映画『のど自慢』の口コミ・レビュー

のど自慢

[ノドジマン]
Amateur Singing Contest
1999年上映時間:112分
平均点:6.17 / 10(Review 52人) (点数分布表示)
公開開始日(1999-01-15)
ドラマコメディシリーズもの音楽もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-09-08)【イニシャルK】さん
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監督井筒和幸
助監督日垣一博
大森立嗣
キャスト室井滋(女優)赤城麗子(藤本鈴子)
大友康平(男優)荒木圭介
尾藤イサオ(男優)須貝
北村和夫(男優)耕太郎老人
竹中直人(男優)タクシー運転手・近藤
伊藤歩(女優)高橋里香
松田美由紀(女優)圭介の妻・美代子
佐々木すみ江(女優)圭介の義母・美子
由利徹(男優)住職
小林稔侍(男優)麗子の父
朝霧鏡子(女優)「銀座カンカン娘」
桜金造(男優)栃木のプロモーター
光石研(男優)アイビールックの足立
近藤芳正(男優)名曲堂のミーハー息子
坂上香織(女優)ピーコちゃんの先輩
石丸謙二郎(男優)ピーコちゃんの試験官
笹野高史(男優)小林
北村有起哉(男優)里香の友達
りりィ(女優)里香の母
でんでん(男優)里香の姉朋代を訪れた土建屋
木下ほうか(男優)あずさ一号
徳井優(男優)あずさ二号
菅原大吉(男優)「サン・トワ・マミー」
田口浩正(男優)ディレクター
工藤浩乃(女優)圭介の長女・聡美
古尾谷雅人(男優)作曲家の先生
山谷初男(男優)名曲堂の主人
岸部一徳(男優)審査員長
九十九一(男優)宴会で絡む酔っ払い
並樹史朗(男優)老人の息子
坂本冬美(女優)坂本冬美
日野陽仁(男優)圭介の友達
長宗我部陽子(女優)
おかやまはじめ(男優)
脚本井筒和幸
安倍照男
音楽石川光(音楽プロデューサー)
藤野浩一
作詞井上陽水「渚にまつわるエトセトラ」
永六輔「上を向いて歩こう」/「上を向いて歩こう 平成版」
佐伯孝夫「銀座カンカン娘」
広瀬香美「ゲレンデがとけるほど恋したい」
作曲服部良一「銀座カンカン娘」
三木たかし「おしどり涙」
広瀬香美「ゲレンデがとけるほど恋したい」
中村八大「上を向いて歩こう」/「上を向いて歩こう 平成版」
編曲若草恵「おしどり涙」
挿入曲室井滋「おしどり涙」(クレジット「赤城麗子」)
撮影浜田毅
製作シネカノン
東宝
日活
ポニーキャニオン
プロデューサー李鳳宇(エグゼクティブ・プロデューサー)
石原仁美
配給シネカノン
東宝
美術中澤克巳
ヘアメイク下田かおり
編集冨田功
照明渡邊孝一
あらすじ
群馬県桐生市NHKのど自慢が行われることになった。 これに出演したい人々、ドサまわりの売れない演歌歌手・赤城麗子(室井滋)、4人の子どもを抱え失業中の荒木圭介(大友康平)、家庭の事情に揺れる女子高生の里香(伊藤歩)、孫と暮らす耕太郎(北村和夫)、タクシー運転手(竹中直人)らの、悲喜こもごもの人生模様と番組にかける情熱を描いた人情コメディー。 司会に金子辰雄、ゲストに大川栄策、坂本冬美も特別出演して実際の番組さながらに繰り広げられる。
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💬口コミ一覧

52.井筒に、監督として誉められるべき部分をまったく見出せないでいるオイラでも、この映画にだけは10点をつける。これこそ映画として作るべき映画。庶民の娯楽であり芸術でもあり、大人数で感動を共有できる「映画」というメディアでこそ、最もポテンシャルを引き出せる素材だろう。これは「のど自慢」という素材の妙であり、企画の妙なんだと思う。この素材からどんな味が引き出せるかは監督次第で全然違うだろうし、実際オイラも映画館に足を運ぶ前はあーでもねえこーでもねえと勝手にストーリーや演出を考え続けていた…オイラが想像したのはもっとコテコテな歌謡ショー/ミュージカル風だったんだけど、井筒監督のこういう処理法でもかなり泣けたし、120%満足できた(竹中直人はいらんかったと思うんだけど…)。普通の暮らしをしている普通の人々が、歌によって一瞬の幸福を得られる魔法のステージ「のど自慢」。この素材に着目したプロデューサーは偉い。素直にシャッポを脱いで、ヒネクレずに10点献上。
エスねこさん [映画館(邦画)] 10点(2006-02-27 19:43:55)
👍 2
51.昔から思っていたんだけど、井筒って下手くそだよなあ。「どうしてそんなカット割りすんだろー」とか「せっかくここまで盛り上げたのに、なんでこんなあっさりとした演出で済ますんだろー」とか、今回も結構思った。だが、なぜかそうした技法的なことがど-でもいいくらい、本作のアフレル情熱とミナギルやさしさに強く心を打たれ、作り手と登場人物たちが次第にキョウド-イッチダンケツしていく姿に触発されて、いつのまにか観ている自分も一緒になって拳を天高く突き上げて「ファイト-ッ!」と叫んでしまっていた。一緒に観た奥様も曰く、「続編も観たいわ。それから、このあいだの(『ゲロッパ!』)も借りてきて頂戴。」「ははーッ、御意!」
なるせたろうさん 10点(2004-05-07 18:14:37)
👍 2
50.じいちゃんにウルッと来た。最後の歌もいい
ムートさん 9点(2004-06-13 15:51:13)
49.軽妙なつもりの台詞まわしも少しわざとらしく、もう少し地に足のついたスタイルでないと、共感を呼びにくい。
また、竹中直人をああいう使い方するのは、日本映画界で何かの協定でもあるのかと疑ってしまう。
とかなんとか文句をいいながら、実は私は、国営放送のこの番組の大ファンである。
見るたびテレビの前で、喝采し、共に歌い、ホロリとし、応援し、カネの音が少なすぎるとブーイングをしたりして、家族に引かれまくりながら、実に楽しませてもらっている。なので、よくぞこれを題材にしたなぁ!と感心しつつ、ツボにはまりまくり、エンディングでは滂沱の涙。
はっきり言って、今日び、あの程度の歌唱力では合格の鐘はあり得ないが、それでもいいじゃん。映画だもん。
人が懸命に歌う姿は、歌唱力にかかわらず、感動や共感を呼ぶものだ。
数々の名曲と共に、歌う喜びを存分に謳いあげた感動作に拍手。
poppoさん 9点(2004-05-18 11:11:05)
👍 2 😂 1
48.井筒監督って、こういう市井の人々を丹念に描くのがホント上手ですねえ。いわゆる群像劇なんだけど、脇役やチョイ役のキャラクターの描き方も細やかで、監督の人間に対する愛情が感じられました。個人的に好きだったのは可愛いパパに扮した大友康平(とその家族)、自閉症気味の孫を預かるおじいちゃん役の北村和夫、あと、予選で出場者のそばについて細やかな気配りを見せるディレクター役の田口浩正も良かった(そういえばこの人、「シコふんじゃった」でもいい味出してたなあ・・・)。正直、「のど自慢(番組の方)」も演歌も好きじゃないし、あんまり若者ウケする内容ではないかもしれないけれど、良い作品でした。<2005.4.18追記>久々に観直しました。最近時々思うのだけれど、日々のイトナミの中で人がこだわったり夢中になったりする事ってそのほとんどが、客観的に見たらくだらなくて愚かしい事ばっかだと思う。でも、いーじゃん、バカで。バカな事をひとつもやらない人生なんて、きっとさみしくて、つまんないぞ。この作品は、そんなバカみたいな市井の人々の悲喜こもごもをサラッと描くことで、それぞれの人の中にそれぞれのドラマがあり、そしてそれぞれの「うた」が流れているのだ、ということを再確認させてくれる。これが泣かずにおらりょうかよ。っつう事で1点プラス。
ぐるぐるさん [DVD(字幕)] 9点(2003-09-12 18:52:39)
47.ネタバレ 「いやあ、歌っていいよね!」と、しみじみ感じさせてくれる映画でした。ベタなストーリーにベタな歌の組み合わせではあるんですが、これがまた良いんです。何というか、カラオケで自分の歌に酔ってしまう感覚に近いかも・・・・。本当に気楽に楽しめる映画でした。
TMさん [地上波(邦画)] 8点(2007-05-08 18:24:43)
46.井筒和幸監督というと失礼ながらテレビで話題の映画を酷評しているイメージが強く、自らの監督作に対してとても自信過剰な人に見えてなんだかイヤで、あまり監督作を見る気がしなかったのだが、「パッチギ」が話題になったこともあり、ためしに一本見てみようという気になってすごく期待しないで見たのだが、予想を裏切ってすごくいい映画だった。既に青観さんが書かれているが、旅立った姉のために妹が「花」を歌うシーンはとても感動的。北村和夫が歌う「上を向いて歩こう」にも勇気づけられた。こんなに明るくて感動できて観終わって心が晴々とするような映画はかなり久々に見たような気がする。井筒監督のほかの映画もこれからは食わず嫌いせずに見てみようかな。
イニシャルKさん [ビデオ(邦画)] 8点(2006-02-07 02:55:31)
👍 1
45.ネタバレ 井筒和幸監督の作品では「パッチギ」は別格として、この作品も私は好きです。とにかく音楽の使い方が上手い。いや、上手いと言うよりも上手すぎます。中でも高校生の里香が姉の為に歌う「花」という曲には思わず観ていて涙が出そうになりました。妻子ある男性との間に子供を身ごもってしまった姉への妹からの励まし(応援)のメッセージととれる「花」、本当に良い曲です。その他にも竹中直人や大友康平が歌う「また逢う日まで」も良い。音楽って素晴らしい。のど自慢という一つのイベントから見られるそんな人情味溢れる人達ばかりのこの映画、傑作とは言えなくても何だか観ていて楽しい気持ちになるそんな作品として評価したいと思います。
青観さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-24 22:30:48)
👍 2
44.「のど自慢」には全く興味がない。けど、それに出場しようとした人の背景には、興味があるかもしれない。個々の持っている悩みや、対面している問題を、「のど自慢」を通して描いているのであって、「のど自慢」はそのフィルターにしか過ぎない。とても上手くまとまっているし、ついつい涙が出てしまったシーンもある。こてこて定番なのかもしれないけれど、それはある意味基礎底辺。最近多い、内容の無い映画より、人情溢れるこっちの作品の方が、断然良いと思う。
もちもちばさん 8点(2004-08-01 13:13:17)
👍 1
43.泣いて笑って楽しく見られる映画。「ああ、面白かった」と素直に言える映画。こいいう映画が、どうして今、作られないのかな・・・。今、日本映画に一番欠けているのは、こういう映画だ。職人気質の映画人たちが、腕によりをかけて作った楽しい映画。大衆娯楽映画を何故作らないのかな・・・。作ってくれよ、こういうのをもっと。中学の時のクラスメートが脚本を書いてると知った時はビックリしたけど嬉しかった。
ひろみつさん 8点(2003-12-24 00:58:50)
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42.素直に良かった。日本人にしか良さが解らない映画だと思うけど、やっぱり映画の基本はそこなんでしょうね~。いろんな人のいろんなエピソードが、散らがり過ぎずに程よくまとまっています。のど自慢というのは良く考えられた設定だと思います。
クロマスさん 8点(2003-02-01 03:14:47)
41.お父ちゃんの大友さんが、良かったです。
okピーちゃんさん 8点(2002-09-25 00:37:11)
40.面白かったねぇ。実は物凄くこの映画については親近感があるんですよ。何がっていうと、やっぱり歌が好きだからだと思う。井筒監督って非常に癖のある映画ばっかり撮ってるけど、そういうところが結構あたしの好みにあってるんだよなあ。(笑)
奥州亭三景さん 8点(2002-07-12 22:11:40)
39.「NHKのど自慢」が何時から続いているのか知りませんが、何十年の間に予選・本選含めて膨大な数の延べ出場者、それぞれの想いを込め歌い上げるそれぞれの人生、ウ~ンこれはソウルだ!のど自慢がソウルだとは思わなかった、井筒を見直しました。もうワンパンチあればノックアウトなのに敢えて空かしてしまう井筒流、もっとベタベタにトドメを刺してもいいと思います。
亜流派 十五郎さん 7点(2005-02-12 23:28:12)
38.それなりに楽し。大友ファミリーに一番引きこまれたかな。そもそもあの歌い方はすげぇ。
やいのやいのさん 7点(2004-11-13 11:04:55)
37.竹中さんの役が良いね。
ボバンさん 7点(2004-02-10 00:10:25)
36.ラストによくぞあの名曲を持ってきてくださった。リリーにも一曲歌わせて欲しかったなあ。
tawaraさん 7点(2004-01-14 00:42:25)
35.若い頃、NHKの「のど自慢」は正直嫌いだった。年配の方々が楽しそうに見ているのも理解できなかった。しかしこの作品を観てからちょっとだけだけど見方が変わったような・・・。今でもNHKの「のど自慢」を観る気にはならないが、それを見て楽しそうにしているのはわかる気がする。これは単純に自分が歳を取っただけなのかも知れないが。
劇中「のど自慢」に出場する方々の思いに、ちょっとまとまりが無い気もする。しかしそれぞれの小さな幸せを感じ取れたので観て良かったと思える作品だった。
カズゥー柔術さん 7点(2003-12-30 19:10:50)
34.NHKの「のど自慢」に出たいと一瞬でも思ったことがある人には面白いはず。西宮での開催時に葉書選考で落された私には、色々と感慨深い。登場人物それぞれにエピソードがあるので、やや詰め込みすぎの感がるのを否めないのは事実。だが、考えてほしい。元来「のど自慢」とはそういうものだ。出場者は自慢に値するしないに関わらず、自らの「のど」を披露する。そして素人丸出しのコメント。そこには連続性があるようでない。これこそが「のど自慢」なのだ。嗚呼、それにしても出てみたい。合格する自信あるけどなぁ。
山岳蘭人さん 7点(2003-11-18 21:48:50)
👍 1
33. なんとぜいたくなキャストで、だけどそれなりにまとまっていて、くさいようでありながらも軽妙でおもしろい。監督のうまさが光っていました。数あるエピソードの中で、歌を取り替えた理由が・・・でわかったとき、ぐっときました。
karikさん 7点(2003-09-30 23:06:09)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 52人
平均点数 6.17点
000.00%
100.00%
200.00%
335.77%
4713.46%
51223.08%
6611.54%
71121.15%
8815.38%
935.77%
1023.85%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 0.00点 Review1人
2 ストーリー評価 4.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 4.50点 Review2人
4 音楽評価 4.50点 Review2人
5 感泣評価 4.00点 Review2人

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