映画『ふたり(1991)』の口コミ・レビュー

ふたり(1991)

[フタリ]
Chizuko's Younger Sister
(Us Two (Hong Kong: English title))
1991年上映時間:150分
平均点:6.91 / 10(Review 47人) (点数分布表示)
公開開始日(1991-05-11)
ドラマファンタジー青春もの小説の映画化TVの映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-07-26)【イニシャルK】さん
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監督大林宣彦
助監督隅田靖(監督助手)
キャスト石田ひかり(女優)北尾実加
中嶋朋子(女優)北尾千津子
富司純子(女優)北尾治子
岸部一徳(男優)北尾雄一
米澤史織(女優)北尾実加(少女時代)
尾美としのり(男優)神永哲也
島崎和歌子(女優)中西敬子
柴山智加(女優)長谷部真子
竹中直人(男優)医師
中江有里(女優)前野万里子
頭師佳孝(男優)白いスーツの男
奈美悦子(女優)担任の先生
ベンガル(男優)真子の父
入江若葉(女優)真子の母
林泰文(男優)坊さん
奥村公延(男優)古文の先生
大前均(男優)ダンプの運転手
吉行和子(女優)万里子の母
藤田弓子(女優)婦人
増田恵子(女優)内田祐子
隅田靖(男優)板さん
薩谷和夫(男優)おじいちゃん
原作赤川次郎「ふたり」
脚本桂千穂
音楽久石譲
作詞大林宣彦「草の想い」
作曲久石譲「草の想い」
主題歌大林宣彦大林宣彦&FRIENDS「草の想い」
久石譲大林宣彦&FRIENDS「草の想い」
挿入曲石田ひかり「草の想い」
中嶋朋子「草の想い」
島崎和歌子「草の想い」
撮影長野重一
池内義浩(撮影助手)
製作大林恭子
NHKエンタープライズ
プロデューサー大林恭子
制作大林千茱萸(制作デスク)
配給松竹
美術薩谷和夫
編集大林宣彦
録音東京テレビセンター(光学録音)
林昌平(音響デザイン)
照明石田健司(照明助手)
その他IMAGICA(現像所)
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💬口コミ一覧

47. 「雰囲気名画」と呼びたい。ストーリーの弱点、不適切な特撮等、細かい批判を始めたらきりがない。しかし、本当に姉妹のように見える主役二人の雰囲気、尾道の風景(セットかも知れないけど、美加がくぐる電信柱の横が好き)、主題歌、そしてなんとも余韻を残すラスト、本当に自分にとって心地のよい映画。
 主役の二人、さほどまで注意した時期もないけれどこの映画では本当に可愛かった。
特に、中島さん、一番の絶頂では?

本当に久しぶりに見て。
中嶋朋子さんがとてもいい。あまり共感を得られそうにもないけれど、一人の女優さんの人生で一番魅力的な瞬間を切り取って映像に残すことにできたら、もうそれで、映画としての存在価値があるんじゃないだろうかと思う。
rhforeverさん [DVD(邦画)] 10点(2010-08-14 09:59:01)
46.ネタバレ 結局、誰も幸せになれない。 誰も救われない。 でも、何故か優しい気持ちにさせてくれる。 辛いとき、悲しいとき、この映画を観ると立ち直れる。 なんて厳しくも優しい映画なんだろう。 この作品に出会えて本当に良かった。
KAZYさん [DVD(邦画)] 10点(2009-02-15 01:43:46)
👍 1
45.いつまでも心に残り続ける個人的な名作。
全体を覆う雰囲気と日本の風景、制服、黒く長い髪、鏡、姉妹、
それらキーワードがこの映画の素敵過ぎる雰囲気を出している。
切なくて痛くてどうしようもなくなる。
05さん [DVD(字幕)] 10点(2007-03-18 01:07:55)
👍 1
44.元気ですか──!?プロレスで言う所の「8・8藤波vs猪木フルタイム」ん~なんだろう?見終わってから、心に残り引きずり続けた最長記録保持映画なんだよな~?なんでだろ?その答えを探しに行きましたよ~現地「尾道」へ!行ったら行ったで?さらに余計に心に深く芯まで到達してしまった…邦画で一番大好きな映画です!少女をキレイに描き過ぎているのも分かってる!さむいシーンも度々あるのも分かってる!批判を言い出したらキリがないのも分かってる!だけど…無条件に映画の中に入り込み、自らまんまと騙されたい気分ってあるやん?この映画にある情景がどれも愛おしくてたまらない!誰がなんて言おうと!10点満点!テーマ曲「草の想い」も10点満点!男ならこの気持ち分かるよね?ね?
アン㌧㌧さん [ビデオ(邦画)] 10点(2007-01-23 05:23:54)
43.ネタバレ えっ?何だかえらい点数低くないですか?私はこの映画、かなり好きです。私の住んでる所では僅か二週間ぐらいしか公開しなかったけど映画館で三回見てるぐらい大好きです。大林宣彦監督の新尾道三部作の最初の作品ですけど、後の「あした」も良いけど、この映画の方が私は好きです。「私の中では「さびしんぼう」と同じぐらい大好きです。この映画もいかにも大林宣彦監督らしい演出、温かい眼で見守るそんな内容の良い作品だと思います。雨のシーン、石田ひかり演じる妹と中島朋子演じる姉の美しい姉妹の絆と愛に心打たれます。交通事故によって死んでしまう姉が亡くなる寸前に妹に言った台詞、ふたりの別れのシーン、最初の別れと本当の意味での最後の別れのシーン、鏡に消えて行く姉のシーン、泣けて仕方がないです。そして、私もこの映画の中で使われている「草の想い」という曲大好きです。確かこの映画最初に映画館で観たその日にCD買った記憶があります。中島朋子と大林宣彦監督の2人が歌ってる「草の想い」大好きです。
青観さん [映画館(邦画)] 10点(2005-06-09 22:38:36)
👍 2
42.中島さんと、岸部さん、石田さん、そして、あの曲、草原の?、耳に残りますね、ピノキオのあの曲に匹敵する、素晴らしい曲ですね。ブルーバックが、おかしい、と言う書き込みもありましたが、きっとこの当時の技術が、この位なのかなと、思えると、納得できるかな。でも、こんなに坂の多い町にはちょっと、すみたくないかも、景色はとても素晴らしい、町ですが。自分が住んでる町は、海まで、3-5分、でも、景色って、意識せずに、暮らしちゃいますもんえ、映画って、本当に素晴らしいです。大林監督、なごり雪の方が、良かったような気もします。この作品さわやかに感動いたしました。
yasutoさん 10点(2004-04-26 00:09:49)
41.自分が高評価を与えたくなってしまう①喜怒哀楽のバランス②日本の美しい風景・日本らしさ③音楽が良いの3要素を、全て高いレベルで満たしていてくれているという点で、邦画TOPクラスの評価を与えたいです。この素晴らしい作品の中では、手抜きCGなんかは全く気にならないほど小さなことです。中嶋朋子は、これが一番のはまり役じゃないかというくらいいい演技してます。また、石田ひかりも、後半になるにつれて成長していく主人公に合わせるがごとく、どんどん演技が良くなっていきます。「お姉ちゃんなんか、どっか行っちゃえ!」は、心にグサリと突き刺さりました。この作品を観る度に、やっぱ兄弟・姉妹っていいなぁと思えてきます。最後に、皆様書かれていますが、「草の想い」は映画史上に残る名曲です!
なおてぃーさん [ビデオ(字幕)] 10点(2004-02-03 19:36:19)
40.大林映画の中で、最も琴線にふれた映画として、燦然と輝いています。ドジ役の石田ひかりと、この役が1番キレイだと思っている中嶋朋子。そして、独特の存在感のある岸辺一徳のバランスが好きです。さらに久石譲の瑞々しい音楽!この音楽って、今でもいろんな番組で、BGMとして流れていますが、その度にピクッと反応してしまいます。私のまわりにも「ふうーーん、ま、いいんじゃないの」と感想を漏らす方もいますが、感性の違いとして、それはそれでいいと思っています。が、私にとっては「最上級の邦画」とまで思っています。
モヨさん 10点(2003-09-21 23:41:24)
39.表現方法としての「映画」という手法の素晴らしさを、しみじみと味わえました。
素晴らしかったです。今さら、の感想で恐縮ですが。
こねさん [DVD(邦画)] 9点(2012-05-29 22:19:35)
38.ネタバレ 大好きな映画です。この作品はきっと、兄弟姉妹の有無、長女か次女かで感じ方も変わってくると思います。石田ひかりのけだるい雰囲気がこの映画のカラーを作っていますね。エンディングのおじさま二人のハーモニーもいい感じで涙を誘います。公開時に観て、エンディングでついにこらえきれず涙でグシャグシャになった記憶があります。公開時には、やっぱり実加や千津子、真子中心に観ていましたが、十数年たってDVDで再度観て、また涙なのは同じ。でも、十数年の年月を経て、私も大人になり社会人になっていろんな経験をして、岸部一徳、富司純子、増田恵子の大人の皆様方の関係にも興味津々。富司のおかあさんてすごいなあ。あんなに優しくしかもバシッと増田恵子を追っ払っちゃった。映画は変わらないけれども、鑑賞者の方が年を経ると感じ方も変わるみたいですね。舞台が尾道のせいか、今観てもちっとも古さを感じない映画です。蛇足ですが、一度でいいからああいうスタジアムみたいなところで、飲み物を持ってぶらぶら歩きながら第9を聴いてみたです。
ひよりんさん [DVD(邦画)] 9点(2006-05-12 21:27:52)
👍 1
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37.長男長女にとっては、たまらない映画。幼いなりに、一生懸命弟や妹を守ろうとした経験のある人ならば、中嶋朋子が演じている姉の姿に共感してしまうに違いない。私(長男・弟ひとり)は公開当時、交際していた彼女(三姉妹の長女)と観に行って、二人そろってぼろぼろ泣いた。
ジョーボブさん 9点(2003-03-08 13:58:18)
36.大林自ら「新・尾道三部作」と称した第1作目の映画ですが、今までの「尾道三部作」にあった思春期の恋しい気持ちとはまったく異なる映像にはっとさせられました。映画のための原作は二度と作らないといった赤川次郎を映画に呼び出しただけの効果はあったかな。赤川次郎の書く残酷さを大林のタッチで実に巧く捉えてます。役者の中では主役の石田ひかりと中島朋子以上に中江由里、島崎和歌子などの脇役が実にいい演技をしてるんだ、特に岸辺一徳の淡々とした演技と嗚咽する瞬間のギャップの激しさが演出としては見事でした。でも大林のブルーバックの使い方のおかしな所は相変わらずですなぁ。
奥州亭三景さん 9点(2001-11-15 20:29:15)
35.ネタバレ つらくて、悲しくて、暗い、でもなぜか好き。そんな作品です。10年ぶりくらいに見てみたら、やっぱり同じ思いを感じました。でも今見てみると、実加の母役の富司純子がいつも和服を着ていて、しおらしく立ち居振る舞っていたり、実加の親友の真子が、老舗旅館の娘とはいえ、普段着でも和服を着ているのが時代錯誤に見えました。日本情緒を出すための演出だったのか、当時の尾道では普通のことだったのか。私は石田ひかりよりずっと年上ですが、私の母親世代でもあの母親みたいな人はいませんでした。(原作はわかりませんが)実加の家は普通のサラリーマン家庭という設定で、歌舞伎役者の家ではないのだから、富司純子の演技が浮いて見えました。今回見直してみて、実加に意地悪をする演劇部員が島崎和歌子だったことに気づき、彼女にもこんな若い頃が...と感じました。みなさんと同じように「草の想い」という曲が大好きです。映画を見終わる頃にはすっかり耳になじんだメロディですが、最後に久石譲さんと大林監督のデュエットバージョンが流れると、その悲しい歌い方にあらためて強いショックを受けました。若くして不慮の死をとげた千津子の無念さが乗り移ったような悲しさに、胸がはりさける思いがしました。このデュエットバージョンが嫌いという人もいるようですが、私はこのバージョンが一番好きです。でもつらすぎて、何度も聞くことはできません。
チョコレクターさん 8点(2004-04-28 23:26:40)
👍 1
34.60年代生まれのおっさんには、岸部一徳のお父さんと「草の想い」という曲が深く印象に残ってます。尺が長いのに抑揚が少ない割には冗長さを感じさせない構成も見事。「死者の世界の住人と現世の人間の交流」を描かせたら相変わらずだなと感心しました。
柿木坂 護さん 8点(2003-10-08 22:51:27)
33.石田ひかりと中島朋子の囁くような話し方が映画全体にやさしさを出していました。ホント「草の想い」は良い歌ですね。
チューンさん 8点(2003-09-18 10:23:38)
32.映画の中の尾道は良いところです。でも、本当の尾道はもっといいところです。
yoshiさん 8点(2002-05-29 00:01:19)
31.尾道は、なんかいい所です。この作品もなぜかいいのですやっぱり日本人なんですね。
ミスタープリンセスさん 8点(2002-03-16 02:34:42)
30.大林作品では,これかなって思います。妙に幻想的だったり,逆に現実的すぎて悲劇性を強調するわけでもなく,淡々と,しかも詩情を込めて作り上げた感じが○です。偶然この2年後,尾道を訪れる機会がありましたが,当たり前とは言え,映像通りの印象を与えてくれたことが妙に嬉しく感じられました。
koshiさん 8点(2001-12-05 14:20:12)
29.ネタバレ この大林作品は、初々しい女性を描く一方、死の世界も描いている。いつからだろうか、大林監督に死の匂いがついてまわったのは・・。自分の鑑賞歴の中では「異人たちとの夏」頃からか・・。ジブリでおなじみの久石譲さんの心地よい音楽の中に身を浸していると、ジブリにはない死の世界が垣間見られるので、観てる方はドキッとして、とまどってしまう。しかし大林さんの映像は、死者の世界によく合ってますね。冒頭の第九の演奏シーンの映像は、この映画のモチーフにピッタシあってて、今思うと、統一された世界なんだなぁと大林さんに感服します。
トントさん [ビデオ(邦画)] 7点(2016-12-11 20:22:00)
28.ネタバレ オバケをスンナリ受け入れて、日常の中に組み込んじゃっている何気ない会話のトーンがいい。比較される高い基準であった姉だけど、見守ってくれると心強い。差を見るより加算していこうという人生の見方。「あたしは終わったことばっかりだけど、あんたは始まることばっかり」。家族が一人一人減っていって、最後は一人で斜面を上がっていくの。でもそれが正しいことだと納得させられる。よく雨が降るんだけど、幽霊の舞台装置じゃなく、かえって慈雨と言うか成長を促す恵みの雨なんだ。あとは赤のイメージか。赤い花、赤い糸。ストーリーの構えがハッキリしすぎちゃって道筋がわかってるぶん、ちょっとダラダラした印象があるんだけど、徐々に姉の影が薄れていくそのダウンビートに身をゆだねるのが観客の義務か。タイガースとピンクレディと緋牡丹お竜との長回し。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2013-08-08 09:02:38)
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 47人
平均点数 6.91点
000.00%
112.13%
200.00%
324.26%
436.38%
5510.64%
6919.15%
7919.15%
8612.77%
948.51%
10817.02%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review3人
2 ストーリー評価 6.87点 Review8人
3 鑑賞後の後味 7.80点 Review10人
4 音楽評価 9.22点 Review9人
5 感泣評価 7.10点 Review10人

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