映画『御法度』の口コミ・レビュー

御法度

[ゴハット]
Taboo
(Gohatto)
1999年上映時間:100分
平均点:5.09 / 10(Review 112人) (点数分布表示)
公開開始日(1999-12-18)
ドラマ時代劇歴史もの同性愛もの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-03-01)【イニシャルK】さん
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監督大島渚
助監督成田裕介(監督補)
中嶋竹彦
山下智彦
キャストビートたけし(男優)土方歳三
松田龍平(男優)加納惣三郎
浅野忠信(男優)田代彪蔵
武田真治(男優)沖田総司
崔洋一(男優)近藤勇
坂上二郎(男優)井上源三郎
田口トモロヲ(男優)湯沢藤次郎
伊武雅刀(男優)伊東甲子太郎
菅田俊(男優)篠原泰之進
的場浩司(男優)菅野平兵衛
梅垣義明(男優)宇土俊蔵
田中要次(男優)武藤誠十郎
トミーズ雅(男優)山崎蒸
寺島進(男優)密偵
神田うの(女優)輪違屋 錦木太夫
桂ざこば(男優)輪違屋 おやじ
吉行和子(女優)輪違屋 仲居おまつ
伊藤洋三郎(男優)吉村貫一郎
中村麻美(女優)小川亭若女将
冨樫真〔女優〕(女優)近藤の妾
青山知可子(女優)「楓亭」の女
飯島大介(男優)谷三十郎
佐藤慶ナレーター
原作司馬遼太郎「新選組血風録」のうち「前髪の惣三郎」/「三条磧乱刃」より
脚本大島渚
音楽坂本龍一
作曲坂本龍一
編曲坂本龍一
撮影栗田豊通(撮影監督)
佐光朗(ステディカム)
木村信也(撮影助手)
製作大谷信義
松竹
角川書店
IMAGICA
BS朝日
松竹ブロードキャスティング
プロデューサー中川滋弘
山本一郎〔プロデューサー〕(アシスタントプロデューサー)
配給松竹
特撮橋本満明(視覚効果)
美術西岡善信(美術監督)
原口智生(特殊造形)
赤松陽構造(タイトルデザイン)
倉田智子(美術助手)
衣装ワダエミ(衣装デザイン)
編集大島ともよ
録音柴崎憲治(効果)
その他坂本龍一(指揮)
原田大三郎(スチール)
松竹衣裳株式会社
IMAGICA
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💬口コミ一覧

112.ネタバレ 過去に何度も鑑賞した作品。10年以上ぶりの鑑賞でしたが、やっぱりこの映画は好きです。「衆道」については正直言って嫌悪感しかありませんが、この作品においてはなぜか不快感をそれほど感じない。それは、松田龍平の妖艶な見た目があまりにも美しく、この映画独特な世界観とみごとにマッチしているから。ただ、加納と湯沢のシーンだけは本当に気持ち悪い、見たくない。(笑) あのシーンは絶対ないほうが良かったと思います。殺陣はどのシーンも緊張感があり、音楽も作品の内容と世界観にぴったり。ラストシーンは美しく妖艶な雰囲気を残したまま終わります。描いているテーマやストーリーだけでは評価できない映画。独特な世界観、雰囲気。理屈抜きに観ていて引き込まれる。これこそが映画!だと思います。
たけたんさん [インターネット(邦画)] 9点(2019-07-07 11:37:16)
111.ネタバレ すばらしい。監督が体張っているだけのことはある。とにかく男ばっかり。松田龍平の妖しい美少年。彼は完全に集団の中で女の役割である。神田うのの花魁も、数秒だけ。つまり本物の女はこの作品の中で手の届かない霧のむこうに居て、まるでTVの中だけに存在するようなものなのだ。崔洋一の近藤にたけしの土方、ものすごい配役。二人が差し向かいに座るとまわりに異様な空気が。何かへんなものが生まれそうでとてもこわい。特に崔洋一の怪しさよ。セリフが少ないせいか。ところで、浅野忠信についてですが、一重まぶたに細目の三白眼で鼻筋が通っている、という場合は「おしょうゆ顔の美男」なわけですが、これと同じ顔に及川光博がいます。しかし二人はぜんぜん似ていない。浅野はブラピのように「美男の汚な作り」にはげんでいるわけですが、小奇麗にしたとしてもやっぱり似ていない。同じパーツを所持しながらなぜ?それは「唇の端がキュッと上がっているかどうか」の違いによるのでした。女の人もこれからは男性の顔について堂々とえげつなく批評しようではありませんか。えっそんなの私だけ?大島監督の時代物をもっと見たかったのに残念です。
パブロン中毒さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-12-15 21:25:01)
110.何回もビデオ借りて見てます。原作を知ってて楽しめた作品はこれだけですね~。映画orドラマが原作に勝る事は有り得ない、というのが持論なのですが、これはよかったです。キャスティングが悪かったらそれだけで見る気無くすものですが、どの役もはまり役だと思いました。ラストの桜がめっちゃ綺麗で、これは活字じゃできないよなぁ…と、映像の面白さを教えてもらったような気がします。
咲耶さん 9点(2003-06-15 02:39:33)
109.なんといっても松田龍平がすごかったです。これがデビュー作とは思えないほどの存在感と色気。脱がされるシーンはセクシーでドキドキしてしまいました(笑)
さん 9点(2002-07-30 21:18:37)
108.Huluで鑑賞。全員がわざと棒読みっぽく淡々と話す。色々と腹に抱えている剣士たちの探り合いを表現したのだろう。特に松田龍平は抑揚も表情もなくミステリアスで良かった。存在感はさすがで、組を揺さぶる美少年としての説得力があった。たけしの剣術シーンが見れます。田口トモロオは「あの顔で?」と言われるほどブスじゃないと思う。
Bebeさん [インターネット(邦画)] 8点(2020-08-19 17:12:07)
107.新選組と衆道(男色)という映画の題名どおりタブーな話題を正面切って扱った映画だし、監督が大島渚だし、話題倒れなんじゃないかと思ったら、大変に面白い作品だった。 近藤勇、土方歳三、井上源三郎いずれも役者の年齢が高すぎるのがやや難だけどそれを逆手にとってエピソードとして入れたりして、好感度は高い。 松田龍平がいい演技をしていたのに感心。 浅野忠信のうまさはやはり光っている。 トミーズ雅もなかなか良かった。 要するに全体的に良く出来ている。 なんだか怖い話だったけど、最後の終わり方だけがちょっと説明しすぎ、やりすぎという感じでじわじわと高まっていた怖さが急に冷めた感じだったのが唯一惜しいところ。 でも決着付けないとしょうがなかったのかな。 もうひとつ、いくら衆道をあつかったからといって床のシーンは見たくなかったかも。
称えよ鉄兜さん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-09-10 03:54:38)
106.ネタバレ 面白かった。衣装も映像も殺陣もよかったし、配役も。特に、トミーズ雅と坂上二郎のリリーフぶりは絶妙だった。松田龍平も、特に美貌というわけではないが品があり、あの役をこなせるだけの妖気もあって、なかなかの逸材だと思った。男色映画としても楽しめたが、謎解きの部分が特に面白かった。湯沢を殺したのは誰か?山崎を襲ったのは?惣三郎の「願」とは?最後にはいったい何が起こったのか?などなど。これらをつなぎ合わせて考えようとすると、意外にも、沖田総司の存在が不気味に疑わしく浮かび上がってくる。ひたすら「(男色は)嫌いです」「私にその気はありませんよ」を繰り返しつつ、随所随所でちらりと見せる妖しげな色気や中途半端な含み笑い。とりわけ、『雨月物語』について、ねっとりと熱く語る終盤の見せ場は、圧巻。これらがすべて、物語全体を支配する、「なにか不可解なもの」の伏線に思えてくる。演じた武田真治という役者を見直した。
黒蜥蜴さん [DVD(字幕)] 8点(2006-04-23 04:26:56)
105.映像が綺麗で、特に坂本龍一の音楽が素晴らしい。何かが壊れていく様を見事に表現していると思う。松田龍平が棒読みだなとは思ったけど逆に新鮮で色気があっのかも。
アミノサプリさん 8点(2004-01-19 16:52:25)
104.ネタバレ ばかやろー、が嫌で、大島監督は食わず嫌いでした。愛のコリーダもなんと言っていいのかでしたが、御法度は繰り返し見てしまいました。え、だって、面白いですよ。間というか、魔というか、八百屋であろうと、松田君の存在感は映画の雰囲気の中でとても、はまってました。そして、ラスト。桜の木を両断した瞬間、ぞくぞく、しませんでしたか?ビデオに収録されていた「沖田さん」のせりふは、いらない。あれは、いらない。ところで、土方を見上げる沖田・武田になにやら色めいたものを感じたのは、私だけでしょうか。衆道がある意味武士のたしなみ?だった時代なら、もっと認めてあげても良かった・・・のでしょうか?
きなこ餅さん 8点(2003-10-14 23:33:37)
103.意外によかった。トミーズ雅っていい俳優だねえ。
パキサンさん 8点(2003-08-06 02:32:01)
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102.日本のチャンバラは嫌いだけど、この作品は良かった!豪華キャストのせいだろうか。というか松田龍平がイイ!かなり好きになりました。美少年というか、あの妖艶な独特な雰囲気は彼にしか出せないと思う。私が男だったら惚れてるかも(笑)ストーリー的には、タブーもの好きなんで良かったです。ただ見てる人に考えさせるシーンがたくさんあり疑問も多く残ってます・・・
ぴかちゅーさん 8点(2003-08-03 04:21:53)
101.何も知らず観たらなんじゃこりゃ~って感じだった。最後までホモネタとは恐れいった。逆本龍一のこの映画での音楽は自分と趣味があっている。
木林DVDさん 8点(2003-05-11 12:49:20)
100.素直に面白かったです。新撰組を題材にした映画やドラマは多いですが、また違った味が出ていました。ますます新撰組が好きになりました!役者さんもそれぞれがハマっていました。特に松田君は頑張ってますよ!ビートたけしが土方なのには「ん?」な感じでしたが。映画を観た後に原作を読んだのですが、しっかり再現されていたんだな、と感心してしまいました。
リョムさん 8点(2002-12-23 00:57:11)
99.彼の作品の中では、わりかし分かりやすかった。原作を見たがびっくりするほどそのまんま映画化している。ではなぜあの映画のすごさおぼえたのだろう?それはキャスティングにあるでしょうね。あのバラエティに富んだ、少し実験的なキャスティングはほかの監督ではよういに真似できないでしょう。特に目玉は松田優作の息子、松田龍平ですね。オールマイティーな演技としてはまだまだだがミステリアスで独特な存在感は否定できないですね。はまり役です、これからの活躍に期待大!
FOXさん 8点(2002-02-09 22:17:54)
98.私は男でしたが楽しめました。フランス人が時代劇を撮るとあんな感じになるのではないでしょうか?
松下怜之佑さん 8点(2001-09-27 15:16:45)
👍 1
97.ネタバレ 久しぶりに見て、ちょっと今までと違った感想を持ちました。
ラストで土方(ビートたけし)が惣三郎のことを「化け物が棲みついた」と言ってるけど、
棲みついたというより彼は元々「子どもの化け物」だったのだろうと。
そして新選組に入って化け物として成長したんだと思いました。

入隊試験の時年齢を「18です」と答えて、土方に「本当か」と言われますが、
実際はまだ15,6だったのでしょう。
彼は血の匂いというか人を斬るのが好きなので、初仕事で罪人の首を切り落としても眉一つ動かしませんし、
内心「やったー!新選組に入って良かった!」と喜んだはずです。
自分の魅力に周りの大人たちが色めき立ち、自分を巡って争いが起きる。
最初は面白がって言うとおりにしてるけど、しつこくて面倒くさくなったら斬っちゃう。
つれなくされてムカついたので斬ろうとしたけど失敗したので、人のせいにしちゃう。
発想が単純。子どもだから。
彼の曖昧な笑みや態度に、大人たちが深読みして右往左往するけど、土方の言うように本当に「何も考えてない」のです。

惣三郎が沖田総司に懸想してたのは確かだと思いますが、彼の行動は「菊花の契り」とは一致しないので、
わざわざ挿入される話としては違和感があります。
総司は、隊の規律を守るためバッサリ成敗してしまいますが、表向きは惣三郎には何の罪もないので、本音は「嫌いだから」でしょう。
本音より建前の隊士の中で、沖田だけが正直で清々しいです。
武田真治がはまり役でした。

今まで映像の美しさや、不安定感を煽りながら耳に残る音楽や、
松田龍平の少年期特有の中性的な妖しさに気が取られがちで感じなかったのですが、
今回は、結構要所要所で土方が状況説明してるのが気になりました。
説明しすぎなくらいです。
認めたくないけど、土方自身も惑わされてたのでしょう。
伐られた桜の木はいい迷惑です。

どの視点で見るかによっても結構楽しめるので、忘れたころにまた見ると思います。
nanapinoさん [DVD(邦画)] 7点(2020-07-09 00:05:56)
96.戦争という異常な環境の中で男色が描かれた『戦場のメリークリスマス』のように人殺しをするための集団という異常な環境の中で男色が描かれる。職業俳優を好まない大島渚はここで16歳のまっさらな、しかし松田優作の血をひく青年を主役に抜擢する。まわりを固めるのは二人の映画監督だ。演技をしない面々で作られた新撰組は妖しさを一層引き立てている。衣装も青に白のダンダラ模様といった見慣れたものではなく黒の着物。近藤でも土方でもなく沖田を中心に結束しているのもうまい改変だ。全てはこの集団に最初から潜む妖しさを表している。ロウソクの火のオレンジと月夜のブルーがやはり妖しく画面を覆う。オチだけコントみたいだった。
R&Aさん [DVD(邦画)] 7点(2011-11-22 17:09:31)
95.私の好きなホモ映画~!う~ん。たまりません。あぁぁ惣三郎・・トモロヲさんの気持ちが分かっちゃいますね。沖田総司役の武田真治君も良いですぅぅ。ふんどしめくりたくなっちゃいます。
ゆみっきぃ♪さん [DVD(吹替)] 7点(2005-08-03 19:41:19)
94.見たんですよ、見たんですけど、すごく眠くてトロトロしながらだったので、今までレビューはひかえてました。でもたぶん二度見ても、感想は変わらないかなあとも思いまして・・。

キャスティングは確かに面白かったんだけど、私が思うには、やや演技のすべってる方もいらして、ちょっとハラハラ。
その中では武田真治だけは意外や意外(あーそーそー、最近「以外」と書く人多いですけどねー、間違いだよー)よかったですね。でも、どうよかったかは忘れた。ごめんなさい。
松田の美しさが評判先行で大したことなかったのに対して、むしろ彼のほうが美しいなあと思った覚えがあります。役にも一番合っていた。

で、私としては5点くらいなんだけど、息子は「これは正真正銘すばらしい」と主張するので、まあネットぎらいの息子(この時代にめずらしいアナログ人間なんです)の意見とミックスして、大盤振る舞いの7点にしておきます。
だって「すばらしい」を連呼するんだもの。あのヘンテコな無声映画さながらの字幕もお気に入りなんだって。あのばかばかしさ、かろみがいいらしいデス。

まあだからね、何を言いたいかって言うと、やっぱ評判だけで判断しないで、気になる作品は見たほうがいいかもね、見てみたら自分には案外ヒットするってこともあるかもよー、と言いたい、ただそれだけなんですけど。
おばちゃんさん 7点(2004-06-16 20:44:07)
93.ネタバレ 渚は呆けていなかった。とにかくトミーズ雅が秀逸。彼の役どころと芸人としての彼の立ち位置が見事にシンクロしていた。どちらにも突き抜けられない、中途半端なところがね。ラストでチ○ポを袈裟切りするたけしには笑った。
ナクサライトさん 7点(2004-02-06 08:30:47)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 112人
平均点数 5.09点
021.79%
132.68%
265.36%
31916.96%
41210.71%
52017.86%
61916.96%
71614.29%
8119.82%
943.57%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.33点 Review3人
2 ストーリー評価 5.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review3人
4 音楽評価 5.33点 Review3人
5 感泣評価 3.66点 Review3人

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