映画『汚れなき悪戯』の口コミ・レビュー(2ページ目)

汚れなき悪戯

[ケガレナキイタズラ]
The Miracle of Marcelino
(Marcelino Pan Y Vino)
1955年スペイン上映時間:91分
平均点:7.27 / 10(Review 45人) (点数分布表示)
公開開始日(1957-01-15)
ドラマモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2003-06-01)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-07-18)【Olias】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ラディスラオ・ヴァホダ
キャストパブリート・カルヴォ(男優)マルセリーノ
フェルナンド・レイ(男優)
松村彦次郎(日本語吹き替え版【NHK】)
浦野光(日本語吹き替え版【NHK】)
巖金四郎(日本語吹き替え版【NHK】)
原作ホセ・マリア・サンチェス・シルバ
脚本ラディスラオ・ヴァホダ
ホセ・マリア・サンチェス・シルバ
音楽パブロ・ソロサバル
作曲パブロ・ソロサバル「マルセリーノの歌」
撮影エンリケ・ゲルネル
配給東宝東和
あらすじ
スペインの、とある田舎村の修道院が舞台。そこにある日、一人の乳児が捨てられていた。修道僧たちは、その乳児の親たちを村中捜しまわるが見つからず、里親探しも失敗に終わり、その乳児を修道院で育てることになってしまう。だがその子には特別な能力があったのだった・・・
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

25.マルセリーノの歌がこの映画のものだったなんて衝撃。マルセリーノの無垢な心、屋根裏のキリスト像にパンやぶどう酒を持って行き、笑顔で差し出すあの表情が忘れられない。このような話が歴史を経て、カトリックの聖人信仰へとつながっていくのは感慨深い。
Michael.Kさん [ビデオ(字幕)] 10点(2007-01-23 22:47:57)
24.ネタバレ 「ええと・・・・確かこういう内容の映画だったんだけど、タイトルはなんていうんだっけ?」という、名作なのになぜかなかなかタイトルが思い出せなかった作品。かなり前に観たきりですが、涙した悲しいあのラストだけはよく覚えています。イエス様、いたいけな坊やをあんなふうに連れて行くのだけはどうしても納得できません・・・!(涙)
☆Tiffany☆さん [地上波(字幕)] 7点(2007-08-03 08:07:29)
23.あまりピンとこなかったです。あまりにもシュールなラストに、えぇって感じでした。きっと信仰のないものには解釈できない世界でしょう。
色鉛筆さん [地上波(字幕)] 3点(2009-06-28 22:29:44)
22.ネタバレ 学校の音楽の授業で「マルセリーノの歌」を習った頃、偶然にもクリスマスの夜にテレビで放映していた。キリスト像が言う「マルセリーノ、パンと葡萄酒」の台詞が心に残る。十字架のキリスト像がマルセリーノに対して動き話をする奇跡を、友人は「ホラー映画」だと言った。
きーとんさん [地上波(吹替)] 5点(2010-09-23 02:02:48)
21.キリスト教信者でない者が本作を鑑賞した場合どうなるか。
それは観てのお楽しみ。

真面目一本槍の内容だが、不思議と飽きさせない何かがある。
寓話めいた雰囲気が、独特の世界へ観る者を誘う。

私はそうして誘われた結果、どうなったか。
それは観てのお楽しみ。
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 5点(2010-11-07 02:13:08)
20.ネタバレ 何十年も前に子どもの頃に見た映画だが、しっかりと記憶に残っている。それは、主役を演じた子どもがあまりにもかわいかったことと、大変有名になった「マルセリーノの歌」をレコードで何度も聴いたからだろう。
見た当初はなぜマルセリーノが死んだのかよくわからなかったが、神のもとに召されたのだということと、見たことのない母親に会いたいと思っていたことがわかると涙が出て止まらなかった。
大変良い映画である。宗教とか何とか言わないで、素直に見て素直に感動してほしい映画である。
ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 8点(2011-03-15 18:06:55)
19.ネタバレ 昔、テレビで何度か見ていて(『水曜ロードショー』がよく放映してたんじゃないかな)、大筋は知っていたつもりでしたが、改めて劇場で腰を据えて見て、あまりに記憶に欠落箇所が沢山あった事にびっくり。回想形式の映画だという事をまるで覚えておりませんでした。その回想のきっかけとなる冒頭の少女のエピソードを見て、これは幼い子供を亡くした人々に対する救済の映画なんじゃないかと思いました。パンとワインのマルセリーノ(という字幕よりもテレビ版の「マルセリーノ・パンとブドウ酒」の方がピンと来ますが)は、信仰心の厚い良い子という訳ではありません。いたずらっ子で言う事を聞かなくて。もしかすると、暴力を爆発させようとしてサソリに刺されたあの瞬間に、彼の命は失われる事が予め約束されていたのかもしれません。でも、そんな子供であっても、その心は神によって救済されるものなんですよ、っていう。幼くして散った命に対して、私達はどうしようもない無常感を抱きますが、信仰がどうであれ、その子供達の魂が救われたと信じる事ができるならば、それは残された者への救済へと繋がる、そんな映画なのかなと。広い広い空の下に立つ人の姿を捉える映像は自然という大きな時を刻む世界の中に生きる、束の間の時を刻む人間を表すようで、白黒・スタンダードながら印象的に映えていました。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 8点(2011-08-07 15:29:46)
👍 2
18.ネタバレ あどけなく愛しいマルセリーノが、「今すぐに」と旅立っていった結末に、茫然となりました。無償の愛情を惜しみなく注ぎ込んだ12人の父の心中を思うといたたまれないのですが、会う事が叶った母にお粥さん達の話をしている姿が想像出来るところにせめてもの救いを感じました。余韻の深い作品です。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2011-10-18 01:21:18)
17.ちょっと宗教色の濃い内容で、鑑賞中は今一つピンとこなかったのだが、
鑑賞後は子供の純粋な心にじわじわじーんと・・・。主役を演じる男の子がとてもかわいくて、
よけいに涙を誘ったのかも。内容は全然違うけど、子供を視点に描いた作品としては、
「禁じられた遊び」とともにお薦めの映画。
MAHITOさん [ビデオ(字幕)] 7点(2012-01-20 01:07:54)
16.特に感動しなかった。神父たちは父親になると言いながら、誰もマルセリーノと遊んであげないのはひどいなあ。
nojiさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-02-22 22:56:36)
スポンサーリンク
15.ネタバレ たったあれだけの暗くて薄汚れた空間に、あんな荘厳で神々しい奇蹟をつくり出せるなんて!それだけでもこの映画は後世に残る価値があります。また、僧侶たちの場面登場人数が増えたり減ったりするのも、よく見るとその場の雰囲気を周到に考えて使い分けられている。それによって、作品全体の奥行きが増しています。
Oliasさん [DVD(字幕)] 7点(2012-09-26 01:50:00)
14.ネタバレ 映画館で観ました。前半部分は正直言って退屈で寝そうになりました。かといって後半に一気に展開が変わるわけでなく。どうなるんだろって思いながら観ていたら迫力の音楽と共に「イエス降臨」。あの子供がなぜ天に召されたのか自分は良く理解できず、映画自体も他人に自信を持って勧めたいとも思わないけれど、イエスのシーンはずっと鮮明な記憶として残るような気がします。
珈琲時間さん [映画館(字幕)] 6点(2012-12-03 12:31:40)
13.村長と教会の対比がおもしろかった。悪戯がかわいい
ホットチョコレートさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-05-03 08:50:54)
12.ネタバレ 前半はちょっと退屈。ただし後半、特に階段を登った後からは引き込まれる。
信者でない場合でも最後にはそれなりに感動出来る作品になっていると思う。
simpleさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-05-03 22:49:04)
11.ネタバレ 幼い頃にテレビで見た時には、動く彫像にビビりつつラストには感動に近い衝撃に包まれた記憶があったのだが、薄汚れた大人になって久々に鑑賞したらポカーンでした。いや、でもそれは素敵な主題歌もあらすじを知っていて、オチも知っていたのに、自分が薄汚れてしまったからなのかも。きっとそうだろう。
movie海馬さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-05-07 21:32:44)
10.子供ってのは、天使の顔をした悪魔な訳で、マルセリーノ君も見事にロクなことしません。そのマルセリーノ君が、修道院の2階にひっそりと打ち捨てられているようなイエス像と、心を通わす。ここで、マルセリーノ君は、イエス様にパンや葡萄酒をせっせと持っていくのだけど、これらを盗んで持っていくのだから困ったもの、自分の食べる分を節約して持っていくのだったら美談なんだけど、とか思っちゃうのが日本人の正直な感想ではないですかね? しかし勿論、(特に最後まで)観ればわかるように、そんな単純なエエ話を描いた作品じゃないし、信心を通じて現世的ご利益を得る教訓噺でもない。ただ、どうしようもないくらいに無垢で美しくてはかないものを、そっと描いた作品ですね。こういう、小さな奇跡。まあ一人の子供が生まれてくること自体が、ひとつの奇跡なんですけれども。それがだんだん、天使の顔をした悪魔になり(笑)。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-05-11 15:43:37)
9.キリスト教のような一神教には共感できないですが、この映画は良かったです。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-28 17:32:50)
8.ネタバレ モノクロの古い映画でキリスト教色が強い。
悪戯ばかりの「悪い子」マルセリーノが、イエスの祝福を受ける。
マルセリーノの歌は子供の頃に聞き覚えがあったが、この映画の主題歌だったとは。
天に召されたマルセリーノに喜びを感じるのか悲しみを感じるのか、宗教観によって違ってきそう。
心温まるファンタジーになるかと思ったが、無宗教の人間にとってはなんだか複雑な心境に。
ハッピーエンドには思えず、切ない余韻が残った。
この先、天国があると信じるようになれば、珠玉の作品に変わる可能性はあるけど。
飛鳥さん [DVD(字幕)] 5点(2014-12-27 00:11:38)
7.ネタバレ まんが日本昔話を思い出す。これはスペインが舞台で映画ではあるけれど。男の子はみなしごだけど、12人もお父さんがいてそれぞれ「台所さん」「鐘つきさん」等と牧歌的な中、子供はのびのび育つし意地悪なキャラの鍛冶屋も登場する。完全に昔話の装置だ。
わが国との宗教背景の違いは大きくて、わたくしどもの神様といえば山の神様のように気配だけだったり動物に姿を変えたりが多いと思うのだけど あちらは木彫りのキリスト像がはっきりと動き、語るのですね。びっくりした。現世を離れて母に会う、ちょっとビターにも感じる帰結の型はこちらの民話にもありそうな。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-02-20 00:16:42)
6.ネタバレ 手が動いた時は「おお~!」と思わず声を上げてしまいましたが、ラストは突き抜けてしまって信仰心のない自分は頭がポカーンとしてしまいました。キリスト教にとっては生物学的死が悪という事でもないので、楽園での母との出会いという望みを叶えるために主がそうしたのかな?としか・・・。そもそも母を知らずに育った少年が母を求める事にもちょっと違和感ありましたし。いろんな意味で衝撃的でした。私はこの作品も歌も全く知らなかったのですが、子供の頃見たとか歌を知ってるという人が多い事にも驚きです。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-06-05 13:08:53)
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 45人
平均点数 7.27点
000.00%
100.00%
200.00%
312.22%
412.22%
548.89%
6817.78%
71431.11%
8715.56%
924.44%
10817.78%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.25点 Review4人
2 ストーリー評価 7.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review3人
4 音楽評価 10.00点 Review5人
5 感泣評価 8.50点 Review4人

■ ヘルプ