映画『わが命つきるとも』の口コミ・レビュー(2ページ目)

わが命つきるとも

[ワガイノチツキルトモ]
A Man for All Seasons
1966年上映時間:120分
平均点:6.11 / 10(Review 27人) (点数分布表示)
公開開始日(1967-07-01)
ドラマ歴史もの伝記もの戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-01-16)【イニシャルK】さん
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監督フレッド・ジンネマン
キャストポール・スコフィールド〔男優〕(男優)トーマス・モア
ウェンディ・ヒラー(女優)アリス・モア
レオ・マッカーン(男優)トマス・クロムウェル
ロバート・ショウ(男優)ヘンリー8世
オーソン・ウェルズ(男優)ウォルジー枢機卿
スザンナ・ヨーク(女優)マーガレット・モア
ナイジェル・ダヴェンポート(男優)ノーフォーク公
ジョン・ハート(男優)リチャード・リッチ
コリン・レッドグレーヴ(男優)ウィリアム・ローパー
コリン・ブレイクリー(男優)マシュー
ジャック・グウィリム(男優)大法官
アンソニー・ニコルズ〔男優・1902年生〕(男優)王の代理人
マイケル・ラティマー(男優)ノーフォーク公の補佐
ヴァネッサ・レッドグレーヴ(女優)アン・ブーリン
木下浩之トマス・モア(日本語吹き替え版【VOD】)
浦山迅トマス・クロムウェル(日本語吹き替え版【VOD】)
落合弘治ヘンリー8世(日本語吹き替え版【VOD】)
小山田宗徳トーマス・モア(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
麻生美代子アリス・モア(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
富田耕生トマス・クロムウェル(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
井上孝雄ヘンリー8世(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
二木てるみマーガレット・モア(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林清志ノーフォーク公(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作ロバート・ボルト(戯曲脚本)
脚本ロバート・ボルト
音楽ジョルジュ・ドルリュー
撮影テッド・ムーア
製作フレッド・ジンネマン
美術ジョン・ボックス(プロダクション・デザイン)
テレンス・マーシュ(美術監督)
ロイ・ウォーカー(美術監督補)
ジョシー・マクアヴィン(セット・ドレッサー)
衣装エリザベス・ハッフェンデン
編集ラルフ・ケンプラン
録音ボブ・ジョーンズ[録音]
スタントノッシャー・パウエル(ノンクレジット)
その他ジョルジュ・ドルリュー(指揮)
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💬口コミ一覧

7.ネタバレ 米アカデミー作品賞受賞作。深い信念と固い意志を貫き通した男の英宮廷伝記ドラマです。
獅子-平常心さん [DVD(字幕)] 6点(2012-04-30 01:51:49)
6.ネタバレ 「滄浪の水清まば、以て吾が纓を濯うべし。滄浪の水濁らば、以て吾が足を濯うべし。」トマス・モアはギリギリまで困難・災難回避しようとしているし、ただの頑固で不器用な人間だとは思わないが、最終的には足を濯う事ができないのが信仰というものであろう。潔く辞任して隠居してるのに、それでも追いかけられるのは人徳者故に権力に睨まれる不幸でもあるけれど。どこまで史実かわからないが、主人公が冷静すぎて、高潔すぎて、揺るぎがないので人間らしさに欠け、ちょっとアッサリしているのが難点か。これが宗教者の己への厳しさなのだろうが、もう少し権力・法・信仰・家族を含む人間感情等々へのジレンマ・葛藤・苦悩の描写が欲しかった。それにしても、権力・名誉・保身のために、自分にも他人(含む神?)にもウソをつくのが人間である事を思い知らされる。いつの世も人間は変わらんね。(リッチは実在の人物か否かわからないし、作中ではユダ的扱いなのかなとも思ったが、罰が下るわけでもなく、ベッドで死んだというオチにより、結局そのまま何も変わらずってのがリアルではある。)
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-07-16 12:36:52)
5.昔の、イギリスの、国と法律界と宗教界の話でした。初代のエリザベス女王の映画見てると、このあたりの話が出てくることが多いんですが、歴史の背景がわからないと、物語自体を理解することは難しいです。かなり地味で、思想的な話が中心となるので、そういった話題に興味がないと、死ぬほど退屈するでしょう。こんなところにあの人が、みたいな人探しをするには面白い映画でもありました。
shoukanさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-09-06 20:08:08)
4.ネタバレ 悪魔ですら法に守られる、人間は神に仕える為に作られた、と言ったモアさんの数々の言葉が印象的です。
もういいじゃ〜ん、命取られるよりマシだよ〜なん思っちゃった私はろくでもない平民ですね(笑)。
最終的には、王に忠誠ではなく神に忠誠を尽くしたわけであります。三権分立の鏡のような人。
ただ、頑固一徹おじちゃんとそれを説得しようとする周囲とのあれこれの話だけでほとんどを占めていて
映画としてはさほど面白くはないかなと。まぁ佳作ということで6点。
あろえりーなさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-03-14 17:09:58)
3.ネタバレ 1960年代の映画でありながら、16世紀前半を見事に表現していて、その点は素直にすごいと思いました。これが文化の厚みというものでしょうか。
しかし、宗教心というものをカケラも持ち合わせていない私としては、主人公の言動がまったく理解できず。要するに信念を貫いたということなんでしょうが、家族まで不幸にしてしまう信念っていったい何だろうと。結局、「頑固者だけが悲しい思いをする」わけですね。彼はカトリックの権威だったようですが、そんなに勉強が好きなら、『論語』も読んでおけば人生が変わったかもしれません。曰く「学べば則ち固ならず」。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-03-18 22:49:09)
2.信念を貫いた挙句にとうとう処刑されちゃう人よりも、あとでこっそり「それでも地球は回ってるのだ」とつぶやく人の方が、何となく親近感が湧くのですが、それはともかく。
本作、重厚と言えば重厚、配置される登場人物たちになんとも動きが乏しくって・・・何だかまるで絵画でも見ているかのような。ただそこには、ある時は風が吹き荒れていたり、ある時は窓の外に雪が降り続けていたり、という移ろいがあって。
いついかなる時でも信念の人。うむ。信念が揺らいでこそドラマも生じようというもんですが、最後まで信念を貫いてしまい、その信念は処刑すらも様式化させる。いささかストイックに過ぎる、信念の映画でした。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-03-22 20:03:09)
1.ネタバレ 初見。邦題が結末を端的に著しています。500年前から現在に至るまでこの世に溢れる「ご都合主義の」正義。誰が何と言おうとそれを否定し堂々と信念を貫き通した生き様にひれ伏すばかりです。夫と永久の別れを交わすウェンディ・ヒラー演ずる妻の姿に悔し涙が滲みました。重厚な傑作です。

2017.10.18 DVD購入して再見
妻子との別れのシーンを何度も見る。
娘に「一度誓ったら両手でしっかり支えるのだ。指を開けば自分を失ってしまうのだ」と尚毅然とするも
妻に「この思いをお前に解ってもらえず死ぬのがなお辛い」「実に美味しい、良い妻だ」と作中唯一苦しさを滲ませる。
王の離婚問題で何故こんな事になるのか、悔し涙が止まらない。

刑場での首切り人への言葉「お前を許そう、神の元に送ってくれるのだから」に只々ひれ伏すばかり。

私の棺に納めて欲しいリスト入りの作品。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 10点(2017-09-30 23:28:19)
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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 27人
平均点数 6.11点
000.00%
100.00%
200.00%
313.70%
4311.11%
5622.22%
6829.63%
7414.81%
8311.11%
900.00%
1027.41%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.33点 Review3人
2 ストーリー評価 2.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 2.33点 Review3人
4 音楽評価 1.50点 Review2人
5 感泣評価 0.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1966年 39回
作品賞 受賞 
主演男優賞ポール・スコフィールド〔男優〕受賞 
助演男優賞ロバート・ショウ候補(ノミネート) 
助演女優賞ウェンディ・ヒラー候補(ノミネート) 
監督賞フレッド・ジンネマン受賞 
撮影賞テッド・ムーア受賞 
衣装デザイン賞エリザベス・ハッフェンデン受賞 
脚色賞ロバート・ボルト受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1966年 24回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
主演男優賞(ドラマ部門)ポール・スコフィールド〔男優〕受賞 
助演男優賞ロバート・ショウ候補(ノミネート) 
監督賞フレッド・ジンネマン受賞 
脚本賞ロバート・ボルト受賞 

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