映画『人情紙風船』の口コミ・レビュー(3ページ目)

人情紙風船

[ニンジョウカミフウセン]
1937年上映時間:86分
平均点:8.33 / 10(Review 54人) (点数分布表示)
ドラマ時代劇モノクロ映画戯曲(舞台劇)の映画化
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タイトル情報更新(2025-03-17)【イニシャルK】さん
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監督山中貞雄
キャスト河原崎長十郎(四代目)(男優)海野又十郎
中村翫右衛門(男優)髪結新三
山岸しづ江(女優)おたき
原ひさ子(女優)おてつ
霧立のぼる(女優)お駒
市川莚司(男優)百蔵
御橋公(男優)白子屋久左衛門
市川笑太郎(男優)弥太五郎源七
河野秋武(男優)猪助(名義「山崎進蔵」)
坂東調右衛門(男優)按摩籔市
若宮忠三郎(男優)
原作河竹黙阿弥
脚本山中貞雄
撮影三村明
配給東宝
美術久保一雄(装置)
編集岩下広一
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💬口コミ一覧

14.古いこと自体は気にしないけど、所々聞き取れない部分があったのは困ったな~。でもDVDには日本語字幕も付いているようなのでご安心を。物語に関していえば理解に苦しむ点もあったが、印象に残る秀作ではあると思う。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-02-27 00:23:57)
13.ネタバレ 長屋の様子や町の風景、特に建物などは江戸時代の風情が出ているような感じがして(実際にどうだったのか、もちろん知るよしもないが)、丁寧に作られているという印象。人物描写も個性が出ていてよいです。お駒・忠七カップルがどうからむのかと思っていたら、なかなか面白く使いました。このあたりとか、毛利宛の文の使い方は、あいかわらずうまいです。とはいえ、口角泡を飛ばして絶賛するほどの出来とも思えません。まあ、普通にいい映画という程度のものでしょうか。
それにしても、山中・三村コンビというのは、威張っている奴、権力を笠に着た奴がとことん嫌いだったんでしょうなぁ。もしも戦後まで活躍していたら、松本清張を原作に映画を撮っていたかもしれません。そういえばこの2人は、同い年でしたね。
アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-12-20 20:16:50)
12.又十郎の表情が良かったです。
Yoshiさん [DVD(邦画)] 7点(2008-12-03 20:44:12)
11.山中貞雄監督の作品をはじめて拝見させて頂きました。観る切っ掛けは、やはりこのサイトでの平均点が異常なほど高かった事と、レヴュアーさん達の感想の中で絶賛を受けている、そんな作品を観ないわけにはいけないと思い、そして日本最高傑作と言われるこの作品を観て見たい、という思いからTSU○AYAでビデオを借りた次第であります。そしてビデオをセットし、再生ボタンを押すと、物々しい雰囲気からストーリーが始まり出しました。すると、いきなり画面に映る映像に驚きを感じました。なぜなら画面の向こうに移る風景や背景がまるでその時代の街を本当に映したかのように、全てがリアルだったからです。これほどまでに鮮麗された映像の時代劇は観た事がありません。そして映像だけでなくストーリーもとてもリアルだった。この映画の中に登場する人々の思考は、現代人の心理とほとんどが同じで、その人々の考えや思考に共感とまでは言えませんが、結構理解できました。しかし、前評判が高過ぎて、自分の中で期待の風船を膨らまし過ぎてしまいました。ストーリーの重苦しさ、苦しみがどうも僕にはつら過ぎて、直視する事ができませんでした。この映画を最高傑作だ!と感じれない自分自身にすごく腹が立ちます。あぁ残念だ・・・
ボビーさん 7点(2004-07-27 23:46:20)
👍 1
10.ラストは背筋がゾクッとする。人生へ対する暗さというのはこの映画が製作された戦争時、物語の舞台である江戸時代、そして公開から70年近く経った現在にも当てはまっている。 けど、日本映画の最高傑作って言われると・・・。ぷしゅ~
紅蓮天国さん 7点(2003-10-13 08:35:14)
9.ネタバレ 人情コメディというイメージの強い長屋もので、悲劇をテーマにするのは珍しい。
主人公は2人、ずる賢い新三とまじめな浪人又十郎。
それぞれなりに正しいと思える行動をしながらも、たどり着く先は死という無常観。
楽しい人情劇、手に汗握るチャンバラものとはひと味違った、異色の時代劇として広く世に知られたい1作。
惜しむらくは、台詞が聞き取りにくく現状把握がしづらいことか。
ポン酢太郎さん [DVD(字幕)] 6点(2014-12-21 21:31:26)
8.ネタバレ 深みのある映画だとは思うのですが、ストーリー展開が分かりにくかったです。玄人向けの映画で、「わかる人にはわかる」といったような感じの作品だと思います。
川本知佳さん [DVD(邦画)] 6点(2014-12-07 14:21:50)
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7.ネタバレ 夭折の天才といわれた山中貞雄監督の現存する三つの作品の中のひとつで、原作が歌舞伎の「髪結新三」。
長屋での人間模様に当時の風情が生き生きと感じられる。
長屋の浪人の自殺、海野夫婦の無理心中、新三の殺害場面などは直接映像にはせず、間接的に余韻の残る描き方が印象的。
新三と海野というメインの二人が死ぬ悲劇的結末だが、悲惨なだけではない独特のペーソスが漂う。
渋みとわびさびを感じる、いかにも日本映画らしい作品。
でも、好みとしては「丹下左膳餘話 百萬両の壺」のほうが明るくていい。
古い映画なので、セリフが聞き取りづらいところのあるのが残念。
飛鳥さん [DVD(邦画)] 6点(2013-05-23 00:21:05)
6.宴会のシーンがよかった。
ホットチョコレートさん [地上波(邦画)] 6点(2012-02-03 14:24:57)
5.長屋風雲録といった内容の作品。完全な人情劇かと思ったら、
その長屋の一角に住む、落ちぶれた武士の悲哀さがしっかりと描かれていて、結構面白かった。
その主人公演じる中村翫右衛門は歌舞伎役者らしく、しゃべり方や佇まいが凛としていて、
そのくせ妙に腰が低いというキャラが絶妙。長屋の住人たちの様子に笑わされ、
主人公でこの世の侘しさを表現と、なかなかバランスの取れた作りだったかと思う。
欲を言えば、主人公の奥さん、武士の妻という側からの描写ももうちょっと欲しかったかな。
MAHITOさん [DVD(邦画)] 6点(2011-10-08 07:57:39)
4.ネタバレ 髪結新三は、お駒誘拐を決行した時点で、最期を覚悟していたのだろう。又十郎よりむしろ魅力的。終始暗い眼をしていた女房おたきは、又十郎の善良さが許せなかったのだと思う。気の弱い又十郎が、自分のためにつく「うそ」が澱のようにおたきに溜まり、最後の「隠し通せないうそ」で感情を決壊させたのだろう。
なたねさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-11-13 00:02:39)
3.さすが山中貞雄の代表作だけあって、痺れる緊張感がありました。
にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-13 10:19:44)
2.ネタバレ 又十郎と毛利のやりとりの方は、ごくありきたりなやりとりを地道に積み重ねることで人間関係の描写を膨らませるという難易度の高いレベルに達しているが、新三の側の描写が雑然としていて今ひとつだと思う。ラストのあっさりした締め方が逆にもたらす「容赦なさ」に+1点。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-11-16 23:24:22)
1.ここでの評価が物凄く高かったので期待して視聴・・・・・したがそれほどのものは無かった。
又十郎に全く感情移入できないことと、90分に満たない上映時間ながら場面の一つ一つが冗長に感じられてしまうところに問題があると思う。
また、登場人物一人ひとりの言動がどうも形にとらわれすぎていて機械同士が喋っているようにしか見えない。これは演者が感情表現に乏しいからであろう。
そしてとにかく作品全体に漂う異常な古臭さである。この時代の作品にも古臭さを感じさせない作品はいくらでもある。邦画という視点から見ても黒澤映画の足元にも及ばないのである。
理不尽みるくさん [DVD(邦画)] 2点(2009-09-28 22:00:31)
👍 1
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【点数情報】

Review人数 54人
平均点数 8.33点
000.00%
100.00%
211.85%
300.00%
400.00%
511.85%
6712.96%
7916.67%
8611.11%
91018.52%
102037.04%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review2人
2 ストーリー評価 8.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review4人
4 音楽評価 10.00点 Review2人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

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