映画『シカゴ(2002)』の口コミ・レビュー(18ページ目)

シカゴ(2002)

[シカゴ]
Chicago
2002年上映時間:113分
平均点:7.10 / 10(Review 450人) (点数分布表示)
公開開始日(2003-04-19)
ドラマコメディ法廷ものミュージカル犯罪もの戯曲(舞台劇)の映画化
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タイトル情報更新(2019-03-16)【+】さん
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監督ロブ・マーシャル
助監督エリック・J・ロバートソン(ノンクレジット)
ジョン・デルーカ〔振付〕(第二班監督)
キャストレネー・ゼルウィガー(女優)ロキシー・ハート
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(女優)ヴェルマ・ケリー
リチャード・ギア(男優)ビリー・フリン
クイーン・ラティファ(女優)ママ・モートン
ジョン・C・ライリー(男優)エイモス・ハート
ルーシー・リュー(女優)キティー
ドミニク・ウェスト(男優)フレッド・ケイスリー
コルム・フィオール(男優)マーティン・ハリソン
クリスティーン・バランスキー(女優)メアリー・サンシャイン
テイ・ディッグス(男優)バンドリーダー
スーザン・マイズナー(女優)リズ
マイア(女優)モナ
松本梨香ロキシー・ハート(日本語吹き替え版)
深見梨加ヴェルマ・ケリー(日本語吹き替え版)
津嘉山正種ビリー・フリン(日本語吹き替え版)
高乃麗ママ・モートン(日本語吹き替え版)
楠大典バンドリーダー(日本語吹き替え版)
弥永和子メアリー・サンシャイン(日本語吹き替え版)
金尾哲夫マーティン・ハリソン(日本語吹き替え版)
小山力也フレッド・ケイスリー(日本語吹き替え版)
本田貴子ジューン(日本語吹き替え版)
湯屋敦子アニー(日本語吹き替え版)
山像かおりリズ(日本語吹き替え版)
納谷六朗陪審長(日本語吹き替え版)
相沢まさきエイモス・ハート(日本語吹き替え版)
原作ボブ・フォッシーミュージカル『シカゴ』
フレッド・エッブミュージカル『シカゴ』
モーリン・ダラス・ワトキンス(原作戯曲)
脚本ビル・コンドン
音楽ダニー・エルフマン
作曲ジョン・カンダー(ミュージカル『シカゴ』)
編曲スティーヴ・バーテック
ブルース・ファウラー〔編曲〕(ノンクレジット)
挿入曲レネー・ゼルウィガー"Roxie"他
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ"I Can't Do It Alone"他
リチャード・ギア"All I Care About"他
クイーン・ラティファ"When You're Good To Mama"
ジョン・C・ライリー"Mr. Cellophane"
撮影ディオン・ビーブ
製作ドン・カーモディ(共同製作)
ジョン・M・エッカート(追加撮影ライン・プロデューサー)
ミラマックス
製作総指揮ハーヴェイ・ワインスタイン
ボブ・ワインスタイン
メリル・ポスター
配給ギャガ・コミュニケーションズ
特撮トイボックス社(視覚効果)
ランドール・バルスマイヤー(視覚効果監督)
アンドリュー・ワイスブラム(視覚効果編集)
美術ジョン・マイヤー(プロダクション・デザイン)
ランドール・バルスマイヤー(タイトル・デザイン)
振付ロブ・マーシャル
ボブ・フォッシー
ジョン・デルーカ〔振付〕(振付スーパーバイザー)
衣装コリーン・アトウッド
編集マーティン・ウォルシュ
アンドリュー・ワイスブラム(編集補助)
録音マイケル・ミンクラー
字幕翻訳戸田奈津子
その他スティーヴ・バーテック(指揮)
ロバート・フライヤー(献辞)
ボブ・フォッシー(献辞)
グウェン・ヴァードン(献辞)
あらすじ
舞台は1920年代のシカゴ。スターになることを夢見るロキシーは、ある出来事で愛人を殺してしまい、刑務所に入ってしまう。刑務所には憧れのスター、ヴェルマが居た。彼女も夫と妹を殺して刑務所に服役中だったのだ。ヴェルマはマスコミと凄腕弁護士、ビリーのおかげで捕まる前より人気があがってきている。それを知ったロキシーもビリーを雇うのだが…。アカデミー賞全6部門を受賞したミュージカル映画。
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💬口コミ一覧

110.ネタバレ これって、もしかして「映画的キュビズム!?」と思ってしまいました。■ピカソによって提唱された「キュビズム」は“複数の視点による対象の把握と画面上の再構成”を意図する芸術活動のことで、隠れて見えない立体物の裏側や、もともと見えない人間の内面を、サイコロの展開図のように2次元絵画へ定着させていく手法であると理解しています。そもそも従来のミュージカル映画のミュージカルシーンというものは「映画の構造」を語る上では重要な要素になり得ないと認識をしていましたが、この映画のミュージカルシーンこそは、対象物の裏側や内面を訴求しうるものとなっており、光の当たらない・目に見えない・隠された側面を浮き立たせ、物語の真正面を語るストーリーシーンとともに、対象物を多面的に複合的にそして立体的に訴えかけてくるのです。この映画は“複数の視点による対象の把握”という作業を経て、ミュージカルシーンという異なるアプローチを内包することによって“映画を(多面的に複合的に立体的に)再構成”しているのです。そんな「映画の構造」を考え巡って、前述の「キュビズム」という言葉に行き着いたわけです。今作品が他の凡庸なミュージカル映画と一線を画す要因となるのが、演出味たっぷりなナイトクラブのショーという別次元で、全てのミュージカルシーンが実施されているところにあります。出演者がショーのパフォーマーとなり、観客に向けてストーリーシーンとは違う手法のプレゼンテーションを繰り広げていくのです。その内容は「嘘まるだしの逆説的自己プレゼン」や「可笑しいほど自虐的な自己プレゼン」であったり「ある状況下における人間関係、力関係の変化、役割説明」までもが、照明・衣装・大道具を利かした劇的空間で展開されるのです。このようにストーリーシーンとミュージカルシーンとの明快で大胆な分離を計ることによって、「違う視点」がクローズアップされ、この映画は厚みのある立体感のある作品へと昇華し、稀有なミュージカル映画と醸成していったのです。■ラスト2人組による機関銃ショーは 「誇大妄想としての叶わなかった夢物語」であったと主張しておきたい。結局、共演が成功しなかった末の妄想だったのだ。嘘・自惚れなど虚実入り乱れたこの映画のラストとしては悪くない解釈だと思いますが、いかがでしょうか?

マーク・レスターさん 8点(2005-01-01 00:54:03)
👍 1
109.これは面白くなかったです。ムーランルージュの方が観やすかったです。殺人の理由も勝手だしそこからひたすらミュージカルですね。これなら映画にしなくてもブロードウェイで上演していれば十分だと思います。スートーリーをもうちょっと練って欲しかった。
たかちゃんさん 3点(2005-01-26 07:02:30)
108.ネタバレ かなり退屈でした.結局ミュージカルがメインの映画だったんですね.「バカな女が不倫相手をかっとして殺しました.腕利きの弁護士が無罪にしてくれました.」こんなの2時間ドラマにもなりまへん.
マー君さん 3点(2005-02-06 14:58:55)
107.ネタバレ タモリと同じ理由でミュージカルが嫌いだったんだけど、たまたまTVで観れたので観てみた。ミュージカル映画初でしたが、なんだそんなに違和感ないじゃんと。舞台と違って映画なら平気かもしれない。ごめん参考にならないコメントで・・笑
レニーって体と顔のギャップがすごいなと思った。別なものみたいだ。リチャード・ギアって歌えるんだな。しかし何をやっても無難な単なる二枚目だね。
モフラーさん 6点(2005-02-21 21:07:04)
106.久々に面白い映画を観ました。アカデミー賞=重い?というイメージがあったので、どうかなぁ...と思いましたが、軽いタッチで楽しめました。世知辛い現実を忘れられる大人の“ディズニーランド・ショウ”。ザッツ・エンターテイメントでした。
杜子春さん 8点(2005-03-04 20:33:04)
105.ミュージカル映画はもっとも好きなジャンルのひとつですが、これは新しい形を見せてくれましたね。ミュージカル映画は登場人物がいきなり歌って踊りだすから苦手、という人にも進められると思う。悪を肯定的に描いているのも個人的にはマル。
シェリー・ジェリーさん 9点(2005-03-05 14:03:09)
104.まぁ、向き不向きがあるんだろうね。歌わないで、きちんと話しなさい。と、突っ込みたくなる時点で、私には不向きということです。
シネマパラダイスさん [DVD(字幕)] 3点(2005-04-26 08:49:19)
😂 2
103.ミュージカル嫌いではないし、皆さんの評価も高いので、期待して見たら完全に肩透かしにあってしまいました。曲とかはいいんですけどね‥‥
ジョー大泉さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-05-02 10:34:55)
102.この映画は、現実とミュージカルシーンとの2重性により展開していくが、最終的に、その2つの展開を別々に捉えては理解できない部分が見えてくる。ミュージカルシーンでの心情の吐露や妄想が全くの装飾であり、嘘ではないか?と感じさせるシーンもあり、ミュージカルシーンのリアリティそのものが宙吊りされるような感覚に襲われるのである。しかし、この映画が図らずも表現し得たのは、実は現実とミュージカルシーンとの2重性、この2つ展開の擦れから地下水のように滲み出てきたある種の違和感、その断絶線から沸き出でる本質的な感情なのである。
最後の裁判シーンで、リチャード・ギア演じる弁護士がロキシーの日記についての弁明を行う。その際、彼はずっとタップを踊り続けている。彼はステップを刻み続けるが、それは、何というか、彼にとっての脅迫観念のようなものだったと僕は思う。『とにかく踊り続けるんだ。。。』 そういう声が彼の最も深いところから聞こえているということが、場面の擦れから、その断絶線から僕らに伝えられる。この映画がミュージカルというエンターテイメント性からハッキリと零れ落ちた場面である。(その後、ギアに言い訳を言わせるが。。)

結局のところ、この映画は、ミュージカルシーンによって心情と現実という区分を明確化するのだが、実際はそれによって明確化され得ないもの、2つ場面展開の擦れや捩れを克明に捉えることである種の表現を達成し得たのではないだろうか。その方法論こそ、これからの映画が目指すべきひとつの方向性ではないかとさえ僕は思う。

最後に、、キャサリン・ゼタ=ジョーンズの迫力ある歌声と踊りは素晴らしかったが、やっぱりレニー・ゼルウィガーの存在感もすごいナ。そういう愛すべき映画でもある。まぁ当然のことながら。。
onomichiさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-05-02 13:30:11)
101.ミュージカル映画は初めてだったのですが、あまりのノリの良さに圧倒されました。レニーもキャサリンもイメージを裏切る素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。一流たる者、歌えて踊れないとダメですね(笑)。ストーリーは当時の腐敗した社会情勢を如実に現しているようで興味深かったです。犯罪者がスターになるなんてあり得ないですね...とにもかくにもミュージカルシーンだけでもお腹いっぱいになりました。
ブッチ・ハーモンさん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-04 10:16:11)
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100.ミュージカルとしては最高の出来かも。歌と演技に迫力あるから、圧倒されっぱなし。アメリカらしさの塊が詰まっている感じですね。それにしても、この作品の女と男は対照的だ。罪の意識どころか世の中は自分のためにあると思っているキャサリンとレニー。人が良いだけのギアとミスター・セロファン。勝負にならないなあ。まあ、相手してもらっているだけでも良しとするか。情けないけど。
パセリセージさん [映画館(字幕)] 9点(2005-06-24 00:14:48)
99.とにかく見ていて楽しい。意味不明なとことかもあるけど関係ありません。操り人形ダンスとかくだらないんだけど楽しいんです。ラスト、キャサリンとレネーのステージは言うまでも無く、感動的に素晴らしかった。
ちゃかさん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-08 10:06:43)
98.題材もテンポもみな悪くないんだけど、なぜか惹き込まれるものがない。アカデミー作品賞作品ということで期待したけど、それほどでもなくてがっかり。あたしぁ、もっと感動がほしいのよ。
mhiroさん [ビデオ(吹替)] 5点(2005-07-13 17:58:59)
97.歌あり踊りありの楽しい映画だと思います。これは楽しい♪♪レニーを最初見下してるキャサリンが段々地位危うくなって必死なとことか記者会見で操り人形になって歌うシーン、面白い!!Mr.セロファンが惨めすぎで最後に優しく迎えに来てんのに袖にされて可哀想ったら(涙)アカデミー作品賞ものかって気はするけど(娯楽映画ですから。映画は娯楽って言われちゃ身も蓋もないけど…)、やっぱミュージカルって飽きが来なくて楽しい♪
ジムプリチウスさん [映画館(字幕)] 8点(2005-07-17 22:06:37)
96.やっぱりミュージカルは苦手でした。
Sleepingビリ-さん [DVD(字幕)] 3点(2005-07-23 00:04:57)
95.利用できるものがある人は、それをガンガン利用して生きていってもよいのです。私は利用できるものが何もないので地道に頑張ります(涙)
エムラ兄妹さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-09-02 04:29:01)
94.アカデミーの12もの部門に大量ノミネートし、助演女優などは2人もノミネートして、主演から助演まで出演者は一通りアカデミーに絡んだ状態にありながら、ノミネートさえされていないリチャード・ギア。さすがです
永遠さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2005-09-11 08:49:51)
😂 2
93.ミュージカルを見て、映画も見たくなった。
音楽がいいね~。内容は単純。話に濃さがないから、わかりやすいかな~。
Takuchiさん [DVD(字幕)] 8点(2005-09-12 19:38:52)
92.一昔前の傑作ミュージカル映画に比べると全くよさを感じないのは私だけでしょうか、、、
maemaeさん [映画館(字幕)] 5点(2005-10-28 23:45:55)
91.音楽がのりのりで、テンポが良いので見やすいですね。何度か見直しているとついつい一緒に歌っている自分がいます。
お好み焼きは広島風さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-11-12 17:31:42)
👍 1
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 450人
平均点数 7.10点
061.33%
120.44%
240.89%
3184.00%
4214.67%
5327.11%
65913.11%
78819.56%
810824.00%
96714.89%
104510.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.57点 Review14人
2 ストーリー評価 6.16点 Review30人
3 鑑賞後の後味 6.90点 Review30人
4 音楽評価 8.86点 Review38人
5 感泣評価 2.12点 Review8人

【アカデミー賞 情報】

2002年 75回
作品賞 受賞 
主演女優賞レネー・ゼルウィガー候補(ノミネート) 
助演男優賞ジョン・C・ライリー候補(ノミネート) 
助演女優賞キャサリン・ゼタ=ジョーンズ受賞 
助演女優賞クイーン・ラティファ候補(ノミネート) 
監督賞ロブ・マーシャル候補(ノミネート) 
撮影賞ディオン・ビーブ候補(ノミネート) 
オリジナル主題歌ジョン・カンダー候補(ノミネート)"I Move On"(作曲)
オリジナル主題歌フレッド・エッブ候補(ノミネート)"I Move On"(作詞)
音響賞マイケル・ミンクラー受賞 
美術賞ジョン・マイヤー受賞 
衣装デザイン賞コリーン・アトウッド受賞 
脚色賞ビル・コンドン候補(ノミネート) 
編集賞マーティン・ウォルシュ受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2002年 60回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 受賞 
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)レネー・ゼルウィガー受賞 
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)キャサリン・ゼタ=ジョーンズ候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)リチャード・ギア受賞 
助演女優賞クイーン・ラティファ候補(ノミネート) 
助演男優賞ジョン・C・ライリー候補(ノミネート) 
監督賞ロブ・マーシャル候補(ノミネート) 
脚本賞ビル・コンドン候補(ノミネート) 

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