映画『人情紙風船』の口コミ・レビュー
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作品情報 ニ行
人情紙風船の口コミ・レビュー
>
(レビュー・口コミ)
人情紙風船
[ニンジョウカミフウセン]
1937年
【
日
】
上映時間:86分
平均点:8.30 /
10
点
(Review 53人)
(点数分布表示)
(
ドラマ
・
時代劇
・
モノクロ映画
・
戯曲(舞台劇)の映画化
)
新規登録(不明)【
シネマレビュー管理人
】さん
タイトル情報更新(2025-03-17)【
イニシャルK
】さん
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監督
山中貞雄
キャスト
河原崎長十郎(四代目)
(男優)
海野又十郎
中村翫右衛門
(男優)
髪結新三
山岸しづ江
(女優)
おたき
原ひさ子
(女優)
おてつ
霧立のぼる
(女優)
お駒
市川莚司
(男優)
百蔵
御橋公
(男優)
白子屋久左衛門
市川笑太郎
(男優)
弥太五郎源七
河野秋武
(男優)
猪助(名義「山崎進蔵」)
坂東調右衛門
(男優)
按摩籔市
若宮忠三郎
(男優)
原作
河竹黙阿弥
脚本
山中貞雄
撮影
三村明
配給
東宝
美術
久保一雄
(装置)
編集
岩下広一
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💬口コミ一覧
53.潔さ。愛情。絶望。すべてにおいて史上最高の傑作。
【
GTR
】
さん
10点
(2002-03-24 22:04:15)
👍 1
🔄 処理中...
52.この映画に映し出される空も風も雨も夜も人も、全てが愛しく、そして怖い。厭世観たっぷりの映画なのに、暖かい血がかよっている傑作。
【
るーす
】
さん
10点
(2003-02-07 21:28:44)
👍 2
🔄 処理中...
51.戦争で若い命を失った天才映画作家、山中貞雄の最高のペシミズム表現。前進座の名演、長屋のセット、雨、雨上がりの美しい映像、運命を暗示してころがる紙風船。窮極の名画、日本映画の最高傑作!!
【
チャターBOX
】
さん
[映画館(字幕)]
10点
(2003-06-12 14:10:02)
👍 1
🔄 処理中...
50.現存する日本映画の最高傑作でありながら、山中貞雄の最高傑作ではない。これは、彼が、あるべき未来を奪われる予感に襲われつつ、それでもなお、映画への並々ならぬ愛情を微笑みと共にフィルムに塗り込めた珠玉の絶品!
【
なるせたろう
】
さん
10点
(2003-08-09 17:58:10)
👍 2
🔄 処理中...
49.ラストは背筋がゾクッとする。人生へ対する暗さというのはこの映画が製作された戦争時、物語の舞台である江戸時代、そして公開から70年近く経った現在にも当てはまっている。 けど、日本映画の最高傑作って言われると・・・。ぷしゅ~
【
紅蓮天国
】
さん
7点
(2003-10-13 08:35:14)
🔄 処理中...
48.誰が言ったか知らないが、僕がこの人を批評するにふさわしいセリフがある。「山中貞雄が生きて再びメガホンを握ったならば、日本はおろか世界にその名が轟くであろう。」
黒澤が世界の巨匠ならば山中は日本映画の巨匠である。
【
モンド
】
さん
10点
(2003-10-25 19:58:20)
🔄 処理中...
47.江戸時代の長屋における「チトサビシイ」お話。浪人夫婦の境遇が「チトサビシイ」。ラストの紙風船が転がり落ちるシーンも「チトサビシイ」。紙風船の如く、才能を「膨らましていた」山中監督にとって、この作品が遺作となったことも、やはり「チトサビシイ」。そして、戦争の所為で、その紙風船が割れんばかりに「膨らみきった」姿を見せることなく萎んで落ちたのは、「非常にサビシイ」。それだけに紙風船のシーンがいつまでも目に焼き付いて忘れられない。
【
STYX21
】
さん
9点
(2003-11-27 00:08:26)
🔄 処理中...
46.なんとも言えないような寂しさ・悲しさを感じるラストシーン。長屋の住人たちは、今まで見たどんな時代劇の人物たちより江戸に生きてる「人間」そのものを見るようだった。浪人の海野も商人もやくざも、みんな人間くさいのに一人、海野の妻だけは武士の魂というか誇りを持って希望のない人生にきりをつけた。明るい話ではないのに、前進座の俳優陣の面々の名演といい素晴らしい時代劇になっている。しかし監督の山中貞雄は「これが遺作ではチトサビシイ・・」と言って出征して帰らぬ人になった。惜しい、、、本当に惜しい、、生きていればこれ以上の素晴らしい作品を見られただろうに・・・
【
キリコ
】
さん
10点
(2003-11-29 15:53:21)
👍 1
🔄 処理中...
45.ふとしたきっかけで友情を交わし、そして破滅へと向かっていく二人の男…。29歳という若さで戦地にて病死した山中貞雄が、まるで死を予感したかのような物語。
しかし、深い諦念と絶望の中に、それでも生きていこうという極限の希望が、演出や撮影技術などとは別のところで、目に見えない力として存在し、この映画を動かしているような気がします。
今までに何度見たのかわかりませんが、その度に、カッティング、撮影、構図、演出、照明、あるいは偶然、謎の力、ようするに映画のすべてを堪能し、発見し、感動します。
絶望的なまでに青い空と白い雲、土ぼこりが緩やかに舞う大通り、縁日に降るにわか雨、雨宿り、魔がさす瞬間、残された傘、暖簾、手紙…。
「映画」は1930年代に完成し、しかし今なお、新たな発見や可能性を生み出している。1本だけ映画を選べ、そう言われたら迷わずにこの映画を挙げます。私のベスト1です。
【
まぶぜたろう
】
さん
10点
(2003-12-03 20:54:37)
👍 2
🔄 処理中...
44.髷を結った現代劇の傑作。人一人が自殺したというのに、「今夜あは通夜で酒が飲める」と内心ほくそえんでいる長屋の住人、そこに徹底した監督のニヒリズムを感じる。とにかく凄い。こんな映画、ちょっとない。
【
ひろみつ
】
さん
10点
(2003-12-21 00:41:10)
🔄 処理中...
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43.昔、山中貞雄というすごい監督がいた、という話を聞いて早速大学の図書館で本作品を見た。生まれて初めての戦前の邦画だった。戦前の邦画なんて今の学生自主映画くらいのもんだろうという誤った認識を持っていた僕は再生ボタンを押すや愕然。画面には江戸時代にそのままカメラを持って行ったような生き生きとした長屋が映し出された。失礼ながら、想像を遥かに超える出来だった。呆気にとられながら見つづけ、見終わってしばらくは衝撃で席を離れることができなかった。これほどまでに心をえぐる映画を見たのは初めてだったし、しかもそれが戦前の邦画。山中貞雄が20代でこの作品を撮り上げ、そのまま出征して亡くなったという話と合わせて、その場で泣いてしまいたいくらいだった。その後すぐに図書館で山中貞雄関連の本を探してむさぼり読んだ。 ただただ、山中貞雄の最高傑作と言われる『街の入墨者』のフィルムがいつかどこかで発見されやしないかと心から祈っています。
【
藤村
】
さん
10点
(2004-02-12 19:32:13)
👍 2
🔄 処理中...
42.山中貞雄をただ早逝の天才という知識だけで、初めてこの作品を見た時には、正直、うわーなんと厭世的、諦観的な作品なんやと。山中貞雄=ペシミスティックと勝手に式化してました。ところが・・・『丹下左膳餘話 百萬両の壺』『河内山宗俊』を見ると、ありゃりゃーー。さらに評伝などを読むと『街の入墨者』の脚色にはルビッチの『私の殺した男』、演出にはキャプラの『或る夜の出来事』を取り入れた、らしい。『人情紙風船』の憂色の濃さを時代に見るのはたやすいかもしれません。しかし三村伸太郎の生き生きとした脚本を全く反対にしてしまった山中の心情はいかなるものだったんでしょう。空と流れゆく雲のカット、金魚売りの長閑な声、ラストの紙風船。うーん、切ない。特にラストの紙風船、静かに向こうへ流れていく姿、あれはもう山中そのもの・・・。10点はいつか見ることができると信じて『街の入墨者』『国定忠治』にとっておくとしよう。
【
彦馬
】
さん
9点
(2004-05-25 01:01:38)
🔄 処理中...
41.山中貞雄監督の作品をはじめて拝見させて頂きました。観る切っ掛けは、やはりこのサイトでの平均点が異常なほど高かった事と、レヴュアーさん達の感想の中で絶賛を受けている、そんな作品を観ないわけにはいけないと思い、そして日本最高傑作と言われるこの作品を観て見たい、という思いからTSU○AYAでビデオを借りた次第であります。そしてビデオをセットし、再生ボタンを押すと、物々しい雰囲気からストーリーが始まり出しました。すると、いきなり画面に映る映像に驚きを感じました。なぜなら画面の向こうに移る風景や背景がまるでその時代の街を本当に映したかのように、全てがリアルだったからです。これほどまでに鮮麗された映像の時代劇は観た事がありません。そして映像だけでなくストーリーもとてもリアルだった。この映画の中に登場する人々の思考は、現代人の心理とほとんどが同じで、その人々の考えや思考に共感とまでは言えませんが、結構理解できました。しかし、前評判が高過ぎて、自分の中で期待の風船を膨らまし過ぎてしまいました。ストーリーの重苦しさ、苦しみがどうも僕にはつら過ぎて、直視する事ができませんでした。この映画を最高傑作だ!と感じれない自分自身にすごく腹が立ちます。あぁ残念だ・・・
【
ボビー
】
さん
7点
(2004-07-27 23:46:20)
👍 1
🔄 処理中...
40.幸運にも図書館で借りることができ、鑑賞しました。戦前の日本にこれだけ完成度の高い群像劇映画が存在していたとは、ただただ驚愕の極みです。ぜひ山中貞雄監督の他の作品も観たいのですが、現在ではフィルムがほとんど散逸しているということで、残念でなりません…。この映画の存在を教えてくれた他のレビュアーさんたちに感謝の気持ちでいっぱいです。
【
K
】
さん
9点
(2005-03-24 10:10:53)
🔄 処理中...
39.
ネタバレ
この映画を観て感じることはただ一つ!こんなにも凄い映画をわずか20代で撮った山中貞雄という監督は物凄い!今の日本の監督でこんな凄い作品を撮れる監督はまずはいないと思うし、まして、20代で撮るなんて絶対考えられません。わずか30歳という若さで戦争により亡くなってしまった山中貞雄監督の死は日本映画界における大きな損失だと思う。とにかくこの映画のその映像といい、物語の凄さ、ラストの溝に落ちて流れていく紙風船の描写は鳥肌が立ちます。
山中貞雄監督の最高傑作であって、それだけではなく日本映画史上、10本の中に入る素晴らしい大傑作だと思う。私の中で観る度に評価が高くなる稀な映画として、当然の如く満点の10点です。
【
青観
】
さん
[ビデオ(字幕)]
10点
(2005-06-16 22:30:24)
🔄 処理中...
38.
ネタバレ
しょっぱな、動機不明の○○で始まる。「一体どうしたんだろう?」「お侍も色々あんだよ」と、長屋の人たち同様、我々を惹き込む。人の死すら酒の肴にする、活き活きチャキチャキとした長屋のにぎわい。現代って、近所づきあいとか難しいです。公園の草むしりに出てくる人、来ない人。来ない人に対しては、「○○さん来てないわよ、やぁねぇ」などと陰口をたたく。この映画では、いまの時代では見かけることが不可能になりつつある、裏表のない近所づきあいが、前半、正に下町の人情をほのぼのと展開していく。一方で、どこにでもいる浪人・海野、無頼・新三にスポットを当て、仕事の無心などの生活が苦しい事情を、鬱々と映し出しています。山中監督が仕掛ける陽と陰のコントラスト。そしてラストの海野家の○○。冒頭の○○がここでフッと記憶に蘇る。ぞっとします。どの家庭に不幸があろうとも、長屋(ご近所)はいつも通り、活き活きチャキチャキとにぎわうもの。監督が当時感じていたであろう世相を映画化したのに、なぜか現代に通ずるものがあり、不思議な印象でした。結局、あの二人は駆け落ちしたのかなぁ?
【
どんぶり侍・剣道5級
】
さん
[DVD(字幕)]
9点
(2005-09-18 21:58:03)
🔄 処理中...
37.
ネタバレ
黒澤明率いる黒澤組の合言葉が「山中に追いつけ追い越せ」。今の映画環境では誰も真似のできない(雲待ち3日とか)完全主義を貫いた山中貞雄の早すぎる遺作は、なんとも暗くて悲しい物語。しかし長屋の住民たちの日々の暮らしの描写は、幸福とはいったいなんなのかを提示してくれているようだ。隣人をからかい、ふざけ合う、そして怒ったり笑ったりしながら生きてゆく。何かにかこつけては皆で飲んで大いに笑う。お金の使い方もよく知っている。いつもよりもっと笑う。女はあきれる。そこに幸福がある。冒頭で首をくくった住民は元武士。そして主人公も元武士。要らぬプライドのせいでこの幸福に気づかず、やっと気づいたとき、そのことに気づくはずもない妻によって無理心中、、。やるせない悲しみを完璧な紙風船の動きがさらに増幅させて終わる。ただ、この暗さ、この悲しさの中に、たしかに幸福感が存在している。だから傑作なんだと思う。ただ完璧なだけではなく、ただ巧いだけでもない。映画の中にただならぬ人生の喜びと哀れみが存在する。
【
R&A
】
さん
[映画館(字幕)]
8点
(2005-12-26 18:01:58)
👍 1
🔄 処理中...
36.
ネタバレ
無頓着で気楽な平民の日常と極限に厭世的なテーマとが織り成す無常観。 髪結いのプライドと浪人のプライドが一つの夜にそれぞれの終局を迎える。それぞれの短刀が光る。プライドなんて持ってはいけない身分の二人が必死こいてかっこつけた結果は・・・コロ・・・コロコロ・・・コロ・・・ス―――――――。語り継がれるわけでもなく、理解されるわけでもなく、長屋ではただ日常が続く。。 本作を語る上でどうしても避けて通れない特徴が画面の奥行きへの徹底。どんな路地でも人物を奥から手前へ、手前から奥へ歩かせ、画面の奥には何の関係もない人物を映り込ませる。長屋での新三の部屋が角部屋という設定も奥行きを出すための配慮だろう。その思惑は見事に的中し、長屋の逆側から映すカメラが人の行き交う長屋の様子を冷静に映し出し、その空気が画面を越えて運ばれてくる。 些細な出来事を通して主要な人物から長屋の人間一人一人にまで命を吹き込んでゆく人物描写力も言うまでもなく見事。傑作の名に恥じない出来映え。
【
stroheim
】
さん
[ビデオ(字幕)]
10点
(2006-04-20 05:32:59)
👍 1
🔄 処理中...
35.美しく哀しいけれど、どことなく楽しい映画
【
くさや620号
】
さん
[DVD(字幕)]
10点
(2006-05-28 13:55:54)
🔄 処理中...
34.
ネタバレ
山中貞雄の現存する三作のうち一番最後に観た作品。遺書に「人情紙風船が山中貞雄の遺作ではチトサビシイ」とあるけどほんと寂しい作品です。日本映画史上に残る傑作というのも確かにと思う。ただ言われるほど暗いとは思わないし名作だと思うけど、三作の中では「百万両の壷」のほうが好きかな。
【
バカ王子
】
さん
[DVD(邦画)]
9点
(2006-06-11 00:08:13)
🔄 処理中...
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マーク説明
★《新規》★
:2日以内に新規投稿
《新規》
:7日以内に新規投稿
★《更新》★
:2日以内に更新
《更新》
:7日以内に更新
【点数情報】
Review人数
53人
平均点数
8.30点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
1
1.89%
3
0
0.00%
4
0
0.00%
5
1
1.89%
6
7
13.21%
7
9
16.98%
8
6
11.32%
9
10
18.87%
10
19
35.85%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
9.00点
Review2人
2
ストーリー評価
8.75点
Review4人
3
鑑賞後の後味
8.50点
Review4人
4
音楽評価
10.00点
Review2人
5
感泣評価
10.00点
Review1人
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