映画『海底二万哩』の口コミ・レビュー

海底二万哩

[カイテイニマンマイル]
20,000 Leagues Under the Sea
ビデオタイトル : 海底20000マイル/海底2万マイル
1954年上映時間:127分
平均点:6.37 / 10(Review 38人) (点数分布表示)
SFアドベンチャー小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-02-05)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督リチャード・O・フライシャー
演出大森健次郎(日本語吹き替え版【ブエナビスタ版DVD】)
山田悦司(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
キャストカーク・ダグラス(男優)銛打ちネッド
ジェームズ・メイソン(男優)ネモ船長
ポール・ルーカス(男優)アロナクス教授
ピーター・ローレ(男優)助手コンセーユ
ロバート・J・ウィルク(男優)
パーシー・ヘルトン(男優)
テッド・デ・コルシア(男優)
カールトン・ヤング(男優)
岸野幸正銛打ちネッド(日本語吹き替え版【ブエナビスタ版DVD】)
佐古正人ネモ船長(日本語吹き替え版【ブエナビスタ版DVD】)
小川真司〔声優・男優〕アロナクス教授(日本語吹き替え版【ブエナビスタ版DVD】)
龍田直樹助手コンセーユ(日本語吹き替え版【ブエナビスタ版DVD】)
曽我部和恭(日本語吹き替え版【ブエナビスタ版DVD】)
西村知道(日本語吹き替え版【ブエナビスタ版DVD】)
辻村真人(日本語吹き替え版【ブエナビスタ版DVD】)
安西正弘(日本語吹き替え版【ブエナビスタ版DVD】)
江原正士銛打ちネッド(日本語吹き替え版【バンダイ版VHS】)
北村総一朗ネモ船長(日本語吹き替え版【バンダイ版VHS】)
内田稔アロナクス教授(日本語吹き替え版【バンダイ版VHS】)
牛山茂(日本語吹き替え版【バンダイ版VHS】)
金尾哲夫(日本語吹き替え版【バンダイ版VHS】)
宮部昭夫銛打ちネッド(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
横内正ネモ船長(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
加藤和夫【俳優】アロナクス教授(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
滝口順平助手コンセーユ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
郷里大輔(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
加藤治(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
千田光男(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
秋元羊介(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
原作ジュール・ヴェルヌ
脚本アール・フェルトン
音楽ポール・J・スミス
撮影フランツ・プラナー
製作ウォルト・ディズニー(ノンクレジット)
配給大映
特撮ジョン・ヘンチ(特殊効果)
フレッド・サーセン(第二班視覚効果スーパーバイザー〔ノンクレジット〕)
美術アルバート・ホイットロック(タイトル・デザイン〔ノンクレジット〕)
ジョン・ミーハン〔美術・1902年生〕(美術監督)
エミール・クーリ
編集エルモ・ウィリアムス
その他ウォルト・ディズニー(プレゼンター)
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

38.今の感覚で観たら特撮ショボい(特にイカ)って評価が多いですけど、ごめん、俺はむしろ特撮スンゴイ!(特にイカ、口ばしがちゃんとついてて、キショイ)って感じてもーた。あかん、最近、古い映画も結構観てるせーか、感覚おかしなってるんかもしれん。それにしても、さすがディズニー、話はそこそこしっかりしてるし、ユーモラスもわすれてないし、軽快なミュージカルも入れてるし、特撮もビジュアル的に画としてちゃんと見せてくれるし、お金もかけてるし、古くてもクオリティーちゃんとたもってる。学者と一緒にノーチラスに乗り込むよーな感覚で、ワクワク感があって全然観てて退屈ちゃうかった。ただ感動とか、そんなんはあんまなかったけど。自分もノーチラスに乗ってちょっと冒険したよーな気分にさせてくれるそんな映画やった。アシカの演技も城崎マリンワールドなみに楽しいです。
なにわ君さん 10点(2004-12-31 18:24:21)
37.いいですね、この映画。あらためて現在見ても、素晴らしく面白いですもの。初めて見たのは、小学校の講堂での映画上映会。子供ゴコロにも、ああ、今ボクは凄いものを見てコーフンしてるっ! と感じたことをありありと思いだします。あのクライマックスの巨大イカとのシーンはもちろんだけど、ぼくにはノーチラス号の内部でのこまごまとしたドラマが楽しかった。そして、この映画で覚えたリチャード・フライシャーという監督さんの名前は、後年テレビで見た『ミクロの決死圏』や、地元の映画館で『猿の惑星・征服』と2本立てで見た『ソイレントグリーン』という激シブSF映画の傑作により、今なお尊敬の対象なのであります。
やましんの巻さん 10点(2003-05-21 14:19:26)
36.ネタバレ 原作未読、初見。
網にかかった大量のエビ・カニ、ウミガメと手を繋いでの行進、お茶目なオットセイ、電気ショックビリビリで退散する食人族(?)、ダイオウ(?)イカ
このワクワク感といったら。いやぁ、もう、これは子供の頃に観たかったですねぇ。

単にSFファンタジーかと思いきや哲学的であり、動力と思われる原子力の先見性にも目を見張る。
カーク・ダグラス、ピーター・ローレ、ポール・ルーカスそれぞれに味わいが。
しかし、ネモ船長演ずるジェームズ・メイソンの前には三人とも霞んでしまった。
まず、その声に惚れ惚れし電気ショックビリビリ状態。これはポール・スコフィールドに続いて二人目。
端整な立居振舞とは裏腹に、地上に絶望し海に楽園を求めた憎悪を捨てないマッドサイエンティストの屈折模様にメロメロ。
冷静的確な指示ぶりにウットリ、ダイオウイカに先頭に立って立ち向かう漢の姿には胸熱で「死ぬな!死ぬんじゃない!」と拳を握り締める。

艇と部下と共に沈む覚悟を決めた際、「君たちは逃げたまえ」と三人に告げなかったのに-0.01点

宿敵ウォルト・ディズニーに監督を任されたリチャード・フライシャーの出世作にして渾身の傑作。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 9点(2018-05-02 22:47:32)
35.「ソイレント・グリーン」が面白かったので、もうひとつフライシャー作品を、と思い観たのですが、いやー面白かった。ノーチラス号のかっちょ良いフォルムとか、円谷やハリーハウゼンにも負けてないような巨大イカの迫力(あのクチバシカチカチ、怖かった~。船員一人位食われちゃうかと思って)も凄かったけど、潜水艦という閉鎖的な空間での緊張感が心地好かった。てゆうかコレ、一応反戦的なメッセージも入ってはいるけど、実はネモ船長(と彼に従う船員)って「すげースケールのでかい引きこもり」でしょ(笑)。そんな、ちょっと狂気入ってる男と、一応(?)常識人である博士たちとの心理的駆け引き。博士が段々ネモ船長寄りになる中、助手(ピーター・ローレ、キモ可愛い♪)とネッドは何とか逃げ出そうとしてるんだけど、だんだん誰が正しいのか、誰に感情移入すればいいのか分からなくなっちゃう所が楽しい(“楽しい”っていうとちょっと違うかな。何かこう、揺さぶられる感じ)。こんなん、ディズニーで作っちゃうフライシャーって(今更だけど)すげー監督さんだったんだなーと思う。マキノとはちょっと違う意味で、ただただ、面白い。
ぐるぐるさん [DVD(字幕)] 9点(2006-04-12 17:58:13)
34.この作品は子供の頃から特別な思い入れがあり、深海をゆったりと潜行するノーチラス号にはもうゾクゾクものでした。頭部は硬質なエビ、胴体はカジキをイメージさせるノーチラス号の荒々しくも美しい勇姿にすっかり一目惚れ。潜水艦の出てくる映画は数多くありますが、これほど毒っ気が強くインパクトのある潜水艦は、そうはお目にかかれないでしょう。見せ場もたっぷりと用意されており、とくに巨大イカとの格闘シーンと人喰い人種の襲撃シーンは力強い描写も手伝いなかなかの見応え。ディズニーの家族向け映画にしては、意外なプロットと個々の人物描写ともに秀逸。特撮は今見ても充分に味わい深く、質の高い古典SFといえるでしょう。
光りやまねこさん 9点(2003-03-24 19:29:12)
👍 1
33.ミニチュア撮影も水中撮影も見事な、1954年カラー作品。有名な原作を元にしつつも、いささか長すぎて間延びした感もある原作に比べると、エピソードをうまく配置して実にテンポよく物語が進みます。タイミングよく登場するアシカちゃんも印象的。
ただ、この映画のネモ船長、原作ほどの「強さ」は感じられないですね。どちらかというと少しイジけた感じもあって、それが原作と異なるラストにも繋がっていきます。映画では、ネッド・ランドが事実上の主役と言っていい存在になってますが、これが、楳図かずお服に身をつつんだカーク・ダグラス。マッチョな肉体を見せびらかしつつ、若々しいネッドを演じているのですが、実際にはそこまで若くないし、そもそも顔がカークダグラス顔だもんでちょっとコワいし、正直、違和感が無いでも無い。でも、肉体派スターとしての本分は十分発揮されていて、違和感を補って余りある魅力を感じさせます。
あと、原作では大ダコに襲われますが、映画では、これはバイラス星人でしょうか。このあたりもたっぷりと戦いを見せてくれて、大きな見どころになってます(そういや、原作ではむしろ、ネッドの方がネモに助けられるんでしたっけか)。
あと何と言っても、ノーチラス号の造形が、いいですなあ。蒸気機関車の持つ機能美というか、「鉄」の魅力というか。あのゴツゴツした感じ。変に近代的にしようとしていないのがかえってユニークであり、見てて嬉しくもなってきます。
それにしても人食い人種の、何という多さ。カーク・ダグラスひとり食っても、腹の足しにならんでしょう。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-04-08 09:35:30)
32.ネタバレ  1868年という設定が凄い。南北戦争が終わってちょっとの頃の話。と思ったら、原作自体1870年の作品だそうで、まあ凄い先見性である。アメリカではリアルに西部劇の時代に、まさか原子力を予見していたのではないだろうが、科学技術の危険性と、それが愚かな人間社会の有りように掛かっていると、警鐘を鳴らす物語は、驚嘆すべきものがある。そういえば、BTF3で西部劇の時代の教師が、ジュール・ベルヌの話をしてたっけ。

 映画自体は1954年作、原爆から9年後。原作の方は未読でよく判らないが、映画版ノーチラス号は、明らかに原子力船で、島の爆発もきのこ雲。ディズニー映画だけあって、さすがに核兵器を使いはしないが、この圧倒的に強大な技術を以って、軍艦を沈めている天才科学者・ネモ船長は、もはや神の立ち位置だ。
 捕らえられたフランスの学者は、人を殺していることに変わりはない、と彼を責めるが、その技術を悪用させないと言い張り、それを欲する。この人を見てゴジラの山根博士を思い出した。学者って時として無自覚に罪深い。
 「怪物」と思われていたノーチラスに、本当の怪物が襲うのは、興味深い展開だが、生き物が鉄の塊を襲うのは、リアリティにかけて、ちょっと萎える。この事件で、人の善意を知ったネモ船長だが、結局最後まで彼は、人類の善意を信じられずに、船と運命を共にする。先の学者も、記録を失った事について「これで良かったのかも」と、国家不信。直前に、仲間をも標的にした軍を、見たからかも知れないが、ちょっとダークな終わり方だ。これが当時の人々の世界観なのだろう。

 特殊映像的にも、このあたりの時代は「日本の円谷特撮が世界をリードしていた」と、ずっと聞かされていた者として、「そんな事無いじゃん」と素直に思えた。カラー作品としては、この映画のほうがリアルで、同時期に東宝が作っていたのが「ゴジラ」で、初のカラー作品は2年後の、ミニチュア感丸出しの「ラドン」である事を考えると、結局総合的には、昔からハリウッドの方が、見せ方上手かったんじゃん、と思った。
Tolbieさん [DVD(字幕)] 8点(2011-10-22 03:31:58)
👍 1
31.生まれて初めて観た洋画がこれだった。海中のシーンで館内全体が青くなるのよ。う~んバーチャル!ノーチラス号が小坊の脳に与えたダメージはあまりに強烈で、以降ワニだのタツノオトシゴなんかをうっとりみつめる中年になってしまった。政治的思想信条も捨ててディズニーシーにも行ってしまった。それはともかく・・実は映画としてのポイントはこの時代のディズニー物にして、女性を出さなかったことにあると思うのだ。原作にも出てこないのだから当然とお考えの方もいらっしゃるでしょうが、男ばかりだと高まりすぎる緊張感にたいしてのガス抜きとして女性を登場させるというのは昔の娯楽作品の常套手段じゃありませんか(同趣向の「地底探検」がいい例)。代わりにコンセイユ役にコメディアンのピーター・ローレを配し、その役割を与えているわけですね。よくぞこらえきった。この話ばっかりは女性が出るとあかんのです(海洋もののリアリティを担保するため)。最近のリメイクには女性を乗艦させ、あまっさえ世捨て人であるはずのネモが彼女に惚れてしまうという信じがたい作品もありますが、もうそいつは到底ネモでもないし「海底2万マイル」でもないですね。
皮マンさん [映画館(字幕)] 8点(2004-07-18 17:21:10)
👍 1
30.監督のR・フライシャーは、「ミクロの決死圏」で人体を海(もしくは宇宙)に見立てて、見事なエンターテインメントに仕上げたように、海底こそが人類にとって限りない夢を抱かせてくれると言う事を、この作品でも存分に味わせてくれる。その科学性に裏うちされた特殊技術やセットの豪華さなど、当時の作品の中では群を抜いていたことは、初公開以来、幾度となくリバイバル公開されたことでも証明済みで、それ程良く出来た作品だったと言える。また原作が発表された時代を考えると、いかに的確に未来を予見していたかが窺い知れる。
ドラえもんさん 8点(2002-04-26 23:33:16)
29.約50年程前のディズニーの実写ものの傑作である。SF小説の元祖とも言うべきヴェルヌの原作を基に,当時としては目一杯の特撮技術を駆使している。巨大イカがノーチラス号に絡みつく有名なシーンは圧巻だが,何よりも銛打ちネッドを演じるあまりにも若々しいカーク・ダグラスの姿が印象的だった。メカニカルなディテールのみが強調された近年のSF作品と違い,古き良き時代とも言うべき19世紀の香りをたっぷり感じさせる逸品。
koshiさん 8点(2002-02-08 21:27:31)
スポンサーリンク
28.ネタバレ 昨年ディズニーシーに行った時のこと。『海底2万マイル』のアトラクションに乗っている最中に娘が一言「ネモ船長って誰?」そうだねえ、それはキャストさんに聞いてみましょう、と、降り口にいた小柄でカワイイキャストのお姉さんに質問させてみたのでした。忙しそうなお姉さんは、それでもニッコリと「いろいろなものを発明した、偉い人なのよ…」そして私にむかって「映画、ご覧になってみてください。」とおっしゃいました。ああ、映画見て無いじゃないの!と思いつき、借りてみた次第です。なるほど、ディズニーシーで見かけたあれやこれやがポチポチと登場して、遊びに行く前後に見ると面白さUP!かもしれません。一番好きなのは「狩り」のシーンです。あの車エビ(?)やら魚やらを捕まえている映像、最後カメと手(ヒレか??)を取り合って海底を歩く姿には、「ひゃーー」と驚きどおしでした。あれって特撮じゃないですよね?娘は「カメを食べるな!!!」と怒っていました。気持ち、わからないでもないな…。子ども向け小説を読んだ記憶があるものの、内容をさっぱり覚えておらず、なかなか無骨で男のロマンみたいなものを感じる内容に少し驚きました。配給ディズニーだったから、「みんな仲良く一つになって、冒険だぁ、頑張るぞぉ!」という映画だと勝手に思っていましたので…。子ども向けにしては長いし、登場人物も全て男性という点で華もないので、娘は途中でだれていましたれど、私は結構楽しめました。この制作年でここまでの映像を作ったのもすごいと思います。
のはらさん 7点(2005-02-03 22:57:10)
27.ネタバレ ディズニー映画の最高傑作です!まさかこの時代の映画に感動させられるとは思ってもいませんでした。1950年代に製作されたと思われない完成度の高さは驚くばかりです。最近の映画と比べればこの作品の方が断然素晴らしいだろう。オットセイとネッドのふれあいを描く場面がとても笑える☆巨大イカはちょっと無理のある描写だったが気にする程のことでもない。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドク・ブラウン博士もこの原作が大好きだと語っていましたが学問を学んでいる者にとってはすごく魅力のある話なのだろうと思える。意思の強さや判断力が優れていて天才とも呼べるネモ船長は他の映画にも使われているほど関心を持たれ尊敬されている人物だろう。この作品では人間の愚かさや文明の進化によって起こる危険度なども感じられる。ラストの爆発シーンや潜水艦とともに沈むネモ船長の最期では切なく感動させられた。
マーク・ハントさん [DVD(字幕)] 7点(2004-05-09 04:56:26)
26.私の経験した数少ない他の50年代SF映画と比べると、相当ハイレベルの特撮と大作映画っぽさにまずびっくり。巻頭からいきなり歌い始め、以下徹底的に軽い主役を颯爽と演じるカーク・ダグラスにもびっくり。シリアス部門を一人で引き受けていたジェームズ・メイスンが、唯一人浮いてるような感じも個人的にはツボです。巷の評判がいくら名作・傑作と持ち上げていようとも、この頃のSFってどうしても間延びした感じが否めませんでしたが、本作は想像以上に良く出来たSFアドベンチャーでした。現在観ても色褪せてる等ということはありませんので、ご家族で是非、7点献上。
sayzinさん 7点(2004-03-12 16:47:21)
25.ノーチラス号の後上に小型ボートがついているのが、なんともお茶目。東京ディズニー・シーにノーチラス号があると聞いて、オープン前からず~っとワクワクしていた。階段を降りて近づいた時も興奮したが、ボートで近くを通る際、少しずつ角度を変えていくノーチラス号には「ホンモノだぁ~」と感動を覚えた。実際にノーチラス号には乗ることができないので、すぐ近くで食べ物を売っているお姉さんに相方が「ノーチラス号には乗れないんですか?」と聞いたら「ネモ船長の許可が降りてないんです」とのこと。相方は本気で、ネモ船長に手紙を書こうか……なんて言っていました。私はというと、オープン時に限定発売されていたノーチラス号の精密模型が欲しくて欲しくて……。何度もショップを行ったり来たりしておりました。値段は確か5万円くらいだったと思う。光るしスクリューだって回るんですよぉ~。こんなに悩んだのは、それ以降、奈良の新薬師寺で天平時代の瓦が欲しくなったときしかない。“天平の甍”だぁ~と妙に興奮していたのを覚えている。それは5万円以上の寄付で分けてくれるものだった。両者ともなんとか諦めたが、私にもうちょっと資金力があったら、どちらも手にしていたのにと、結構悔しい。ストーリーは、地上(国家)に愛想を尽かした天才科学者ネモ船長が、海底資源に注目して海底生活を送るというもの。当時なりの特撮は、今観るとかなりふるぼけていますが(ということは、今の特撮も50年後には古ぼけているのかもしれない)、それでも海底歩行用防水スーツなんかには、おお~っと思いました。空気を送るための管なんかが取り付けられているアナログなところにそそられます。自分勝手な人が多く、やっていることはイマイチ共感できないところもありますが。
元みかんさん 7点(2003-11-08 15:50:05)
👍 1 😂 1
24. ディズニー映画としては破格の予算とキャストで臨んだジュール・ヴェルヌの余りにも有名な同名古典の映画化。ジェームズ・メイスン、カーク・ダグラス、ポール・ルーカス、ピーター・ローレと賑やかな顔触れが作品にえも言われぬ品格を与えている。リチャード・フライシャーの実にオーソドックスな演出もグー。クライマックスの大イカとの対決で持ち味の強烈なアクション描写がグッと冴えていたと思う。ラストでノーチラス号が波間に敢え無く沈没していくのも余韻を生んでいたし。
へちょちょさん 7点(2003-01-30 05:04:36)
23.最初は、船を襲う怪物と戦う話かと思いきや、実は怪物は人間がつくった潜水艦だったのだ!海底アドベンチャーと思っていたが、テーマ性のある人間葛藤の話であった。やんちゃなダグラスと、真面目そうな教授と、頼りない助手のキャラのからみが面白い。それと演技派のアシカも。やはり一番の見せ場はラストのイカとの対決。圧倒的です。それにしても、あの力とは一体、、、。
あろえりーなさん 7点(2002-09-08 00:26:31)
22.ネタバレ 子供向け映画でありながら、どの場面も手を抜かず、丁寧に仕上げられており、好感がもてる。
本物とみまがう潜水艦、迫力ある軍艦への突撃攻撃、巨大イカとの死闘、エキストラの数など、大作の雰囲気が漂っている。
しかし残念だが、特撮ものは時間の経過と共に色あせる運命にあり、本作も例外ではない。
今でも十分に観賞に耐えれるが、取り立てて見事な出来栄えとはいえない。
原作の書かれた1870年は、動力といえば蒸気機関しかなく、電球も発明されてなかった時代だったことを勘案すると、その豊かな想像力には感心させられる。原作は悲観的だが、本作は原作以上に悲観的だ。超凡な頭脳を持つ科学者のネモ艦長は、新エネルギーをはじめ、人類を幸福に導く数々の傑出した発明をものにしながら、それを世界に秘匿している。彼は過去に、戦争のための強制労働をさせられ、家族を殺されたという心的外傷により、人間を信じることができなくなっている。自分の発明がやがて戦争に悪用されることを極度に恐れている。それで信条を同じくする同士たちと潜水艦に乗り込み、七つの海を冒険し、海の神秘を体験しながら、自給自足の生活を送っている。いわば”人類の孤児”だ。
彼は戦争を憎むあまり、軍艦や火薬を積載した輸送船を見つけると攻撃を仕掛け、沈没させてしまう。戦争という暴力を憎みながら、暴力を使ってしまうという矛盾に満ちた人物である。
ネモと好対照なのがアロナクス教授で、人類の未来に対して楽観的だ。二人はお互いに認め合いながらも、意見は平行線で最後まで合意に達することができない。最終的にネモは秘密を死守するため、基地を爆破し、潜水艦もろとも海の藻屑と消える。
絵空事のようだが、考えてみれば、今日にでも何者かが将来人類を滅亡に導くような大発明、大発見をするかもしれない。原発事故で分ったように、人類に有益な発明に見えても、使い方を誤ったり、事故が起れば、たちまち人間に牙を剥く。
そういう意味で、誰もネモを笑うことができない。
もし水爆より数段も威力のある非核爆弾の原理を発明したとしたら、誰でも一瞬、発表をためらうのではないだろうか。
ウェルズが提示した”戦争をやめられない人類の愚かさ””科学の進歩に対する不安と恐怖”は、今でも新しい。
演出面でネッドや助手が空回りしている印象があった。ネッドは笑いがとれないし、助手は不気味さが漂う。ミスキャストである。
よしのぶさん [地上波(吹替)] 6点(2013-07-21 23:24:09)
21.ネタバレ ロマンがあるね。昭和30年当時にこんな映画を観たら胸躍らせたのは十分理解できる。結構、海底2万マイルって結構引用されることが多いんで観ておいた方がよいと思う、というかだからボクも観てみた。観といて良かった。憶えておきたい言葉。ネモ船長、ノーチラス号、大王イカとの戦い。
タッチッチさん [CS・衛星(吹替)] 6点(2013-06-28 22:29:53)
20.きっとそのうちリメイクされて、ハデハデなノーチラスと大王イカの対決が実現するでしょう。エビと人食い人種の数がすごいのと、爆発がはでなので小さい時に見たら夢にでるかも。
Skycrawlerさん [CS・衛星(吹替)] 6点(2013-05-19 23:48:38)
19.この当時まだ開発されていない原子力潜水艦と、発見されていないダイオウイカを予言していたとは・・・
東京ロッキーさん [CS・衛星(吹替)] 6点(2013-05-01 14:52:55)
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 38人
平均点数 6.37点
000.00%
100.00%
200.00%
325.26%
425.26%
5923.68%
6923.68%
7615.79%
8513.16%
937.89%
1025.26%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.25点 Review4人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

1954年 27回
視覚効果賞 受賞 
美術賞ジョン・ミーハン〔美術・1902年生〕受賞美術
美術賞エミール・クーリ受賞装置
編集賞エルモ・ウィリアムス候補(ノミネート) 

■ ヘルプ