映画『灰とダイヤモンド』の口コミ・レビュー(2ページ目)

灰とダイヤモンド

[ハイトダイヤモンド]
Ashes and Diamonds
(Popiól i diament)
1958年ポーランド上映時間:102分
平均点:7.66 / 10(Review 35人) (点数分布表示)
ドラマ戦争ものモノクロ映画政治もの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-05-15)【イニシャルK】さん
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監督アンジェイ・ワイダ
キャストズビグニエフ・チブルスキー(男優)マチェック
仲村秀生(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
真山知子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
臼井正明【俳優】(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
愛川欽也(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
槐柳二(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本アンジェイ・ワイダ
配給ニッポンシネマコーポレーション
東映(1979年リバイバル)
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💬口コミ一覧

15.誤解を畏れずに云うなら、こんな抜き差しならない状況に憧れる。地下水道で痛めた目をサングラスで覆いながら自由を求めたい。
ヒロポンさん 8点(2003-04-28 12:56:33)
14.どうしようもなく切ない作品。今の日本にいるとあまり感じることは無いが、人には常に「灰」と「ダイヤ」に象徴される両極の人生が存在し、交錯していることを感じさせてくれる映画。花火のシーンとラストはあまりに印象的。
クロマスさん 8点(2003-04-15 21:51:42)
13.ドイツが降伏し戦争は終わっても、ポーランドの民衆の闘いは終わらない。
本作製作当時はソ連が東欧諸国で影響力を持つ中、思想や映画などの文化への検閲も厳しい時代だったという。
主人公マチェクの運命はこれしかなかったのか…。ゴミの山の中で死んでいく姿で終わるラストは強烈。
これはアンジェイ・ワイダの、第2次大戦から祖国ポーランドを思い、戦った当時の若者達への鎮魂歌か。
その一方で、マチェクとバーで働く女との一夜限りのロマンスが悲しくも心に残ります。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-12-03 20:19:20)
12.ネタバレ 政治犯でも、やはり人を殺めると、もうまっとうな生活には戻れない。カウンターの女性は、生きる意味を教えてあげると同時に、彼に死を約束させたのだ。それはヤクザ映画でよく見る図式ではあるが、戦争になると、誰しもがこのような立場に立たされるのかもしれない。正気じゃやってられないと、夜の間はずっと、宴は続く。平和とは、一枚下はこのような地獄だってことを教えられる。
トントさん [ビデオ(字幕)] 7点(2014-07-04 03:57:27)
11.前半の排他的で無気力な世界から、後半の絶望的でやるせない世界への転換が見事でした。有名なラストシーンの舞台は、こういうところから生まれたんですね。とっても納得できました。
shoukanさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-05-14 22:54:50)
10.主人公のサングラスが印象的ですね。ワルシャワ蜂起失敗を生き延びた男の、自己完結の映画です。「地下水道」を観て予習してから本作をご覧ください。この映画が作られた時代はまさに冷戦時代まっただなか。もちろん共産党の独裁政治が行われている時代です。ポーランドの監督によってこういう映画が作られたことに私は驚嘆し、感動を禁じ得ません。
オオカミさん 7点(2003-11-19 20:57:28)
9.ネタバレ ソリッドな質感の独特の雰囲気がありますね。第二次世界大戦終戦直後のポーランドの状況が伝わってくるかのようです。ゴミ山の上をさまよう姿はとても印象的でゴザイマシタ
Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-08-20 10:54:08)
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8.戦後のくすんだ空気、しっかりと組み立てられたストーリー、印象的なラストシーンは好きだったが、
肝心の主人公のキャラが定まっていないような印象を受ける。
軸の見えない状態では、揺れる心をどう解釈していいのか難しいところ。
チートイさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-01-08 22:14:50)
7.ネタバレ ポーランドが経験した戦中戦後の悲惨な歴史を知るうえでも価値があるし、芸術的にも価値があることは理解しつつも、正直中盤に退屈感を覚えた。内容が内容だけに終始重苦しい雰囲気で描かれるのだが、さらに重苦しく描かれている『地下水道』のほうが引きつけて離さないパワーを感じた。皆様のレビューを読みながら映画を思い返すと、いろいろと印象的なシーンが蘇ってきて、しかもそんなシーンが多々あることに気づかされるのですが、それでも夜長繰り広げられるパーティの各エピソードのダラダラ感が、いくら主人公の残酷な葛藤を描くために存在するとしてもどうにも退屈に感じてしまいました。有名なラストシーンは壮絶な最期を壮絶な画で見せており、その容赦の無い悲劇性に愕然とするとともに、一人の青年の死の意味するものの大きさを噛みしめること必至の圧倒的な画に感動しました。
R&Aさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-11-15 12:11:02)
6.「地下水道」を観た後では、主人公のサングラス姿は痛々しい。いとも簡単に武器所持が発覚して追われる彼の姿は、あの暗黒の地下で数多くの修羅場をくぐり抜けて生き延びた男の最期にしては、あまりに呆気無いものを感じさせたが、これも人生の皮肉なんだと思った。
トバモリーさん 6点(2004-04-08 09:33:26)
👍 1
5.小説は読んでいないのですが戦後のポーランドの辛い時代が感じられる映画でした。モノクロの映像がシャープできれいなのですが、いま思い出そうとすると印象が薄いです。
omutさん 6点(2003-09-04 00:16:12)
4. 当時のポーランドの社会情勢と共産主義とは何か理解しておかないと納得ができないと思う。
 先日、この監督作品の特集番組が放送されたようだが、恐らくそれを観た人の評価は高くなると思う。
 私は観ていないので、細かい演出まで理解できなかった。
 暗殺に成功した主人公と殺された人間が抱き合う事で「我々は同じポーランド人なんだ」なんて、何も予備知識なく観賞した人間がどうして理解できるというのだ?
 点数が高い人は恐らく高齢者で「良」の評価が沢山ついているのも、これまたこの時代を知る高齢者だと思う。
 最初のレビューの方で「理解出来ないからと言って点数を下げるな」なんてコメントを書いてあったが、とんでもない話しである。
 映画とは、社会を理解出来ない人に送るメタファーを交えたメッセージなのだ!
 理解出来ない隠喩に価値は見出せない。
 とは言っても、私にとっては10年後には価値が変わりそうな映画にもなりかねない不思議な作品である。
クロエさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-12-12 20:30:58)
👍 1
3.雰囲気だけで進んでいるようにしか見えませんでした。主人公はもっとどろどろした情念とか業とかを背負っているはずなのに、妙に作品が綺麗に技巧的にまとまってしまっているのです。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-12-10 00:30:13)
2.灰とダイヤモンドとの分かれ目。
それは、ほんの些細な運命の別れ道。
そして男女の運命的な出会い・・・

まあ、内容はともかく、退屈な作品だ。
全体的に映像が暗すぎるのも観ていて疲れる。
長く感じた。

ただし、主演の女優さんはとても綺麗だった。
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 4点(2008-03-01 21:48:23)
1.ネタバレ 学生時代に一度だけ観ましたがよ~く覚えています。年月を経た今も加点要素が無い作品です。ドイツに替わって居座ったソ連に抵抗する組織の末端でコソコソと人殺しに精を出すマチェック。それは自らの意志での事。国家の為という大義はウスッペラ~イ代物である事が窺えるウエイトレスとの係わり、ソ連兵の手にかかる因果応報な最期までベタな展開。人を殺して灰にした者の灰の中にダイヤモンドなどあるはずがありません。思わせぶりに辟易。全編に亘りナルシスト臭プンプン、キモチワルイ。
The Grey Heronさん [映画館(字幕)] 0点(2009-09-21 16:44:04)
👍 1 😂 1
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【点数情報】

Review人数 35人
平均点数 7.66点
012.86%
100.00%
200.00%
300.00%
438.57%
500.00%
6514.29%
7411.43%
8925.71%
9411.43%
10925.71%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.50点 Review4人
2 ストーリー評価 5.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 4.25点 Review4人
4 音楽評価 4.00点 Review2人
5 感泣評価 3.75点 Review4人

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