映画『去年マリエンバートで』の口コミ・レビュー(2ページ目)
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去年マリエンバートでの口コミ・レビュー
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(レビュー・口コミ)
去年マリエンバートで
[キョネンマリエンバートデ]
Last Year at Marienbad
(L'Année dernière à Marienbad)
1961年
【
仏
・
伊
】
上映時間:94分
平均点:6.96 /
10
点
(Review 25人)
(点数分布表示)
(
ドラマ
・
モノクロ映画
)
新規登録(不明)【
シネマレビュー管理人
】さん
タイトル情報更新(2009-03-16)【
S&S
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監督
アラン・レネ
助監督
フォルカー・シュレンドルフ
キャスト
デルフィーヌ・セイリグ
(女優)
女
サッシャ・ピトエフ
(男優)
脚本
アラン・レネ
アラン・ロブ=グリエ
音楽
フランシス・セイリグ
撮影
サッシャ・ヴィエルニー
配給
東宝東和
フランス映画社
美術
ジャック・ソルニエ
衣装
ココ・シャネル
ベルナール・エヴァン
編集
アンリ・コルピ
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5.まるでガマン大会のごとき2時間でした。えー、女のひとのイヤリングがきれいだったです。あとお庭も白いお部屋もきれいだったです。私ゃ小学2年生か。
【
tottoko
】
さん
[CS・衛星(字幕)]
3点
(2012-06-24 12:20:40)
🔄 処理中...
4.開始早々、五分で深い眠りへと誘ってくれる睡眠薬のような映画。
絵画的、幻想的、抽象的、前衛的、幾何学的、無機質、怠惰、ミステリアス、サスペンス・・・。
男と女の心理ドラマを卓抜な演出で描いており、まるで難解なパズルを解いているよう。
過去と現在の時系列さえバラバラという手の込みようだが、服と背景で判別できるように、
取っ掛かりはちゃんと用意されてます。知恵を絞っても、真相は霧の向こうにあるがごとく。
脳みそを嫌というほど刺激してくれる作品だが、睡眠をたっぷり取ってからの鑑賞は必須。
【
MAHITO
】
さん
[ビデオ(字幕)]
8点
(2012-08-05 01:49:02)
🔄 処理中...
3.一番楽な解釈は「記憶とはこうあやふやなものです」なんだけど。去年のことか今年のことか分からなくなる迷宮としての庭園と建物。ラストで逃げようとする二人が今年なのか(去年だったらこうして今年出会う必要がない)、それならそれを回想している話者は、いつの時間に所属しているのか。手すりから落ちた男、夫に撃たれた妻は誰の想像なのか、などありまして、結論のない推理小説なのだ、と割り切ってしまえれば、一番いいのだが。引き出しから写真が出てきて…なんてあたり、ゾクッとする瞬間は多々あります。ゆったりとした移動の美しさは、間違いなく実感。フランス語ってのは、こういう元気のない映画にはピッタリですなあ。
【
なんのかんの
】
さん
[映画館(字幕)]
7点
(2013-06-13 10:01:16)
🔄 処理中...
2.
ネタバレ
人の記憶の曖昧さ、存在の不確かさを表現した前衛作品である。幾何学的図案の庭園、大型の鏡、動と静、雑踏と静寂、移動するカメラ、繰り返される映像と語り、噛みあわない記憶と会話、男女彫像の解釈の違い、女の写真の説明の違い、物語が本編と入れ子になっている劇中劇、ゲームに勝ち続ける男、挿入される射撃練習の場面、挿入される女が死ぬ場面、不穏な音を奏でるオルガン、そのどれもが不安を駆りたてる、それでいて不快さはない。物語の意味は不明でも、静謐で硬質な映像美は心の深層に滲み込む。傑作だ。
壁、扉、廊下が続き、幾何学的庭園を持つホテルは、記憶が迷宮であることの象徴。
たびたび服装が変わることで現在と過去が交差していることが示される。
男女彫像の背後の風景に泉水であったりなかったすることで、男女の記憶に大きな相違があることが示される。
夫が男にゲームに勝ち続けるのは、夫が女(妻)の支配者であることの象徴。
一年前の場面で「一年目に会った」という会話があるように見える。時間がループしているのか?
女が射殺される場面は、不安が嵩じた女の悲観的幻覚。
男は女に記憶を思い出させようとするが、二人が結ばれた場面になると、男の記憶も曖昧になっていく。強姦か同意か?しかしそのことが重要でなくなるほど事態は緊迫している。
女の着る羽毛の服は、現実から飛翔したいという願望の象徴。
男が乗った石の欄干が崩れる場面は、女が過去を思い出した瞬間。幾何学の迷宮の一角が崩れた。女が落して割ったコップの欠片を給仕が拾う場面は、過去を拾い集めることの象徴。過去を思い出したことで、女は男を受け入れ、駈け落ちを決意する。夫には妻がいなくなる予感がある。女は、夫が駈け落ちを阻止するだけの時間的猶予を与える。二人が去ってから夫が現れる。夫は何を思うのか?二人はどうなるのか?ループから抜け出せるのか?すべては死者の世界の物語なのか?すべて不明、明確な答えのないまま映画は終る。まるでだまし絵のように、現実の世界が虚構の世界に、虚構の世界が現実の世界につながる。重畳たる虚構により現実が創造される稀有な作品。その構成と技法は芸術の域に達している。
合理的な解釈すれば、「因習に満ちた社交界と愛のない家庭生活に倦んだ女性が、不安を抱えながらも、愛を見つけて、自らの殻を破って新しい世界に飛び出していく」のを表象的に描いた作品となるだろう。
【
よしのぶ
】
さん
[ビデオ(字幕)]
9点
(2014-08-17 01:49:36)
🔄 処理中...
1.この作品を見てると、何となくムンクの絵画を想い出しちゃったりします。例えばあの、「生命のダンス」の、生命感の無さ(笑)。
映画にしては人物の動きが乏しく(まるで調度の一つとして存在するような)、しかしカメラはその壮麗ながらも空虚な雰囲気の中を、緩やかに動き続けたりして、どこまでも、落ち着かない感覚。噛み合わない視線。
話によれば、一応は整合性みたいなものを内在しているらしく、謎解きをすれば出来なくは無い、というコトなのかも知れないけれど、私のような不真面目な人間には手に余るので、分析してみようなんて気は全く起こりません。例えば、セリーがいくら厳格なルールに基づく作曲技法であったとしても、それが聴き取れないのでは、如何ともし難いワケで・・・。
菊地秀行さんが著書(「怪奇映画ぎゃらりい」)の中で、怪奇映画ベスト100の一本としてこの作品を挙げてたような記憶が何となくあるのですが、確かにこの作品、そういう楽しみ方が一番楽しめるような気がします。
【
鱗歌
】
さん
[インターネット(字幕)]
7点
(2022-01-30 10:07:54)
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【点数情報】
Review人数
25人
平均点数
6.96点
0
1
4.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
2
8.00%
4
2
8.00%
5
3
12.00%
6
2
8.00%
7
2
8.00%
8
3
12.00%
9
5
20.00%
10
5
20.00%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
Review0人
2
ストーリー評価
Review0人
3
鑑賞後の後味
Review0人
4
音楽評価
10.00点
Review1人
5
感泣評価
Review0人
【アカデミー賞 情報】
1962年 35回
脚本賞
アラン・ロブ=グリエ
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