからかなぁ。ヒッチコックの後継者としての評判が大きすぎたからかもしれない。う~ん、唸った一本だった。
トントさん [ビデオ(字幕)] 10点(2017-03-18 04:37:17)
5.ネタバレ チープ感はあるが、その分熱意が伝わる佳作。ロックミュージカルの先駆け。今のSFXがあればなあと思える作品。なんといっても、あのマスク。
にけさん [映画館(字幕)] 8点(2019-01-07 11:46:28)
4.ネタバレ まさにカルトな一本。久しぶりにはっちゃけた映画を観た、という感じだった。
とにかくカメラが動く動く!主観、俯瞰、画面分割、俯瞰からの回転するカメラ。デパルマらしさが全開になったシネマトグラフィにわくわくした。この胸躍るわくわく感こそ、映画を観る醍醐味だ。制作年代や予算の関係上、チープな部分も散見されるが、そんな難点を吹き飛ばすくらいに映画そのもののテンションがとにかく高い。でも意外に本作はオペラ座の怪人やファウスト、ドリアングレイの肖像といった古典文学を下敷きにしているためか、物語は荒唐無稽だが寓意性や奥行きを感じる事ができる(ファウストやオペラ座のオマージュがあからさまな場面があり、無茶な展開でも意外に許せてしまうところがある)。劇半も見事な出来上がり具合。カーペンターズへの楽曲提供で有名なポール・ウィリアムズが奇怪な悪役スワンを演じているのも、何ともおかしい。

…ちなみに、あのシャワー室で脅迫する場面、あれはどう考えてもサイコのオマージュだよな。
nakashiさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-08-13 12:05:39)
3.ネタバレ 今回観直してみてつくづく実感したのは、その後のどのデ・パルマ作品にも本作と似た作風がないということです。彼はもちろんミュージカルをその後撮っていないわけですが、これほど見事なロック・オペラを撮れた人なのにそれは不思議ですらあります。ストーリーテリングがまた自由奔放の限りで、デ・パルマ印のヒッチコック・オマージュも『サイコ』のシャワー・シーンのパロディがあるぐらいなのがかえってウザくなくて好感が持てます。ストーリーは『オペラ座の怪人』+『ファウスト』+『フランケンシュタイン』というところですが、思った以上に『ロッキー・ホラー・ショー』の影響を感じました。映画製作は『ファントム』の方が早いけど、『ロッキー』の舞台版は『ファントム』の前年には上演されているので、デ・パルマはきっと観ていたに違いないと思います。ビーフのキャラを見てると、『ロッキー』のティム・カリーにそっくりだし、舞台版でも第一幕で“Science Fiction/Double Feature”が歌われる場面に仮面をつけたファントムが登場するそうです。昔名画座で『ファントム』と『ロッキー』の二本立てプログラムが流行ったのは、けっこう的を射ていたわけです。そういえば『Tommy』や『ジーザス・クライスト・スーパースター』もあったし、70年代はロック・ミュージカル映画の黄金期だったんですね。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2019-09-21 22:54:52)
2.ネタバレ 当作は盗作から倒錯へ。
圧倒的な創造力、プロデュース力に打ちのめされる。
気持ち悪い映像多出で二度と見ることはないだろうが、人には勧めがいのある名作です。
あと、女体まつりは、好き。
ほとはらさん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2022-08-12 09:59:04)
1.当時ならともかく、今の刺激に溢れたものを見慣れた目からすればいたって凡庸な内容で、時代を超越して訴えて来るパワーも感じませんでした
afoijwさん [DVD(字幕)] 6点(2023-03-16 20:07:34)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 89人
平均点数 7.62点
000.00%
100.00%
233.37%
333.37%
444.49%
555.62%
688.99%
71314.61%
81719.10%
91314.61%
102325.84%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.80点 Review5人
3 鑑賞後の後味 7.66点 Review6人
4 音楽評価 8.78点 Review14人
5 感泣評価 4.75点 Review4人

【アカデミー賞 情報】

1974年 47回
作曲賞(ドラマ)ポール・ウィリアムス〔音楽・男優〕候補(ノミネート)歌曲・編曲賞

【ゴールデングローブ賞 情報】

1974年 32回
作曲賞ポール・ウィリアムス〔音楽・男優〕候補(ノミネート) 

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