映画『地球の静止する日』の口コミ・レビュー(2ページ目)

地球の静止する日

[チキュウノセイシスルヒ]
The Day The Earth Stood Still
1951年上映時間:92分
平均点:6.74 / 10(Review 47人) (点数分布表示)
公開開始日(1952-03-28)
ドラマサスペンスSFモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2003-05-25)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2017-08-09)【+】さん
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監督ロバート・ワイズ
キャストマイケル・レニー(男優)クラトゥ
パトリシア・ニール(女優)未亡人 ヘレン・ベンソン
ヒュー・マーロウ(男優)トム・スティーヴンス
サム・ジャッフェ〔男優〕(男優)ジェイコブ・バーンハート教授
ビリー・グレイ(男優)ボビー・ベンソン
フランシス・ベイヴィア(女優)バーレイ夫人
フランク・コンロイ(男優)アメリカ大統領補佐官 ハーレー(ノンクレジット)
納谷悟朗クラトゥ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
山内雅人トム・スティーヴンス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
太田淑子ボビー・ベンソン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作ハリー・ベイツ「来訪者」(芳賀書店)/「主人への告別」(創元SF文庫)
脚本エドマンド・H・ノース
音楽バーナード・ハーマン
編曲バーナード・ハーマン(ノンクレジット)
撮影レオ・トーヴァー
製作20世紀フォックス
配給20世紀フォックス
特撮フレッド・サーセン(特殊撮影効果)
L・B・アボット(特撮チーム)(ノンクレジット)
レイ・ケロッグ〔特撮〕(特撮チーム)(ノンクレジット)
美術ライル・ウィーラー(美術監督)
トーマス・リトル(セット装飾)
衣装チャールズ・ル・メイル(ワードローブ・ディレクター)
編集ウィリアム・レイノルズ〔編集〕
あらすじ
驚くべき速度で地球に向かって来る飛行物体が発見され、全世界の人々が見守る中、それはワシントンDCの公園に着地し、中から一人の宇宙人が現れた。そして、「彼」が何かを懐から取り出し、目前の人間に手渡そうとした時、一発の銃声が轟いた…。1951年、ハリイ・ベイツの「主人への告別」をモチーフに、ロバート・ワイズ監督が世に送り出した本格的SF作品。
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💬口コミ一覧

27.大げさなタイトルがついているものの、中身はと言うと、宇宙人(と言いつつただのオッサン)がウロウロした挙句、人類への警告と称して、たったの30分、停電を起こすだけ、という・・・。おいおい。せめて1時間。なんでやねん。まあ、かなり大がかりなロケーション撮影をやってるわりに、内容なコレなので、スケールがデカイのやら小さいのやら、よくわからん映画でしたが。テルミン全開の腰が砕けそうな音楽に乗って飛来してきた円盤、ツルンとした継ぎ目も何もないような形状が、なかなかに未来的。宇宙人クラトゥは、もうちょっと地球のコトを勉強してから来なさい(計画が甘いぞ)⇒勿論、だからこそ、この映画が“風刺”になり得るのだけど。未知のトッテモ硬い金属でできているわりにはウレタンか何かに見えてしまうロボット。こやつ、イマイチ活躍しないのだけど、兵士が2名ばかり、ほとんどドサクサまぎれに光線で殺害されてしまうのが、哀れ。というわけで、パニック映画か何かだと思って観ると、ヘンなところもありますが、当時の世界情勢と“ファースト・コンタクトもの”をうまく絡めた点、あるいは、冒頭とクライマックスのスピード感ある演出などが、見どころでしょうか。
鱗歌さん [DVD(字幕)] 7点(2009-04-19 17:18:14)
👍 1 😂 1
26.映画でも小説でも思いますが、異星人が来た時の対応は難しいですね。いきなり攻撃してきてくれた方がどれだけ楽か。
TAKIさん [DVD(字幕)] 7点(2009-02-15 15:29:02)
25.ネタバレ これはパッケージを見て「カルトSF」みたいなことを書いてあったので、
「いい感じの古いB級SFか」などアホなことを連想していましたが、ロバートワイズ監督なので全然B級じゃありませんでした、すみません、、、。
超レトロな感じのモノクロSFですが、「ウエストサイド物語」のロバートワイズ監督なので、人間ドラマがとても豊かに描かれていて、眠くなるということは全然ありませんでした。
「地球が静止する日」というタイトルがとても不気味な印象で、パッケージに映っている巨人みたいのも不気味な感じがして、それで館ホラーの名作「たたり」の監督作品だから、もっと怖くて不気味な作品なのかなと思いましたが、そうでもありませんでした。

宇宙船の構造がシンプルで、とてもカッコ良かったと思います。
ロボットの存在感も素晴らしいです。
音楽も良いですね。
リメイクされるそうですが、今この作品から学ぶものが沢山あるのかもしれません。
ゴシックヘッドさん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-15 03:32:22)
24.時代が時代なだけに、特撮に文句をいうのはご法度ですが、それを感じさせないストーリー、さすが職人監督のロバート・ワイズ。サスペンスっていうよりもドラマに重点を置いて地球平和を訴えるその背景は素晴らしいです。最近キアヌ・リーブス主演でリメイクされた「地球が静止する日」の予告編を見る限りではリメイク版は街が破壊されたりクラトゥを研究したりとかなり変えてますね。ですがしょっぱなからいきなり始まりちょっとあっさり気味だけどラストまでテンポよく進む展開は時代を感じさせません。バーナード・ハーマンのテルミン音楽は必見!!
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-11 23:19:49)
23.ネタバレ 描ききれないところは変に無理をせずバッサリ斬って作っているため、本当に脚本に無駄がないし、テンポも非常に良い。メッセージ性も分かりやす過ぎるぐらいに強調されている。まるでチャップリンの独裁者のように。ただ、そこまで響かなかったかな。まぁ当時観ていれば間違いなく違った感想を持っただろうが。それと、SFの割りに話がどこか小じんまりして終わってしまったのと、終盤のご都合主義は首を傾げてしまった。と言っても、古典のSFでは間違いなく傑作。
TOSHIさん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-03 22:58:59)
22.「ET」みたいに宇宙人と少年の交流を描いたファンタジー映画かと思いましたが、そうではなく、深いメッセージ性を持つ映画でした。特撮は、今見ると笑っちゃうくらい幼稚。でも、この作品の時代背景となっていた東西冷戦が終結した今でも、強く訴えかける内容がありました。いえ、むしろ、ある意味では東西冷戦以上の緊張をかかえた今だからこそ、こうした映画が必要かもしれません。
チョコレクターさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-05-30 21:14:36)
21.「宇宙人が地球にやってくる」その目的は何か?地球サイドからみた最大の関心事は何のために来たかを知りたいということだろう。ある意味、問答無用で攻撃してくるほうがわかりやすい。攻められればその意図は明らかで、植民地化か全滅のどちらかである。こうなったら腹をくくって戦うか逃げるかしかない。一方、やっかいなのはこの映画のように、友好的にやって来られた場合。しかも、地球人の意志を試しに来るという。どう対処したらいいのか、かなり迷うだろう。おまけに宇宙人の行方がわからないとする。そこにいたはずなのに、いなくなっている。危害を与えるつもりはないのに、逃げた。何故???と、わからない立場からみると、何を企んでいるんだろう?と疑心暗鬼になる。そこんところのリアルさによって、このSFが現実味を帯びてくる。ラストのほうで意味不明な点がいくつかあったが、そもそも宇宙人サイドのとった行動だ。意味不明なところがあって当たり前のように思う。地球人サイドのさまざまな行動は、まったくもって共感できる。人間ってバカだけれど、希望に溢れたいい映画だ。
元みかんさん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-24 20:07:25)
20.ネタバレ 宇宙戦争と同じH・G・ウェルズ 原作なのですが、

私的にはこちらのほうが好きです。

あと、スピルバーグにはこちらの映画のリメイクが合うと思いますが、

宇宙戦争はもう公開秒読みなので仕方ないでしょう。

(宇宙人=悪)をスピルバーグがどう作るのかは興味ありますが・・

さてこちらの作品は、攻撃しない友好的な宇宙人が主役です。

一見宇宙人に見えるロボットはそのまんまロボットで、

UFOから(デザインもこっちのほうが好感)降り立った人間が挨拶に来たところを、

撃たれ病院に運ばれ軟禁されるのです。

どこがE.T.と違うのか?

それはUFOに乗り遅れたのではなく自ら地球にメッセージを届けに来たのです。

何の用かは地球人が持つ武器(核などの)に対する警告なのですが、

それは見ている私たちにも最初からだいたいわかりますが、

その目的を言わない(全世界にではないと言わないと言う)ので、

何もしてないのに迫害され追われる宇宙人がまるで、

人類を試しているようにさえ見えます。

人類から見れば、宇宙人=神の図式かもしれません。
この同乗させている守り神的なロボットは、

地球人が宇宙人クラトゥを殺したとき、地球を滅亡させるプログラムも組まれています。

私の大好きな横山光輝のマーズに似ています。

アルメイダさん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-01 09:31:35)
19.流石は名匠ロバート・ワイズ、本作は半世紀以上も昔の作品ということを全く感じさせません。上空からの俯瞰で描かれる円盤の着陸シーン、そして円盤の側面に忽然と現れる扉と階段(凄いセット!)。目的の判らない一見紳士的な宇宙人と不気味なロボット。ここから一気にミステリーとサスペンスを存分に楽しめるストーリーが展開していき、お約束の美女の悲鳴も忘れてません。この映画が名作として伝えられているのは、そのメッセージ性にもあるのかもしれませんが、私は映画としてのクオリティの高さ故であると思います。ということで、クラートゥ・ボラーダ・ニクトー、7点献上。
sayzinさん 7点(2004-06-17 23:02:17)
18. 東西冷戦の緊張が高まる中で製作されたSFクラシックの名作。まず何よりも平和を訴える善良な宇宙人という設定が秀逸。「宇宙戦争」や「インデペンデンス・デイ」の対極にあるかのような穏和な宇宙人クラトゥを細身のマイケル・レニーが飄々と好演。お供のロボット、ゴートはお子様が期待するようなド派手な破壊活動をする訳ではないので肩透かしを喰うかもしれない。しかし、流石にロバート・ワイズだけあって緻密な状況描写の積み重ね方が絶妙に上手く、ストーリーに深みを与えることに成功している。地上の動力を一斉停止させる場面も飽くまで平和的に人類への警告を行うクラトゥらしいやり方で感心させられた。ハリー・ベイツの原作(「来訪者」)に忠実に映画化してくれていれば、もうワンランク評価も上がったんだが…7点。
へちょちょさん 7点(2003-06-29 09:07:34)
👍 1
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17.ネタバレ ハリウッド製映画には侵略系やモンスター系のSFしかなかった時代に、突如出現したハードSFの古典中の古典です。英国ではすでに第二次大戦前に『来るべき世界』のようなハードSFが製作されていたことを考えると、いかにハリウッドが遅れていたかがわかります。あまりに有名な作品なので観た気になっていましたがそうじゃないことに気が付き、初のフル鑑賞とあいなりました。 いちばんびっくりしたのは、この映画には“地球の静止する”シーンがないということです!強いて言えばクラトゥが全世界の電力や動力を三十分だけ止めるというシークエンスなのかもしれないが、飛行中の航空機には影響が及ばないようにしたり同時刻なのに世界中が白昼だったり、これはこれで突っ込みどころです。低予算だったらしくロボット・ゴートと円盤のセットぐらいしかSF的な要素はありません。クラトゥがもったいぶってラストになるまで地球に来た目的を明かさないのでてっきりそこで地球の自転を止めて見せてパニックになるのかと思いきや、受け取り様によっては単なるお花畑的な演説をして去ってゆくだけ。今の感覚からするとやけに説教臭い映画じゃないかと捉えられるかもしれないけど、本当のテーマは“核兵器の恐怖”だと思います。でも考えてみれば製作されたのは1951年、つまり朝鮮戦争の真っ最中なんだよな。同年に撮られた『遊星よりの物体X』が宇宙から来た生命体を共産陣営や異人種の暗喩として恐怖の対象にしていたのと較べると、その対極に位置するのが本作だと言えるでしょう。 当時はB級映画を手がける職人監督だったロバート・ワイズが初めて撮ったSF作品となります。劇中でバーンハート教授の研究室の黒板に書かれていたのは、物理学者を悩ましていた“三体問題”の正確な数式なんだそうです。こういう目立たないことにも拘りを見せるところはいかにもワイズらしいところです、まさに“神は細部に宿る”ですね。生涯で実に様々なジャンルの映画を撮ったワイズですが、やはり彼の真骨頂は後に『アンドロメダ…』を撮ったようにハードSFだったと言えるんじゃないでしょうか。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-11-14 22:22:02)
👍 1
16.面白かったのは最初の円盤からロボットのゴートが出て来た場面かなあ
あとは宇宙ひとの心理戦だけ、ゴートと地球軍の攻防戦がもっと有ればと思った
マロウさん [DVD(字幕)] 6点(2022-11-11 02:10:25)
15.ネタバレ なになに、地球が静止するって?なるほど地球が自転しなくなってしまうのか!どうなるんだろう。公転はしているのだから昼と夜は訪れる、ってNHKでやってたな。さすがSF映画の先駆作。発想が突き抜けている(感心)。「渚にて」のような人間心理に切り込んだ群像劇だろうか。パニックものだろうか。・・・と諸々の思いを抱いていざ鑑賞。→説教モノでした。まさかの。
核とか危ないことするなってさ。外宇宙にも影響するようなことになったらただじゃ置かないってむしろ恫喝までされてもた。
いやほんと今の世界情勢を見るにつけ、彼にはちょくちょく教育的指導をしに来球してもらいたい気がするよ。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-07-06 23:36:21)
👍 1
14.ネタバレ スチル写真でゴートやクラトゥは見慣れていますが、映画自体を初めて見ました。宇宙船やゴートはデザインがシンプルで、ゴテゴテしているより未来性を感じさせます。手をかざしただけで始動するというのは、製作時期を考えればすごいアイデアなのではないでしょうか。ロバート・ワイズの演出がリアリスティックでいいし、バーナード・ハーマンの音楽もこの手の作品に合っています。ストーリー自体は、クラトゥが地球人に紛れたりと意外な方向に進みました。まあ「フムフム」と見ていたのですが、最後のクラトゥの演説に至ってずっこけてしまいました。
「地球人がこちらの平和を乱すのなら徹底的に潰す」みたいなことを言っていますが、平和平和と言っても戦闘行為自体を否定しているわけではないようです。むしろ相手に攻撃させないため、相手よりも強力な戦闘力を所有することが必要だという考えに聞こえます。核兵器の抑止力に関するクラトゥ氏の意見を聞いてみたいところですね。結局、アメリカ人の思考回路は、当時からほとんど変わっていないのでしょう。いまだに拳銃所持に対する規制をまったく行わないお国柄ですから。なんにせよ、強力な戦闘力を背景に相手を恫喝するような行為は、気分が悪いです。実際問題として、絶大な力を持った存在がにらみを利かせれば、下手な争いは起こせず平安な時期が続くでしょう。しかしそれが、クラトゥ氏が感銘を受けた「人民の、人民による、人民のための政治」といえるのか。いろいろと考えさせられるところがありました。平和の使者であるような顔をしながら、最終的には軍事力に頼る。いかにも東西冷戦時代のアメリカが作った映画、という気がします。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-09-07 19:42:03)
13.ネタバレ 60年前の映画ながら、最後まで興味深く鑑賞できる。宇宙人・クラトゥのキャラクターに対する興味でストーリーがぐんぐんと引っ張られる。現代ではCG技術を駆使した派手なスペクタクル表現が本流になっているSF映画だけど、本来の魅力は未知のものに対するワンダーや期待感であることを再認識しました。高速で飛ぶ円盤や破壊光線を発するアンドロイドも出てきますが、この映画の見どころは別にある。観賞側からは宇宙人と知れているクラトゥとそれを知らない地球人との会話や、宇宙人の目から観た地球人の価値観表現に引き込まれる。展開が容易に想像出来ないという意味で、SF的な好奇心をそそられます。よくよく考えると「スタートレック」の最初のテレビシリーズなども、カークやスポックが今作と同様に会話劇としてSF的な面白味を演出していたのだと思い至りました。二次大戦終結から数年後の作品なのに、すでに冷戦構造下の国際情勢への危惧や、核が従来兵器と決定的に違う意味合いを持つことをメッセージとして残していることも慧眼と言える。一部のデザインやファッションには古さを感じますが、面白さと見応えに古さはありません。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-02-24 01:02:52)
12.ネタバレ 現代に作ったら大批判を浴びそうなド直球さです。まず、宇宙人が普通の人です。皮を剥いだらトカゲでした、みたいなひねりもなく、船もロボットもえらいシンプル。地球に警告しに来るのですが、引張った割に普通です。最近のSFではこうはいかないでしょうね。
色鉛筆さん [地上波(字幕)] 6点(2009-06-08 22:10:18)
11.ネタバレ NHK-BSで鑑賞
高校生の頃、名画座での3本上映の中で見た。大学生でSF映画大会のオールナイトでも見たなぁ。
それ以来の鑑賞。

「クラトゥ・バラダ・ニクトゥ」このセリフだけは、未だに覚えていたのが自分でも驚き。

内容について色々声が出ていますが、この映画が製作された1951年は、朝鮮戦争が勃発した次の年。
数年後米軍総司令官は核兵器の使用を(しかも20数発)大統領に進言して失脚した。

大戦が終わってから6年で、大統領秘書官が「悪意を持った国が、」とあり、海外政府からの返信通信で「モスクワからは、参加拒否」と、おもっきり敵視しているね。
映画界ではこの数年後赤狩りが吹き荒れる。

そういう時代に、あの演説。監督や脚本家が言いたかったことは、ここにあるという事だよね。

原作では、本当はロボットが主人で「人間ポイ」のはスポークスマン(あえて言えば、コミュニケーション用の人型インターフェイス)でしか無かった と言うのがオチ

映画でのクラトゥとゴートとの関係も、クラトゥの最後の演説にあるように「警察組織として、ロボットを作った」とある。
現代的に解釈すれば、人口知能をシステム化して、法律順守システム&警察力(軍事力)を作り上げたと。

別の映画の「スカイネット」を思い出すが、1951年のAIはまだ「以前の主人に」従順だ。

演説の後の各国「博士たち」の表情が実に微妙。
どういう解釈すればいいのか? この映画が心に残るか、クソ映画かは、頃ラストの人々の表情の解釈の差だと。思います。

特撮もセットもちゃっちいけれど、センス・オブ・ワンダーの息吹は強く感じる映画。

60年以上前の、異星人の説教が未だに耳に残るのは人類が進化していない証拠かな。

SF映画 としては説教臭いけど見ておくべき映画でしょうね。
亜輪蔵さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-02-06 00:12:09)
👍 1
10.うん、まあまあ面白かったです。この映画があのテルミンを使ってる事は有名です。見終わって分かりましたけど、この映画は世界平和を訴えてるんですね。
あろえりーなさん 6点(2003-04-02 23:36:21)
9.1951年ですよ!このくらい古いSFとなると、もう逆に面白くてたまらんですよ。冷戦初期の時代背景が色濃く出ているのも興味深いし、UFOやロボットの造形のチープさもたまらん。ちょっと説教臭いが、昔のSFはみんなこんなもんですよ。日本の漫画やアニメに与えた影響も大きいでしょうね。ツッコミどころは多いし、ぶっちゃけ現代のSFと並べるとかなり厳しいので点数は低くつけていますが、個人的には十分満足しました。
すらりんさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2023-07-16 08:59:19)
8.宇宙人来訪系のいろんな後発作の源流はこの作品にあるのだなあ、ということはとてもよく分かる。よって歴史的意義は大きいといえるのだが、今見てみると、単に作風が大らかで牧歌的なのを通り越して、制作者の世界観自体が単純に過ぎるので、やはり食い足りないといわざるをえない。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-05-24 00:58:11)
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【点数情報】

Review人数 47人
平均点数 6.74点
000.00%
100.00%
200.00%
312.13%
412.13%
5714.89%
6817.02%
71838.30%
8817.02%
936.38%
1012.13%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review3人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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