映画『ホワイト・オランダー』の口コミ・レビュー

ホワイト・オランダー

[ホワイトオランダー]
White Oleander
2002年上映時間:109分
平均点:6.52 / 10(Review 44人) (点数分布表示)
ドラマ青春もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2016-12-08)【イニシャルK】さん
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監督ピーター・コズミンスキー
キャストアリソン・ローマン(女優)アストリッド
ミシェル・ファイファー(女優)イングリッド・マグヌセン
レネー・ゼルウィガー(女優)クレア・リチャーズ
ロビン・ライト・ペン(女優)スター
ビリー・コノリー(男優)バリー
パトリック・フュジット(男優)ポール
タリン・マニング(女優)ニキ
マーク・ドネイト(男優)デイヴィー・トーマス
コール・ハウザー(男優)レイ
本名陽子アストリッド(日本語吹き替え版)
勝生真沙子イングリッド・マグヌセン(日本語吹き替え版)
安藤麻吹クレア・リチャーズ(日本語吹き替え版)
山像かおりスター(日本語吹き替え版)
浪川大輔ポール(日本語吹き替え版)
内田夕夜(日本語吹き替え版)
宮寺智子(日本語吹き替え版)
磯辺万沙子(日本語吹き替え版)
音楽トーマス・ニューマン
挿入曲シェリル・クロウ"Safe and Sound"
撮影エリオット・デイヴィス
製作ハント・ロウリー
製作総指揮パトリック・マーキー
E・K・ゲイロード二世
配給ギャガ・コミュニケーションズ
美術ドナルド・グレアム・バート(プロダクション・デザイン)
衣装スージー・デサント
あらすじ
母娘で平和に暮らしていたある日、母親(ミッシェル・ファイファー)が、恋人の男性を殺害し終身刑になる。15歳の娘アストリッド(アリソン・ローマン)は、里親に預けられることになった。しかし母親は、刑務所の中から、ことあるごとにアスリッドに影響力を及ぼそうとする。オランダーとは夾竹桃(きょうちくとう)という花のこと。強く美しくあるために毒を放つ花・・。
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💬口コミ一覧

44.里親と施設、そして刑務所での母との面会を通して自立していく少女のお話。自分の行いを微塵も反省する事無く、刑務所の中からでも娘を意のままにしようとする母親をミシェル・ファイファーが見事に演じ切っている。里親によってくるくると変わるファッションや表情がアストリッドの心情を良く表していると思う。ポールの存在があったからこそ、ラストでほっとした気持ちになれた。
よっさんさん 9点(2004-01-09 08:31:22)
43.「シャイン」の天才ピアニストの父親は息子を自分の所有物のような感覚で愛してしまい、息子は壊れてしまった。この映画の母親の娘に対する愛情は利己的なのかもしれないが、たぶん私は最初から最後までこの母親の応援をしていたと思う。  それは彼女が冷酷非常に見えても、やはり娘を想って、苦しみ悩んでいる姿が垣間見られたから。  彼女が強ければ強いほど、それが際立ってよく見えたような気がする。      娘役の少女の姿がコロコロ変わるのが印象的だったが、それは彼女のこころが激しく揺れ動いている様子を表現しているようで分かりやすかった。
花守湖さん 9点(2003-12-28 22:39:25)
42.ミシェル・ファイファー演じる気が強く娘を溺愛するがゆえに生じる様々な食い違いや考え方の相違をじっくりと丁寧に描いた見ごたえあるドラマでした。娘役のアリソン・ローマン、初見ですがいい女優さんで母娘二人の白熱した演技合戦は見物です。「ER」のカーター君(ノア・ワイリー)も少しですが出てました。
白い男さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-12-21 23:16:14)
41.母娘の関係を描いた秀作。ラスト近く、「開放してくれた」とアストリッドがつぶやく。けれども決して母のことが頭から離れない。状況設設定はかなり特殊です。きわだって感動的な場面もなく、むしろ淡々とした作りなのだけれど、母娘の普遍的な関係を見事に描いてみせてくれます。
ひよりんさん [映画館(吹替)] 8点(2008-02-10 09:39:45)
40.ネタバレ あまりに母親が子にも完璧を求めてしまい、遂には娘が「それは違う」と気づいてくれましたね。母も自分が過去に過ちを犯した事を認め、完璧じゃない「母」を出してしまってから、言葉の説得力を一気になくしてしまったラストの方が印象的でした。そしてミシェル・ファイファー、ロビン・ライト・ペン、レニー・ゼルウィガーなどなど女優陣が豪華ですね。そして画面と音楽が実に美しい!音楽は「ショーシャンクの空に」も手がけたトーマス・ニューマンですが、この映画と相性ピッタリです。「ホワイトオランダー」とは白い夾竹桃の事で自らの美しさを保つために毒を発する花だそうですが、まさにこの映画の中のミシェル・ファイファーそのものですね。そして娘役のアリソン・ローマンが上手いです。見て損は決してありません。 全体的に刺はあるけど色々な意味で本当に「美しい」映画です。
まさかずきゅーぶりっくさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2004-09-25 00:52:00)
39.ネタバレ 美しさと鋭いトゲを併せ持つ母と、自分自身もトゲを持ちながらも母のようになりたくない、と自身のアイデンティティーを模索する娘。母に待たされる車中など、アストリッドが主観的に長く感ずる部分は贅沢に時間を取り、それ以外は思い切ってカットしているように思うが、それだけにアストリッドの心の変遷が浮き彫りになっていたと感ずる。“強い母”が、変わったアストリッドを見て言葉を失い、娘を責めるよりは自分を責めたのが印象的である。ラストの“どんなに私を傷つけようと、母は私を愛している”というアストリッドの帰結に、親子の絆の強さと同時にその哀れさを感じた。静かに心に染み入る1本。
nothing-to-loseさん 8点(2004-09-14 06:47:10)
38.ネタバレ 世界で唯一の母と突然引き離され、幼いが故にステップマザーの影響をもろに受け、然しながら自分の居場所を探す娘。一方、自身の信念と法の相違の間で、無理やり引き離された母娘の絆を繋ぎ止めようと戦い続ける母。二人の関係は真に『美しさと毒』を併せ持つプレシャスな関係。
  母も娘も里親もそれぞれの立場では、必死に生き続けようと日々を暮らしてる。 そして最後に母親場取った行動は。。。   僕はこの作品の中に女性であるが故の、力強さ、タフネスを感じました。かなり良い作品だったと思います。ミシェルの女優としての凄さは、真に最後のシーンに凝縮されていましたね。  そしてエンドロールはこの映画にピッタリの、シェリルクロウ。彼女もその美貌と同性愛の偏見に立ち向かう『美しさと強さ』象徴ですね。かなりニクイ!!演出です。  個人的には『マッチスティック。。』『ビッグ。。』とアリソンの作品を連続で見てますね。彼女の演技も今後が期待できそうで好感です。
Pizzさん 8点(2004-07-02 00:44:04)
37.なかなかイイ映画でした。アリソン・ローマンの演技がミシェルやレニーを圧倒してました。末恐ろしい女優です。
ギニューさん 8点(2004-02-21 20:59:05)
36.ネタバレ 中盤、段々と「悪の道(?)」に染まっていくヒロインが心配でしょうがなかった。 娘を持つ父親というのはこういう心境なのでしょうか? 皆様レビューの通り、主演二人の演技は物凄いです。
たくわんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-10-10 18:43:45)
35.ネタバレ ミッシェル・ファイファーの演技力にプラス1点。夾竹桃は美しい反面、強力な毒を持つ・・・と言うのも頷ける。刑務所の中からも娘を虜にする母親。振り払いたいのに、母親ゆえに振り切れない娘の葛藤。「私を自由にして」という重い言葉の裏に、様々な母の人生、自分の人生が絡む。アリソンの演技力とファイファーの魅力で成り立っている映画で、演技力が無い俳優だったらコケていたと思うなあ・・。周りの俳優がどんな人だったか思い出せないほど、二人が際立っていたので。母と娘を考え直して見たい方、一度ご覧あれ。良きにせよ、悪きにせよ、美しく強い母を堪能できます。
といっても、車に娘を残していく母親は私は嫌だけど。
ロボットさん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-18 13:11:30)
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34.なかなか表現の難易度が高いテーマだと思うが、何といっても、ミシェル・ファイファーの気迫のこもった演技が凄い。作中でこの母親にコントロールされていた娘同様、画面の前の我々も、この冷たい迫力に思うがままにコントロールされそうである。それを演技の上できちんと受けきったアリソン・ローマンも見事。また、メイクやヘアメイク、衣装、色彩関係もきちんと内容表現に即した形になっている。登場人物の座り位置や撮影方向なんかにもさりげないこだわりがあるのも嬉しい。
Oliasさん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-11 04:18:18)
33.淡々と進むストーリーとは裏腹に観ていて飽きのこない秀作。そうそうたる豪華なキャスト陣の演技もさることながら、喜怒哀楽を散りばめながらも微妙な演技が必須であった主人公役のアリソン・ローマンの絶妙な演技がすばらしかった。若いのに良い演技をするなと感心していたが当時のアリソンの年齢を知って二度ビックリ。幼さの残る年齢かと思いきや、どうりで幅のある演技ができるわけだと納得した。
ムッシュ★いち~ろ!!さん [DVD(字幕)] 7点(2007-06-23 23:56:36)
32.自分の子供が邪魔で殺してしまう母親が話題になる昨今ですが、例え殺さなくとも我が子を邪魔に感じる瞬間って、多かれ少なかれあるんですかね?子供の居ない私にはわかりませんが。また、我が子を支配したいにもかかわらず、他人の(親?)手で他の色に染まっていく、自立して自分から離れていく悔しさってのもまあわからなくは無いですけど、実感は無いです。住処を転々と変えながら成長していく少女は痛々しくもあり、力強くもあり、見ていて複雑な心境になります。30過ぎても「親は絶対的に正しい」って親の言う事に盲目的な人って居ますけど、自分の親を一人の人間として客観視できるようになった時が「親離れ」するって事なのかな?って思います。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-08-14 01:14:41)
31.タイトルやポスター・デザイン等から、女性同士が助け合う様な女性向け人情ドラマを勝手に想像してたんですけど、全く違うハードな内容にビックリ。私的には凄く面白かったです。かなりテンポ良く進むので軽い印象もありますが、映画が破綻するギリギリの所で踏み止まってると思う。そして何より、この映画の要はミシェル・ファイファー。美しさと冷徹さを兼ね備えた白キョウチクトウは、鉄格子の向こうからでも容易に人の心を支配することが出来る、正に女ハンニバル・レクター。彼女のキャラクターと迫力ある演技が余りに強烈だったので、母親の呪縛から逃れようと右往左往する主人公を好演したアリソン・ローマンを始め、豪華女優陣がほとんど印象に残りません。本作のファイファーは一見の価値ありです、7点献上。
sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-08-07 00:25:27)
30.この母と娘の辿り着く所はどこなんでしょう?
たまさん 7点(2005-02-22 22:50:48)
29.ネタバレ 重い内容だけど映像が綺麗で最初に流れていた音楽も癒されました。いい映画だったけど、母親のトゲトゲしさには不快感がありました。特にレニーがやっていた役を哀れむところとか。
Geneさん 7点(2004-12-11 11:35:03)
28.ちょっと駆け足な展開がしなくもないが、女優陣の演技が素晴らしい。
pied-piperさん 7点(2004-11-07 21:58:06)
27.ミシェル・ファイファーさんにロビン・ライト・ペンさんにレニー・ゼルヴィガーさんにアリソン・ローマンさんなんて、こんな豪華キャストの映画が見れてよかったです。お話もとてもよかったです。。。
makoさん 7点(2004-02-10 18:47:18)
26.情感があっていいよね。全体的な配色もきれい。淡いブルーが作品をひきたたせてるじゃないか!人物の心情が鮮やかに表現されてる。そしてアリソンローマンが素敵じゃん?グッド!
ばかぽんさん 7点(2004-01-24 02:48:02)
25.刑務所に入ってからでもなお少女を意のままにしようとする強烈な性格の母親と、その母親の精神的呪縛から自立していく少女のお話。母親にミッシェル・ファイファー、かわいそうな少女の里親になるのがロビン・R・ペン、レニー・ゼルウィガー(かーすけさんに同感)と演技巧者の女優陣。その中で負けるどころかピカピカ光って印象的だったのが主役?の少女のアリソン・ローマン。全く知らなかったのだがこの時23歳。時に年齢不詳に見えるが、小柄だし表情や仕草は完全に14、5歳の少女に見える。化粧して現れたときには色っぽくて大人びてたのでびっくりした。目下注目の有望株。話は地味で暗いが、これら女優たちを堪能できるので結構お勧め。7点以上8点未満の微妙なところ。
キリコさん 7点(2004-01-05 15:57:46)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 44人
平均点数 6.52点
000.00%
100.00%
200.00%
312.27%
424.55%
536.82%
61534.09%
71534.09%
8613.64%
924.55%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 4.50点 Review2人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

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