映画『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』の口コミ・レビュー(2ページ目)

ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘

[ゴジラエビラモスラナンカイノダイケットウ]
GODZILLA VS THE SEA MONSTER
1966年上映時間:87分
平均点:5.04 / 10(Review 28人) (点数分布表示)
SFアドベンチャーファンタジーシリーズもの犯罪ものモンスター映画
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タイトル情報更新(2025-04-30)【イニシャルK】さん
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監督福田純
キャスト宝田明(男優)吉村
水野久美(女優)ダヨ
伊吹徹(男優)弥太
砂塚秀夫(男優)仁太
当銀長太郎(男優)市野
平田昭彦(男優)竜尉隊長
田崎潤(男優)基地司令官
伊藤久哉(男優)白衣の男
佐田豊(男優)村人
岡部正(男優)白衣の男
石田茂樹(男優)デスク
沢村いき雄(男優)原住民
鈴木和夫(男優)カヌーで逃げる原住民
広瀬正一(男優)カヌーで逃げる原住民
緒方燐作(男優)警備兵
天本英世(男優)船長
本間文子(女優)イタコの老婆
大前亘(男優)中年の記者
中北千枝子(女優)カネ
加藤茂雄(男優)
中島春雄(男優)
久野征四郎(男優)
脚本関沢新一
音楽佐藤勝
撮影山田一夫
木村大作(撮影助手)
製作田中友幸
配給東宝
特撮円谷英二(特技監督)
中野昭慶(特殊技術 助監督)
有川貞昌(特殊技術 監督補)
富岡素敬(特殊技術 撮影)
川北紘一(光学撮影)
向山宏(特殊技術 合成)
井上泰幸(特殊技術 美術)
岸田九一郎(特殊技術 照明)
久米攻
美術北猛夫
安丸信行(石膏)
編集藤井良平
録音下永尚(整音)
スーツアクター中島春雄ゴジラ
その他東京現像所(現像)
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💬口コミ一覧

8.ネタバレ ◆南海で難破した漁船の乗務員の息子は生きているというイタコの宣託を聞く母。母の言葉を信じて弟の彌太は東京に出て警察に再捜査を依頼。しかし聞き届けられない。そこへヨットが優勝賞金の「耐久ラリーダンス大会」を知る。会場で知り合った大学生仁田、市野とヨットを見にゆく。豪華なヨットに無断で乗り込むとオーナーの吉村がいた。吉村の好意で一晩泊めてもらうことになったが、翌朝目を覚ますとヨットは出港していた。彌太が勝手に帆を上げていたのだ。仁田、市野はヨットの操縦を知らず、吉村はオーナーではなく銀行強盗犯だった。
◆やがてヨットは暴風雨に巻き込まれる。さらに海から巨大なハサミが出てきて、ヨットを叩き壊す。四人は奇跡的に島に漂着した。四人がそこで見たのは、秘密の核兵器工場、エビラの嫌いな黄色い汁を絞るインファント島の奴隷、逃走した娘ヨダ。彌太はヨダから兄がインファント島で生存していることを聞く。眠るゴジラも発見。
【感想】エビラの食料は人間のようだ。普段は船が来るまで、じっと海底で眠っているのだろうか。ゴジラは落雷が発生するまで眠っている。モスラはもっと眠っている。当然観ている側も眠くなるというものだ。大コンドルや戦闘機ぐらいじゃ眠気は覚めない。そうこうしている間にエビラ退散、自爆装置作動。やっとモスラ登場。「逃げろゴジラー!」島爆発。
◆仲間が出来るまでの導入部はスピーディで意外性があり、冒険物語としては成功だろう。島についてからは途端につまらなくなる。革命軍団「赤い竹」がまぬけなのだ。何度も吉村たちを取り逃がす。彌太が風船にからまって偶然インファント島に到着するに至っては、脚本家の良識を疑う。ゴジラとエビラのキャッチボールには辟易。あの恐いゴジラはどこへ。「赤い竹」とエビラとの関係も不明確のまま終了。それにしても、インファント島の島民は民度が低そうだ。
よしのぶさん [ビデオ(邦画)] 3点(2010-10-16 22:51:52)
7.怪獣映画を映画館でリアルタイムに初めて見たのは本作と思います。異様に気分が高揚した中、2回繰り返して見ました。当時は入れ替え制ではなかったし、付き合って見てくれた母親に感謝です。エビラ怖かったです。食事はデパートのレストランでお子様ランチでした。
ジャッカルの目さん [映画館(邦画)] 7点(2011-02-05 10:31:17)
6.確かにエビラはエビでしかないのだけど、造形自体はしっかりしていて、そんなに嫌いじゃないです。むしろ見応えありました。海面からヌッと突き出す巨大なハサミのスケール感も良かったです。登場人物も沢山いるわりに、それぞれ別行動しながらしっかり活躍するのは好きでした。まあ・・・批判されてもしょうがないような映画かもしれませんが、面白さのエッセンスは色々詰まっている映画だと思います。こういう映画こそ、現代の技術を駆使して内容的にもブラッシュアップしながらリメイクすれば、結講面白い映画になると思うんですけどね。バッサリ切り捨てるのは惜しいと思ってます。
ゆうろうさん [DVD(字幕)] 6点(2013-08-19 03:03:13)
5.ゴジラシリーズのファンなので、この作品のタイトルは勿論知っていたが、シリーズ中もっとも興味が薄い作品だったと思う。
その最たる要因は、やはり、「エビラってなんだよ!」というところ。
今さらエビの怪物が登場したところで、娯楽性が生まれるとは到底思わなかった。
そして、予想通り、“エビラ”に関しては、ゴジラに対峙する相手としてのインパクトはほぼ無い。

ただし、映画としてのつくりは、意外な程に真っ当だったと思う。
主人公たちが偶然流れ着いた孤島で繰り広げるアドベンチャーには、思ったよりもちゃんとした娯楽性があったように思う。
エビラはもとより、作品の顔である筈のゴジラや、ゲスト出演感が強いモスラを、敢えてストーリーの脇に据え、主人公チームと謎の秘密結社との攻防に主軸を置いた展開が、功を奏していた。

「南海の大決闘」と銘打ちながらファーストシーンでは恐山のイタコが登場したり、シュール極まりない「耐久ラリーダンス大会」など、善し悪しは別にして変わった味わいがある作品に仕上がっていることは間違いない。

一方で、雷で復活するゴジラの描写や、意外に悪くはないエビラの造形など、怪獣映画としても決して見応えがないわけではない。
またシリーズ第一作「ゴジラ」で芹沢博士を演じた平田昭彦が、同役を彷彿とさせる眼帯姿で悪役を演じるなど、配役にも面白さがあった。

ハードルをグッと下げて観たからという前提は取り除けないし、出来のいい作品ではないが、ゴジラシリーズファンならば決して観ておいて損はない作品であるとは思う。
鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 5点(2014-05-07 23:06:59)
👍 1
4.ネタバレ いつもだったら日本政府や国防軍寄りの役に勤めていたはずの平田昭彦やその他面々が悪の秘密結社の一員に成り下がって好き勝手放題やらかしちゃってるところがなんともおかしく感じる。水野久美に至っては前作X星人ではお顔真っ白だったのに、今回、顔を茶色く塗ったくられた上にお肌寒かろうに薄衣裳 (笑)。
その他いろいろ開き直って見れたならば、これはこれで人間模様をメインに面白い。
ただし、いつも思う事なんだが〃ゴジラの石投げ〃 あれだけは正直やめてほしく思ってやまない なにをキャッチボールしてんだよ あれ相当萎えるんだってば やめていただけんかしら。
その他、赤いタキ(?) とか意味わからんけど、黄色い汁とか マルチャンのうどんシリーズみたいな色使いの命名がなんともダサくておかしい ダサくておかしい。大事な事だから二度言ってみました。ダサくておかしい。(おまけ)
3737さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-08-31 09:45:51)
😂 1
3.福田×有川作品は本多×円谷作品に比べると明らかに予算が少ないが、まだまだ映画業界は勢いを失っておらずそれなりに豪華。
関沢脚本はご都合主義ながらも軽快で、観ていてじつに楽しい。
宝田明、平田昭彦、水野久美、田崎潤ら常連俳優たちもノリノリで、佳作と言える一本。
ガブ:ポッシブルさん [DVD(邦画)] 7点(2015-09-28 17:23:09)
2. 返す返すも残念至極に尽きる、禁句を承知のタラレバ勢揃いでした。
1 島の娘役は何と言っても髙橋紀子に演じてもらいたかったな。久保明も出演し彼女との共演が実現していたら、ウルトラQ「南海の怒り」の延長戦を楽しめたのにね。病気で降板さえしなければ・・・。あっ、水野さんがダメっていうわけじゃないですヨ。特撮と水野さんは相性が良いと思うし、リリーフをきちんとこなしてくれました。関係ないけど某番組での馬場正平さんとの思い出話は興味津々でした。
2 ペア・バンビの小美人はミスキャストでしょう。ザ・ピーナッツの印象が強すぎて損な役回りだったかな。せめてもっと華のある人が演じてればよかったんだけど。
3 モスラは結局救出役だけってのがもったいない。もっと活躍してくれなきゃだめでしょ。顔見世程度じゃなく、もう少しゴジラと絡んでくれれば題名に相応しかったのに。
 なんだかんだ言いながら、エビラの登場シーンはよかったですよ。造形もいいし、海の中からハサミを出して「これから出ます」という雰囲気はバッチリ。やっぱり怪獣は“いきもの感”がないとだめだね。その点でエビラは好きだし、ゴジラとの攻防も純粋に楽しめました。 
風小僧さん [映画館(邦画)] 4点(2016-09-11 15:30:12)
1.ネタバレ あまり真剣に見るものではないが、どうせ昭和の怪獣映画だと思えばそれなりに見ていられる。
エビとガの登場にはあまり必然性が感じられないが、劇場パンフレットに書かれた「陸海空の三大怪獣」というコンセプトで数を揃えた形らしい。新顔のエビラはハサミに大小があるが、小さい方で人間を串刺しにして食っていたので使い分けがあるようだ。終盤モスラが飛来した場面では、ゴジラとの間で何らかのコミュニケーションがあったように見えたが、劇場予告ではここでモスラが「来ちゃダメッ」と言っていたことになっていて女性的なイメージが持たれている。
場所が南洋の島なので当時の日本各地の風景を見られるわけではなく(ロケ地の海岸は別として)そういう面白がり方はできない。しかし最後に島が崩壊して沈下する場面は迫力があって、この辺はさすが日本特撮だと思った。

政治的な主張としては、大学生の反戦・反核は当時の定番として、悪の秘密結社のような敵はどういう団体だったのか不明瞭だが、呼称に「赤」が入ることから当時の東側陣営に連なる組織と思うしかない。「革命」という言葉を特別視していたようだったが、本来の革命というのは民衆が圧政に耐えかねて、または外部勢力の扇動で起こすものであって、劇中でやっていた核開発の延長上にあるものではないだろうと言いたくなる。しかし当初は革命の美名のもとに発足しながら、この頃には核兵器で世界平和を脅かす存在になっていた東側勢力を皮肉ったとも取れなくはなく、戦後の東西対立の中でゴジラを「中立」の立場に置こうという考え方だったかも知れない。
登場人物としては、水野久美さんはこの時期になってまたこんな村娘役かと思うがそこはプロである。露出の多い服装で藪や岩場を動いて傷だらけにならなかったかと思うが余計なお世話か。小美人は前と違う双子が出演して同じ声質でのハーモニーを聴かせている。外見は「謎の円盤UFO」(1970~英)のエリス中尉風だった(どことなく未来的)。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 5点(2024-02-24 20:13:05)
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【点数情報】

Review人数 28人
平均点数 5.04点
000.00%
100.00%
2310.71%
3310.71%
4310.71%
5932.14%
6414.29%
7517.86%
800.00%
900.00%
1013.57%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.25点 Review4人
2 ストーリー評価 6.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review3人
4 音楽評価 4.25点 Review4人
5 感泣評価 2.66点 Review3人

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