映画『エンド・オブ・ザ・ワールド<TVM>(2000)』の口コミ・レビュー

エンド・オブ・ザ・ワールド<TVM>(2000)

[エンドオブザワールド]
On the Beach
2000年上映時間:131分
平均点:5.57 / 10(Review 53人) (点数分布表示)
ドラマSFTV映画パニックものリメイク小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2013-01-16)【M・R・サイケデリコン】さん
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監督ラッセル・マルケイ
キャストアーマンド・アサンテ(男優)
レイチェル・ウォード(女優)
ブライアン・ブラウン(男優)
ジャクリーン・マッケンジー(女優)
ビル・ハンター〔男優・1940年生〕(男優)
音楽クリストファー・ゴードン
編曲クリストファー・ゴードン
美術ロジャー・フォード(プロダクション・デザイン)
その他クリストファー・ゴードン(指揮)
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💬口コミ一覧

53.DVDの完全版だと約三時間半の長作だが途中で飽きることなく楽しめました。とくに自分の娘を薬物注射で安楽死させて一家心中するシーンでは思わずあまりの悲しさで泣いてしまいました。最終的には家族は本当にかけがえの無い大切なものなんだなあと思いました。
永原・Tさん 10点(2003-07-01 21:04:52)
52.「絶望するな」のメッセージの正体が解った時の衝撃はオリジナル「猿の惑星」エンディングで崩れた自由の女神を見たときと同じ感覚だった。甘っちょろい結末でないのが最高。人気は出ないかも。ゾクゾクしたい人にお薦め。
わたるさん 10点(2002-08-23 20:18:34)
51.ネタバレ はじめは、ありがちな終末パニックものと思って、気軽に借りてみたのですが・・・。観終わってしばらくは立ち直れないほどのインパクトを受けました。全面核戦争の本当の恐ろしさをリアルに見せつけられた感じです。ラストは一応ハッピーエンドといえなくもないですが、設定上、人類は最後には「一人残らず」死滅してしまう物語です。その設定に改めてショックを受けました。人類が生きた証をこの地球で誰も知ることはないという空しさ。
現実問題として放射能に汚染されているのに、本当に太陽の下木々が青々としているのかわかりませんが、その美しい地球の描写が、かえって人間の愚かさを強調していました。役所で安楽死の薬が配布され、それを自分の家族に飲ませるほどの絶望と悲しみは想像できません。家族がいる人は是非観てほしいです。
 今なお、核戦争や新種のウイルス等の危険が去らず、この美しい自然の中、愚かな人類だけが死滅していく可能性がありえることを改めて気かせる映画でした。
 これを観てから、ネヴィル・シュートの原作「渚にて」と、グレゴリー・ペック主演の同名の前作も購入して観てしまいました。映画としては、前作よりこちらの方が現代版だけに感情移入しやすいと思います。
細かいことを言えばつめが甘いところも沢山ありますが、原作が素晴らしいのと、テーマの重要さでインパクトのある映画だと思います。
田吾作さん [DVD(字幕)] 9点(2004-06-07 11:19:59)
50.ネタバレ この種の恐怖をニュースやドキュメントじゃなく、「映画」で体感したのは初めて・・・。今までにない恐さでかなり戸惑ってます。どうすればいいの?と言ってもどうしようもない。ただ、その時を待つばかり・・・。世界の終わりがこんなに静かにやって来るなんて、今まで考えたこともなかった。なまじ緊迫してる今だからこそ、真剣に受けとめれてしまい・・・ダメ、恐すぎる・・・。
桃子さん 9点(2004-04-07 17:43:23)
49.リメイク元の作品と比べるとこちらの方が感じるものがあります。ただ、ドラマ映画としては少し長い。逆に言えばキャラごとに感情移入できますが。
亜空間さん [映画館(字幕)] 9点(2004-02-05 10:05:36)
48.ネタバレ 確かに長い映画です。そして見た後の不快感といったら何とも言えない。しかし、それこそがこの映画の真実であり、伝えたい事であると思いました。下手な”地球滅亡系パニックムービー”なんかより全然リアルだし、そこにハッピーエンドなんて用意されてません。あくまでリアルに、そして究極に救いのないストーリー(だって、みんな死んじゃうんでしょ)。しばらくその手の(地球滅亡系)映画をずっと探してた時期がありますが、これが究極です!必ず見る価値はあります。
◆◇◆◇◆ raindrops ◆◇◆◇◆さん 9点(2003-11-27 05:32:46)
47.原作が発表されたのがもう50年前、映画化もされ、そのリメイクとなった訳ですが、随所を現代風に焼き直しをしてある物の、うまくまとまっている感じで違和感が無く、楽しめました。原作の作者が米空軍の元司令官だったせいか、戦争に対する恐ろしさなどが大変リアルに綴られており、救いの無いラストもあって見終わった後は疲れと絶望感ばかりが残ります。今後、絶対に発生し得ないとは言い切れない未来の形の一つであると想像するだけで本当に恐ろしいです。ただ一つ気になったのは邦題を「ON THE BEACH」もしくは「渚にて」のままになんでしてくれなかったかって所ですね。。。えらいタイトル名で損してる気がします。なんでよりにもよってモロB級なタイトルにしてしまったのか。。。原作は間違いなく超A級なんだから、もっと自信があっても良かったような。。。
aki@HCR32さん 9点(2002-09-16 16:50:58)
46.予想外に楽しめたし良い作品だった。埋もれた名作だと思う。ラストはかなり意外といえば意外かも。船長の喋りやしぐさが最初はやけに鼻についたが、次第にそれを含めて好きになってくる。ディープインパクトなども良いがこっちのほうが現実味が感じられる。 目パチパチでマイナス1点
アイーンさん [映画館(字幕)] 9点(2002-05-20 03:54:43)
45.ネタバレ 完全版を鑑賞。正直、「3時間半は流石に長いだろう」と思っていましたが、なかなかどうして、飽きずに観られました。最初の1時間はほぼ現状説明に費やされます。核戦争後の世界。人類は滅亡の危機に瀕しているという。だのに悲愴感や滅亡への恐怖が感じられません。木々は青々と生茂り、人々の生活も日常の中にある。昨日と変わらぬ今日が来たように、今日と変わらぬ明日が来るだろう。そう思えるのです。しかしこの認識が途方も無く甘かった事に気付かされます。スカイダイブした後にパラシュートを付けていない事に気付いたような。“楽観”は決して悪ではありません。生きていくための知恵。でも現状認識を鈍らせ、想像力を狂わせる作用も孕んでいる。楽観も過ぎると、しっぺ返しを食らうかもしれない。人類滅亡を描いた物語でありながら、死体がほとんど出てこないのは特筆モノ。直接的な“死”を扱う描写は驚くほど少ないです。多分製作費に起因するのでしょうが、結果的にコレが良かった気がする。壊れた大橋。人のいない街。それで十分伝わりました。取り返しのつかない過ちを犯したことが。死体を出さずに、観客に死を意識させることに成功していると思います。それに結果を見せなければ結果を想像出来ないようなら、核戦争は絶対に防げないとも思う。それにしてもこの邦題とDVDパッケージはナイ。日本の配給会社の苦心の程が想像出来ますが、B級C級パニックものを期待したであろう観客の精神的ダメージは大きいでしょう。シュワちゃん主演のオカルトアクション映画の題名にも被ってるし。
目隠シストさん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-23 19:53:35)
44.戦争に救いのヒーローなんて無い、ただただ愚かで残酷なのだと思い知らされ強い衝撃を受けた映画です。これを見て自分は戦争に対する思いを何か一転させられたような気がします。「平和のために戦争を食い止めなくては」なんて言いながら敵を殺していくヒーロー映画よりも、こういう映画のほうがもっと平和について考えさせてくれると思います。
PPOSSTUさん 8点(2003-12-13 17:19:54)
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43.米国自己陶酔型映画が氾濫する中で、新鮮だ。B級の枠内なら10点。原作の恣意的意義が薄れている現代では、コチラの方がよっぽどリアリティが在る。いや、50年代だって、現実に起こればこんなモノだろう。絶望の中で選択を行わざるを得ない状況に置かれた時、人間がどのように振舞うのか。その哀しさが良く描かれていると思う。ダラダラと感じられる展開も、世界の終焉においても時間は淡々と流れて行く様を上手く封じ込めている、と捉えたら褒め過ぎなんだろうか(笑)。変にパニクった時間展開よりも、よほど現実的だと思うが。観れて良かった。
ぽろぽろさん 8点(2003-06-26 08:52:43)
42.ネタバレ 渚にてのリメイク。
重いです。滅亡が決まってしまった日々をどう過ごしたらいいのか。
なんの希望もない時間を自分ならどう過ごすだろうか。と考えてしまう。
直接的な惨状ではなく、残された人や物の悲しさと、残された者も死に行くという悲惨さが何とも言えませんでした。
ここ日本は、被爆国。核兵器の悲惨さを知っています。直接的な悲惨さを唯一知る国ですが、一方でその主張の中では人の命や人生ばかりにフォーカスされ現代の核兵器が起こすであろう大規模汚染については後回しな感があります。
また他方で、悲惨さを知っているはずなのに、一部の人が危ない国に原子力開発製造設備を平気で売ってしまう。しかもニュースで流れていても広島以外には誰もが無関心。
何となくこういう部分が先進国中から見透かされているような気もします。
無惨な死体や惨状を描くのが被害者の美学であり、一方的に通る理屈という日本映画の古典的な手法とは一線を画します。
世界中がおそれていることを、正直に描いている映画です。
この国がこういう結末に荷担してはいないかと思うといたたまれない。こういう結末が来たらすべての命が無くなってしまいます。
黒猫クックさん [DVD(吹替)] 7点(2008-09-13 17:14:56)
41.長かった。3時間半はちょっとな~。ストーリーも重いし。核戦争というと焦熱地獄で蒸発するように瞬殺されるイメージだったけど違うね。放射能でゆっくり死んでいく。だから取り乱した人たちもまた冷静に自分たちの死について見つめなきゃいけない。しずか~に人間の尊厳を保ったまま死んでいく。なんか美しい。最後には恋愛、家族愛に行き着くんだろうね。ビターな中にも一握りのハッピーエンド。…でもね、これは白人の価値観で描いた終末だよね。白人の妄想、甘いよね。これが価値観の大きく違う集団が入り混じった社会ならどうかな。貧富の差が極端な国とか。あくまでオーストラリア限定の終末ファンタジーかもしんないね。…と悪態をついてみましたが、まあ長いことに目をつぶって年末のドラマ特番のつもりで観ればなかかなか。長いだけあってドラマの背景説明も端折らずしっかりできてるから、気がつくと共感してる自分がいたりします。…やっぱり中国は台湾へ武力侵攻するんでしょうかねぇ…
ごりちんですさん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-07 17:48:22)
40.ネタバレ 「核戦争が終わってから」の話なので、核戦争自体(アクション)を期待して観るのはマズイです。こんなに暗い話もないよな~って感じで落ち込みますが、全員が死に逝く状況になっても普通に生活している人とか、そういう雰囲気は好きです。でーもヒロイン(姉)の破天荒&尻軽っぷりがちょっとなぁぁ……
えむぁっ。さん [ビデオ(吹替)] 7点(2005-12-01 00:30:47)
39.ネタバレ まず、カラーでは当たり前ですが国旗や景色やら色がついていて観やすい。

けれど潜水艦の中の色使いがあまりにも派手すぎ。

これでは宇宙船の中です(苦笑)



演出、これはもうオリジナルのわかりくいところを解明してくれていますが、

あまりに説明しすぎて逆にしらけてしまったところがラスト・・

ラストの描き方が湿っぽすぎてそれが大きな不満なのですが。

エンディングなんかもうメロドラマ状態ですよ。

家族愛に恋愛にとそれぞれの終焉を丁寧に見せられるのですが、

フェラーリの博士の最期の描写以外はしらけてしまいました。

逆に感動したのが中半の黄色い車の一家自殺シーンです。

ああいう描き方のほうが客観的でいてすごく哀しさや悲惨さは伝わってくる。

ラストの家族愛描写はひつこいというかいきなり子供が入ってくるので、

全然感情移入ができなかったのです。

それまでにも出てはきますがあまりにも描かれなさすぎでした。




言葉は少なくとも最期は映さなくとも恋愛や家族愛を想像させ、

後味の悪さと観るものに考えさせるゆとりを与えてくれたのはモノクロのほうだった・・

伝えたいことがわかったのはモノクロの説明不足のほう、それをカラーで観て気がついたのも

皮肉です。

さてではこのリメイク版はなぜオリジナルより自分はいいと思うのか?

わからないことよりもわかるのに描かれてなかったリアルさです。

ジワジワと時間が迫るのでパニックになって逃げ惑う人々とまではいきません。

でも暴徒や身勝手な行動を起こす人々はきちんと描かれており、

しかも主人公がアメリカ軍人ということでモノを投げられるなどの描写は納得できる演出です。

絶対にやってほしかった死体や病んでゆく人々はもちろんのこと、

これらリアルな描写がきちんと描けているからこそリメイクは成功したといっていいでしょう。




大統領や世界のニュースが流れるのはワンパターンなので好みませんが、

この作品に関してはなにしろ戦争当事者であるアメリカのニュースは必要です。

自然現象などではないのですから説得力があります。

「渚にて」でキーポイントになったあのコカコーラの空き瓶は、

このリメイク版でも使われていて感心しました。

アルメイダさん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-23 13:09:17)
38.監督も役者も無名なのでB級扱いされているが、同じ滅亡モノでもデイアフタートゥモローなんかよりよっぽどいい映画だった。監督がエメリッヒやスピルバーグだったら超大作だったのだろう。内容は核により人類が絶滅するシリアスドラマ。ちなみにレビュアは核反対の空想的平和主義者ではない。
Arufuさん [DVD(字幕)] 7点(2005-08-01 11:27:37)
37.先日レビューしようと皆さんの投稿を拝見して、ミイラ女のまぶた?と気になってしまったので見直しましたよ。すんごいね。すんごいピクピクしてるね。初見で気づかなかった自分にツッコミを入れたいくらいにうごいてるね。やーでも好きですわこの映画。パニックものって(この映画はパニックじゃないが)長くていいと思うんだよね。デイアフタトゥモロのレビューにも書いたんですが、こういうのはむしろ出来るだけ長くしつこく人物追って欲しいの。人物だけじゃなくて説明的場面とか含めてね。そういう点ではまさによしよしなんだが、若干淡々としすぎな感はあった。バランスの問題かな。
らいぜんさん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-01 02:27:40)
36.ネタバレ 災害とかそういうんじゃなくて、核という人間の手によって行われた事の報い。これによって人類は死滅してしまうので、何とも考えさせられます。生き残った人たちの希望があんな形で裏切られるとは、むごいとしか言いようがない。テーマ自体は深い映画ですが、作りはそうでもないです。パニックもの見るよりはいいと思いますが。
カーマインTypeⅡさん 7点(2004-06-24 06:22:27)
35.ネタバレ 私もパニック・スペクタクル物を期待していたのだが、内容は重い人間ドラマ。そして全く救いのないラスト。ありがちな絶望の淵からの人類再生を期待していたら大間違い。これ観た後しばらくヤな気分になった。これから観る人は覚悟して下さい。希望が全くないってのは怖いね。あんなだったら爆発で直接死んじゃったほうが幸せかも・・・と思った。もっと高い点数つけようと思ったが、邦題のダサさと死体役のおねえさんのまぶたピクピクでちょっと減点。
ばたあしさん 7点(2004-02-17 11:29:36)
34.この映画ってレンタルでちょっとした人気になってたよね?ジャケットだけ見たらどこにでもあるパニックものかと思わせるけど、中身は結構濃いテーマのドラマだった。
ディーゼルさん 7点(2003-12-21 01:08:33)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 53人
平均点数 5.57点
023.77%
135.66%
223.77%
347.55%
4815.09%
559.43%
659.43%
71324.53%
835.66%
9611.32%
1023.77%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 9.00点 Review1人

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