映画『[Focus]/フォーカス(1996)』の口コミ・レビュー

[Focus]/フォーカス(1996)

[フォーカス]
1996年上映時間:73分
平均点:7.47 / 10(Review 47人) (点数分布表示)
サスペンス犯罪もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2015-02-09)【M・R・サイケデリコン】さん
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監督井坂聡
キャスト浅野忠信(男優)金村
白井晃(男優)岩井
海野けい子(女優)
さのてつろうカメラマン
脚本新和男
撮影さのてつろう
製作原正人
黒井和男
美術丸尾知行
編集井坂聡
照明さのてつろう
あらすじ
金村(浅野忠信)は盗聴好きの青年である。しかし、ひょんなことから、胡散臭いインタビュアーからインタビューを受けることになる。最初は淡々とインタビューに応じる金村。しかしながら、途中から彼に異変が起き、一大事件へと発展していく・・・一人称的カメラが捉えたその映像は、観る者をそこで起きる事件に巻き込むだけの臨場感を生み出している。浅野忠信が、その天才ぶりを存分に発揮した傑作中の傑作!そのスピーディな展開に飲み込まれること間違いなし!
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💬口コミ一覧

47.ネタバレ 浅野の演技が天才的!動作、表情、雰囲気、目線、感情どれをとっても素晴らしい。後半クライマックスの入りの演技、見てて笑っちゃうくらいリアルな演技だった。そんな有名な作品じゃないけれど浅野忠信の代表作といっていい作品だと思う。ストーリーもリアルで緊迫感のあるものだった。それにしてもいつまでも冷静なカメラマンが怖かった。
bunodataさん 10点(2003-10-12 01:58:39)
👍 1
46.ドキュメント方式のとり方なんですが、そんなことはどうでもいい。とにかく「映画」のなかで異質で、そして抜きん出ている。この「映画」、浅野忠信が全てだったと思う。ずっと彼にくぎ付けだった。
ヲヲノさん 10点(2002-10-04 01:35:22)
45.ネタバレ 「クルマ」が引き金になるのですね。部屋は見せられないが、むしろ取材して欲しかったんでしょう、彼の自慢のシルビア。さんざん、いい調子のレポーターに火薬詰め込みまくられたところで、宝物、足蹴にされたら発砲しますね。その後の取り乱す姿にピークを迎える浅野忠信は、そこに至るまで蓄積されていた分が解き放たれ、確かにすごかった。それに加えて、荒削りでかつ繊細なこの話を紡ぎ出した、当時若い脚本家であった新和男氏に+2点献上したい。
なたねさん [DVD(邦画)] 9点(2010-04-11 08:35:19)
👍 1
44.ひさしぶりに画面に釘づけだった!
ホットチョコレートさん [DVD(邦画)] 9点(2009-09-27 10:20:53)
43.ネタバレ 当時、注目していた浅野忠信が出ているということで、予備知識もなく
映画館に観に行きました。
イメージしていた役柄と違い、そのギャップに驚いたのと
なおかつあまりのおたくっぷりに、途中、浅野忠信ではなく素人が演じていると
思えるくらい、まるでドキュメンタリーを見ているような錯覚を覚えました。

内容的にも最初のスローな展開から、中盤・後半にかけてどんどんスピード感・
緊迫感が増してきて、衝撃的なラストで完全にこの映画に引き込まれました。


N.Y.L.Lさん [映画館(邦画)] 9点(2008-08-08 23:41:29)
42.アイディアと演技力の勝利。こういう映画大好きです。
Balrogさん [DVD(字幕)] 9点(2008-07-03 18:40:37)
41.ネタバレ 浅野忠信出演作の中でも、観たかった映画ベスト5に入る作品だった。
ようやく今回、観る機会を持てた。

かなりマニアックな映画で、好みは間違いなく分かれるであろう作品。

ただ、73分という短めな上映時間の中で、無駄なシーンがほとんどなく、息つく間もなく、次々にシーンが進んでいく様は、観ている者を釘付けにすること間違いなしだ。

浅野忠信がオタクに扮し、切れているところはスゴイの一言であるが、一部、
「それは、ちょっとオタクのしゃべりじゃないだろ?」
と、個人的にはツッコミたい部分もあった。
ただ、それはほんの一部分でしかないし、後半、物静かなオタクから豹変し、全くキャラが変わってしまう辺りの演技は、「さすが浅野忠信」って感じだった。

あと、ディレクターの様な人から、しつこく質問を受けて、狼狽したり、困惑したり、怒ってみたり・・・と、この辺りの一見すると見過ごしてしまう様な、「絶妙かつ細かい演技」は、浅野忠信にしか出来ない、計算し尽されたレベルの高さを感じた。

しかし、「主人公の死で決着をつける典型的な映画」であるので、そういった映画が大嫌いな私にとっては、不向きな映画でもあった。
決して、他人に自信を持って推薦できる類いの映画ではないが、それとは逆に、「一度は観て欲しい邦画の異色作。」としてオススメしたい。

何より、浅野忠信の凄さが凝縮されている日本映画である。
にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 9点(2007-08-30 23:50:18)
👍 1
40.演技力に脱帽。素直に凄いと思いました。「青春デンデケ」みたあとだけに余計おもろかった。
しゃぶさん 9点(2003-06-01 11:19:35)
39.浅野は俺だ。異質で浅野がはまってます。当たり♪
はいねさん 9点(2003-04-23 02:20:20)
38.フィクションだと分かって観ていても、観ているうちにノンフィクションを観ている気になってしまう。個人的には浅野忠信の作品で一番。すごい役者だと思わざるを得ない。
DoubleBondさん 9点(2001-11-29 23:29:24)
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37.知る限りトップクラスに低予算の映画ですが、脚本と演技力さえあればいくらもで面白くなると実感しました。
Donatelloさん [DVD(邦画)] 8点(2017-07-20 16:54:32)
36.TVカメラが潜在的にもつ被写体に対する支配力・強制力をここまで分かりやすく描いた映画はないと思う。演技に対して集中力と瞬発力の求められる長回しのショットが多く、俳優の浅野忠信と白井晃は本物だなと思いました
よいしょさん [DVD(邦画)] 8点(2013-09-07 20:01:02)
35.浅野忠信って生理的に好きじゃなかったけれど、たまたまテレビでやってたコレを見て、彼はスゴい役者だと感心した。彼の演技で本当のドキュメンタリーのようなリアル感が出たと思う。
だみおさん [地上波(邦画)] 8点(2010-01-10 01:27:49)
34.ネタバレ 浅野忠信っていいな、と思ったのがこの映画だった。強引なテレビ局の取材に押され、「えー」とか照れ笑い浮かべつつ、ストレスがたまっていくオタク青年の役。このテレビのディレクターやった白井晃がまた傑作で、強引かつ傲慢、口ばかり達者で他人を素材としてしか見られなくなっている人種を、誇張のようなリアリズムのようなきわどい線で怪演。ドラマとしては、そのオタク青年がキレ、がらっと変わるところが見せ場で、まあ落語の「らくだ」とか、そう珍しい企みではないのだけれど、ここでカメラマンの存在がだんだん怖くなってくるところがこの映画のポイントだ。カメラマンはこのクルーの中心にいるんだけど、加害者にも被害者にもならず、中立的な安全地帯を確保し、ただただ見続けているの。いや、中立を装いつつ、常に加害者の側に立ってんだな。もちろんそれは我々視聴者のことでもあって、けっして当人は傷つかない。実体験よりテレビ映像のほうに、より本物らしさを感じるようになった我々の、内なる加害者をあぶり出す。画面を経由しないと生々しくならない世界って、かなり不気味だ。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 8点(2009-04-09 12:09:33)
👍 2
33.最初退屈で20分程度続きますが、後半の衝撃を考えればそれすらも逆に良く思えました。

衝撃につぐ、衝撃でこういう方向に持っていくとは考ええていなかったため非常に驚きました。

カメラワーク・手取り感、敢えてしっかり撮っていないがいい。
ただ、山場のBGMはこの雰囲気でいくのであればいらなかったでしょう。

あくまで大衆向けではないですし、アイデア勝負の1回切りの映画だとは思いますが、
それに成功した映画好きな人なら是非観て欲しい作品!!

改めて感じましたが浅野忠信はすごい。
役者中の役者ですね。
浅野忠信じゃなければここまで面白くなっていなかったでしょう。

浅野忠信に+1点!!
コショリンさん [DVD(邦画)] 8点(2007-07-25 17:25:07)
32.いい脚本だと思う。浅野もよし。
アンダルシアさん [DVD(字幕)] 8点(2007-02-11 04:53:16)
31.ネタバレ 低予算の邦画サスペンスとしてはマイナーながら高レベルな作品。

その場の臨場感を出したり、どうなっていくか分からない不安感を演出するには、変に凝った事をするよりも、こうしたドキュメンタリーっぽい撮り方をするのが手っ取り早い、という好例。カメラの手ブレや不安定な主観視点が、何もしなくてもリアリティを醸し出してくれる。

些細なトラブルから、取り返しのつかない事態へ急転直下していく展開は、現実にもあり得そうなだけに、見る者にとっても感情移入しやすい。

マスコミ批判という点では、「破線のマリス」とも重なる部分があり、それ以外でテーマとしていまいち何が言いたいのか分からない欠点も似ているが、単純に不条理な運命の悪戯にただ翻弄される人間の姿を描いたサスペンスドラマとして見るなら、下手に理屈っぽくない方がいいかも知れない。

浅野忠信の演技力はなかなかのもの。「盗聴はするが、それ以外は決して常軌を逸した犯罪者ではない普通の青年」の追い詰められた演技がうまい。人を殺して狼狽たえ、恐慌を来たす様は鬼気迫るものがある。

ラストも見る者によって、色々と解釈が出来そうで、すっきりはしないものの終わり方としてはリアル。全体的にテンポも良く、時間も短めなので、いったいどうなるのかという興味が持続する。

ただストーリー自体にはミステリー的な謎解きが出てくる娯楽作品ではないので、本来は7点くらいが妥当だが、もっと評価されてもいいので8点献上。
FSSさん [ビデオ(邦画)] 8点(2004-07-10 21:42:15)
👍 1
30.浅野も白井も絶妙。キャラ作りが完璧にできてるのに感心した。全体にリアルな上、後半の浅野の迫真の演技が怖すぎる。
DELIさん 8点(2004-07-09 15:36:10)
29.まるで極秘映像を見ちゃったみたいです。エライもん見ちゃったって感じ。自分もこの事件に巻き込まれたように感じて結構怖いです。たしか井坂聡って「g@me」も監督してたみたいだし、そっちも見てみよう。
ゆうろうさん 8点(2004-03-19 09:53:37)
28.ネタバレ 前知識なくこの映画を見せたら、本当にあった出来事と思ってしまうかもしれないわ…ま、浅野忠信が有名すぎるんでありえない話だが。デキ自体はものすごくいいと思う。浅野の豹変ぶりが凄い。この映画を見て、彼は只者ではないと思った。
ふくちゃんさん 8点(2004-03-12 09:48:21)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 47人
平均点数 7.47点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
412.13%
536.38%
6510.64%
71429.79%
81429.79%
9817.02%
1024.26%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.66点 Review3人
2 ストーリー評価 7.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review4人
4 音楽評価 0.00点 Review1人
5 感泣評価 0.00点 Review1人

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