映画『女はみんな生きている』の口コミ・レビュー

女はみんな生きている

[オンナハミンナイキテイル]
CHAOS
2001年
平均点:6.93 / 10(Review 42人) (点数分布表示)
ドラマサスペンスコメディ
新規登録(2003-11-15)【おっさんさんさん】さん
タイトル情報更新(2024-04-24)【HRM36】さん
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監督コリーヌ・セロー
キャストヴァンサン・ランドン(男優)ポール
カトリーヌ・フロ(女優)
脚本コリーヌ・セロー
製作アラン・サルド
あらすじ
エレーヌと夫はパーティに行くために車を運転していたところ、血まみれの娼婦が道路から飛び出してきて助けを求めてきた。夫は娼婦などに係わりあいを持つなというが・・。家事だけに追われていた平凡な主婦のエレーヌは娼婦ノエルと係わった事によって人生は変わっていく。女同士の強い結束が奇跡を起す!
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💬口コミ一覧

42.日本に「男はつらいよ」という寅さんの有名な映画がありますが、この映画はフランス版「女はつらいよ」という感じの映画でした。笑いと人情溢れた名作です。 まず最初の5分間のスピーディーな展開に、置いていかれそうになったときは、さすがに曲者のフランス映画だと用心をしましたが、全部観終えてみると、すごく観やすい映画でした。 ストーリーは「平凡な主婦と娼婦の凸凹コンビが、嫌な男たちをやっつける」というシンプルなものですが、これだけ聞いてつまらないと考え、観るのをやめる人は絶対に損をします。これほど痛快な映画を観たのは久しぶり。ちなみに男はみんな悪者かアホ者ばかりです。フェミニストがこれを観たら、男に対する敵意があまりにも激しすぎるので、逆に苦笑いするくらいだと思います。しかし男の私が観ても拍手を送りたくなるほど爽快無比です。 男がやられる場面がベタすぎるのですが、それでも思わず「やった!」と声が出るくらいに気持ちいいです。それにコメディ映画ですが人間もしっかり描かれています。ヨーロッパの有名な賞を総なめしただけのことはあります。 娼婦のほうは、まさに「女は生きている」というタイトルがふさわしい生き方をしています。主婦の方は、男を後ろから板で殴りつけて気絶させる場面があるのですが、日頃の自分の鬱憤を「男」にすべて吐き出していたような迫力と笑いがあります。 一言でいえばシュール。 そして女と男の人間ドラマです。 問答無用の10点。
花守湖さん [DVD(字幕)] 10点(2005-05-15 02:30:13)
41.ここ何年か観て来た映画が全てかすんでしまうほど強烈な印象を残しましたね。冒頭の掴みからテンポよくどんどん話に引きずり込まれ、サスペンスでありながら爆笑モノのコメディでもあり、「男と女」という永遠の命題を扱った痛烈な男性批判映画でもある。これを観て感動する男性はほとんどいないだろうと思うけど、女性にとってはこれほど小気味良く、最初から最後まで楽しめる作品というのは実際それほど多くないのではないでしょうか。わからず屋で仕事一筋の夫、家を出て恋人と同棲を始めてしまった息子に振り回されっぱなしの平凡な主婦と、これまでの人生のほとんどを男に踏みつけられて生きて来た娼婦の、痛快とも言える復讐と再生の物語。この映画を観ることが出来て良かったと、長く思い続けられる一作だと思います。
anemoneさん 10点(2003-11-23 23:05:30)
40.とても面白かった。飯の支度をしてアイロンをかけ夫や子供の世話を毎日、男の相手を毎日、カオスと化した日常の中、主婦と娼婦がタッグを組んで男達に反旗を翻す・・・というとただ生活を投げ出しただけのように思えるけど、充実した生活がしたい、人との繋がりが欲しいという女性の強い深い愛情の映画に思えた。ゆるゆるな息子とダメ夫、その母親、犯罪組織が絶妙に絡んでいき、非常に引き込まれるストーリー。「女の心情」もうまく描いていたと思う。下手に女性から共感を得ようと思っていない感じも良かった。家事にうとい父も「おもしろかった」と言ってました。
さん 9点(2004-09-27 07:24:13)
39.スゴイ!ここまでテンポが良くて、最初から最後までドキドキ・ハラハラな映画は初めて観たかも、普通少しでもダラ~ってしちゃうシーンがあるけどこれはそんなところナイ!(ほめ過ぎ?)女は強い!!って所がよぉ~く分かる映画デス。
愛しのエリザさん 9点(2004-09-18 22:31:37)
38.高レビューではあるけど、「フランス映画だしな~どーせ私とは色が合わないよ。ふふ~ん」と思っていた私に、感嘆の溜息をはかせたこの映画。良い! とても良かった! 実に爽快で、気持ちが良い。ただ一つ思うのは、きっと女性に好かれる映画であるだろうということ。視点が女性の場合、一種の快感を得られると思うのだが、男性の目からは、ご都合主義にしか見えないのではないだろうか。私は女という立場から、半分以上女であろう出演者の感情だとか、心情が分からなくもなかった(←濁し発言)。だけど、男性には……分からないでしょ。「ピアノ・レッスン」「ダーティ・ダンシング」もこの類かな。女として心から楽しめた作品でした!
もちもちばさん 9点(2004-07-14 11:58:38)
37.フランス映画でこんなに笑ったのは初めてかもしれません。あんなに殴られて歩くのにも時間かかったのに、記憶はしっかり全部残ってるのはちょっと不思議、まぁ当たり所がよかったのでしょう。どうしょもない夫の演技が最高でした。音楽もスタイリッシュでよかった。これはまた見たい作品です。
いざ、ベガスさん 9点(2003-12-04 16:45:05)
36.途中からリスベット・サランデル(『ドラゴン・タトゥーの女』)がゲスト出演してきたかと思った・・・・・・。
tonyさん [DVD(字幕)] 8点(2014-02-24 10:56:44)
35.ネタバレ 変なタイトルだなと思いつつ見始めたのですが、なかなか単純明快で分かりやすいストーリーです。多分ギャグの意味もあると思うが出る男が全てイヤなヤツかダメなヤツ。
それを主婦と娼婦がやっつけるというお話でした。男の私にとっては、男敵視感はちょっとやりすぎ感もあったりするんですが、度胸が据わってきたノエミとエリーヌの二人の活躍は痛快でした。
飴おじさんさん [DVD(字幕)] 8点(2008-02-17 22:23:23)
34.混沌とした冒頭から、徐々に形を成してゆく見せ方は見事。人や場所は入り乱れるが、戸惑うことなく自然と理解できる。送るときは送る、見せるときは見せるといった具合でメリハリが利いているせいだと思う。そして”おばあちゃん”のエピソードに見る、伏線の置き方と拾い方もビューテホー。リアリティのある描写、スピード感、メッセージ性、ラストの括り方と、どれをとっても素晴らしい。とくにラストのセリフなどはズシンときた。コリーヌ・セローは近い将来、ものすごい作品を撮りそうな気がする。
カリプソさん [DVD(字幕)] 8点(2007-10-17 02:04:00)
33.男って、ホントにバカですね(苦笑)。男尊女卑で虐げられた女が立ち上がる、という筋書きなんだろ?と思ってたら、少し違うようです。よく、プロポーズの言葉の多くに、「君のことを幸せにするよ」という、こっ恥ずかしいセリフがあるわけですが、あれって、”君と結婚すれば、家事とかしなくて済む”という裏返しなんですね。この映画によって、女にだって、人生を切り開く覚悟があるんだということをまざまざと見せつけられました。男のだらしなさによって自分の人生を脅かされ、活力を失っていたヘレンの変化と、暗い過去から強く立ち直っていくノエミの変化が、上手く波長が合っていて、ついつい応援したくなってしまった。ラストのおばあちゃんの顔、年輪を感じるなぁ。まさに、”女はみんな生きている”だなぁ。 いや、”男がいなくても生きていける”だな。とりあえず、食器を洗うのぐらいは手伝わなきゃマズイよなぁ。ごはん作ってもらえないと困るしなぁ。
どんぶり侍・剣道5級さん [DVD(吹替)] 8点(2006-05-03 22:17:48)
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32.会議中に電話をアタフタととろうとする父親・・・。そんなに夢中になるものかなあと思います。。。すごくセックスが良かったんでしょうか。。。
蝉丸さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-08-01 10:19:54)
31.男ってダメなんですね。
たまさん [DVD(字幕)] 8点(2005-07-30 23:58:41)
30.萎えるね!
kさん 8点(2004-08-01 21:50:32)
29.テンポよくさくさく進むので見てて飽きない展開でした。
音楽がまたいい。これから何か起こるぞって彷彿させるリズミカルなテンポ音楽。
おもわずニヤリとしてしまう展開が非常に大好きです。
とまさん 8点(2004-06-27 21:33:42)
28.映画館でかなりクスクスと笑ってしまった。レディースデーというのもあったんだろうけど、劇場内は女性の忍び笑いでいっぱい....。ストーリだけを見ると結構暗いのに、微妙なセリフと間そして俳優陣の表情でここまでコミカルな映画になるんですね~。邦題の「女はみんな生きている」というのも巧い!! 女性が魅力的な分、男性は悲しいほど情けなく、風刺画的に描かれているのも笑いをさそう。かな~り爽快感あふれる映画でした♪
ちっちゃいこさん 8点(2004-01-09 16:42:50)
27.この運をつかめなかったら、、、という女たちもたくさんいるんだろうね。切ない話ですが美しかった。くそみたいな男たちしか出てこない
HRM36さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-04-23 22:40:30)
26.コリーヌ・セローの作品としては「サン・ジャックへの道」の方が好きですが、これもユニークな映画。 一見男をボコボコにして楽しむフェミニスト映画みたいだけど、そういうわけでもなさそう。 日常に埋もれる主婦エレーヌや不運な過去をもつ娼婦ノエルの反撃よりも一番印象に残るのはあの面白いダンナだし。 彼は「サン・ジャック」の長男ピエールのように極端にカリカチュアライズされたキャラクターですね。 監督は「赤ちゃんに乾杯!」も撮ってるから、男性が不測の事態にオタオタする姿が見たいのかもしれない。 汚い手を使って弱い者から金を搾り上げる犯罪組織への憎しみは感じられるけれど。 ノエルの報復行動はヤリすぎな気はしますが、シリアスな映画じゃないから。 彼女の身の上話がやたら長いのもワザと観客をジラしてるんだと思うな。 最後の女性映画っぽいおさまり方は物足りないけれど、原題「カオス」どおりにしっちゃかめっちゃかなフレンチシネマ☆
レインさん [DVD(字幕)] 7点(2011-10-18 07:00:02)
25.人生って何なのかねぇって考えさせられるという点では、メッセージ性もあったのだろう。ただ、儚いというか切ないというか後味はいいようでよくない。ただ、サスペンス的要素を織り交ぜ、思わず引き込まれてしまう展開の中に、確固たるヒューマンドラマがあったと思う。また見たいとは思わないかもしれないが、期待以上。
Andrejさん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-07 01:04:24)
24.なんか、笑っちゃう。あ、もちろん、良い意味でです。ここまで「男のおバカさ」と「女のタフさ」を戯画化して描いてくれちゃうと、笑うしかない、って感じです。一番面白いのは、エレーヌが怪しげな男を背後からでっかい木材でぶっ叩くところかな。なんというか、問答無用! という感じが爽快です。途中、ノエミの独白シーンは長過ぎるのがいただけない。ノエミの回復ぶりが非現実的ではあるけど、所詮、これは、「女はタフである」ことのカリカチュア。男は人格と下半身は別な生き物などとよく言うけれど、この映画に出てくるオトコどもは、みんな揃いも揃って、下半身に人格が支配されたオマヌケばかり。まあ、これもカリカチュアなんだよね、所詮。邦題も、まあまあ良いんではない? オンナの、オンナによる、オンナのための映画、ってとこでしょうか。
すねこすりさん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-08 15:20:48)
23.ネタバレ 全体的に痛快でいい!娼婦の彼女がどんどん回復していく過程が面白かったです。とくに食べたいものを言われたときに目を見開いたのには笑いました。
カルーアさん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-17 19:37:46)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 42人
平均点数 6.93点
000.00%
100.00%
200.00%
312.38%
412.38%
5511.90%
6921.43%
71126.19%
8921.43%
949.52%
1024.76%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review2人
2 ストーリー評価 8.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.50点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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