映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』のいいねされた口コミ・レビュー

ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング

[ミッションインポッシブルファイナルレコニング]
Mission: Impossible - The Final Reckoning
2025年上映時間:169分
平均点:7.29 / 10(Review 34人) (点数分布表示)
公開開始日(2025-05-23) (公開中)
アクションサスペンスアドベンチャーシリーズものスパイものTVの映画化
新規登録(2025-03-03)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2025-06-12)【イニシャルK】さん
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監督クリストファー・マッカリー
キャストトム・クルーズ(男優)イーサン・ハント
ヘイリー・アトウェル(女優)グレース
ヴィング・レイムス(男優)ルーサー・スティッケル
サイモン・ペッグ(男優)ベンジー・ダン
イーサイ・モラレス(男優)ガブリエル
ポム・クレメンティエフ(女優)パリス
ヘンリー・ツェーニー(男優)ユージーン・キトリッジ
ホルト・マッキャラニー(男優)バーンスタイン
ジャネット・マクティア(女優)
ニック・オファーマン(男優)シドニー
アンジェラ・バセット(女優)エリカ・スローン
シェー・ウィガム(男優)ジャスパー・ブリッグス
ヴァネッサ・カービーホワイト・ウィドウ
ショーン・ハリスソロモン・レーン
森川智之イーサン・ハント(日本語吹き替え版)
園崎未恵グレース(日本語吹き替え版)
手塚秀彰ルーサー・スティッケル(日本語吹き替え版)
根本泰彦ベンジー・ダン(日本語吹き替え版)
津田健次郎ガブリエル(日本語吹き替え版)
江原正士ユージーン・キトリッジ(日本語吹き替え版)
石住昭彦ジャスパー・ブリッグス(日本語吹き替え版)
高島雅羅エリカ・スローン(日本語吹き替え版)
牛山茂ウィリアム・ダンロー(日本語吹き替え版)
志村知幸バーンスタイン(日本語吹き替え版)
小形満NSA代表(日本語吹き替え版)
星野充昭シドニー将軍(日本語吹き替え版)
広瀬アリスホワイト・ウィドウ(日本語吹き替え版)
中尾隆聖ソロモン・レーン(日本語吹き替え版)
ボルケーノ太田(日本語吹き替え版)
高橋良輔(俳優)(日本語吹き替え版)
庄司宇芽香(日本語吹き替え版)
原作ブルース・ゲラー(TVシリーズ)
脚本クリストファー・マッカリー
音楽ローン・バルフェ
ラロ・シフリン(テーマ音楽)
製作トム・クルーズ
クリストファー・マッカリー
配給東和ピクチャーズ
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
編集エディ・ハミルトン
字幕翻訳戸田奈津子
日本語翻訳岸田恵子
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💬口コミ一覧

18.諸般の事情で吹替版を見に行くことになってしまったのですが、映画開始前にトム・クルーズの肉声の挨拶が聴けたのは、良かったです。本当にコレ、嬉しかった。作品の良し悪しとは関係ないけど。
映画の中に「走るシーン」、それも全力疾走のシーンが出てくると、昔からテンション上がっちゃうのですが、そういう嗜好というのか指向というのか、同様のこだわりを演じ手であるトム・クルーズの方でも持っているようで、これまでの作品でも何度も見せてくれた「走り」を、今回もたっぷりと披露してくれます。
しかしもう一つ、私が偏愛するのが、「疾走する乗り物に人間がしがみ付くシーン」というヤツでして。『カサンドラ・クロス』や『暴走機関車』がなぜここまで好きなのかというと、列車にしがみつくシーンがあるからなのか、それとも好きになる映画ってのはちゃんとそういうシーンも押さえてくれているということなのか。あるいは『レイダース/失われたアーク』のトラックのシーンとか。「ジョン・グレン監督の007映画」なんて、誰にも評価されていないかもしれないけれど(私も手放しで喜んでいる訳ではないけど)、ヘリにしがみつき飛行機にしがみつき列車にぶら下がり、いや、素晴らしいではないですか。
で、今回のお題は、複葉機。『トップガン』のトム・クルーズが、元祖トップガンたるサイレント映画『つばさ』の世界に舞い戻り、複葉機での空中戦を繰り広げます。しかしこれらの作品とは違って、彼はあくまで複葉機にしがみつかねばならぬ。と来れば、やはり私の愛する『カプリコン・1』、なのですが、、、この『~ファイナル・レコニング』で展開されるのは、あの空中戦を撮ったハイアムズですらさすがにここまではできなかった、という、もはや自分の目が信じられなくなるような、「頭おかしい」級の驚愕の空中スタントの数々。

スタント映画の神様がついに舞い降りた、と思う瞬間でありました。

まあ、別の場所で展開される物語と、このアクロバティック過ぎる空中スタントとが並行して描かれるのは、ある意味「引き延ばし」であって、限られた映像素材でいかに長くクライマックスを持続させるか、ということでもあり、結果的にややスピード感が阻害される要因になってしまった感も無きにしも非ずですが、そうであれ何であれ、「えっもう終わり?」とだけは絶対に言わせない満腹感充分のクライマックスになっています。この空中での戦いを表現するのに、どういう映像のショットで見せるのか、に対して、どういうショットが映像化可能なのか、どういうスタントが人間に可能なのか、の究極のせめぎ合い。

で、作品全体としてはどうかというと、これはもう、間延びしてしまってます。『フォールアウト』あたりから顕著になってきていた映画の長さが、今回はついに169分という長さ。それも、前作『デッドレコニング』が「2部作の1作目」という(当初の)位置づけに乗っかって「話のオチはつけるけど収束はさせない」という自由度でもって長尺を乗り切ったのに対し、今回の作品は、MIシリーズ自体の集大成ですとばかり、やたらと過去に遡っては「実はああでした」「実はこうでした」とやりまくる。そんなこじつけみたいな話をいくら聞かされてもなあ、と。お陰で、映画の尺は延びる、テンポは悪くなる。
だけどまあ、この「歳月の流れ」みたいなもの自体が、今回の作品のテーマの一つでもあるんですよね、きっと。トム・クルーズを含め、みんな歳を重ねて。シリーズ初期の、かつての若かった頃の映像が何度も挿入されるたびに、あの若かった時代というものはもう戻ってこないんだなあ、と思わされつつ、それでも年輪を重ねたトム・クルーズが「歳食ってなお」限界に挑み続ける。
などと思っていたら、一緒に見に行った高校生の息子(彼と時間的な都合を合わせるために今回、吹替版になったのだけど)も、要するにこれってそういう映画なんでしょ、みたいな事を言ってて、ああ、同じようなコトを感じてるもんなんだなあ、と。

という訳で、それなりにしみじみともする作品で、しみじみとさせんがために(要は昔の映像を出さんがために)蛇足的な贅肉もついてしまった作品でもあるのですが、そしてまた、登場人物を増やし過ぎていささか手持無沙汰な様子も見られちゃったりもするのですが、そうは言っても、これだけ素敵な数々のシーンがあれば、不満はありません。
中盤の潜水艦のシーンなんて、クライマックスの空中戦とは対照的に、スピード感と言えるようなものは無いのですが、しっかりと、じっくりと、緊迫のシーンを描きつくしていて。
ああ、この映画、見て良かった、と思います。
鱗歌さん [映画館(吹替)] 8点(2025-06-08 09:15:52)
👍 2
17.ネタバレ 決して「面白くなかった」とは言いません。。ただ、両手放しで面白かった!というには個人的に前半があまりにも厳しすぎた。
作り手の「アクションだけじゃなくてドラマパートもしっかり作りたい」という気概は伝わってくるのだが、あまりにも説明が多くてその割にアクションは少なく、見ているのがとっても辛かった前半。まるで「八甲田山」(高倉健主演)を観ているような息苦しさに体力を消耗した。

前半説明に重きを置くのであれば、せめてもう少し笑わせるとかなんとかしてメリハリが欲しかった。
勿論このMIシリーズがそういったギャグとかに頼る趣の作品でないことはわかるのだが、なんか全体的にギャグも大人向きというか、軽くフフフと笑わせる程度で(オープニングシークエンスが流れる直前とか)笑わせるならもっと思いっきり、子供も笑えるくらいはっきりして欲しく、ここがトップガンとの違いか。最初から最後までアクションで突っ走るならギャグも必要ないとは思うが。

ただ後半はいつも通りすごくって、とても面白かった。
セスナ機のチェイスのあたりから眠気も吹っ飛んで(すみません前半は気絶しそうになるのを堪えるのに必死でした)
まさに手に汗握る展開でとても楽しめた。

それが故に前半もっとどうにかならなかったのかと非常に残念。
rain on meさん [映画館(字幕)] 5点(2025-06-02 14:26:15)
👍 2
16.ネタバレ 先に、あまり好きではなかった部分を指摘するなら、シリーズ最終作として特大のスケール感を出したいがあまり、かなり大袈裟な話になっちゃってるな(=少しリアリティを毀損しかねない程度に荒唐無稽な質感になってるな)という感覚はあったのです、が要所要所での状況説明は比較的丁寧になされるので(=その分説明自体は多めということでもあるのですが)各所の盛上りにもチャンと付いてゆけたと言うか、最後の最後までしっかり楽しんで観てゆけたとは思います。テンポや密度は、3時間近い大作としても急ぎすぎず緩すぎず適切だったのではないでしょーか。クライマックスでも、ミッションの成否にもその後のルーサーのメッセージにも、率直に十二分なる満足感を感じつつ観終われました。再度その意味では、3時間尺の作品ですが、どうせなら映画館でのご鑑賞を推奨したくなる…という作品かとは思われますね。是非。

全体としてはその様な感想であるトコロで、もう二点だけ申し上げるならば、アクションの質感とシリーズもの(の締め括り)としての意味合い、という点になりますかね。前者は、シリーズのここ数作の特色から変わらず、なるたけCGに頼らない(=トム・クルーズがひたすら頑張る)というコンセプトを含むモノであり、個人的には特にオーラスのプロペラ機のシーンは非常に好ましくハラハラと観れていました。他方、シリーズ過去作とリンクしてゆく様なシーンは、個人的にソコまで本シリーズへの思い入れが強くない+ゆーて30年近くやってるシリーズで単純に覚えてない(+そもそも前作までだってソコまでそ~んな感じだったっけ?)ということもあって、あくまで個人的には「ワリとどうでもいい」的な眺め方にはなっちゃってましたかね。なので、もしご覧になるならその辺をちょっとお浚いしてから観た方がより楽しめるって作品かな…とは思います(⇒7作観るのは正直シンドイですケド)。
Yuki2Invyさん [映画館(字幕)] 7点(2025-06-01 16:41:01)
👍 2
15.ネタバレ 数ヶ月前に公開日がニュースになってから、首を長くして待っていました。同時に、これを観てしまうとおそらくはイーサン・ハントの新たな雄姿を見ることは二度とないのだろうという、寂しさも抱えての鑑賞になりました。インディの最後の聖戦(スカルやダイヤルではない)や、007ノータイムトウダイを観るときと同じ気持ちですが、なんといっても、期間がとてつもなく長かったことから今回が最も感傷的になってしまいました。
結果、期待に違わぬ、これでもか!といわんばかりのアクション満載の3時間弱を堪能できました。
正直、ストーリーはそれほど語るべきことはありません。イーサンに、タイムリミットと何かしら目標となるアイテムを与えるだけのものでしかないです。それが今回のアンチウィルスであり、前作の鍵であり、その前の起爆装置であり、ラビットフットであり・・・。せっかく今回はサイバー空間に巣くうAIという最強の敵を用意したのだから、それを欺くような頭脳戦でもあるのか?とも期待しましたがそれとは逆で、最新技術を使ってしまうと太刀打ちが出来ないから、むしろ体一つで勝負だ!という方に全振りでした。
しかし、そういう物足りないものがあるとしても、心情的にこのシリーズの(おそらく)最終作から減点をするということは、私には恐れ多くて出来ません。
間違いなく、トム・クルーズのようなスターは、今後2度と現れないでしょう。その彼の全盛期と自分の人生が重なっていた幸運に感謝したいと思います。

(追記)いっそのこと、もう1時間映画を長くして、インターミッション入れてくれればよかったのに。トム・クルーズのファンには同世代も多いので、そろそろ3時間近くトイレを我慢してじっとしていることがミッション・インポッシブルになりつつあります。ちらほら途中退出している人がいましたよ。
Northwoodさん [映画館(字幕)] 10点(2025-05-22 00:43:05)
👍 1 😂 1
14.ネタバレ 本作を単体としてみた場合、M:Iにしてはさすがに話のスケールが大きすぎ、3時間近くの上映時間はやや長く感じられました。
しかしながら、イーサンの集大成、いや、勝手ながらトムの集大成ととらえていたこともあり、開始前のメッセージからエンドロールまでストライク世代としてはそれだけで感涙モノでやや緩めの採点です。
深海でわざわざ生身をさらし、複葉機の空中戦で車輪にしがみつき・・・還暦超えが理屈抜きでやりたい放題でツッコミどころ満載ですが、理屈抜きでヨカッタ! これが映画でこれが娯楽です!!
こじつけながらの初回作品とのつながりや、お約束の5秒後消滅、そして、群衆に消えていくラストシーンと、ただただ満足です。
キレイに終わった以上、シリーズはここで打ち止めにしていただくことを切に願います。
午の若丸さん [映画館(吹替)] 8点(2025-07-09 14:33:18)《新規》
👍 1
13.ネタバレ 後編の公開を待ってました。多くの人と同じで前作を見直して、いざ劇場へ。で、まあ面白かったし、アクションも前回より量増しましで、画面にくぎ付け…だけど、あえて言う。
本作でシリーズラスト?という事で、1作目から本作までのミッションは全て繋がっていた、みたいなノリで色々こじつけて回収するのは、ちと無理やり過ぎないか。そもそもがそんな壮大なバックグラウンドの世界感を持つ物語ではないでしょ。
極めつけは、1作目で飛ばされた可哀そうなおじさんが、本作ではキーマンとなり、実はすごい実力の持ち主でした…って、おいおい無理やりぶっこんできたな。
それから、本先の前後編を通して、倒すべき敵がどいつなのか、味方はどいつなのか、正直良く分からなかった。。。もし、最後の奴がラスボスだとすると、過去一しょぼい相手だったと言える。
また、イーサン個人のスーパーマン並みの活躍は認めるが、肉弾戦はもういい。。。スパイとして、頭脳労働で相手の裏をかく戦略や、それを実行するチームワークの妙で、ハラハラドキドキの心理戦とスマートな戦いが観たい。
私はやっぱり「スパイ大作戦」が観たい。
リニアさん [映画館(字幕)] 7点(2025-06-24 00:50:01)
👍 1
12.ネタバレ いやーもう最高でした。
イーサン・ハント役のトム・クルーズを
スクリーンで見られるだけで満足です。
そう感じられる自分にも満足ですw

過去作との繋がりも良かったし、
特にダンローとの再会は涙出ました。
直前に1作目を見返してて本当に良かったー

意外に賛否あるのにびっくりだけど、
それだけみなさん期待してたんでしょう。
細かいことツッコミ出したらキリがないし、
こういう映画はエンターテインメントとして、
鑑賞するのが一番ですね〜

あえて1点挙げるなら、
ガブリエルの最後が呆気なさすぎたのは、
ちょいと残念でしたw

続編がありそうな雰囲気だったけど、
イーサン・ハントやベンジーが
自分たちの後継者を見つけるストーリー、
もしくは伝説のIMFエージェントという設定などで、
世代交代していくのもありかと思います。

あと今回ラストシーンにイルサがいた!?
ルーサーももしかしたら生きてる!?
説もあるし、そんな期待を込めて次回作待ってます!
ゆにおさん [映画館(字幕)] 10点(2025-06-18 22:21:39)
👍 1
11.ネタバレ 正直ね。レコニングの1作目でもうついてけないと思ったんだけど、今作のファイナルレコニングは面白かった。
ミッション自体は複雑なんだけど、目的は単純。敵の大将を捕まえて毒薬USBを取り戻し、沈んだ潜水艦を見つけて元祖のコードを持ち帰る。わかりやすくて、純粋にアクションを楽しめた。このシリーズはそうでなくては。
まあ次から次へと危機の連続。
潜水艦の魚雷発射管から脱出するあたりは、助かるってわかってても手に汗握ってしまったぜ。
しかしね、今回の悪役ガブリエルは本人になかなかたどり着けないだけで、いざ対峙したら弱いのなんの。飛行機でのアクションも結局尾翼に激突して自爆って。ラスボスとしての魅力とか腹立たしさがあんまり感じられなくて、倒した時のスカッと具合も足りなかったのは残念。
いやしかしね。
イーサンに全世界の運命がかかってるって。
それはさすがに興ざめだわよ。
このシリーズってそもそもそんな大きな話じゃなかったじゃん。欲張りすぎだぜ、トム。
なんてことを考えながら鑑賞したものの、アクションには大満足。
ヒロインとしては、グレースよりもフランス人のパリスの方が魅力的だなあと思いつつ、そこに加点。
追記。
アメリカ大統領が自国が核を意図的に使用したことを疑われないように、各国の主要都市に加えて、アメリカ国内の大都市にも核を落とす決断を迫られるシーンが出てくるのだけど。
このシーンはどうしても「未知への飛行」と重なる。
結局イーサン頼みで核を使用する決断はできなかったのだが、「未知への飛行」でのニューヨークに核を落とす約束をクレムリンと交わすジェーン・フォンダの苦悩たるや、想像を絶するものがあった。
本作はそのドラマを描き切るタイプの映画ではないし、その苦悩を持て余した感が否めなかった。自国に(他国にもだけど)核を使用するかどうか考えるなんて、映画とはいえ、我々とハリウッドの核に対する感覚はかなり異なることを改めて感じた次第。
roadster316さん [映画館(吹替)] 8点(2025-06-01 22:53:39)
👍 1
10.前作から2年、長かったけど、復習してから鑑賞したので戸惑うことなく観ることができました。
過去作のキャラクターやキーワードが出てきて、ファイナルとして相応しいと思う。30年弱続いたシリーズが終わると思うと少し寂しいです。
あきぴー@武蔵国さん [映画館(字幕)] 7点(2025-06-01 22:19:52)
👍 1
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9.ネタバレ 前作で出てきた万能AIさん、今作は割とポンコツでかわいかったというか。
結局やることが核ミサイルでの人類絶滅なんですね。なんかこうひねりが無いなとは思いましたが、わかりやすい人類の脅威というのはやはり核に頼らざるを得ないのかと。殺人ウイルス等よりもわかりやすい凄みを持ってるからねぇ。
たったワンミスで首を切るエンティティはひでぇやつだなぁと思う反面、ガブリエルもエンティティの目的がわかったら裏切るのは間違いないんじゃないかなと思いました。
総じて舐めプばかりやってるから足元救われたガブリエルがアホっぽくて、どうしようもないやつでしたね。
まあシナリオは全般的にアホっぽくて「そんな無茶な」という事が多すぎるけど、やりたいアクションが先にあって、シナリオはアクションに付随するという製作方法なのでそこは致し方ないか。
海中アクションもやってることはすごいんだけど、個人的にはここはあんまりおもろなかったなぁという印象。結局素潜りで解決とか、イーサンあまりにも超人過ぎる。
でも飛行機アクションは良かったね。アクションとしてすげぇよかったなと思えたのはここでした。

アクションの連発あたりはまあ楽しく見れてたんだけど、前半の会話での長々とした説明パートがつまらなくて。意識がぼーっとし始めて、結局3作目に出てきたラビットフッドが何だったのか、聞いていたけど全然頭に入ってこなかったや。
かといって理解のためにもう一度見るかと言われれば、そこまでって感じでもなかったので、ネットで解説サイトでも漁りますかね。

過去にイーサンがやってきたことがエンティティ誕生につながったと強引な後付けが多かったのは「えー、今更そんなこと言われても・・・」って感じだったけど、過去作の意外なキャラも出てきて、過去作とのリンクがちょこちょこあったのは楽しかったか。途中見てない作品もあるにはあるので、過去作も見直そうかなと思わされた作品でした。
ファイナルとタイトルについているけど、まだまだ続く可能性もあるみたい(製作者がまだ続ける案があるとかなんとか言ってるらしい)。
エンティティもなんか手元にあるし、エンティティを使った続編が出るのか。それともエンティティは関係ない続編が出るのか。
まあトムクルーズもさすがに年が年だし、これで終作にしてしまっても良い気がしますが・・・
みーちゃんさん [映画館(字幕)] 7点(2025-05-26 10:12:12)
👍 1
8.ネタバレ トム・クルーズのイーサン・ハント最終作と言うことで気合を入れてIMAXで鑑賞。
冒頭いきなりトム君のコメントから入る。相変わらずサービス精神旺盛だ。
前作の続編という扱いにせず前作を見なくても話に入っていけるように、いきなり長いテープ再生から入った。
この辺りは苦肉の策だろう。その後もシリーズの集大成とばかりに過去作の引用が多いが、場面の引用であり別に過去作を見てストーリーを頭に入れておく必要はない。
「こんな場面あったなー、もう一度見たいなー」で充分な作り。この辺りはマーベルと違って親切設計だ。
全体を通して充分楽しめる力作であった。トム君、長い間お疲れさまでした。
が、エンディングが若干引き気味だったのがちょっと引っかかる。まだシリーズ継続に未練があるのかな?
本作で完結で良いと思う。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 8点(2025-05-25 11:32:11)
👍 1
7.ネタバレ <ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE>があまりにも良作すぎたので、期待大で観に行きましたが、結果は不満足でした。この内容なら、前作で完結しておくべきだったと個人的には思います。風呂敷広げすぎて、見辛くて仕方なかったです。薄ーいカルピスを大量に飲まされている感じ。
もう、映画冒頭から説明に次ぐ説明で、お腹いっぱい。導火線のオープニングは毎作高揚感あったのに、今回は拍子抜けだった、この辺りでちょっと嫌な予感はしていたんだけど…。
ルーサの扱いが雑すぎるのもモヤモヤするし、イルサの代わりのグレースは圧倒的に魅力が薄い。ヴィラン?のエンティティ(AI)も魅力に欠ける、というか引っ張りすぎて飽きてしまった。ラビットフットや、ブリッグスはジム・フェルプスの子供等々、後付け設定を出してくるのも好みではない。(ただ、ダンローは良かった)
全体的に画面も暗く、ストーリーも鬱鬱とする展開に、「果たしてこれはミッションインポッシブルを観ているのだろうか」とさえ思った。いやいや、一般的なアクション作品としてみれば十分面白いんですけど、ミッションインポッシブルとしてみれば、シリーズで一番面白くなかったです。ちなみに、前作はシリーズで一番好きでした。
はりねずみさん [映画館(字幕)] 5点(2025-05-24 20:16:45)
👍 1
6.ネタバレ トム・クルーズもそろそろいい歳だし、シリーズの大風呂敷をたたむにはちょうど頃合いの今作。但しお目当てはトムではなく前作で最凶の仇役として大暴れしたパリスことポム・クレメンティエフ姐さんがイーサンと組んでどれだけ活躍するか、だったのだけど、なんでもっと大暴れしてくれないかなーと不完全燃焼。
「お前を殺そうとした私をなぜ助ける?」で終わった前作ラストからこっち、優しくされることに慣れていないパリスがいちいち戸惑う様子がも~う初々しいったら!負傷したベンジーに手当の経験を聞かれて殺したことしか無いと答えるごもっともなやりとりもマル。例えるなら「鎌倉殿の13人」で山本千尋演じる女アサシン・トウのキャラに通じるギャップが彼女の魅力であり、だからこそ射撃も格闘も相当な腕前の彼女の活躍をもっと観たかった。いっそスピンオフでパリスを主役にした話をやれば絶対面白いのに。
スリ・グレースの今作の役回りは観客寄りの立ち位置で、たとえスリの特殊技能を持っていてもまともじゃ無いくせ者揃いのミッションチームの中では素人同然、短期間で格闘訓練は受けたのだろうけど、イルサやパリスには遠く及ばないところがご愛敬。ローグ・ネイションを思い出す拷問部屋で、イーサンと手下の格闘を映さずグレースの表情と物音・苦痛の悲鳴だけでどんだけ容赦ないんだと思わせる演出も楽しい。ラスボス・ガブリエル?いいんです、あんなの。
総括すれば以前登場した人物たちのその後がいろいろ判って「そーか、そーいうことだったのか」と答え合わせするのが今回のテーマだった最終作だった。大仕掛けと派手なアクションがあれば映画ってそこそこ観客を呼べるだろうけど、これからのトム・クルーズの挑戦とは優れた脚本とアクションに頼らない演技力でどれだけ客を呼べるか、かも知れない。
rinzouさん [映画館(字幕)] 8点(2025-05-24 01:33:49)
👍 1
5.宣伝で「集大成」と謳っているだけあって、壮大なストーリーとなっています。他レビューサイトではミッションが壮大すぎるとか、イーサンが超人過ぎるとか、ご都合主義が過ぎるとか、様々なレビューがありますが、こういうエンタテインメント映画では主人公はある種超人だし、多かれ少なかれご都合主義がないと映画は成り立たないものだし、シリーズが長く続くとストーリーが壮大になりがちなのはある意味当たり前なのであまり気にしない方がいいと思います。さて映画のレビューに戻ると、やはりトム・クルーズのアクションには目を見張るものがあります。危険なアクションでは当然命綱は付けていますが(後でCGで消す)、それでもなおノースタントであのアクションができるのは凄いの一言です。トムは62歳だそうですが、この歳でこれだけアクションができるのはトム・クルーズとジャッキー・チェンぐらいではないでしょうか。さらにシリーズでおなじみの「トムが全力疾走するイーサン走り」ですが、集大成だけあって旧作よりも回数が多いです。ファンは堪能できると思います。上映時間は170分と3時間近いですが、途中でダレることは全くありませんでした。
繰り返しになりますが、今作は「今までのシリーズの集大成」と言ってるようにもうこれ以上ストーリーは進められないような感じも受けますが、「これで終わり」とは言っていないのでジュラシック・バークシリーズのように新しいストーリーが復活する可能性もあります。そのときは原点に立ち返って、もう少しこじんまりしたミッションでもいいのではないでしょうか。その際はハイテクばりばりの秘密道具てんこ盛りなんてのも面白いんじゃないかと思いますね。
あと今回先行上映を見たわけですが、先行上映でもパンフレット販売してほしいなあ。5/23に日米同時公開ですが日本で先行上映できた条件がパンフレットは先行発売しないということだったりして。

[追記]エンドロールで○○Gripという職種が出ます。撮影や照明などの機材を担当したりする助手のことですが、昔は"Best Boy Grip"と言っていました。この映画ではBest Boyという表現は見ませんでした(見落としている可能性はありますが)。これもスチュワーデスをキャビンアテンダントと言い換えたりするようなジェンダーに留意した結果なんでしょうかね。
MASSさん [映画館(字幕)] 8点(2025-05-21 17:27:18)
👍 1
4.ネタバレ 最高に面白かった。
私、80年代のジャッキー・チェン映画が大好きなのです。本作のトム・クルーズ、イーサン・ハントは、私にはジャッキー・チェンの再来にしか見えなかった。深海130mで一人奮闘、緊縛感溢れるシリアスな場面から、ジャック・マイヨールもびっくりのパンイチというまさかのギャグ展開。
イーサンの飛行機ぶら下がりと言えば、またか、という感じだけど、今回は複葉機乗り移り、操縦士ぶん殴りの操縦席奪取、翼の間を行ったり来たりで、お約束のブラブラ鉄棒状態を挟みつつ、最後にまたしても翼正面激突のギャグ展開。

このコントのようなアクションは、もはやジャッキーか、イーサンか、他の誰も真似出来ない。ポリス・ストーリーか、五福星か。はたまた、無言でのドタバタアクションということでは、サイレント時代のチャップリンか、キートンか。それとも実写版のルパン三世 カリオストロの城と言うべきか。(そういえば、飛行機に乗ったガブリエルが途中から伯爵に見えてしようがなかった)

私の中では、本作によって、トム・クルーズは、ジャッキー・チェン以来のアクションの神、人間国宝認定となりました。だから、文句なしの10点満点。人間国宝認定なので、当然です。

ちなみに、今回の敵は世界滅亡を目論むAI。それが最後に0.1秒でドラゴンボールのギニューの最期みたいになっちゃう。それも最高に可笑しくて。兎に角、世界が滅亡するかどうかの瀬戸際なのに、イーサンのシリアスな表情(これも名人芸)からのギャグ展開が突き抜けていて、その殆んどがツボにハマって、観ている間、私はニヤニヤが止まらなかった。もうトンデモを超えていて、最上級のブラボーを送りたい、私の愛すべき映画になりました。
onomichiさん [映画館(字幕)] 10点(2025-05-19 22:28:09)
👍 1
3.ネタバレ まだ公開日の前なのに、先行上映とか言う奴が見れました。
前作でイルサが退場してしまい、期待半減していましたが、早く見たいのは変わらず。
170分の大作で、途中でトイレに逃亡の懸念を抱きましたが、なんとか通して見られました。

結論から言えば、それほどの傑作とは思えません。 いろいろ作りが甘いです。
前作でもありましたが、アクションの見せ方が変です。 敵との格闘を第三者の表情と
格闘する騒音だけ見せて次へとか、爆発まで10秒しかないからその間に逃げられるか
ハラハラするシーンは、爆発シーンが無くて、灰だらけで助かりましたの編集はガッカリ。
それから、このシリーズは以前はチームワークが見どころでしたが、最近はイーサンの
単独ミッションばかりになってきて、イマイチ盛り上がらないですよね。
やはり、4作目から6作目までのチームワーク戦が最高でした。
今回は、ネット上の怪物AIが、世界中の通信を押さえてしまったので、連絡手段が限定され
チームワークが減ってしまったという、ストーリー上の制約なんだろうけど・・やはり残念。
それでも、転がる(?)潜水艦の中で奮闘するシーンや、複葉機の上で戦うシーンとかは
トップクラスの大作娯楽映画ならではの贅沢な絵がフンダンに見られます。逆に言えば
そこにお金掛け過ぎて、他のシーンを安くせざるを得なかったのかと思える程でした。

今回は続編なので前回と同じ悪役とヒロインですが、やはり存在感が薄いです。せめて
ホワイトウィドウの出番でもあれば華やかになったんじゃないのかなあ。
今回はシリーズの集大成としての作品と言う事で、他の作品の話や過去の登場人物の話や
映像が盛り込まれるだけでなく、30年前の1作目のサブキャラさんがまさかの復帰の上
チームに加わるというサービス精神。 更に、1作目の悪役だった上司の息子との
和解のシーンなど、キトリッジだけではない原点回帰の構造になってました。
これらは1作目を見てなかった人が居たら???になりそうだけど、そんなのはごく少数なのかも。

といういろいろ詰め込んだ170分。突っ込みどころはありますが、ツマラナイ映画ではないです。
もっと面白く出来たのではないかと、贅沢な要望を書いてしまいましたが、基本このシリーズは
大好物なのは変わりません。 トムクルーズはまだまだ現役続投可能でしょう。
できれば、4作目から6作目のあのチームワークの闘いをもう一度見せて欲しいと期待しています。
グルコサミンSさん [映画館(吹替)] 7点(2025-05-19 17:24:52)
👍 1
2.ネタバレ 今流行りのAIにちなんで、ファイナルレコニングの捉え方としてChatGPTにて検索
Q:Mission: Impossible – The Final ReckoningのThe Final Reckoningとはどういう意味か?

A:「Mission: Impossible – The Final Reckoning(ミッション:インポッシブル/ザ・ファイナル・レコニング)」の
タイトルにある "The Final Reckoning" というフレーズは、英語として以下のような意味やニュアンスがあります。

"The Final Reckoning" の意味
直訳すると:「最終的な清算」や「最後の審判」

比喩的な意味:
「過去の行いに対する最終的な報い」
「最後の対決」
「運命の結末を迎える時」
「逃れられない決着の時」

映画タイトルとしての意味合い
『Mission: Impossible』シリーズにおいて「The Final Reckoning」というタイトルが使われている場合
次のような象徴的な意味を持っていると考えられます:
・主人公イーサン・ハントの物語の最終章
・長年にわたり戦ってきた敵や影に決着をつける
・個人的・職業的な過去との決別
・世界の命運を賭けた“最終ミッション”
・通常以上にスケールが大きく、全人類や未来を左右するような任務
・「正義 vs 悪」の最終対決
・正義を守るための最後の闘い
・道徳的・哲学的な葛藤の決着点

日本語にするなら?
『最後の審判』
『運命の決着』
『最終決戦』
『最終清算』
などが自然なローカライズになるでしょう。

・・・で、先行上映を見てきた総括として大体そんなん。
辛口に言えばダイジェスト感がマシマシだったけど、個人的にはルーサーの退場とか
ダンローの生存確認とか(久しぶりやなぁ!あんたまだ生きとったんかい!!あのナイフまで持ってるなんて粋やなぁ♪)
まぁ終始脚本が迷走してた感はあったけど上手くまとめた感じかな・・・途中アビス入ってた⁉
それにしてもファーストのファンとしてはダンローの意外な活躍は感慨一入。恨みには思っていない寧ろ感謝しているみたいな
今を生きる時代の人に向けた本当の幸せとはなんなのか?みたいな部分での印象が物凄く心に残った
個人的にはあのシーンがこの作品で一番刺さる部分でありラストのメンバー全員がそれぞれの方向(未来)へ散っていく後ろ姿
これを観るだけでも169分の長きにわたる作品でお尻が痛くなった頃合いに救われた感があり良い映画だとつくづく実感した
あっ!そうそう、先行上映ではまだパンフレット売ってないので注意してね。もう1回行かなきゃな。。。

ではまた次の作品でお会いしましょう♪トム君、郷ひろみみたいに古希まで現役で頑張ってね(^_-)-☆
sting★IGGYさん [映画館(吹替)] 7点(2025-05-18 08:47:05)
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1.ネタバレ ちょっぴりプレミア感がありそうな先行上映を見てきました
トムさんのご挨拶から始まって、「やっぱりこの人は映画を作って人を楽しませるのが好きなんだなぁ」と
感慨ひとしおになったのですが、これだけでその心意気が嬉しく感じました

さて、トム・クルーズはまたまた世界を救っちゃったのですが

シリーズの今までの総決算とか言われている割に
車でのスタントが少なく、バイクでのチェイスシーンは皆無で
「ああ、レベッカ・ファーガソンが居てくれたらあんなシーンやこんなシーンで魅せてくれただろうな」
なんて、その点は残念でした

でも、陸海空のアクションてんこ盛りで、お腹いっぱいです
(陸のアクションはビックベンのシーンということで、ひとつ)

全体的に緊迫感が連続するシーンが多く
息詰まる展開に窒息して救急搬送される観客がいないかどうか心配で、気が気じゃなかった、
・・・というのは言い過ぎですが、
今回のイーサンは今までになくシリアスで、いっぱいいっぱいな一面を見せる事がありました
(ボクのイーサン・ハント像は「ヨユーかまして難局を乗り切る軽妙さを持ち合わせるキャラ」でしたので特にそう思ったのかもしれません)

「エンティティの作り出した世界」というのは看過し得ない!
それにメンバーを失って余裕どころじゃないのだ!
ということだったのでしょう

ネタバレしたくないので明言しませんが
ボクの好きな◯ー◯ー・◯◯◯◯◯がファイナルだったとは心外でした
ギャラの問題だったのかな?
ぐりこさん [映画館(吹替)] 8点(2025-05-17 22:51:54)
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【点数情報】

Review人数 34人
平均点数 7.29点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5411.76%
6514.71%
71029.41%
81029.41%
925.88%
1038.82%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.20点 Review5人
2 ストーリー評価 7.75点 Review8人
3 鑑賞後の後味 7.55点 Review9人
4 音楽評価 7.50点 Review6人
5 感泣評価 6.50点 Review6人

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