映画『蒲田行進曲』の口コミ・レビュー

蒲田行進曲

[カマタコウシンキョク]
1982年上映時間:109分
平均点:7.59 / 10(Review 134人) (点数分布表示)
公開開始日(1982-10-09)
ドラマコメディロマンス小説の映画化戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-09-28)【イニシャルK】さん
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監督深作欣二
演出三好郁夫(擬斗)
キャスト松坂慶子(女優)小夏
風間杜夫(男優)銀ちゃん
平田満(男優)ヤス
高見知佳(女優)朋子
原田大二郎(男優)
蟹江敬三(男優)監督
汐路章(男優)山田(階段落ちのモデル)
岡本麗(女優)トクさん
清川虹子(女優)ヤスの母
志穂美悦子(女優)スター(友情出演)
真田広之(男優)スター(友情出演)
千葉真一(男優)スター(友情出演)
萩原流行(男優)勇二
酒井敏也(男優)マコト
榎木兵衛(男優)トメ
福本清三(男優)大部屋時代劇俳優
石丸謙二郎(男優)大部屋俳優
曽根晴美(男優)監督C
清水昭博(男優)助監督
関本郁夫(男優)
中村錦司(男優)
長谷川康夫(男優)
阿波地大輔(男優)
相馬剛三(男優)
丸平峰子(女優)
笹木俊志(男優)
鈴木康弘(男優)
畑中伶一(男優)
奈辺悟(男優)
宮城幸生(男優)
峰蘭太郎(男優)
原作つかこうへい「蒲田行進曲」
脚本つかこうへい
音楽甲斐正人
作詞桑田佳祐「恋人も濡れる街角」
堀内敬三「蒲田行進曲」
作曲桑田佳祐「恋人も濡れる街角」
編曲桑田佳祐「恋人も濡れる街角」
八木正生「恋人も濡れる街角」
主題歌中村雅俊「恋人も濡れる街角」
松坂慶子「蒲田行進曲」
風間杜夫「蒲田行進曲」
平田満「蒲田行進曲」
製作角川春樹
松竹
角川春樹事務所
東映(製作協力 東映株式会社京都撮影所)
プロデューサー佐藤雅夫
配給松竹
美術和田誠(題字)
編集市田勇
録音荒川輝彦(整音)
その他IMAGICA(現像)
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💬口コミ一覧

134.映画が輝いていたあの頃。
松坂慶子も奇麗だし、何よりあの頃の自分も輝いていたと思ってた。
さようなら、僕の日本映画。
木登り猫さん [映画館(邦画)] 10点(2012-10-11 21:36:29)
133.笑いと涙、義理と人情があり、すべての要素が詰まった映画。大部屋役者を主役に置き、映画の世界の表と裏をリアルにそしてコミカルに描く。初めは何と大げさな映画かとも思ったが、その大げさな演技やシーンこそが命、これは作られた映画の世界を見せる映画なのだから・・・。世界に「ニュー・シネマ・パラダイス」あれば、日本に「蒲田行進曲」ありと言えるくらいの邦画史上に残る名作だと思う。
ESPERANZAさん [映画館(邦画)] 10点(2012-02-26 22:02:04)
132.うーん何度見ても熱い。熱すぎる。
物語も演技もクッサいんですが、この熱量にのっかると、それがまさに自然。
劇中劇も妥協のない派手さかっこよさだし、この物語の熱気にすっかり飲み込まれてしまい、最後には感動してしまいました。
この映画や、この映画の中の映画みたいに熱い映画はなかなか近年では見られませんよね。後先考えない無鉄砲で身勝手な昭和のダメ男と、いつも男にふりまわされてしまい文句もろくに言えない昭和の待つ女が堪能できる昭和最後の傑作映画だと思います。軽快な音楽も最高。大好きです。
すべからさん [DVD(邦画)] 10点(2008-03-25 13:18:06)
131.映画館に2回観にいったのはこれを含めて10数本しかありません。なので、この点数です。カット割がどうのとか、小難しい事考えずに映画にどっぷり浸かれて、俳優たちがみんな弾けてて、とても面白かった。・・・それで良くない?
すんくじらさん [映画館(邦画)] 10点(2007-02-03 05:54:02)
130.コメディだけじゃないもっと深い意味がある作品。個人的にはキャスティングが大好き。
PADさん 10点(2004-06-02 11:16:42)
129.今後、どんな作品が出てこようがあの階段落ちのクライマックスがある限りこの作品が自分の中で邦画No.1です。嗚呼、ニッポンの男のなんと情けなくって、カッコいい事よ。
しゃららさん 10点(2003-12-19 14:07:17)
128.邦画はあまり詳しい方ではないのだが、この映画は私の観たことのある邦画の中では文句なくベスト1。売れなくなって、男にも捨てられた元トップ女優。看板スターの座に必死でしがみつこうともがきながらも、ジワジワと人気が落ちて行く男。万年大部屋で、優しいだけが取り得の貧乏役者。それぞれが純粋に、だがどこまでもマゾヒスティックに、傷つけたり傷つけられたりを繰り返しながら不思議な愛情で結ばれている。銀ちゃんのスターの座をかけた新作映画「新撰組」の池田屋階段落ち。いくらなんでも、あんなにバカ高くなくたっていいだろうと誰もがあんぐり口をあける巨大な階段。「新撰組」を成功させるためには、そして銀ちゃんをスターの座に返り咲かせるためには、誰かがその階段からまっ逆さまに転げ落ちる役を演じなければならない。妊娠した愛人・小夏を押し付けられて、憧れのスターと結婚できたと無邪気に喜ぶ大部屋役者ヤスは、銀ちゃんへの恩返しのためにと命がけでその階段落ちに挑む。観れば観るほど「バカじゃないの?」としか思えない三人三様の大バカぶりは、義理人情のために命を捨てて来た大和魂の新しい形。映画のためなら人の命さえ犠牲にする活動屋魂、スターであり続けるために愛人の人生を踏みつけて恥じない名声バカのスター魂。愛する男のためにイヤイヤ大部屋役者と結婚したものの、いつの間にか夫に尽くしてしまう女の悲しい性。あり得ないぐらいバカに突っ走る登場人物たちの姿に、日本人ならではの悲しい純情をアイロニカルに綴った作品。何度観たか知れない、ヤスが人吉の母親の元へ小夏を連れて「凱旋」するシーンでは、今でも観るたびに涙がこぼれてしまう。おバカで一生懸命なのって不思議に楽しい、そう思わせてくれる日本映画の傑作である。
anemoneさん 10点(2003-12-11 23:42:55)
👍 1
127.ネタバレ 日本映画の最高傑作でしょー!!当初、銀ちゃんとヤスを優作様と宇崎竜童なんて話があったらしいですけどそうならなくて本当に良かった。
目白沈寝さん [映画館(字幕)] 10点(2003-11-04 22:51:36)
126.自分の人生を変えた映画。この映画をみなければ普通に就職してサラリーマンになっていたに違いない。舞台もいいけど風間・平田コンビの蒲田は見てないもんで・・願わくば続編の「銀ちゃんがゆく」もこのキャストで映画化してほしかった。原作読んでても原田大二郎を想像しながら読んでしまう。
ぽちょむきんさん 10点(2003-09-11 23:15:10)
125.昭和の時代の、遺産。古き良き時代の映画を彷彿とさせる。一瞬足りとも見逃せない作りは絶妙の一言。こういう映画を最近の映画であまり見れないのが残念。
時追人さん 10点(2003-07-16 02:14:27)
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124.言葉はいらない。文句なしの10点満点。
moguroさん 10点(2003-07-15 12:02:10)
123.邦画の中では好きです。「女にはね・・・いつも一緒にいてくれる人が一番なのよ 銀ちゃん一緒にいてくれないじゃない・・・」小夏の台詞が忘れられないデス。
クラリスさん 10点(2003-06-17 01:42:04)
122.コンプレックスのかたまりのヤス。小心な銀ちゃん。小夏の女の弱さ。素直に感情移入できる人物が誰もいないのに、なんでこんなに泣けるのか。人間ってズルくて汚くて弱いモノだがそれでも……ってことか。俺の人生の「階段」って何だろ。
飼育委員さん 10点(2003-03-15 19:21:55)
121.面白いよ!
RSさん 10点(2003-03-13 02:08:29)
120.ネタバレ 勢いが命!とゆーか、だからまァ~確かにコテコテにおバカな映画ですよね(そもそも、池田屋にはなんであんなバカみたいな梯子段があんのですかね?)。加えて、実に格好の悪い人たちの映画でもあります(地味に往生際もだいぶん悪かったりで)。人気?俳優の腰巾着で、腹ボテの女を厄介払いに押し付けられても文句のひとつも言えやしない…でも、少し考えると、事情はあれどもその女には実際に惚れてはいるのだから(かつ人間的にはその女性は間違いなく人生を共にする価値のある人なのだから)ソコら辺はグッと飲み込んで受け入れる…てのも、銀ちゃんだって恩人は恩人なのだからソコはバカになって恩返しに一肌脱ぐ…てのも、頭がイイとは言えませんケドも実にとても格好好いコトだとも思うのですよね(=これぞ「漢気」)。ただバカなのはまあ困りますケド、イザって時に「バカに為れる」てのは、人間としては最上位に大事なコトだとも(ずっと前から)心に留めているコトではあります。格好付けてる(orアレコレ損得を考え込んでる)暇があったら、飛び出せ!と言われてる様な気もしますですね(今年はそーいう年にしたいですね)。

今作では松坂慶子だけは、徹底的に美しい・格好好い・善なる存在として描かれている様に思います。ルックスのレベルが(なんか)桁違いに高いコトも相まって、ちょっと神々しい…とすら感じるとゆーか。その意味でもまた、どこかお得感のある映画です。
Yuki2Invyさん [インターネット(邦画)] 9点(2022-01-01 23:50:06)
119.ネタバレ 深作欣二の最高傑作は「軍旗はためく下に」や「代理戦争」「暴走パニック 大激突」辺りだと思うが、この映画も初めて深作ワールドを味わった思い出深い作品だ。

映画ではなく「映画」を劇中で演じるシステムの人情劇。
「嘘の世界をいかに本物に魅せる」かが堪能できる。

冒頭の“夜”を創り、幕末の志士達が殺し合う戦場を再現する場面。

舞台の上を駆けるようにノビノビと演技する俳優陣。
日本映画の斜陽化が顕著と言われた時代だったらしいが、登場人物たちの顔つきを見ているとそんな暗いイメージが湧いて来ない。役者魂とやらが全力で伝わって来る。

軽妙なリズムに合わせて青春、性交、ヴァイオレンスにストーリーを進めるやり方は流石。

ピカピカの汚しも何も無い衣装に身を包む主役、
ボロを被りながらも、主役を盛り上げようと必死に食らいつく脇役やモブ。
そこにスポットを当て対比させる話が面白い。

ジェームズ・ディーンをDisりにかかるシーン。さすが深作怖いもの知らず(褒めてる)。
「人一人殺すぞ~!」と子供のように眼をキラキラ輝かせる監督。
この映画の時代設定は、日本映画が黄金期だった1950年代~60年代だろうか?
この頃はこういう事サラッと言える監督がいっぱいいたんだろうなあ・・・。

そして命懸けの「階段落ち」。
それを実際にやり遂げた俳優の伝説を元に作られたそうだ。
それをやれば生きるか死ぬか。だけど女房食わせるためなら死んでやらあ!そんな覚悟が伝わる迫真の演技!

ちょっと気合の入りすぎた雄叫びも多々あるが、そこが「これ映画だから!」と全力で唄うこの映画の魅力であろう。

だって「仁義なき戦い」の監督だし。
「マジに受け取ってんじゃねーよバーカ!」と監督が問いかけているような気がする。
すかあふえいすさん [DVD(邦画)] 9点(2014-12-20 22:05:30)
118.時代設定はリアルタイムの1982年なんだろうけど、明らかに邦画全盛時代を意識している(汐路章のエピソードが基だから当たり前か)。松竹映画でありながら、スターと大部屋俳優の明確な上下関係を必要とするため、スターシステムで有名な東映を舞台にしているのも面白い。そんな古き良き時代(と言っちゃっていいものか…)を思わせる映画界に生きる大部屋俳優ヤス。そのエネルギッシュな生き方はおかしくも悲しいものだ。映画はスターだけでは成り立たない。普段、日の当たらない端役を輝かせたこの作品に映画好きの端くれとして低い点は付けられないって気分。そして意表を突いたラストシーンに+1点。この頃の松坂慶子は魅力的。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2012-04-26 00:31:00)
117.ネタバレ すごくバカで純粋で優しい。でちょっと悲しい男たち。妙に大げさな演技は溢れんばかりのパワーの表れか。大好きな映画のひとつ。ラストでいつも泣いてしまう。
長谷川アーリオ・オーリオさん [DVD(邦画)] 9点(2010-12-18 19:28:58)
116.ネタバレ やはり深作監督は映画人です。ラストのオチも賛成です。深作監督らしい荒さが作品のあちこちに見て取れます。主要キャストもそれぞれの役を好演。映画って良いものです。
TOSHIさん [DVD(邦画)] 9点(2009-05-10 23:32:37)
115.もう最高!久しぶりに観たけど映画への愛が満ち溢れてる。くさい演技もオーバーアクションもシンプルなストーリーも、全て計算し尽くされたものだろうし。過去に観たからと解かっていても泣いちゃったよ。昔ウンナンの南原もパロってたコントでの台詞が秀逸、蟹江敬三の「俺の映画だ!」ホント映画って・・・
カーヴさん [DVD(邦画)] 9点(2007-09-20 23:40:10)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 134人
平均点数 7.59点
010.75%
110.75%
200.00%
342.99%
410.75%
542.99%
61410.45%
72518.66%
84936.57%
92115.67%
101410.45%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.66点 Review6人
2 ストーリー評価 6.80点 Review10人
3 鑑賞後の後味 7.60点 Review10人
4 音楽評価 7.88点 Review9人
5 感泣評価 8.16点 Review6人

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