映画『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』の口コミ・レビュー(2ページ目)

男はつらいよ 寅次郎心の旅路

[オトコハツライヨトラジロウココロノタビジ]
1989年上映時間:109分
平均点:5.25 / 10(Review 24人) (点数分布表示)
公開開始日(1989-08-05)
ドラマコメディシリーズものTVの映画化
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タイトル情報更新(2025-03-11)【イニシャルK】さん
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監督山田洋次
助監督五十嵐敬司
キャスト渥美清(男優)車寅次郎
竹下景子(女優)江上久美子
倍賞千恵子(女優)諏訪さくら
前田吟(男優)諏訪博
吉岡秀隆(男優)諏訪満男
下條正巳(男優)車竜造
三崎千恵子(女優)車つね
太宰久雄(男優)桂梅太郎
佐藤蛾次郎(男優)源公
笠智衆(男優)御前様
関敬六(男優)ポンシュウ
北山雅康(男優)三平ちゃん
笠井一彦(男優)中村
マキノ佐代子(女優)ゆかり
谷よしの(女優)安宿の仲居
西川ひかる(女優)女将
武野功雄(男優)巡査
出川哲朗(男優)テキ屋の若い衆
笹野高史(男優)車掌
イッセー尾形(男優)馬場
柄本明(男優)坂口兵馬
淡路恵子(女優)マダム
原作山田洋次
脚本山田洋次
朝間義隆
音楽山本直純
作詞星野哲郎「男はつらいよ」
作曲山本直純「男はつらいよ」
主題歌渥美清「男はつらいよ」
撮影高羽哲夫
製作内藤誠(製作)
企画小林俊一
プロデューサー島津清
配給松竹
美術出川三男
編集石井巌
録音松本隆司(調音)
鈴木功
照明青木好文
その他山田洋次(4Kデジタル修復版総合監修)
近森眞史(4Kデジタル修復版)
岸田和美(4Kデジタル修復版)
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💬口コミ一覧

4.当時のウィーン市長が寅さんのファンだったもんで、ラブコールをいただいて実現した、『男はつらいよ』シリーズの海外進出。ではあるのですが。
残念ながら、寅さんを海外に連れ出す、という設定を無理やり作り出すだけでもう限界、という印象。あとは大した起伏もなく、すみません、以前観てた時は、途中で居眠りしちゃったんです。
だいたい、肝心の寅さんがヒマそうにしてるし。途中から、寅さんが遠い異国で連れ(柄本明)とはぐれてしまう、という展開になり、本来ならこれは大事件でいくらでも盛り上げようがあるだろうに、どういう訳か、本作の物語は妙に大人しいんです。寅さんは竹下景子に何となくフラフラついていくだけ。一応彼女はマドンナ役だから、寅さんは彼女にホレてる、ということになるんでしょうが、それすらもハッキリしない。一方の、騒動の発端である柄本明も、独自にウィーンを楽しんで、寅さんの物語にはロクにからまないし。
無為に時間だけが過ぎてゆき、なんとなくそれぞれがバラバラに納得して、物語が終わってしまう。
あと、第三の男のパロディなんかも出てきますけれど、別に面白くも何ともないですしね。これを言っちゃあオシマイなんですけれど、男はつらいよシリーズの根本的な欠陥というのは、コメディなのに山田洋次カントクにお笑いのセンスがない、ということに尽きるんじゃないでしょうか(あ~あ、言っちゃった)。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2019-08-04 18:16:15)
3.ネタバレ 竹下景子が3作ぶり3回目のマドンナというのはあまりにも安直だろとか、それに伴って淡路恵子姐さんをまた引っ張り出すというのもさらに安直だろとか、寅さんをウィーンに連れてったって、何もできずに引きこもるのは目に見えているし、異文化交流的な面白さも出てこないだろ、ほらやっぱりとか、前半はほとんど面白みがありませんでした。●柄本明の関係も、あそこまでベクトルを向けたのだったら、むしろ「そのままダンス相手の姉ちゃんとうまいこといって現地に居着いちゃいました」くらいはしてほしかったと思いますが。●ただしこの作品はラスト5分に大きく救われており、いざ柴又の喧噪の中にいると「あれは夢だったのかなあ」と自分でも振り返ってしまう儚さの描写。オランダからの葉書と、それと対比される寅のいつもの街中の啖呵バイ。今までだったら、寅とマドンナが別離に終わっても、「いつかどこかの空の下で再会するかも」みたいな余韻もあったのですが、この絶望的な距離は、このマドンナとは寅は二度と会うことがないということを強烈に暗示し、切なさを増幅しています。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-01-22 00:44:33)
2.ネタバレ ウィーンに行くまでのドタバタ感は面白かったのですが、肝心のウィーンに行ってからが、いまいち盛り上がりに欠けたなぁ。せっかく海外まで行ったのに寅さんが絡むのは、マドンナの竹下景子と、マダムだけだもの、勿体無い。そっちとばっかり絡むので、柄本明との掛け合いを楽しみにしていたのにちょっと拍子抜けでした。
はりねずみさん [インターネット(吹替)] 5点(2023-10-21 22:55:28)
1.ネタバレ シリーズ41作目。覚えてます。当時のウィーンの市長さんが男はつらいよを気に入って、映画が実現したって、ワイドショーか何かで観ましたよ。「寅さんとウィーン?合わないよなぁ~」なんて思ったっけ。
当時は内心『山田監督、市長のリップサービスを真に受けちゃったよ』なんて思ってしまいました。実際どうだったんでしょうね?
案外その逆で、ツィルク市長が外貨獲得、ウィーン観光に映画撮影のロケ誘致を日本に売り込むために、男はつらいよに目を付けたんじゃないでしょうか?
ツィルク市長『日本の映画?あまり知らないね。ゴジラ?でもウィーン壊される良くないね。座頭市?時代が昔すぎるね。寅さん?寅さんって何?アーハン?面白い顔の男があちこち旅して、美人と恋してフラれるコメディ映画?ソレダ!!ちょっと機内で勉強しておくネ!』…ウィーン(オーストリア)にはバブル真っ盛りの日本は、金の卵だったんじゃないでしょうか?なんて勝手な憶測です。

意外なカタチで実現した寅さん初海外。もう少しスペシャル感を出しても良かったと思いますが、どうにも地味です。寅はバスで移動して、観光地をちょっぴり歩くくらいで、ほぼホテルやおばさんの家の中。気持ちも絵面もあまり動きがありません。
マドンナ枠はまた竹下景子。なんどめだ竹下景子。どうにも、山田監督の竹下景子推しが鼻に付いてしまう。海外ロケだからって、くるまやメンバーは置き去りにするのに、お気に入りの竹下景子を引っ張り出すのかって思うと、どうなんでしょう?今回のマドンナは、金髪で目がパチクリした、いかにもなオーストリア美人を期待してしまいました。

本作の舞台がウィーンである必要性が、あまりに希薄でした。以前の作品では、ブルドックソースとかスズキのスクーターとか、スポンサーには気を使って撮ってたのに。一番美味かったのが鮭茶漬けだったり、観光地で大した思い出がなかったり。全然オーストリアをヨイショしない。ウィーンに撮影に行ったら『あれ?ほんとに来たの?』みたいな塩対応だったのかなぁ?そもそも撮影期間がそう長くなかったのかなぁ?渥美さんの体調の問題もあったのかなぁ?だから、チャッチャ・パッパと撮っちゃったのかなぁ?
海外スペシャル感を出そうとして、力みすぎて空回りするくらいのほうが、良かったかもしれないなぁ…
K&Kさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2024-02-07 23:00:57)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 24人
平均点数 5.25点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4520.83%
51250.00%
6312.50%
7416.67%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 5.66点 Review3人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 5.50点 Review2人

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