映画『スリー・キングス』の口コミ・レビュー

スリー・キングス

[スリーキングス]
THREE KINGS
1999年上映時間:115分
平均点:5.41 / 10(Review 103人) (点数分布表示)
公開開始日(2000-04-08)
アクションドラマコメディアドベンチャー戦争もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-04-30)【TERU】さん
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監督デヴィッド・O・ラッセル
助監督ダン・ブラッドリー(第二班監督)
演出ダン・ブラッドリー(スタント・コーディネーター)
キャストジョージ・クルーニー(男優)アーチー・ゲイツ
マーク・ウォールバーグ(男優)トロイ・バーロー
アイス・キューブ(男優)チーフ・エルジン
スパイク・ジョーンズ(男優)コンラッド・ビグ
ジェイミー・ケネディ(男優)ウォルター
ノーラ・ダン(女優)アドリアーナ
クリフ・カーティス(男優)アミール
サイード・タグマウイ(男優)サイード
ミケルティ・ウィリアムソン(男優)ホーン大佐
ホルト・マッキャラニー(男優)ヴァン・メーター大尉
ジュディ・グリア(女優)キャシー
ブライアン・ボズワース(男優)アクション・スター
デヴィッド・O・ラッセル(男優)ハリウッドのアクション・スター(ノンクレジット)
小山力也アーチ・ゲイツ(日本語吹き替え版【DVD/フジテレビ)
成田剣トロイ・バーロー(日本語吹き替え版【DVD】)
天田益男チーフ・エルジン(日本語吹き替え版【DVD】)
中博史コンラッド・ビグ(日本語吹き替え版【DVD】)
檀臣幸ウォルター(日本語吹き替え版【DVD】)
水野龍司サイード中尉(日本語吹き替え版【DVD】)
福田信昭ホーン(日本語吹き替え版【DVD】)
関俊彦トロイ・バーロー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
星野充昭チーフ・エルジン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
高木渉コンラッド・ビグ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
井上倫宏アミール・アブダラ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
山路和弘サイード中尉(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
小森創介(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
大山高男(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
花田光(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
原作ジョン・リドリー[脚本](原案)
脚本デヴィッド・O・ラッセル
音楽カーター・バーウェル
編曲カーター・バーウェル
ソニー・コンパネック
挿入曲ボノ"In God's Country"
撮影ニュートン・トーマス・サイジェル
フィリップ・C・ファイファー(第二班撮影監督)
製作ジョン・リドリー[脚本](共同製作)
チャールズ・ローヴェン
製作総指揮ブルース・バーマン
配給ワーナー・ブラザース
特殊メイクトニー・ガードナー[メイク]
美術キャサリン・ハードウィック(プロダクション・デザイン)
衣装キム・バレット
編集ロバート・K・ランバート
録音ロバート・J・リット
スタントスピロ・ラザトス(ノンクレジット)
その他ビル・ドレイパー〔その他〕(プロダクション総指揮〔ノンクレジット〕)
カーター・バーウェル(指揮)
ソニー・コンパネック(指揮)
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💬口コミ一覧

103.ネタバレ 『殺す側』と『殺される側』。戦争ではこの二つのみに分類される。つまりやるかやられるか。
映画冒頭、マーク・ウォルバーグ演ずるアメリカ兵のトロイは何の気なしにイラク兵を撃ち殺す。多少の悔みはあるものの、それは戦争という名文でまかり通ってしまう。物語中盤にそのトロイがイラク兵に捕まり拷問を受け、母国の妻子が爆弾テロに巻き込まれたらと問われる。そこで気付かされるモノ。イラク国民の妻子、アメリカ兵の妻子、それぞれの立場が描かれる事で、より鮮明にそれは浮き上がってくる。母国の妻子がテロに巻き込まれるところを想像し悲しむトロイ。これはかつて想像出来なかった事であり、拷問を受け死と向かい合った事で気付かされる。
物語終盤、トロイはイラク兵に撃たれる。己がイラク兵を撃ったように。このシーンがこの映画の全てを物語っていて、冒頭でイラク兵が撃たれるシーンとリンクする。つまりトロイは『殺す側』と『殺される側』を体験する。これには観客である我々も「はっ」とさせられる。冒頭のトロイと我々は同じであると。テレビ画面を見て、数秒間悲しんで終わり。テレビを見ている我々は殺される事などないと思っているのだ。
 反戦映画は山ほどあるが、この映画程直接的に訴えかけてくるはないと思う。
カイル・枕クランさん [DVD(吹替)] 10点(2005-10-21 01:19:06)
👍 1
102.以前観たときに、すげーっおもしれーっ って思った記憶だけはあって、一体何に自分が喜んだのやらそろそろ記憶があいまいになってきたもんで、観直してみたんだけれども。ホント、何に一体自分はそんな喜んだんだっけか(笑)。いや、でもヤッパリ、オモシロいよなあ、と。 もしこの作品が、単に、湾岸戦争を茶化し、アメリカの姿勢を茶化しただけの映画だったならば。そんでもって、第三者を決め込んだニッポンジンである私が、「そーだそーだ」とハナクソでもホジリながらいい気に眺めてる、そんな映画に過ぎなかったならば。もしそうなら、一度目には楽しめちゃったとしても、二度目には反動が来て一気にツマラなく感じちゃうところ。しかし、本作は違う。いや違わないけど、それは作品の一面に過ぎなくて、そういう内容に相応しい、あるいはそれ以上の、“破天荒さ”ってのが、やっぱり本作の魅力だなあ、と思うのです。どこに収まるのやら得体の知れぬストーリー(この映画に見られる妙なヒューマニズムって、現実世界への「皮肉」「批判」でもあるだろうけど、単純に「ストーリーをワケ判らんようにする仕掛け」として見ても十分に機能している、と思うのですが、どうでしょう)と、そこに挟まるいささかシュールなギャグの数々は、まさに出色だと思います。それに、一風変わった映像。何が変わってるかというと、例えば、「一画面あたりに映ってるヒトの多さ」とでも言いましょうか。会話している主要人物だけ映すようなお手軽撮影だって、しようと思えば出来るハズなのに、敢えて画面の向こうの方に、兵士役のエキストラなんぞを配置してガサゴソやらせてみたりする。そういう部分での茶目っ気が、本作を憎めないものにしております。言わば、ちょっとしたヒト手間、ってやつが、料理をおいしくしたり映画を面白くしたりするのです。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-07-12 23:32:16)
101.ネタバレ コメディーとポップさを加える事でリアル感・シュール感・監督の自虐感に満たされた作品。中東で長年暮らしたという監督は、世の中の不条理に対するいたたまれなさを映画によって昇華し、また世に訴えたように感じる。実際3賢者がやったことは、数人の村人達をイランに亡命するのを手伝ったというハリウッド映画のテーマとしてはあまりに華やかさの足りない使命。とはいえ、現実で同じ場面に直面したアメリカ兵は越権行為だからと、村人が虐殺されていく姿を涙しながら眺めているしかなかったという。映画は現実の我々には決してできない選択を英雄像として身近な形で描いてくれた。勇気と正義って何なのだろうか?彼らに万歳!
夢の中さん 9点(2003-11-15 04:43:28)
100.結構本格的に作られていてよかった。人は金に弱いんだね・・・。
ハリウッドさん 9点(2002-10-15 23:33:25)
99.おセンチな戦争映画に飽きたというあなたには、必見!
モードさん 9点(2000-04-22 12:08:31)
98.ネタバレ 湾岸戦争を扱った作品といえば他に「ジャーヘッド」ぐらいしかなく(「戦火の勇気」「クライシス・オブ・アメリカ」は直近の戦争を舞台にしたらたまたま湾岸戦争になっただけの作品)、それほど扱いに困る題材なのでしょうが、本作はこの「戦争映画にしづらい戦争」をうまく料理しています。序盤はコメディを装っていて変化球の映画なのかと思いきや、作り手の主張は大マジメ、あの戦争の本質を暴いてやろうという実に本気で志の高い映画でした(撮影に本物の死体を使って問題になったほど)。「戦争は悲惨なんですよ!」と客の首を絞めて感動させるような古臭い形はとらず、自然に受け入れらるよう知的に作り上げた結果がこの形だったのでしょう。兵士同士の殺し合いがなく当時は「クリーンな戦争」と称されたものの、その裏側では空爆によってイラクの一般市民が大勢死んでいたこと、フセインに武器を与えたのはアメリカだったこと、反フセイン勢力の蜂起を煽りながらこれを見捨てたこと、従軍したアメリカ兵には貧しく教養もない者が多かったことなど、アメリカにとっては耳が痛く、また興味深くもある事実がこれでもかと詰め込まれていますが、オリバー・ストーン作品のような主義主張の発表会にはなっていないのが好印象です。金塊を奪いにやってきたアメリカ兵をイラク軍が進んで手伝うというシュールな場面は、金銭よりもまず反政府勢力を押さえることが先決だった当時のイラクの状況、及び金銭的な利益が確保されれば目の前の惨劇には目をつむるというアメリカ外交を面白い形で示しています。自由だ正義だと言って他国に乗り込みながら、結局は金の問題であることの多いアメリカ外交ですが、「困ってる国は山ほどあるのに、なぜアメリカはクウェートだけを助けるんだ?」というイラク将校の言葉でこの欺瞞が丸裸にされてしまうわけです。最後の最後で主人公達の前に立ちはだかるのもアメリカという国であり、また土壇場で人道に目覚めてアメリカが難民たちを助けるという甘い展開もなく、結局金塊の威光でハッピーエンドを買うというオチのつけ方もよかったです。この知的な脚本をベースに、いざとなれば見応えのあるアクションが挿入されるのですから、これはなかなか満足度の高い作品でした。
ザ・チャンバラさん [DVD(字幕)] 8点(2009-08-20 21:18:16)
97.ネタバレ 結構楽しかった!!スパイク無念・・・
ゲソさん 8点(2004-06-04 02:18:14)
96.個人的にかなり◎。湾岸戦争自体が一部異質な戦争だったので、それをダラっと描いたらこんな感じになるんだろうと思った。物語は作風に合ってるし小道具や映像効果もかなり高評価の秀作一等賞。
すか/わーさん 8点(2003-02-20 00:23:10)
95.期待せずに観た。よかった。「スマッシュ・ヒット」だった。むやみに殺し合いをしないところが、逆にリアルに思えた。期待せずに観てみて。軽いノリだが、実は深いよ。
プロ猿ファーゴルさん 8点(2001-06-28 17:09:55)
94.
DDさん 8点(2001-06-03 12:15:04)
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93.概ね不評だが、個人的にはロバート・アルトマンのMASHと並べて評価すべき傑作戦争映画だと思う。多くの戦争映画が反戦を描いているようでありつつ、実は戦争を通して主人公が成長していったり、一方の当事者国サイドの視点しか盛り込んでなかったりするなか、本作はユーモラスを交えつつ締めるところはリリと引き締め、イラン、イラク、アメリカを等価に近い視点で作品を描いている。これは映画製作の前、実際に現地に訪れ、入念な下調べをしたらしいスタッフの尽力によるものだと思う。でも、僕が一番印象にのこったのは、唐突に弾丸が内臓を貫くようなシーンを大胆にも挿入してしまうラッセル監督の映像センス。スパイク・ジョーンズあたりとともに近い将来、次代のハリウッドの中枢を担う人材だと思う。
ダイさん 8点(2001-06-02 23:01:17)
92.湾岸戦争の時事的テーマを盛り込んでる為、当時の情勢を知っていればかなり面白いはず。ただ個人的には“最後までドタバタWARコメディでも良かったのでは?”と思った。けど映像も音楽もスタイリッシュでブラックなユーモアにも思わずニヤリとさせられた、意外とリアルでダークホース的存在な戦争映画だった。
びでおやさん 8点(2000-08-17 04:36:30)
91.ちょっと風変わりな戦争アクションーそれだけじゃない 戦争の矛盾や弱者の悲しみもきっちり描ききって、ラストは感動もの。
ドラえもんさん 8点(2000-04-14 23:01:15)
90.ネタバレ 『戦略大作戦』とよく比較されるジョージ・クルーニー主演の「戦場×金塊」映画。ここでの評価がそんなに高くなかったためスルーしようかとも思ったが、FPSゲーム『バトルフィールド:バッドカンパニー』の元ネタらしいとの噂なので取り敢えず観賞。序盤の軽いノリの展開からしてやはりゲームと同じく軍隊のハミダシ者共による戦場活劇珍道中かと思いきや、金塊奪取計画を思い立った米兵達がその行く先々で湾岸戦争後のイラクの現実を目の当たりにしていく、という意外とマジメな内容の映画である事が判明。この良い意味で裏切られた感が結構ツボにはまったため個人的にはそこそこ楽しめてしまった。ただし、その折角の軽妙な作風もメインテーマの説教臭さを中和させるまでには至っておらず、そうした辺りで中途半端さを感じてしまった人が多いというのも一方では頷ける。あと余談だが、アイス・キューブ(強面だけど一応社会派ラッパー)が台詞を喋る度に無駄に良い声なのには笑った。
オルタナ野郎さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-08-16 02:01:06)
89.前半はいい。後半はちょっと。
ベルガーさん 7点(2004-10-01 17:24:39)
88.ネタバレ 独特の映像で、戦争を一味違った観点から捉えた良作。三人のspれぞれの心情と、その変化がよく表現されていた。最後の気持ちよい終り方も観ていて気持ちよかった。マーク・ウォールバーグが拷問を受けるところはオエーってなりましたー・・・。
コーヒーさん 7点(2004-01-24 04:22:57)
87.自分たちのことだけでなく、最後は他の様々な人々のことを考えた「あの3人」はすばらしい。
000さん 7点(2004-01-06 14:16:05)
86.戦後のドサクサを舞台に、追いつ追われつの争奪戦を展開しようとした目のつけどころは良かったが、後半お約束のヒューマニズムに走ってしまったためにレベルダウンしたところが惜しい。映像的には、なかなかチャレンジ精神も感じられて楽しませてくれただけに、非常にもったいない感じがした。もうちょっと戦争と切り離したところで単なるドタバタに終わった方が、吹っ切れた感じがして良かったんじゃないかと思う。こういうテーマを遊び倒してしまったら、ある程度の非難は免れないことを覚悟の上で、潔く貫いて欲しかったですね。結果、前半と後半のテンションが違いすぎて何が言いたいんだかわからない映画になってしまった。まあうっかりじーんと来てしまう私も私なので「惜しい」とだけ言っておきたい。
anemoneさん 7点(2003-12-14 16:49:04)
85.ネタバレ 戦場を舞台にルパン的な泥棒コメディが展開されなかなか面白い。全編に漂う皮肉も効いていてよいが、後半ちょっとシリアスに流れすぎたか。もっと軽く描写できていたら傑作になりえたかもしれない。また、デビッド・O・ラッセルの演出は奇をてらいすぎていてあまり好感はもてない。それにしても、現実の舞台でも似たようなことが行われていそうな気がするのは俺だけか? もちろん、前半のお宝略取の部分だけだが。
恭人さん 7点(2003-12-02 17:17:42)
84.映像が物凄くリアルなんですよねぇこれ。フセインの強奪した金塊を奪うという当初の目的から、その途中で遭遇したある出来事がきっかけで難民を助けるというようにストーリーが二転三転するけど、それはそれで面白いし、見せ所もきっちりと盛り込まれてる作品だと思う。
クリムゾン・キングさん 7点(2003-11-30 04:06:08)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 103人
平均点数 5.41点
010.97%
121.94%
254.85%
376.80%
41817.48%
51918.45%
61918.45%
71918.45%
887.77%
943.88%
1010.97%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 0.00点 Review1人
2 ストーリー評価 2.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 3.50点 Review2人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 0.00点 Review1人

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