映画『ノマドランド』の口コミ・レビュー
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作品情報 ノ行
ノマドランドの口コミ・レビュー
>
(レビュー・口コミ)
ノマドランド
[ノマドランド]
Nomadland
2020年
【
米
】
上映時間:108分
平均点:7.07 /
10
点
(Review 28人)
(点数分布表示)
公開開始日(2021-03-26)
(
ドラマ
・
実話もの
・
小説の映画化
・
ロードムービー
)
新規登録(2021-01-16)【
にゃお♪
】さん
タイトル情報更新(2021-11-01)【
イニシャルK
】さん
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監督
クロエ・ジャオ
キャスト
フランシス・マクドーマンド
(女優)
ファーン
デヴィッド・ストラザーン
(男優)
デイブ
声
塩田朋子
(日本語吹き替え版)
原康義
(日本語吹き替え版)
谷育子
(日本語吹き替え版)
脚本
クロエ・ジャオ
音楽
ルドヴィコ・エイナウディ
製作
フランシス・マクドーマンド
クロエ・ジャオ
配給
ウォルト・ディズニー・ジャパン
編集
クロエ・ジャオ
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28.景色や小道具、映像の美しさは素晴らしかった。地味ながらも、DVDでは伝わらない、これは映画館で観るべき映画なのでしょう。
アメリカって地域ちがうと本当に違う国みたいだよなあー。2019年にアリゾナを車で旅したけど、あの地域の独特な雰囲気、わたしはすごく好き。
イケメンおじさんとのワニパークでのやりとり、おばあちゃんのツバメの昔話。
ここらへんは和んだし、素敵なシーンだった。
うーん、評価が難しいけど、単純に映画として面白いかと言われたら微妙なので6点。
【
ギニュー隊長★
】
さん
[映画館(字幕)]
6点
(2021-03-26 23:13:39)
🔄 処理中...
27.
ネタバレ
暗く厳しいロードムービー。一見、俗世間から解放され、自由で人生を謳歌しているように見えて、一歩間違えば保証もなく死亡リスクも高くなる。年金だけでは暮らせない高齢者なら尚更だろう。望んでノマドになったわけでもない。季節労働者として、雇用の調整弁として大企業から使い潰しにされる。我々の安価で便利な生活は彼らの犠牲によって成り立っているのだ。そして、働けなくなれば野垂れ死の運命が待っている。デイブのように家族の元へ帰ることが出来たら違った結末もあるかもしれない。それでも、ファーンを含めノマドたちは責任と誇りを最後の希望として日々を生きていく。自分の居場所は"ここ"しかないと。普段見ることのないアメリカの厳しい大自然を詩情あふれる映像で捉えた撮影に、人の小ささ、立ち向かう強かさを感じる。日本でも車中ホームレスを取り上げた特集が放送されており、アメリカだけの話ではない。格差の固定は人も社会も支配しやすくする。
【
Cinecdocke
】
さん
[映画館(字幕)]
7点
(2021-03-27 10:57:02)
🔄 処理中...
26.
ネタバレ
おウチはマイ・キャンピングカー、おシゴトは季節間の軽作業バイト。そんなホームレス…じゃなくてハウスレスなアタシ。旅先で同じ境遇の仲間と交流し、知恵を得て逞しく生きてゆく。お腹が痛めばバケツでぶ~りぶり、車中でカマすアタシ。人の暖かさと孤独感が入り交じる米アカデミー作品賞最有力作品。だけど、誠に申し訳ないんだけど…こじきのマネごとしてんじゃね~よ。
【
獅子-平常心
】
さん
[映画館(字幕)]
6点
(2021-03-28 02:55:27)
🔄 処理中...
25.
ネタバレ
非常に社会的なテーマを扱いつつも、描かれるのはこの状況に対する批判・非難とか「抵抗」だとか言うよりは、あくまでそんな壊れかけた世界の中に残された崇高な人間性、であった。ネガティブな様でポジティブな、極めて優れた人間ドラマ・人間讃歌だったと思う。
この題材を取り扱いつつ、そういった「批判的な」描写をあくまで脇に置いた演出方針というのは、もしかすると逆に幾分の本作に対する批判的な見方というのを呼ぶのかも知れない。また、本作に登場する人間というのはほぼほぼが善良でモラルのある市民であるが、実際には悪意のある人間とその影響というものが決して無視のできない環境であることは間違いないのだし、それをも選択的に排除していることについても、やや現実離れした作品だ、という評価すら可能なのかも知れない。
ただやはり、全編を通して描かれる彼ら「ノマド」の人生観に感じられる清々しさが、とにかく晴れやかな印象として心に残る。作中でも言及される様に、これはアメリカの伝統としてのフロンティア・スピリットの価値観に通じる部分を多分に含む、という意味で、かの国においてはもはや普遍的な価値観でもあるのだろう。それはあの比較的「若い」国そのものが持つ「強さ」なのかも知れない、とも思う。人を腐らせる「安定」に安住することを善しとせず、常に流転・変化し続ける中に人としての成長・向上を見出してゆく、あくまで前向きなモチベーションなのだ、と。
多くを語らないフランシス・マクドーマンドは、佇まいそのものでその「ノマド」の賞賛すべき価値観を体現していた。その意味では、ひとつ次元の違う演技の仕事だった様にも感じられる。脱帽である。
【
Yuki2Invy
】
さん
[映画館(字幕)]
9点
(2021-04-04 20:23:27)
🔄 処理中...
24.
ネタバレ
フランシス・マクドーマンドは「スリー・ビルボード」で見せた様な毒気は封印し、
出演されている実在のノマドの方々と私達観客を繋ぐ仲介役に徹している。
予想外に暖かい目線・視点で作られており、「厳しい現実を突きつけられるのか?」と言う鑑賞前の気構えは不要だった。
観ている我々に「幸せとは何か?」と問う作品であり、今現実に何か問題を抱えている時こそ観るべき作品。
【
たくわん
】
さん
[映画館(字幕)]
7点
(2021-04-06 12:55:13)
🔄 処理中...
23.
ネタバレ
クロエ・ジャオ監督が中国系だからなのか、全体的に東洋的な無常観のような空気が漂っている印象を受けました。
おそらく、ケン・ローチがこの作品のテーマを扱ったなら、弱者を冷淡に切り捨てるアメリカ社会の闇の部分や、大企業の弱者に寄り添う体を装った貧困ビジネスの偽善を徹底的に糾弾するような作品を作っていたと思います。しかし、クロエ・ジャオは、ただ、ノマドたちの姿をリアルに映し出すことにより、まず、「可哀想な弱者の彼らを何とかしなきゃ」というような観客の同情を拒絶します。それにより、アメリカ社会の問題だけでなく、人生いろいろな問題がある中でどう生きるべきかという問題提起にまで観客の心に問いかけてきます。この禅問答のような深みがおそらく西洋人には新鮮で、この作品がオスカーに選ばれた要因なのかなと思います。(ただ、東洋に生まれ育った者としては、そこまで新鮮ではなかったですが)
フランシス・マクドーマンドの演技も素晴らしかったです。
【
TM
】
さん
[映画館(字幕)]
7点
(2021-05-03 21:31:56)
👍 1
🔄 処理中...
22.
ネタバレ
合衆国では社会問題化しているのかもしれないノマドの生活を、ひたすら淡々と積み上げる映画で、それほど中心となるようなストーリーがあるわけでなく、なんとなく日本映画を見ているかのような感じがしました。
ノマドの存在を告発しているようでもなく、またその生活を否定しているわけでもなく、ではあるんですが、それでもひたすら寂しげなファーンの表情を見ていると、やっぱり肯定しているわけではないと感じてしまう。
社会とのつながりを喪失したアメリカ人たちの放浪を見ていて、昔読んだ「若き数学者のアメリカ」の一節を思い出した。アメリカ大陸の荒野は、ヨーロッパやアフリカからの移民の子孫たちにとって、故郷とはなりえないのかもしれない。
【
Northwood
】
さん
[映画館(字幕)]
6点
(2021-05-05 14:24:32)
🔄 処理中...
21.
ネタバレ
2020年を代表する作品なのは間違いない。ほぼ全編出づっぱりのフランシス・マクドーマンドは、『ファーゴ』とも『スリービルボード』とも異なる、静かだけれど、人付き合いがよく、でも何かが欠落している人物像を見事に演じきった。ホンモノのノマド生活者のキャストもみな個性的で魅力的だ。クロエ・ジャオ監督は市井の貧しい高齢者たちをとてもチャーミングに、そしてそこにある人間としての芯の強さをしっかりと表現している。そして、素晴らしいアメリカの「ハートランド」の風景。砂漠も荒れ地も山も海岸もどれも本当に美しい。前は年に1度は行っていたアメリカの風景だが、コロナ禍ですっかりご無沙汰になったせいもあって、その見事な映像を見るだけで涙が出そうになる。きっと、コロナ禍で移動がままならないなか、この映画の風景描写に救われたアメリカ人も多かったのではないかな。だからこそのオスカー獲得は見事。地味とかなんとか言われるが、今年この映画が受賞したことには、「アジア系女性初」みたいな意味ではなく、もっともっと大きな意味がある。
ただ同時に、釈然としない思いがあるのも確かだ。それはやっぱりこの映画が描く現代資本主義への切り込みの弱さだ。もちろん、ケン・ローチになる必要はない。ラストの「消えた町」の風景に批判精神がないわけではない。それでも、たとえば、アメリカの医療保険をめぐる問題について少し知識があれば、この高齢者の生活がちょっとした病気や怪我であっというまに成り立たなくなる儚いものであることはすぐにわかる。だから大病後にノマド生活をするスワンキーのエピソードが現実から遊離した「夢物語」であることに、何か大事なことをごまかされているような気持ちになる。ノマドのコミュニティの人種構成も気になる。先住民らしい女性はいるけれど、そうした人種的な重層性を排したところに成立した世界に「フロンティア」を見出す視線も、すんなりと受け入れ難いものがある。寓話であることはわかっている。あえて踏み込まないミニマルな世界観こそがクロエ・ジャオ監督の真骨頂なのかもしれないが、それは、いろんなものの歪みが噴出した2021年に、僕が見たかったものとは少し違っていたようだ。
【
ころりさん
】
さん
[映画館(字幕なし「原語」)]
7点
(2021-05-06 00:22:56)
👍 1
🔄 処理中...
20.
ネタバレ
「圧倒的」、この映画を表現するならこの言葉です。広大でむき出しなアメリカの原風景、孤独、フランシス・マクドーマンドの演技。
定住する家を持たず、自動車生活を余儀なくされている人々。もちろん社会問題として捉えることもできるのですが(初めはそっち系の話だと思っていた)、監督の意図するところはそこではないみたい。
人が生きること、その原点・あるべき心の整理をマクドーマンド演じるファーンを通して私たちは見るのです。ファーンはじめ、同じ境遇の季節労働者の人たちは平均年齢が高く、皆痛みや喪失を抱えて生きています。人との関わりは保ちながら、でも結局は一人で死ぬのだと腹を据えて日々を重ねているその表情は諦念というのでもなく、静かにきっぱりと‶受け入れている”ようでした。
マクドーマンドの乾いたノーメイク顔はもうそれだけで演技を超越しています。ドキュメンタリーと言えそうなほどです。
ノマドの果てに生を終える人、ノマドをやめて屋根の下で暮らす人、それぞれです。過去を大切に抱きしめながら一人きりで大地を踏みしめるファーンの後ろ姿は決して哀れではないけれど、彼女の抱く喪失の悲しみ、痛みが少しでも和らいでほしいと切に願いました。
【
tottoko
】
さん
[映画館(字幕)]
9点
(2021-06-06 18:02:47)
👍 1
🔄 処理中...
19.近年、インターネット環境の普及、発達に伴い、「時間と場所にとらわれず働く」というスタイルを表す言葉として「ノマドワーカー」というフレーズが市民権を得ている。
ただ、今作「ノマドランド」が表す「ノマド」とは、そんな昨今の先進的なワークスタイルを華やかに描くものでは当然ない。
この映画は、現代のアメリカ社会の“ひずみ”の中で、行き場を失い、それでも存在し、必死に生き抜こうとしている人々の生々しい様を、圧倒的なリアリティと説得力で描きつけた力作だった。
自らの人生に打ちのめされ、世知辛い社会から追いやられた人たち(=ノマド)、その多くは高齢者だ。
住処も、財産も、健康も、機会も、急速に先細り喪失していく中で、彼らは期間労働者として、アメリカ各地を転々とする生活を送り続ける。
その生活の様は、「ノマド」の本来の意味である「遊牧民」や「放浪者」という印象がやはり強く、人生の黄昏に、流浪の生活を送らざるを得ない高齢者たちの姿は、率直に身につまされる。
ただし、今作は、そんな現代社会の中で、或る意味“蚊帳の外”に追いやれている彼らに対して、ただ単純に同情を誘ったり、社会システムの是非について安直に問うような作品ではなかった。
本質的な意味合いの“ノマドワーカー”として流浪する高齢者たちの姿は、無論悲壮感に溢れ、とてもじゃないが安閑として見てはいられない。いつ何時吹き消されてしまうかもわからないようなか細い蠟燭の火を、消えないように消えないように必死に灯し続けているように見える。
でも、その生活、その生き方自体は、それぞれ苦慮の果てではあろうが、彼らが選び取った「道程」であることを、理解し、直視すべきであろう。
フランシス・マクドーマンド演じる主人公も、最愛の夫に先立たれた挙句、企業城下町として栄えた居住地が企業の倒産により街ごと消失してしまったという憂き目にあったとはいえ、人生の岐路において他の“選択肢”があったことは明確に描かれている。
ふと遭遇したかつての隣人は敬意と共に手助けを進言してくれていたし、“普通”の結婚生活をしている姉も心から妹のことを心配しているし、道中で知り合った同じノマドの老紳士は彼女のことを好いてくれていた。
主人公は、教養もあり、人徳もある魅力的な人間であり、彼女が、流浪の生活から抜け出すための“きっかけ”は、全編通して散りばめられていたと言っていい。
それでも、彼女がノマドの生活を脱却することは、ついに最後の最後まで明確には描かれなかった。
それは、彼女が人生の黄昏に自らの手からこぼれ落ちてしまったものが、決して物質的なものではなく、精神的な拠り所だったことに他ならない。
そしてそれは、この映画に登場するリアルなノマドの高齢者たちの表情や人生模様からも如実に伝わってくる。
“ノマドランド”に集積し、充満し、やがて儚く霧散していく彼らの存在は、この世界全体が慢性的に孕む「喪失感」そのものだったのだと思った。
僕自身、人生40年、まだまだ若いつもりだけれど、この先の“生き方”というものを最近よく考える。それは10代、20代の頃の青臭いものとは明確に異なっているように思う。
その先にあるものが「死」であることは間違いない。
それでは、僕はこの先、死ぬために生きるのか、生きるから死ぬのか。
40代を経て、50代、60代、さらにその先の道程で、その感覚はより現実的な人生観と共に変わり続けるのだろう。
その感覚の変化そのものが、まさに「流浪」であり、すなわち「人生」なのかもしれないな。と、今は思う。
【
鉄腕麗人
】
さん
[インターネット(字幕)]
8点
(2021-09-11 09:28:27)
👍 1
🔄 処理中...
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18.いい役者さんといい素人さんといい監督、脚本でした。
この作品を見ながら、人生にハッピーエンドはいるのかな、あるのかな、と思いました。
郵便番号が増やされて、整備されることはあったが、なくなる、Discontinued というのはやっぱりとても重い。
そこにAmazonがいい賃金で季節労働者を確保して、というのが最初から一気に心を鷲掴みにされます。自分もある日このような環境に置かれたらなどと・・・とにかくあれこれ考えさせられる作品でした。
蛇足ですがThe Blacklistのあの場面でああなった役者さんがここではこんな…というのも見どころです
【
HRM36
】
さん
[CS・衛星(字幕)]
8点
(2021-11-01 22:40:31)
👍 1
🔄 処理中...
17.しんどいね生きていくのは。ドキュメンタリーのような…というかドキュメンタリーも含まれる映画といった感じで終盤のボブ(息子が自殺)の話も実話とのこと。ただしこれは悲しみや喪失感を抱えた人たちがあえて選んだ生き方だから、そこはとても尊重されているし、ことさら政治が悪いと主張することもなかった。もちろん厳しい現実もたくさん見せられたから憧れはしないけど、ノマドのことを知り、考える時間は悪いものじゃなかった。
【
リーム555
】
さん
[CS・衛星(字幕)]
7点
(2021-11-03 16:07:30)
👍 2
🔄 処理中...
16. 映画を見るまえの印象では 経済的に困窮する人を描いた暗いドキュメンタリー風の映画かと思っていました。実際は見てみると雄大な自然の中を移動する一種の遊牧民的精神、仲間たちと助け合いながら生きていく連帯感、何かに縛られない自由といったむしろノマドの生活を肯定的に描いていることを感じます。もちろん経済的な困難や、冬の寒さをくるまで過ごしたり病気したときの大変さ、孤独感と表裏一体です。中国出身の監督はノマドの生活を、経済的に大変ではあるが自由な生活を肯定的に感じているのではないしょうか。ひとによってはノマドの生活はもっと大変と主張する方も出るでしょう。
あと、見る人の年齢とあと映画館で見るかテレビで見るかで全く印象が違うは気がします。マクドーマンドに年齢の近い私はしみじみと感動しました。若い人にはピンとこないタイプの映画でしょう。最近WOWOWで放送されて見ましたがテレビだとどうも感じが違いますね。あの夕方の風景は大きな画面で見ないとね。またどこかで大画面で見たい作品です。私としては21世紀になってみた映画では最高傑作です。
【
mtx
】
さん
[映画館(字幕)]
10点
(2021-11-06 10:14:29)
👍 2
🔄 処理中...
15.守るべき家族がいたら、きっとこんな生活はできないし、安定した生活と安住の地を持つ人にとっては、彼らは『弱者』にしか見えない。
けれど、、、
自由に生きているんだから、『弱者』と呼ばれる筋合いはない。
弱者に見えるとしたら、それは「社会」の仕組みのせい。
こんな生き方もあるってことを尊重してほしい。
そんな声が聞こえてきそう。
全編通じて、時間がゆっくりと流れていくのを感じ、映像美が素晴らしい。
おもしろい映画とは言えないけれど、見るべき映画だと思う。
【
めたもん
】
さん
[インターネット(字幕)]
6点
(2021-11-13 17:08:51)
🔄 処理中...
14.各地を訪れ、素晴らしい自然を満喫しているファーンの幸せそうな表情。
働く仲間、ノマドで心繋がる人との出会い。
自分の生活に責任を持ち、やり遂げる意志の強さにとても惹かれた。
人に頼り気合いの無い私には、ファーンという人から目が離せない。
この作品観るまではノマドの存在を知らなかった。
私はこういう生き方は出来ないが、ノマドの話しを聞いてみたいと思った。
「みんな違ってみんないい」
こうはハッキリ言いきれないが、自分と違う存在を可哀そうなどと決めつけず、共存出来たら良いな。
しみじみとじわっと深く、自由について考えた。
【
たんぽぽ
】
さん
[インターネット(字幕)]
7点
(2022-06-06 10:25:19)
🔄 処理中...
13.
ネタバレ
全くの予備知識がない中での鑑賞。こんなタイプの作品は想定していなかった。そんな状態で観ると感情の行き場がなくなる。人生も終盤に差し掛かった時に孤独であったのならば、自分にはどのような生き方ができるのだろうか。
【
いっちぃ
】
さん
[CS・衛星(字幕)]
3点
(2022-06-20 23:38:13)
🔄 処理中...
12.
ネタバレ
暗いし、孤独と貧困が隣り合わせの味わい深い描写だが、
決して悲観じゃない。
車上生活に気ままさと自由がある。
時にはコミュニティを形成し、助け合うこともできる。
経済的苦境から止む無くではあるとおもうが、ノマドたちは明日へ一生懸命生きている。
映画として面白いとは言えないが、
フランシス・マクドーマンドの演技は素晴らしいし、
社会背景が起因する多様な生き方は学ぶことあり。
【
mighty guard
】
さん
[CS・衛星(字幕)]
6点
(2022-07-16 23:08:36)
🔄 処理中...
11.アカデミー賞をはじめとした数々の賞で作品賞や主演女優賞をとっていますが、正直そこまでのレベルの作品ではないと思いました。悪くはありませんが。。。またマクドーマンドとデヴィッド・ストラザーンを除いてプロの俳優は起用されていないということですが、素人俳優さんたちも皆さん自然な演技でした。風景の映像はとてもきれいでした。。。安い賃金で高齢者を雇用しているアマゾンの印象が少し悪くなりましたね。。。
【
みるちゃん
】
さん
[DVD(字幕なし「原語」)]
6点
(2022-08-30 10:13:48)
🔄 処理中...
10.
ネタバレ
アメリカのノマドと呼ばれる生き方、定住せず、車で生活し、各地を転々をとしながら、その地域で職を見つけ、時にはノマド同士でワイワイやって、物々交換なんかして助けあい、でも決してツルまない。ノマドとは日本語訳なら遊牧民。この映画は、そんなノマドになった高齢の女性の生活を淡々と描いた作品でありました。全く予備知識なしにたまたま見たので、この先、いったい何が起こるんかなって構えていたんだけど、特にでかいことが起こるわけでもなく、でも主人公と共に放浪して、自分もノマド体験をしてるような感覚になり、退屈感はなく、最後にはなんか薄っすらと涙目になってました。彼らの多くは喪失感や心の傷などから、この生活を選ぶことが多く、恐らく、この生活が1つの癒しとなっているのかもしれません。これは、なんとなくわかる気がします。精神がメチャクチャやられた時に、目的地もなくひたすら歩いてしまうって経験あったりします。それってなんかノマドに通ずるような。違うかな。放浪するってことは答えを、あるいは誰かや何かをずっと探してるような感覚があり、途中経過にずっといるような、言わば、面白い映画を観た時に終わらないでくれとなるような、結末を受入れない感じなのかもしれません。この映画ではノマドの生活を時には、淋しそうに、時には厳しく、時には自由気ままに楽しそうに、リアルに色々な側面で描いています。それにより、こっちの気持ちも上がったり下がったりして、でも同時に、感慨にふけって色んな思いが頭をよぎり、観終わった後、心が少し旅をしたような新鮮な気持ちになっていました。
【
なにわ君
】
さん
[インターネット(吹替)]
10点
(2022-09-08 04:08:55)
👍 1
🔄 処理中...
9.
ネタバレ
暗い感じの雰囲気だけど、温かい気持ちになった。夫に先立たれ、失業する。しかし、自暴自棄にならず焦らず力強く生きていく強さを感じた。人生に行き詰ったとき、人に助けられ、一人たちどまり、ぼんやりした時間を過ごすうちに、やがて新しい未来へ変化しようとしていく。●
夫に先立たれた中年の女性が主人公。炭鉱が閉鎖されその城下町のインフラも途絶え、夫もなくなってしまった。街を出ていくことに。住むところもなく車上生活をする。そして各地転々と仕事をすることに。。あるきっかけで放浪者が集まるコミュニティに参加する。そのコミュニティーを通して出会いや心の拠り所を得る。しかし、女性は炭鉱の街と亡き夫が忘れられない。恋人と新しい生活を始められないでいる。コミュニティーの長と話をするうちに頑なな自分の心が解き放たれる。ラストシーン、女性は新しい環境を受け入れていこうとする。
【
ホットチョコレート
】
さん
[CS・衛星(字幕)]
7点
(2022-10-24 06:12:13)
🔄 処理中...
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マーク説明
★《新規》★
:2日以内に新規投稿
《新規》
:7日以内に新規投稿
★《更新》★
:2日以内に更新
《更新》
:7日以内に更新
【点数情報】
Review人数
28人
平均点数
7.07点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
1
3.57%
4
0
0.00%
5
1
3.57%
6
7
25.00%
7
10
35.71%
8
5
17.86%
9
2
7.14%
10
2
7.14%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
Review0人
2
ストーリー評価
6.00点
Review1人
3
鑑賞後の後味
6.00点
Review1人
4
音楽評価
Review0人
5
感泣評価
Review0人
【アカデミー賞 情報】
2020年 93回
作品賞
受賞
主演女優賞
フランシス・マクドーマンド
受賞
監督賞
クロエ・ジャオ
受賞
撮影賞
候補(ノミネート)
脚色賞
クロエ・ジャオ
候補(ノミネート)
編集賞
クロエ・ジャオ
候補(ノミネート)
【ゴールデングローブ賞 情報】
2020年 78回
作品賞(ドラマ部門)
受賞
主演女優賞(ドラマ部門)
フランシス・マクドーマンド
候補(ノミネート)
監督賞
クロエ・ジャオ
受賞
脚本賞
クロエ・ジャオ
候補(ノミネート)
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