映画『阿修羅のごとく』の口コミ・レビュー

阿修羅のごとく

[アシュラノゴトク]
Like Asura
2003年上映時間:137分
平均点:5.96 / 10(Review 46人) (点数分布表示)
公開開始日(2003-11-18)
ドラマコメディ小説の映画化TVの映画化
新規登録(2003-10-16)【】さん
タイトル情報更新(2025-05-18)【イニシャルK】さん
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監督森田芳光
助監督佐藤英明
杉山泰一
キャスト大竹しのぶ(女優)三田村綱子
黒木瞳(女優)里見巻子
深津絵里(女優)竹沢滝子
深田恭子(女優)神内咲子
仲代達矢(男優)竹沢恒太郎
八千草薫(女優)竹沢ふじ
坂東三津五郎(十代目)(男優)枡川貞治
小林薫(男優)里見鷹男
中村獅童(男優)勝又静男
RIKIYA(男優)神内英光
桃井かおり(女優)枡川豊子
木村佳乃(女優)赤木啓子
益岡徹(男優)緒方
長澤まさみ(女優)里見洋子
紺野美沙子(女優)土屋知子
加藤治子ナレーション
原作向田邦子「阿修羅のごとく」
脚本筒井ともみ
音楽大島ミチル
北原京子(音楽プロデューサー)
浅梨なおこ(音楽エディター)
作詞ブリジット・フォンテーン「ラジオのように」
作曲ブリジット・フォンテーン「ラジオのように」
主題歌ブリジット・フォンテーン「ラジオのように」
撮影北信康
市川修(撮影助手)
製作島谷能成(製作総括)
東宝(「阿修羅のごとく」製作委員会)
毎日新聞社(「阿修羅のごとく」製作委員会)
博報堂(「阿修羅のごとく」製作委員会)
東宝映画(製作プロダクション)
プロデューサー本間英行
市川南〔製作〕
三沢和子(アソシエイト・プロデューサー)
配給東宝
美術柴田博英(装飾)
衣装宮本まさ江(衣裳コーディネート)
千代田圭介
編集田中愼二
山下健治(編集助手)
録音橋本文雄
照明渡邊孝一
あらすじ
七十になる父・恒太郎に愛人がいる。信じられない話に竹沢四姉妹が久しぶりに顔を合わせた。父と長年連れ添ってきた母・ふじの耳には決して入れまいとする姉妹達。その内に、四人がそれぞれが隠し持つ問題が露見してゆく。長女・綱子は料亭の主人と不倫。次女・巻子は夫の浮気を疑う。三女・滝子は男性とうまく付き合えず、四女・咲子は新人ボクサーと同棲中。そんな中、母・ふじだけはのほほんとしていたが・・・。家族内の秘めた愛憎を描いた、向田邦子の同名小説を豪華キャストで映画化。
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💬口コミ一覧

46.長らく待たされ続けたがやっと森田芳光監督の会心の一作に出会いました。向田ドラマですから面白いのは当然かも知れないが、森田監督ならではのデフォルメ、ユーモア、独特な構図によるシーンが随所に見られ楽しかったです。女四姉妹が織り成す様々な愛、性、情などが豪華な女優陣の”顔”から放たれ、その顔はまさしく阿修羅のようである。彼女たちは、くっついたり、離れたりを繰り返すが、芯の通った家族の絆で結ばれており、その様を傍から観ていると最高の悲喜劇である。しかし彼女たち以上に最強の阿修羅は常におだやかな笑顔で見守り続ける母であり、微笑みはまさしく仏像のようでした。私の母は3姉妹で子供の頃から見慣れた光景は、まさしく阿修羅そのものです。満点。
亜流派 十五郎さん 10点(2003-11-27 17:21:03)
45.ネタバレ 
長女 網子 45歳。
次女 巻子 41歳。
三女 滝子 29歳。
四女 咲子 25歳。
最初にこの四姉妹の名前と年齢が似顔絵のイラスト付きで紹介されて始まった事にすごく入りやすさを感じた。
四姉妹の中では次女の巻子が人間的にみて一番好きです 彼女の場合は 姉としてみても 娘としてみても 嫁としてみても 女としてみても、つまり、誰からの目線でみたとしても素敵と思える女性になっている。今回、その黒木瞳の次女的役づくりの上手さに地味に感心してしまった。そんな素敵な嫁さん巻子をほっぽらかして妖怪木村佳乃女にうつつを抜かしよる亭主 小林薫よ こらぁ。しかも、あんなチャランポランンな顔しといてからに 娘が長澤まさみですってかよ こら~ぁ 許せんな~。
3737さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2015-04-01 23:03:26)
44. リアルだとは思わないけれど、人間の真実というか、普遍的な部分が描かれている感じがしました。いい作品です。
海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-02-15 10:15:08)
43.ネタバレ 当たりでした。豪華俳優陣。見応えあります。音楽もよいです。しかし、ほんと女性っていつも何か食べてます。
笑いあり、涙あり、ほんわか幸せになる。今のご時世、こんなことされたら修羅場!というようなところでも、映画の中の女性は耐えて、「10年たったら笑い話になる」のです。
ユーモアは持っていたいものだ、と妙に感心しました。
しゃっくりさん [DVD(邦画)] 8点(2009-02-12 23:38:44)
42.期待してなかった、というレベルでなく、森田作品という事で「隙あらばケナシまくる!」という体制で臨んだのが効を成したのか知らんが、私的に「家族ゲーム」以来の高評価。ドロドロしたホームドラマを滑稽かつ軽やかに楽しませてくれた。
aksweetさん [DVD(邦画)] 8点(2007-08-29 01:20:51)
41.映画館に足を運ぶほどでもなし、レンタルするほどでもなし、ただ何故か非常に気になる...という作品でした。そうしたら運良くJALの機内上映で観られてラッキー。で、感想ですが。これ映画館に行く価値の充分ある映画だったと思う。恥ずかしながらドラマ版は未見なので、私はこの映画のみで判断するしかないのですが、キャストもストーリーもかなり見ごたえがありました。女の可愛らしさ厭らしさ恐さが非常に小気味良く描かれていて、純粋に面白いと感じました。中村獅童も、以降見る目が変わったよ。見直しました。
さん 8点(2004-02-28 01:09:08)
40.邦画ということであまり期待してなかったですが、かなり面白かった!中村獅童さん最高によかった。豪華なキャストも見甲斐ありです。
カルーアさん 8点(2004-02-11 22:47:38)
39.風吹ジュンに深田恭子、順当に風吹の勝ち。いしだあゆみに深津絵里、おどろき桃の木深津の勝ち。八千草薫に黒木瞳、甲乙つけがたく引き分け。加藤治子に大竹しのぶ、軍配は大竹にあがったが物言いがつき差し違えで加藤の勝ち。なお、一番プレッシャーがかかったと思われる音楽担当は敢闘賞モノ。
南浦和で笑う三波さん 8点(2003-12-01 14:26:22)
👍 1
38.すごくシリアスな映画だと思っていたが、笑いどころが結構あって楽しめまた。特に中村獅童のキャラに笑いが止まらなっかた。皆さん演技派で飽きを感じない。でもちょっと長く感じたかな…。ベテラン俳優仲代達矢、八千草薫の表情は必見!
yohan14さん 8点(2003-11-20 00:12:31)
37.これはストーリー云々ではなく、旬の役者たちの演技のアンサンブルを愉しむべき映画。大竹しのぶや桃井かおりの巧さは当然として、40代代表小顔クイーン黒木瞳との2ショットに果敢に挑んだ木村佳乃の意外な好演と勇気に百万点。この二人が対峙するシーンはこの映画最大のサスペンスとスペクタクルだ!
放浪紳士チャーリーさん 7点(2004-12-23 13:11:26)
😂 1
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36.はっきり言わないけどリアルに伝わる演技が好きですね。少々長さは感じられますが悪い作品ではないです。獅童の縁起が秀逸ですね(笑)でてくるのが楽しみでした。
とまさん 7点(2004-07-18 20:29:51)
35.所詮男と女の関係性にのみ阿修羅が潜んでいるのか。
原作者が女性なので女性のみが悪くかかれているが、
現実のところ、男に非があることが多々ある。
そればらばいっそう愛情なぞかなぐり捨てたくなる。
そう感じた。男女間のいざこざ以外の阿修羅(家族間の確執など)
にもっと焦点が当てられていても良かったが、それでは散漫になるか。
女性の後ろめたい部分が良くかかれていると思うが、
それが顕在化されたであろう現在ではそれは希釈され衝撃は少なくなる。
現代を舞台にアレンジにしたほうがベターではなかっただろうか。
もし二昔ほど前を描くにしても深田恭子なる平成的な女優はミスキャストではなかっただろうか。
端々に挟まれた喜劇性は心地よく、大竹対桃井の修羅場は鬼気迫るものがあり滑稽ですらあった。
三女の恋愛もほほえましく、木村佳乃のいやらしさ(性的にも精神的にも)は良かった。
鑑賞後に不快感は生じなかったものの、
更に傑作となりうる素材を平凡な佳作とした映画だった。 (映画館)
komatiさん 7点(2004-02-26 23:26:53)
34.邦画にしては良かったかな?深津ちゃんと獅童さんが良かった。獅童さんはああ言う演技も出来る人なのですね。俳優さんがみーんな芸達者なところの深田恭子・・・・・。。何も言いますまい。自信が無かったら断っても良いんだよ。あなたはお茶の間で見るのにふさわしいアイドル女優だと痛感しました。他に誰かいなかったのか!ので-3点。
あずきさん 7点(2003-12-06 18:56:58)
33.四人姉妹が主人公というで、谷崎の「細雪」を連想しがちだが、昭和初期といった時代色が明確なのに対し、本作の時代はほんの二十数年前といった設定。それだけに、風俗や人物描写の表現に微妙なさじ加減は重要なポイント。たばこの自販機や清涼飲料水、あるいは白菜の漬物やヒビ割れた餅といった小道具で、この時代の雰囲気を出そうと躍起になってはいるが、むしろわざとらしくてあまり効果的でないように思われる。極めて古臭く一方では極めて今風といった、何とも奇妙なアンバランスさを感じるだけに、どうせなら21世紀の現代に置き換えても良かったのではないだろうか。で、森田芳光は向田邦子の作品世界を損なうことなく手堅く再現してみせたが、彼流の辛辣なアクの強さは陰を潜め、とりたてて目新しくも無いエピソードを羅列しているにとどまっている。要は森田作品らしさが感じられないのだが、これを力量の後退と見るか、円熟味を増したと見るかは、意見の分かれるところ。それにしても、「青春の門」で可憐な少女を初々しく演じた大竹しのぶが、こういった役柄を演じるようになったのかと、ある種の感慨を覚えるが、まだまだ役不足。八千草薫は誰を演じてもやはり八千草薫であり、そのキャリアからすれば仲代達矢ともども、可も無し不可も無しといったところ。深津絵里と中村獅童のカップルが図抜けて素晴らしいだけに、余計そう感じる。終盤が少々長いのもマイナス材料として挙げられる。
ドラえもんさん 7点(2003-12-02 16:26:39)
32.桃井かおりと大竹しのぶ、この魔女ふたりの演技バトルが楽しみだったのですが、好演だったのは深津ちゃん。一番美しかったのは八千草薫。そして圧倒的な存在感を見せる仲代達矢。
とにかく豪華キャストで2時間を超えても飽きずに楽しめました。いくつかくううぅぅっと胸に響く場面もありました。年齢を重ねてから見るともっと良いかもしれません。深キョンは上手くないが芸達者のなかでひとり、ぱつぱつの二の腕に生命力を感じさせてくれます。個人的には木村佳乃のねっとりした微笑がツボでした。
さん 7点(2003-11-21 19:31:49)
31.八千草さんの死ぬ間際の顔!本当に阿修羅を感じさせられました。個性的なキャラクターも光っており、中々できはよかったです。授業サボって行ったかいありました。
ヒロヒロさん 7点(2003-11-17 22:17:07)
30.ネタバレ 向田邦子にも詳しくないし、テレビドラマも見ておりません。

父の浮気を機に4姉妹それぞれの心の揺れを描く。姉妹間の嫉妬等のやり取りはリアルだがあまりドロドロした印象は受けない。
面白いやり取りも端々にあるのだが、全体で見るといつ着地するのだろうと感じる。やはりテレビドラマ向きか。

演技で印象に残るのは仲代達矢と八千草薫の安定感。八千草薫は昭和の母親像という感じだ。大竹しのぶと桃井かおりのやり取りはさすが。深津絵里の三女が実は一番印象に残っている。旦那の中村獅童はちと作りこみ過ぎか。

食べるシーンがかなり多く咀嚼音も聞こえるシーンは「家族ゲーム」を思い出す。鏡餅を割って油で揚げて塩をふるお菓子はうちでもやるので親近感。
さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-12-05 22:09:00)
29.ネタバレ NHKのドラマも原作も全く見てません。そもそも私は向田作品が好きじゃない。だから期待もせずに観た。森田芳光監督死去のニュースを聞いて何日か経つわけだけど、これは観てないし、どうなのかな?ぐらいの気持ちで借りてきた。キャスティングに関しては素晴らしい。好きじゃない向田作品にしてはそれなりに楽しめたし、いや、思ったより楽しめた。大竹しのぶと桃井かおりの玄関先での壮絶なバトル、桃井かおりの放つピストルのおもちゃには噴出してしまった。黒木瞳の大人の色気、更に色気と言えば黒木瞳演じる長女の旦那を誘惑する女の木村佳乃の色気も忘れられなくなりそうなほどです。森田作品と言えば「ハル」ですっかりファンになってしまった深津絵里も良い。中村獅童演じるおかしな男にジャムパンが大好きなんです。大好きなんです。とか言っていきなり言われてそれでも一緒になることを選ぶなんて、何て良い女だ。深田恭子に関してはまあ、こんなもんかな?彼女には「下妻物語」の桃子のようなぶっとんだ役のが似合う。あっ、そうそう、四人の姉妹の母親役の八千草薫が如何にも昭和の良き母って感じで良い。女優陣に比べると男優陣は仲代達矢は良いが他がどうもいま一つ。小林薫の駄目ぷりも中途半端と言うか弱い。どうせ駄目男演じるならとことん駄目な男、例えば川島雄三監督の作品や成瀬巳喜男監督の作品に出てくる駄目男ぐらいの駄目ぷりが観たかった。小林薫の「女は阿修羅」って台詞を聞いて、なるほどね。女が阿修羅なら男は原だな?なんてくだらんことを思ってしまった。最後にもう少し!森田芳光監督「家族ゲーム」や「の・ようなもの」で見せた才気をもっと観たかった。良い役者と良い脚本にさえめぐり合えればまだまだ凄い映画を撮れるだけの実力はあるはず。それだけに61歳という若さでの死は残念です。ご冥福お祈り致します。
青観さん [DVD(邦画)] 6点(2011-12-27 21:28:42)
28.テレビドラマが好きだったので、何となく鑑賞することを躊躇っていた作品。
4人の主演女優さんたちがあまり好きではなくて、どうかなと思ったのだが、
いい役者さんたちが脇役を固めていて、予想以上に満足できる内容だった。
ストーリーもポイントをしっかり押さえていて、ハショリがすごいという印象も受けない。
向田邦子の世界観は、それなりに表現できていたかと思う。
MAHITOさん [DVD(邦画)] 6点(2011-08-16 09:15:52)
27.なんだろう。この不思議な感じ。つまらなそうで、見るのをやめようかと思って、予想外に引き込まれていって、続きが気になる・・・。姉妹の名前が覚えにくいのがイマイチとっつきにくかったかな。長澤まさみが出ているのは知らなかったけど、もしや!?と気が付けれたのが嬉しかった。こんな脇役から頑張ってたんですねぇ。
お好み焼きは広島風さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-11-17 08:17:43)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 46人
平均点数 5.96点
000.00%
100.00%
212.17%
348.70%
436.52%
5817.39%
61430.43%
7715.22%
8715.22%
912.17%
1012.17%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 3.00点 Review1人

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