映画『ゆきゆきて、神軍』の口コミ・レビュー(3ページ目)

ゆきゆきて、神軍

[ユキユキテシングン]
1987年上映時間:122分
平均点:6.90 / 10(Review 87人) (点数分布表示)
戦争ものドキュメンタリーバイオレンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2011-05-24)【イニシャルK】さん
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監督原一男
助監督安岡卓治
出演奥崎謙三
撮影原一男
企画今村昌平
美術赤松陽構造(題字)
編集鍋島惇
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💬口コミ一覧

47.疲れた。。もうね、周りの人が皆、可哀そうだよ。でも、こーゆースイッチが入っちゃうとどうしようもない人っているよな。まぁ、ここまでの人は滅多におらんけど・・。でもドキュメンタリー映画としては間違いなく1級品。こんなの今後、絶対に撮れない(笑)。
Junkerさん [DVD(邦画)] 8点(2017-06-02 16:44:49)
46.ネタバレ 無知は恐ろしいですね。私はニューギニアでの戦闘が終戦直前まで続いていたことを知りませんでしたし、兵士が人肉を食っていたことも、人肉を豚肉扱いしていたことも知りませんでした。戦場はまさに地獄絵図です。
そこから行きて生還した奥崎謙三という怪物が、戦争犯罪を明らかにするという名目のもと大暴れする姿を見て、ちょっと興奮してしまいました。これは怪獣映画です。人間のエゴを目の前にした怪物が、怒りのあまり暴力に走る姿は恐怖すると共に燃えますよ。普通に生活していれば、ジジイがジジイをマウントポジションで殴りまくったり、病人のジジイを蹴っ飛ばすような光景は目にしませんから。なんだかゴジラを見ているようでしたよ。
カニばさみさん [DVD(邦画)] 8点(2014-05-14 23:37:14)
45.ネタバレ ガチすぎてまじめなドキュメンタリーなのか、ギャクなのか境目があいまいな迫真の映像。
キレて当時の上官と取っ組み合いするところはやりきれない悲哀と第一級の笑いが同時に来る。
絵的に後ろでオタオタする家族の姿も見逃せない。
途中から遺族の人らさえついていけなくなり、妻と知り合いに遺族のふりをさせたり芸も細かいよこのおっさん。
このドキュメンタリーなにがすごいってラストの字幕。
ドキュメンタリーならでは。
いや奥崎謙三さんならではのラスト。
結婚式にこんなおっさん来てほしないなぁ・・・。
扱ってるテーマ自体はかなり重厚やし、ドキュメンタリーとしてもっとまじめな感じに演出することもできたろうに、あえてしない監督の手腕に拍手。
真実ってのは時としてとんでもない喜劇に見えてしまうのかもね。
レビューの得点分布が極端なのが興味深い。
CBパークビューさん [DVD(邦画)] 8点(2009-07-25 10:42:27)
👍 1
44.あのアメリカの左翼おデブが可愛く見えるくらい、この奥崎という人は凄いです。他人の家に土足で上がりこみ、気に食わないと、押し倒し、殴る!!そして開き直り、自分で自分を通報する。いや~なんか凄いものを見せられました気分です。いずれにせよ、こんな凄いドキュメンタリーは初めて見ました。今頃天国で、奥さんと仲良くやっているのだろうか・・・。
こわだりのインテリアさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-06-30 01:27:20)
43.奥崎謙三は我々に色んな姿を見せてくれる。ある時は「神」がかった存在であり、またある時は単なる狂人であり、そして、またある時はエンターテイナーにも姿を変える。この映画が彼のポジを描いているとすれば『神様の愛い奴』は彼のネガを描いていると思う。奥崎謙三に興味のある方は是非オススメする(本作で気分を害された方は勿論観ない方が良い)。この映画の凄いところは、奥崎謙三以外の元軍人の言葉、表情を押さえたところである。過去を語るのを躊躇う、彼らの表情はどんな戦争映画よりも戦争の凄惨さを語っている。この映画で描かれる戦争の凄惨さの前では、奥崎謙三の奇行すらかすんでしまっている。
はざま職人さん 8点(2004-08-17 21:18:42)
42.まさしく人生解毒波止場ですね。血栓溶解法、いいじゃないですか。
ナクサライトさん 8点(2004-05-28 09:58:39)
👍 1
41.ちょうどこの映画の撮影されている頃に、「コミック雑誌なんかいらない」も取られていたのでは。「カメラ入ってる?」とか「音出てる?」なんかは、現実のキナメリが存在しているかのようだ。戦友の母親と対面するシーンは泣ける。そして充填されたパワーがカメラに向けてほとばしる!
神谷玄次郎さん 8点(2003-12-21 21:35:16)
40.これは学生時代に友人に薦められてみました。いやーびっくり。そして後味最悪。
ロイ・ニアリーさん 8点(2003-12-12 16:15:56)
39.ネタバレ 奥崎さん見ているとやっぱ、迷惑な人、という印象が一番先に来る。奥崎さんよりも、押しかけられた家のほうに気持ちが行っちゃう。すぐ殴るし。奥崎さんて、話し合うわけじゃなく、自分の「正義」の物差ししか持ってない人だから、そもそも対話にならない。自分の信念を開陳するだけ。吉田伍長の話をもうちょっと聞きたいな、と思っても、すぐ奥崎さんが割り込んできて、興奮して、ああヤバいな、と思ってると蹴り出す。困ったもんです。一家の小さな平和を守りたい、という押しかけられた側の家族の気持ちのほうに共感しちゃう。「大義」の前に犠牲にされていったかつての日本の家族の縮図にも見えてきて、奥崎さんってあの皇軍の神髄を保存してるんじゃないか、と思えてくる。「正義」のためにはすべて許される、という発想が、敗戦の価値観の転換を越えてもまだ生き続けている気色悪さ、そこにこの映画の一番の手応えを感じた。脇の人の方が興味深く、平気でニセ遺族を演じる奥さんなんか、この人だけで一本のドキュメンタリーを作ってほしいと思ったほど。料理店やってる元衛生兵、日本兵「は」食べなかった、と言う人。あんな凄いことを、声も低めずヒョロッと言ってしまう。あの時代と今とで切り替えがきちんと出来ている。人間の精神というものの強靭さを感じた。いろんなことを考えさせられた映画ではあるが、あきらかにカメラの存在が奥崎さんを煽っており、ドキュメンタリーの手法としては一歩踏み外してしまっていると思った。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2010-04-23 12:03:07)
👍 2
38.強烈極まりないキャラクターの奥崎謙三氏に圧倒される。氏の思想についての賛否は別として、この映画から受けるインパクトは計り知れないものである。観終った人間は、氏のこの映画を作った術中にまんまとはまってしまう。極上のドキュメンタリー映画として昇華させた原一男には感服。
円軌道の幅さん [DVD(邦画)] 7点(2009-12-31 01:07:10)
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37.ネタバレ ○なんて凶暴な人物だと思うと同時になんてエネルギッシュな人物なんだろうと思った。他のレビュワーにも書かれているが、今作は奥崎謙三のドキュメンタリーだな。○このサイトでのジャンルの中でバイオレンスに分類されているのは頷ける。
TOSHIさん [DVD(字幕)] 7点(2009-08-07 22:51:01)
36.これを反戦映画と言って良いものか。何を題材にしたドキュメンタリーなのか。それは戦争でも何でもなく、奥崎謙三という人物そのものを題材にしたドキュメンタリーだろう。彼のしていることは戦争を根絶するための戦争とでも言うべきものであり、全く賛同することは出来ないが、カリスマ性というか人物そのもののいかんともしがたい魅力は有ると言わざるを得ない。確かにエクストリームなものは魅力的だが、それは所詮思想でしか有り得ないということもこの作品で同時に分かることなのである。
Balrogさん [DVD(字幕)] 7点(2009-07-24 18:01:42)
👍 1
35.凄かったです。「それが必要ならば暴力は肯定される」と主張する前科持ちのオッサンと胡散臭い人達にむごい話が華を添えます。謎が徐々に解けていくスリリングな演出は見事。一本筋の通った奥崎氏の生き方、やり方には「これが戦争ってことなのか」と目が覚める思いがしました。
Kの紅茶さん [ビデオ(邦画)] 7点(2008-11-13 22:03:44)
34.ネタバレ 反戦平和を訴える左翼があまり語ろうとしない日本兵の被害。なんというのか、戦争の本質というか不条理というか・・・。過去との決別をしたい、いや逃げは許さない、どちらも正しいんだろう。あそこまで信念を燃やせる人はそうはいない。
θさん [DVD(邦画)] 7点(2007-01-24 23:19:26)
33.「神様の愛い奴」の後に「ゆきゆきて、神軍」を拝見しました。ですので、すこしだけですが奥崎氏を見直しました.しっかりした日本語を喋れているだけでビックリしました.見る順番が逆だったら奥崎氏への印象は変わっていたと思います.
くまさんさん [ビデオ(邦画)] 7点(2006-08-09 09:31:23)
32.演技じゃない暴力はとても生々しく、自分の信念に従って生きるというのはこういうことなのだと思いました。奥崎さんの言うことにも、問い詰められている人の言うことにも、納得できる部分もあり、何事も一筋縄ではいかない世の中の縮図のようだと感じます。私には奥崎さんが正しいのか、誤っているのかさっぱりわかりません。多分誰にもそれはわからないんだと思います。
常識は移り変わるものですから・・・
サイレンさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-25 03:24:25)
31.これほんまにヤラセなしなん?ならえーの?こんなん冷静に撮ってても、んでもって公開しても。一見、右翼みたいな変なおっさんが、昔の戦場での殺人事件の真相を暴こうと、途中、殺された兵士の遺族を巻き込みつつ、当時の軍人の家に勝手におしかけ、時に暴力をくししてベラベラしゃべりまくる映画。映画?ドキュメンタリーなんで、リアルな臨場感があり、特に主役の変なおっさんは、異様な光線がでていて、最後まで飽きずに観れたんやけども。それにしても、なんなんやろ、このおっさん。言動からかもし出す不気味な魅力とゆーか嫌悪感とゆーか、キモイけどみてまうって感覚?あと、軍人達の話もヤラセがないなら結構衝撃的かもしれんな~生々しくて。評価は道徳的にはどーかわからんけど、最後までなぜか引き付けれたんで。これで。ただ一回見たらもーえー。でもある意味自分が試される映画かもしれんな~。
なにわ君さん 7点(2005-03-04 10:51:25)
30.真相を明らかにすべく関係者を訪ねてまわるという点では日本版「ショア」とも言うべき映画。「ショア」と違うのは、奥崎謙三という特異な人物を中心に据えている点。しばしば誤用される「確信犯」という言葉は、本来奥崎のような人のために使われるべき。
北海道日本ハム優勝さん 7点(2004-01-14 13:35:24)
29.びっくりした。衝撃的ドキュメンタリー。
MASHさん 7点(2004-01-03 13:32:16)
28.公開当時、若者向けマニュアル雑誌である「Hotdog Press」で絶賛されていてオシャレ映画か?これを見て「イイ」と言うのが、トレンドなのか??って思ってた(笑)同監督の「極私的エロス」なんかもそうですが、クリエイターとして題材(登場人物)とどう向き合うかという事を教えてくれる教科書であります。
シュールなサンタさん 7点(2002-10-20 07:49:49)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 87人
平均点数 6.90点
0910.34%
133.45%
211.15%
311.15%
411.15%
578.05%
655.75%
71213.79%
889.20%
92528.74%
101517.24%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 3.60点 Review5人
4 音楽評価 9.66点 Review3人
5 感泣評価 5.00点 Review2人

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