映画『岸和田少年愚連隊』の口コミ・レビュー

岸和田少年愚連隊

[キシワダショウネングレンタイ]
BOYS BE AMBITIOUS
1996年上映時間:107分
平均点:6.43 / 10(Review 77人) (点数分布表示)
公開開始日(1996-03-16)
ドラマコメディシリーズもの青春ものロマンス小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-07-08)【イニシャルK】さん
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監督井筒和幸
助監督小笠原直樹
武正晴(第二助監督)
キャスト矢部浩之(男優)チュンバ
岡村隆史(男優)小鉄
大河内奈々子(女優)リョーコ
宮迫博之(男優)サイ
宮川大輔(男優)アキラ
木下ほうか(男優)サダ
原西孝幸(男優)ゴリ
山城新伍(男優)釜飯屋店長(特別出演)
辰巳裕二(男優)サンダ
小林稔侍(男優)カオルちゃん(特別出演)
辰巳浩三(男優)ガイラ
山本太郎(男優)ダイナマイトの薫
石倉三郎(男優)利男
笑福亭松之助(男優)喜一
志賀勝(男優)岩田
笹野高史(男優)杉山先生
大杉漣(男優)サイの兄貴分
徳井優(男優)小鉄の父
塩見三省(男優)赤井先生
秋野暢子(女優)おかん
白竜(男優)看板屋の兄ィ(友情出演)
西原理恵子(女優)
正司花江(女優)
原作中場利一
脚本鄭義信
音楽佐々木麻美子(音楽プロデューサー)
作曲エクトル・ベルリオーズ“幻想交響曲/断頭台への行進-”
リヒャルト・ワーグナー〔音楽〕“「ニュルンベルグのマイスタージンンガー」第1幕への前奏曲”“「ワルキューレ」ワルキューレの騎行~”
フレデリック・ショパン“ノクターン第2番”
主題歌T-REX“GET IT ON”
撮影浜田毅
製作松竹
吉本興業
プロデューサー中川滋弘(エグゼクティブ・プロデューサー)
木村政雄
榎望
米山紳
中沢敏明
配給松竹
松竹富士
ヘアメイク下田かおり
編集冨田功
照明渡邊孝一
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💬口コミ一覧

77.上映当時、一回しか観てないけど、殺伐としててバイオレンスやねんけど、どっかノホホンとしてる雰囲気がものすご好きで、でも後半に行くにしたがって胸騒ぎが起こる危なさもあって、大阪の下町感もなんとなく出てて、最後まで引き込まれておもしろかった。観てからかなりたったけど、今でも、矢部、岡村、宮迫のやんちゃっぷりでまくりの演技、小林稔侍のかおるちゃんの怖さ、などが頭に残ってるねん。特にカバンに鉄板仕込んで、仕返しにいく矢部は鮮明に覚えてる。
なにわ君さん [映画館(字幕)] 10点(2005-08-08 11:57:29)
76.ただひたすら喧嘩を繰り返す。やったらやり返され、やり返されたらまたやることの繰り返し。いくら「岸和田」とはいえ、こんな中学生どもがおるかいっ! …と思う前に、その徹底した「反復」の“無意味さ”こそに井筒カントクは勝負を賭けたのだな、と思う。ナイナイ演じる主人公たちは、その際限のない喧嘩の「反復」の中で決して人生(!)を学んだり、人間的に成長(!!)したりしない。主人公の父親と祖父がいつも見ている、テレビの動物番組の野生動物みたく、果てなき闘争だけがどんどん“肥大化”していくだけだ(主人公たちを動物番組で暗喩する、心憎い語り口!)。しかし、一方で彼らは、この「反復」の外へ出なければならないことにも薄々と気づいている。だのに「出口」が見つけられないことの焦躁と無力感が、この一見ハチャメチャな土着(?)コメディに微妙な陰影を与えていることは間違いないだろう。…悪い冗談ではなく、この映画は何かとてつもなく「悲劇的なるもの」を漂わせていると、ぼくは本気で信じている。シジフォスの神話を思い出すまでもなく、果てしない堂々巡りを生きざるを得ないこと、無意味であることを承知しながらもその円環から抜けだせない“無間地獄”に陥ること、そういった「反復」こそが真に「悲劇的」でなくて何だろう。…たぶんカントク自身が「そんな屁理屈はいらんわいっ!」とおっしゃるだろうゲロ、ぼくはそれゆえに本作を“畏怖”し、愛するッパ! (←ゴメン、ぐるぐるさん。つい…)
やましんの巻さん 10点(2004-04-16 16:39:05)
👍 4
75.無意味極まりなく、馬鹿丸出しの繰り返し。これが青春だ。
カワサキロックさん 10点(2004-01-30 21:39:20)
74.すごい暴力映画。でもなんか昭和のほのぼのした雰囲気だと思うのはおかしいのだろうか?芸人がドラマや映画をやると違和感を感じるが、ナイナイの演技は見事に違和感を感じず素直に見れた。
プラスチックハンティングさん 10点(2003-10-31 22:47:10)
73.ネタバレ 何度観賞したかわかりません。それぐらい好きな作品です。井筒監督独特の演出が見事に全部はまった感じ。最高です。
いさいささん [DVD(邦画)] 9点(2012-02-16 11:49:05)
72.ネタバレ 良かった。そして面白かった!でも引っかかるのが結局カオルちゃんは何がしたかったのか?未だに謎である。
Dr.Teaさん [ビデオ(邦画)] 9点(2007-07-23 11:43:18)
71.邦画の中でも最も好きな映画のひとつ。各々の出演者が持ち味をだし個性あふれる役柄を演じ好印象が持てる。ナインティナインの2人は意外にすばらしい演技を見せている。宮迫はギラギラした目つきが良かった。関西出身の役者で多く固めているためか、関西人が他の映画やドラマで感じる言葉の違和感を比較的感じさせない。台詞の言い方がナチュラルな感じがして良かった。またある意味、印象に残る台詞連発の映画ともいえる作品だ。マイナス点を挙げるとするとやはりちょっと暴力描写がきつく感じるところだろうか。
スワローマンさん [DVD(邦画)] 9点(2006-04-18 14:25:07)
70.ネタバレ こんな悪サやっとってもしゃーないぞぉ、そやろが・・というオトナたちと少年たち双方のやるせなさ、泣きたいほどによく出てます。あのダムは、もう止めんとアカンねん、という意味合いなのでしょうか。これでもかというギャグの応酬がとてもおもろかった中、微妙な間の取り方をしてる役者さんたちが気になりました。でも当然ながら花江師匠だけは別。(余談ながら、正司一族に嫁いで来た貴理子さんは流石やと思う。)彼女の店でのやりとりは他のシーンより抜きん出てます、完璧。矢部君は普段のツッコミよりうまいかもしれません(?)。スーパーでの彼の表情にも胸キュンせずにはおれないし、ラストには「もうしっかりするんやで」・・観てる泉州人はきっとオカンの気持ちになったことでしょう。レンタルビデオは酷くボロボロです、うれしいなぁ。’75年に見せる為の岸和田周辺ロケも◎。この時期に地元で中高時代を過ごされた放送関係者のかたがエンドロールに記されてましたので、その辺も尚有利だったのかもしれません。隣市住民、贔屓せずにはおれない一作。
かーすけさん 9点(2004-06-10 16:43:09)
👍 2
69.おもろい。これだけのモノ撮る監督なら、他人の作品にとやかく言ってもいいと思う。ナイナイもなぜか違和感なし。秋野さんも最高。
愚物さん 9点(2002-11-06 06:22:17)
68.井筒監督に「喧嘩せえ~よ。」って言われてるみたい。
ましまんたさん 9点(2002-02-17 18:46:21)
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67.面白かったです。それは文字通り、笑えるからでしょう。仮に同じストーリーをペシミスティックに描けばとことん陰惨な映画になったはず。両親の不仲とか家庭裁判所のシーンなどは平静に観られたものじゃなかったかも。でも、それが分かっているから、笑いのオブラートに包まれた展開でもパワーを感じるのだと思います。自身が置かれた様々な状況を振り切るように喧嘩に明け暮れる馬鹿どものバイタリティだけを描いた作品ですが、私は清々しさを覚えました。彼らの馬鹿騒ぎが終焉に近づいたときに感じた淋しさは、その馬鹿騒ぎも立派な青春だったことの証しでしょう。私も大阪の出身ですが岸和田の方面には降参です。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-12-01 20:11:51)
👍 1
66.役者と役者の掛け合いがウマイ!
ひたすらバイオレンスと笑いのループ。
井筒節全開。
人情味はチラ見せなのがええね。
岸和田シリーズでは一番好きですわ。
原作も是非読んで欲しい。
CBパークビューさん [DVD(邦画)] 8点(2009-07-24 16:11:48)
65.ナイナイの熱演ももちろんですが、要所要所に織り込まれた、横柄で暴力的な笑いのセンスや、固定観念に捉われないメッセージ性も、やりすぎ感が漂いながらも温かみを感じることができる。その全てが映画を見る側の人間を楽しませようとしてくれてるように、素直に感じられる人間味あふれる作品。
Andrejさん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-02-05 06:00:50)
64.オモロイ!
MIDさん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-04 20:29:10)
63.カオルちゃんの存在にはどんな意味があったんだろうか(続編は見てない)。なかなか楽しめて見れたけど個人的にはガキ帝国のほうが一歩上だった。
ゆうろうさん 8点(2005-03-12 13:02:33)
62.ストーリーじゃないんですよ、確実に。
大阪に一度も住んだことないし、ヒヤリング能力も高くない私にとっては、聞き取れない言葉、意味の分からない言葉のオンパレード。
ケンカが好きなわけじゃないし、第一、ナイナイが好きなわけじゃもちろん(?)ない。
そもそもストーリーをちゃんと追おうという気にもならないから、(この作品、3回くらい見てるんだけど)いつ見ても何が起こっているのか、よくわからない(^_^;)。

でも好きなんです。
なぜか、この空間が心地よいんです。不思議。

この映画を見ると、何か生きててもええやんか、という気分にさせられるんです。
どんなふうに生きたってだいじょうぶよ、という元気をもらえる感じ。

使い捨て文化のTVの中で必死に泳いでいたナイナイが、ここでは何か自然体にしゃべっていて、動いている。何かええやんか、と思ってしまうんです。
そうそう、三景さんのおっしゃる通りです。宮迫もええで~。何かがちゃうんですよ(説明不能です)。

あえてまとめるなら、リズムがいい。「ゲロッパ!」になかったものが、ここにはあるんです(ゴメンね、ぐるぐるさん)。

最初は7点と思っていたんだけど、やっぱり8点にしとこ! アタマ1つ、確実にぬけている!・・と思います・・。
おばちゃんさん 8点(2004-07-10 23:25:49)
👍 1
61.「ジャリン子チエ」をみた後のような爽快感。ダメでワルな男たちがとても魅力的に描かれていました。とくに矢部さん、とてもセクシー。キャスティングは最高だったと思います。
クリロさん 8点(2004-06-20 03:14:32)
60.ネタバレ レビューしてから再見。
チュンバ、小鉄、サンダ、ガイラにみんなよう考えて生きろと説くウルトラマンが卒業式で不器用にみせる愚連隊への愛情。ウルトラマンに殴られながらチュンバの見せるさびしげな表情。しかし映画はそれに深く触れることもなく、ヤクザになったガイラの逮捕、その彼女を寝取って、些細なことから兄貴分をしばき九州へ逃げるサイ、永谷園の刺青を入れる小鉄、とケタタマシイ人生を全速力で走っていく愚連隊を見せていく。そうか、あのチュンバの表情は誰かワシらを止めてくれという彼らの心の叫びなのか。
きつまさん 8点(2004-04-25 21:26:21)
👍 2
59.ナイナイ好きなので、大好きな映画です。鉄板最高!!
ラブコメ大好き!さん 8点(2004-03-11 18:43:38)
58.いいね。”ビーバップ世代”?には懐かしいんじゃないかな?しかし、話しの割には暴力が過激過ぎるね。鉄板で殴ったり、縛りつけて石ぶつけたり・・・やり過ぎだよ、井筒監督!カオルちゃんの小林稔侍が良い味出してるし、宮迫のキレ具合が素敵!
カズゥー柔術さん 8点(2003-10-31 23:23:16)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 77人
平均点数 6.43点
011.30%
100.00%
222.60%
3810.39%
433.90%
5810.39%
61316.88%
71316.88%
81924.68%
967.79%
1045.19%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review2人
2 ストーリー評価 3.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review2人
4 音楽評価 6.00点 Review4人
5 感泣評価 0.50点 Review2人

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