映画『マタンゴ』の口コミ・レビュー(3ページ目)

マタンゴ

[マタンゴ]
1963年上映時間:89分
平均点:6.12 / 10(Review 51人) (点数分布表示)
公開開始日(1963-08-11)
ホラーサスペンスSFアドベンチャー特撮もの小説の映画化
新規登録(2003-06-29)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-04-30)【イニシャルK】さん
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監督本多猪四郎
助監督梶田興治
キャスト久保明(男優)村井研二
水野久美(女優)関口麻美
小泉博(男優)作田直之
佐原健二(男優)小山仙造
太刀川寛(男優)吉田悦郎
土屋嘉男(男優)笠井雅文
天本英世(男優)マタンゴ(変身途上)
岡豊(男優)
手塚勝巳(男優)
榊田敬二(男優)
池谷三郎ラジオアナウンサー
原作ウィリアム・ホープ・ホジスン「闇の声」
星新一(原案)
福島正実(原案)
脚本木村武
音楽別宮貞雄
撮影小泉一
製作田中友幸
配給東宝
特撮円谷英二(特技監督)
中野昭慶(特殊技術 助監督)
有川貞昌(特殊技術 撮影)
富岡素敬(特殊技術 撮影)
鶴見孝夫(特殊技術 撮影助手)
川北紘一(特殊技術 撮影助手)
向山宏(特殊技術 合成)
渡辺明(特殊技術 美術)
井上泰幸(特殊技術 美術助手)
岸田九一郎(特殊技術 照明)
美術育野重一
安丸信行(石膏)
録音下永尚(整音)
矢野口文雄
スーツアクター中島春雄マタンゴ
その他東京現像所(現像)
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💬口コミ一覧

11.ネタバレ  TOHOSCOPEと誇らしげに始まるカラーシネスコの気合の入った映画で、出だしの東京の夜景もカラーならではの美しい映像、期待が膨らみます。しかし、だんだんと期待はずれ感が大きくなり、途中からはガッカリ感のみ。尺が短かったので最後まで見れた感じ。

 基本となる設定、ストーリーの幹は名作にもなり得るアイデアなのに、ぶち壊すような展開、脚本にガッカリ感が漂う。カラーシネスコの威力と、特撮(特殊メイク)技術と、水野久美の妖艶さとに頼って、脚本をサボったような印象が否めない。

 漂流する7人のキャラを、緻密な心理描写もなくあざとい演技だけで安易に見せすぎ。難破船の成り立ちも、マタンゴの行動も納得出来る理由提示もなく投げっぱなし。

 といいつつ、この映画全体の雰囲気は、ガッカリ感を含めて、不思議に魅力があり、ツッコミまくって見るタイプの映画ではないのだが、何故かB級映画ファンとして心にひっかる。

 しっかりとシナリオを練りなおしてリメイクしてはくれないだろうか、、「マタンゴ」が地味で不気味すぎて多分無理だな。
nobo7さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-02-11 23:09:53)
👍 2
10.この映画は、20数年前にテレビで見たことがある。その時のラストシーンの印象が強烈だったのを覚えています。DVDになったので、あらためて観ましたがラストが分かっていてもけっこうどきどきしました。隠れた名作だと思います。ただ、鏡を割った事情などをもっと不気味に引っ張ってほしかったですね。一緒に鑑賞していた中学生の息子が、ホラー映画では恐がらないくせにとても恐がっていたのが印象的。
ジブラルタの星さん [DVD(字幕)] 5点(2005-08-10 16:01:10)
👍 1
9.ネタバレ この『マタンゴ』というタイトル。コレに惹かれて観る前から「マタンゴ!マタンゴッ!」と盛り上がっていた。ドラクエの敵キャラ“おばけきのこ”を見ては「マタンゴ!」と言い、自らを鼓舞してきた。なもんだから、実際に観て失望しないか?という不安が……。そんな不安はさておき、観ました、観ましたよ。ちょいセレブな感じの若者7人のヨットクルーズ。そのときの音楽がとても楽しくで期待感が増幅。それもつかのま、嵐に合えば、あっと言う間に仲間割れの予兆が!期待どおりに話が進む。ラジオはすぐに電池切れ。マタンゴがいつ出てくるかと楽しみに待っていた30分。マタンゴと名付けられた巨大キノコの標本?が出てきたときに期待感は最高潮へ。難破船の中がむせそうになるくらいカビ(胞子)にまみれているのも、観ているだけで気持ち悪い。その後もオキマリのパターンでストーリーが突き進む。仲間割れどころではなく、狂ったうえでの喧嘩、殺人、裏切り、出し抜き……人間のエゴが露になって、なかなか醜い展開となる。はっきりいって後味は悪い。それにしてもどーして、マタンゴが人間を襲うのか?がわからなかった。それが明らかになったのはDVDの特典映像「予告編」を観たとき。じ、実は、マタンゴ……吸血モンスターだったのだ!!いやぁ、気付かなかった。それはともかく、私もプロフェッサー同様、あの島に行ったとき、愛する人と一緒にキノコとして生きるのが正しい道だったよーな気がしてならない。《印象に残ったセリフ》「あいつら半分キノコだ!」←真剣に言っているのが、妙におかしい。
元みかんさん 5点(2005-01-13 23:39:11)
😂 4
8.古ーい映画館でゴジラと一緒にみました(3本立て映画だった気がする。ゴジラと若大将シリーズとこれ)。当時子供の私にはとても怖くてトラウマになりました。キノコ怖い。“マタンゴ”この響きには特別なものがあります。
杜子春さん [映画館(字幕)] 5点(2004-06-28 22:23:17)
7.言わずと知れた?!カルト迷作SF。一癖も二癖もある人間達が乗った船が嵐で遭難し、流された島は怪しい雰囲気とどう見てもスケールの小ささが否ない。食料難や生活難に次第と怪しくなる人間関係。そして怪しい生物が...無人島でのサバイバル感&マタンゴという見るだけでかぶれそうな毒々キノコの脅威という二大パニック要素を用いてもどこか拍子抜け。しかしながら物語の清涼剤は以外にもアバズレ女優役の水野久美嬢。フツーどちらかと言えばアバズレ役の水野久美よりもアイドル的存在の女優さん(名前忘れました)が脚光を浴びるはずが、この水野嬢のお陰で大根のツマ並みの添え物に。しかしながらその時の感情を露に叫ぶわ、歌うわ、踊るわで水野嬢のスタンドプレイにただただウットリ。メンズもインテリイケメン、クールな青年実業家、黒光りマッチョ猟師、マスコット的作家と個性派揃い。マタンゴメイクはさすがに生生しくて、実際目の当たりにするといやだなぁ…この作品の良い所はマタンゴの恐怖というより登場人物達が極限状態の中で次第に本性を剥き出しにしていく所でしょうか。それにしても水野久美が歌う「♪い~しだたみのぉ~、水~たまり~...」は何のこっちゃ、意味不明。
さかQさん 5点(2003-03-28 06:49:54)
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6.よくあるオーソドックスな設定だが、シチュエーションが個人的に好き。
チープだとはわかっていても、ついワクワクしてしまう。
極限状態の中で、登場人物たちの心理描写をサスペンスタッチで描いており、
ストーリーは予想以上に悪くないと思ったのだが、彼らの各キャラは、
パニック映画などでよく見かけるステレオタイプそのままで、あまり魅力は感じなかった。
"マタンゴ" に関しては、完全子供向けのシーンになってしまい大減点。
古い特撮映画なので仕方のない部分もあるが、もう少しどうにかならなかったものか。
皮肉めいたメッセージを残したラストはポイントが高く、総体的には楽しめる怪奇映画だと思う。
MAHITOさん [DVD(邦画)] 4点(2011-08-08 22:25:01)
5.発想は良いと思うのだが・・・・・・。
000さん 4点(2004-01-10 23:09:39)
4.ネタバレ 先ずレビューの前に私が高校生の時、この映画『マタンゴ』のことを豪く熱く語る同級生が居て、事ある毎にマタンゴ、マタンゴと連呼し、そのしつこさからソイツ自体がマタンゴというあだ名をつけられ、3年間みんなから“マタンゴ”と呼ばれ過ごすことになった同級生(今、思い返すと何となくキノコっぽい奴でした・・・確かに)を思い出しつつの、念願叶っての鑑賞です。

最初のスタッフロールで原案・星新一って出たから期待したんだけど・・・
観終わっての素直な感想は、よく私の同級生はこの映画を熱く語れたもんだと感心しました。

だってキノコが・・・

キノコの怪物が滑稽で襲われているのに、戯れて遊んでいるように見えるんだもの・・・

何か、中途半端に漂流モノとして真面目な作りなので退屈しちゃうとこもあり、どうせならもっとオチャラケて作っちゃえば良かったのに・・・と。

まぁ、観る年代でも印象変わる映画なのかもですが、オッサンになってからの初見はキツカッたです。

気になったのは、生き残った人は、キノコを食べてないけど胞子を吸い込んだかしてマタンゴ予備軍になったんですかね~?

それとも誘惑に負けてコッソリ隠れて食べてたんですかね・・・?

おっと結構熱く語っちゃいましたが、マタンゴとは呼ばないで下され~。
ぐうたらパパさん [DVD(邦画)] 3点(2012-05-15 13:43:38)
😂 1
3.どーしても観たい、観てみたい、衝動にかられてDVD買ってしもたんよね。結構高かったけど。だって、あのキノコの怪物、とっても興味ひかれる造形してるんやもん。んで観てみたら、役者の演技が昔風やし(あたりまえか)、マタンゴがイマイチ何をしたいのかが、よくわんないっていうか(なんか人の襲い方が驚かしてるだけ?)、全体的に、あんまりたいした映画じゃなかった。買って観るほどの映画じゃなかった。だからマタンゴ買って後悔しました。ある意味これもマタンゴ効果かな。人間、欲求を抑えるのは難しいなー。マタンゴになる気持ちちょっとわかります。そんなマタンゴな自分に3点。
なにわ君さん 3点(2004-09-02 14:11:17)
👍 1
2.ネタバレ 「ゴケミドロ」と並んで自分の中に原初的な恐怖を刻んでいた作品ですが、観直して後悔。こんな情けない脚本だったのかという想いです。遭難した男女7人のエゴが描かれるのだけど、そのエゴの先にマタンゴの存在が絡んで来ない。詰めの甘さを感じます。キノコを食べてマタンゴ化した奴らが食べていない者を襲う理由も分からない。それは登場人物のエゴとは繋がらない。キノコを食うことを一種のドラッグに喩え、都市生活の享楽によって堕落した者とイメージを重ねたかったようだけど、時代の違いもあって共感に至らない。どうも根底には、ブルジョアに対する一般人の卑屈でネガな感情があるように思える。金持ちは勝手にいがみ合ってマタンゴになっちまえーっていうような…。でも、ヨットで遊ぶ金持ちを堕落の象徴にしたら、若大将@加山雄三は真っ先にマタンゴ化するよ。「ゴケミドロ」は観直しても価値を損なわなかっただけに、大切なものを失った気分でした。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 2点(2009-12-28 21:11:19)
1.SFには辛いオイラ。特にこれは「この原作を無宗教の日本人が演じるのは無理だろ!」って面があって…スタッフが神級なのはわかるんすけどね…容赦なくこの点数にさせて頂きます。原作『夜の声』は、キリスト教(の持つピューリタン的な潔癖さ)ならではの恐怖があったので、信仰の力でさえも「マタンゴ化」を止められない、という点が恐ろしかったワケで(これは『エクソシスト』の行き着く先にある恐怖と同じ)。極限状況だけじゃあの怖さは出ないなあ。ラストシーンでビシッと落としてくれたので、そこだけポイント高いです。
エスねこさん 2点(2004-03-15 04:19:16)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 51人
平均点数 6.12点
000.00%
100.00%
223.92%
323.92%
423.92%
5917.65%
61223.53%
71733.33%
859.80%
923.92%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.50点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 3.00点 Review1人

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