映画『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』の口コミ・レビュー

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ

[レニングラードカウボーイズゴーアメリカ]
Leningrad Cowboys Go America
1989年フィンランドスウェーデン上映時間:78分
平均点:7.03 / 10(Review 30人) (点数分布表示)
公開開始日(1990-07-14)
コメディシリーズもの音楽ものロードムービー
新規登録(2003-08-17)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-09-28)【にじばぶ】さん
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監督アキ・カウリスマキ
キャストマッティ・ペロンパー(男優)ウラジミール
カリ・ヴァーナネン(男優)イゴール
レニングラード・カウボーイズ(男優)
サッケ・ヤルヴェンパー(男優)
サカリ・クオスマネン(男優)
ジム・ジャームッシュ(男優)
脚本サッケ・ヤルヴェンパー
マト・ヴァルトネン
アキ・カウリスマキ
音楽マウリ・スメン
撮影ティモ・サルミネン
編集ライヤ・タルヴィオ
あらすじ
ぐぃぃぃ~んと尖ったリーゼント&妖精みたいなトンガリブーツがトレードマーク、シベリア発の男性ユニット《レニングラード・カウボーイズ》、ただいま懸命に売り出し中! ソビエト国内のステージはあきらめて国際電話で営業活動してたら、来ましたよメキシコから演奏の依頼が! さあとりあえずはアメリカまで行って、ショーで金を稼ぎながらメキシコまで移動だ。行けば何とかなるでしょ~! …このジャーマネ、ちょっと無謀すぎかも…。
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💬口コミ一覧

30.ネタバレ とても格好いい映画です。詩情に溢れています。ちりばめられた冗談も笑えます。監獄に閉じ込められたメンバーたちが空き缶などでカンカンとリズムを刻み続ける場面が良かった。散髪屋のオッサンがギターを弾き語る場面も実にしみます。とっつきやすいので、アキ・カウリスマキ入門にも最適。
藤堂直己さん [映画館(字幕)] 10点(2004-01-24 12:13:32)
29.ネタバレ コメディと称される映画は数多くありますが、これはあまり体験したことのないスタイルのコメディでした。セリフを少なくすることで、こんなおもしろさが生まれるんですねー。主役のバンドメンバーがいかにもウケを狙ったようなキャラクターだったので、そのアクの強さによるドタバタ映画かと思ったら、まったくの真逆。クオリティの低いコメディのようなガチャガチャした感じがないので、落ち着いて楽しめました。

レニングラード・カウボーイズ、セリフが少ないためか、見ているうちになんだか「動物の群れの集団行動に似てるなー」と思えてきました。
アメリカに電話するマネージャーの様子を窓から見ているメンバー達、刑務所内でビールの空き缶を叩くメンバー達、バーで黙々とクルミを割り続けるメンバー達・・・。レニングラード・カウボーイズという新種の生き物の生態を描いているような可笑しさでした。

ロシア民謡から始まって、ロックンロールやビーチボーイズなど、演奏シーンになると、おかしなことをしているわけではないのに、なぜか笑えてきます。映画では「ヘタクソな演奏」という設定でしたが、実際はそんなにヘタではないし、音楽映画としても楽しめる演奏レベルだと思います。

笑いどころはいろいろとありましたが、自分が一番笑ったのは「民主主義復活」のテロップでした(笑)
ramoさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2022-05-27 19:33:29)
28.ネタバレ 笑わない。
台詞ない。
長くない。
面白い。
カウリスマキ最高!
恋人の話になった時に、そっとトラクターの写真を見るシーンに爆笑でした。
やっとこさん 9点(2004-01-29 21:11:10)
27.ぶっ飛んでますね。
戦慄の右クロスさん 9点(2003-10-20 13:12:27)
26.最高にシュールで、カッコよくて、おもしろい映画です!
バンカツさん 9点(2003-06-18 15:31:06)
25.何だろう?この可笑しさ。誰も特におかしなことしている訳ではないんです。
冒頭から彼らが佇んでいる様子、歩いているあのとんがったつま先が映るだけで笑ってしまう。
アメリカに渡った彼らが中古車屋で買ったクルマに乗りアメリカを行く。
あの大所帯が1台の車に全員乗れるわけが無い。トランクに乗せられる2人。これだけでも可笑しい。
もっと笑いをとるなら、何なら急ブレーキでトランクの2人が落っこちたりしても笑ったと思うけど、
さすがカウリスマキさん、アメリカに行ってもドタバタはしません。
独特の間で笑わせてくれます。アメリカでもやっぱり寡黙。これもカウリスマキ流か。
みんな金が無くて腹が減っても留置場にぶち込まれても悲壮感も無い。
旅も人生も、金が無くてこの先どうなるか分からなくても、同じ夢を持つ同志がいれば何とかなるさ。
どこかのんびりしていて大らかな空気に独特の心地良さがあります。
とらやさん [DVD(字幕)] 8点(2014-07-31 19:20:04)
24.なんともすっとぼけた連中が驚くべき寡黙さで、一路もくもくとメキシコへ。ひたすらボケを垂れ流しながらの道中に、つっこみ疲れた当方は心地よい脱力感に見舞われた。こんな人生もいいんだよな。生温かく見守ろう。
tottokoさん [ビデオ(字幕)] 8点(2012-01-24 11:53:57)
23.ネタバレ とんがりリーゼントとブーツ、あのレニングラードカウボーイを画面に出すだけで反則技です。そしてあの独特の間、なんでおかしいのか自分なりに分析してみましたが、カウリスマキ以外には使えない技術であるという結論でした。レニングラードカウボーイの演奏レパートリーが、どんどん広がっていくのが楽しいです。
S&Sさん [DVD(字幕)] 8点(2009-08-23 22:48:34)
22.ネタバレ まるでサイレント作品のように僅かな字幕で状況を説明し、台詞など無くとも通用してしまいそうな所は凄いですし、ひもじい思いをしてもこの巡業に参加したくなってしまうほど魅力的なロードムービーなのですが、鉄格子から突き出た髪とか、棺桶から突き出たトンガリとか、追っかけて来る妙な奴とかの一連のギャグは、映画としては少々動きに乏しい感じがします。ただそれでも、レニングラード・カウボーイズが演奏する曲と歌は、どこの観客にも白けられるのが意外や意外なくらい強烈な印象を残すものであり、個人的には最初に売り込みに失敗したロシアの歌?がお気に入りで、見終わった後もしばらく勝手に頭の中でガンガン演奏されるのでした。
ミスター・グレイさん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-05-22 18:40:08)
21.「超クール!、超シュール!!、超スタイリッシュ!!!この”笑い”が理解できないなら早起きして朝五時から漢詩紀行でも見て六時から近くの公園でジジイババアと一緒にラジオ体操でも踊ってな!!!!」という脅迫めいたものをガンガン感じた。いやはやこれはものすごい計算しつくされた”笑い”が詰まっている。それを説明することは出来ないし(説明する時点でその相手の感性に合わせなければならないというの行為が面倒くさい)もちろん理解できない人は必ず存在する。もしかして理解できた方がただのアホかもしれない。理解できたとしても誰にも誇れることなく奢れることなくただただ時間が過ぎていくのみという大笑いはしないが頬がニンマリしてしまう”笑い”ってのもたまにはようござんす。いろいろと勉強させていただきました。しかしあの魚の魚種は何だったのだろうか?
tetsu78さん 8点(2005-01-22 14:25:05)
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20.あの狂った男達はなんなんだ!純真無垢な赤ん坊までもがとんでもないことに!さりげない小細工的な笑いに好感が持てる。独特の雰囲気漂う良質なロードムービー。
はざま職人さん 8点(2004-08-23 18:31:13)
19.アキ・アウリスマキと言えば小津安二郎への敬愛を含んだ作風が有名ですが、、コレぞカウリスマキワールド・・と言わんばかりの軽快さとトホホ感。初っ端から圧倒される。ツンツクツンは犬も、挙句はリンカーンまで!無表情は相変らずで、マイペースなのに流されまくってるトンガリたちが愛らしい。統一感のない音楽でも終始揺れるぼくの体。どこまで行くんだよ?まぁ、どこまででもいいけどね・・ぼんやりとついてくから。
れこばさん 8点(2004-08-14 11:03:42)
18.よく解らんまま終わったが、しばらくあのロングリーゼントが頭から離れなかった。
PADさん 8点(2004-07-10 17:49:32)
17.私も、あの前髪が短すぎてリーゼントにできない奴みたいに、どこまでもついて行きたいのよ。アメリカの風景も、こいつらと、わけわからん英語と、この音楽があればアキのもの。好きと思えるから不思議だ。
Bridgetさん 8点(2003-09-09 02:52:55)
16.「マッチ工場の少女」ではピンと来なかったアキ・カウリスマキ でしたが、こちらは目一杯ツボにはまりました。ジョークの聴いた独特の間の取り方、出てくる奴もどうしようもないのばかりじゃないか(褒め言葉です)と思いながら見ていました。 意表をついています。宮沢賢治の「カイロ団長」の童話を彷彿とさせます。
omutさん 8点(2003-08-18 10:31:15)
15.長ロングリーゼントで顔色の悪い変なバンド「レニングラード・カウボイーズ」の珍道中を描くロードムービー。とにかくなんだか可笑しい。「朝」のテロップに、鶏の鳴き声をとってつけたように重ねてみたりとか。何となくスキをつかれた気分になります。
鱗歌さん 8点(2003-05-16 23:53:09)
14.バンドメンバー沢山居ても、監督らしく誰にも台詞無し。唯一喋るマネージャーと彼等の関係はソビエトへの皮肉な視線を感じたところ。
監督らしくない明るさでのボチボチ行きましょうや感にリラックス出来た、突っ込んだら負け、のような出で立ちも含めた印象深い良作。
The Grey Heronさん [インターネット(字幕)] 7点(2024-11-05 01:16:58)
13.ネタバレ いかにもアメリカって趣きの廃れた地方都市を巡る内容で、ロードムービーとして純粋に面白い。
最高なのはストーリーを変にひねったりこねくりまわしたりせず、ストレートに表現しているので、疲れている時でもリラックスして楽しめるところ。
音楽も自然と耳に入ってくる。
肩の凝らない身軽な演出こそ、アキ・カウリスマキの魅力。
それをふんだんに味わえる。
にじばぶさん [インターネット(字幕)] 7点(2024-09-29 11:53:08)
12.ネタバレ 他の国であれば単に「異物」として扱われたであろうレニングラード・カウボーイズを、普通に受け入れ消化してしまうアメリカという国の底知れぬ力を感じましたね。また、滅多に見ることが無いアメリカの地方都市を旅している感覚が味わえて興味深かったです。
TMさん [DVD(字幕)] 7点(2015-06-14 11:22:29)
11.バンドメンバー全員がすんごいリーゼントと変な靴をはいていて、一見するだけで笑ってしまいます。音楽も意外とかっこよいです。サクっと終わるくだらなくも愛すべきバカロック映画です。内容は別にないです。ステキです。
すべからさん [DVD(字幕)] 7点(2008-11-13 14:27:12)
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 30人
平均点数 7.03点
013.33%
100.00%
213.33%
300.00%
400.00%
526.67%
6516.67%
7516.67%
81136.67%
9413.33%
1013.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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