映画『すべては愛のために(2003)』の口コミ・レビュー

すべては愛のために(2003)

[スベテハアイノタメニ]
BEYOND BORDERS
2003年上映時間:127分
平均点:4.94 / 10(Review 32人) (点数分布表示)
公開開始日(2003-12-20)
ドラマラブストーリー戦争もの
新規登録(2003-11-26)【M・R・サイケデリコン】さん
タイトル情報更新(2024-04-04)【イニシャルK】さん
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監督マーティン・キャンベル
助監督サイモン・クレイン(第二班監督)
演出サイモン・クレイン(スタント・コーディネーター)
キャストアンジェリーナ・ジョリー(女優)サラ・ジョーダン
クライヴ・オーウェン(男優)ニック・キャラハン
ライナス・ローチ(男優)ヘンリー・ボーフォード
テリー・ポロ(女優)シャーロット・ジョーダン
ノア・エメリッヒ(男優)
バート・クウォーク(男優)
ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン(男優)
坪井木の実サラ・ジョーダン(日本語吹き替え版)
大塚芳忠ニック・キャラハン(日本語吹き替え版)
安井邦彦(日本語吹き替え版)
西村知道(日本語吹き替え版)
山口眞弓(日本語吹き替え版)
脚本カスピアン・トレッドウェル=オーウェン
音楽ジェームズ・ホーナー
撮影フィル・メヒュー
ピーター・ベルチャー(カメラ・オペレーター)
製作ダン・ハルステッド
ロイド・フィリップス
配給日本ヘラルド
特殊メイクエイドリアン・モロ
美術ウルフ・クローガー(プロダクション・デザイン)
録音ゲイリー・A・ヘッカー
スコット・ミラン
あらすじ
裕福なイギリス人を夫に持つ美しい人妻、サラ。彼女は、義父の慈善活動の功績を讃える盛大なパーティに参加するが、そのパーティにエチオピアで救援活動を行っている青年医師ニックが乱入してくる。彼は、痩せ細ったエチオピアの少年を引き連れて、サラの義父、そして、パーティ参加者の欺瞞を非難した。その出会いから、サラの頭には、ニックが離れなくなる。サラは、ニックを追い求め、エチオピアへと向かう。サラは、愛に命をかけるのだ…。
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💬口コミ一覧

32.サラが画廊として働いているシーンがあります。 そばで上品な紳士が「この絵は光と影のバランスが絶妙だ」と絵の解説を得意げにしていましたが、その時のサラの表情が忘れられません。 このように芸術の話を笑顔で話している最中にも、エチオピアでは芸術を語ることもなく、餓死して死んでいく人間がいるという当たり前の事実。 その事実を思い知らされたサラは、ゴッホやシューマンなど、彼女が今まで愛してきた「知識」や「教養」という価値観が吹っ飛んだのだと思います。 しかし多くの人は、悲惨な状況に心を痛めても、しょせん自分1人じゃ何もできないと思って諦める。 そしていつの間にか、そのことを忘れてしまうのでしょう。 そういえば、昔、母親から「ごはんを残してはいけません、エチオピアの子供などは食べられずに死んでいくのよ」と言われたことを思い出します。この映画の悲惨さを、忘れたくはありませんが、いずれは忘れて、贅沢を贅沢と思わない生活に戻るのかと思います。 私たちは、「生きる」ことも「食べる」ことも当たり前であり、それを幸福とは思わず、地位や名誉や尊敬、愛情を欲しがります。それが手に入らないと絶望して自殺する人もいるくらいです。 いまこのようにエチオピアの「悩み」を見せ付けられると、私たちの「悩み」は単に幸せを実感できないだけではないかと思うのです。 エチオピアで見かけたあの子供は、CGかと思うくらいに体に肉がありませんでした。あれをカメラで撮って演技させることすら、私には正しいのかどうか分かりません。しかし事実を伝えている点では評価できると思います。「愛」の話はべつになんとも思いませんでした。 そもそも「愛」のために生きられる人間は、毎日3食のご飯を食べられる人間だという当たり前のことに気がつきました。
花守湖さん 9点(2005-03-27 18:13:11)
31.難民問題を扱った映画だと思って観ましたが、この映画はロマンスなのだ・・・やっぱりそうだったのか!と言う思いが残った!
しかし壮大なスケールとリアルな物語に惹かれる・・・
また、大変な中で難民たちを救う事に命を賭けてる人々がいる事をまざまざと見せてくれた、何かをしなければと言う思いになった

ueko・f★さん 8点(2003-12-28 04:28:39)
30.・・・まあ、これは「すべてはアンジーのために」捧げられた映画として観ればいいんじゃないでしょうか?出来だってそんなに悪くなかったと思います。それにしてもクライヴ・オーウェン、「クローサー」じゃチャットセックスを執拗に迫るエロエロドクター、この映画じゃあくまでヒロインを最後まで守り抜こうとする、ストイックで強靭な意思を持つ硬派ヒーロー、つくづく役者っすよねえ・・・。
放浪紳士チャーリーさん [映画館(字幕)] 7点(2005-11-19 17:53:41)
29.ネタバレ 国連関係に勤めたいと思えば簡単に勤められる。紛争のある国から簡単に出国できるとか、いろいろ突っ込みたくなるところは一杯ありますが、地雷を踏んだサラの顔から最後までは本当に良かったです。ミエミエだけど。クライヴ・オーウェンも良かったし。
さらさん 7点(2005-03-25 14:14:58)
28.主人公の身勝手さがちょっと目につきました 
残された家族は一体…
壮大すぎて逆に拍子が外れるところもありました 
アンジェリーナは昔の方が綺麗だったと思います
れみさん 7点(2004-06-13 00:40:57)
27.ん?と思っても、
構成もストーリーも強引に先に進んでしまうという点で、
原題通り「境界を越えて」いると思います。
itsさん 7点(2004-01-04 23:11:33)
26.エンドロールですべての救済活動家と戦争および迫害の犠牲者、彼らの勇気と生きる意志にこの映画をささげるというメッセージがあるがこの映画は実際の救済活動家の活躍より恋愛がメインになってしまっているような気が・・・恋愛を完全に除いて欲しいとは思わないがもう少し具体的に世界で活躍する救済活動家の人々を描いて欲しかったと思う。
MINI1000さん [地上波(字幕)] 6点(2007-01-18 22:57:45)
25.ネタバレ すごくいい所に目を向けてるんですけど・・・。おしい映画ですね。貧困の実態を訴えるならそっちを伝えればいいのに、下手にラブストーリーが絡んでくる。最もかわいそうなのは旦那ですよ。だって自分の子供だと思って育ててるわけだし。とってつけたように不倫らしきシーンがあって両者がお互い様って状態。じゃあなんでこの二人は離婚しないわけ?
でも映像はやっぱり訴える部分ありますね!何かしなくちゃって思いました。小さなことからコツコツとね!なんだか「きよし」師匠みたいっす。














たかちゃんさん 6点(2004-01-13 23:35:20)
24.映画だからラブストーリーがメインなんだろうけど、背景が紛争地域のエチオピア、カンボジア、チェチェンだから私の関心はどうしたってそちらに向いてしまう。最初のエチオピアの難民キャンプのロケは現実の姿を撮ったようで、ショッキングでインパクトがある。カンボジアでは国連の援助も現地の政治状況に左右され危険で困難が多い。チェチェンはただただ危険というだけしか描かれていない。だんだんはしょりだす感じがする。話がこれだけ各地にわかれ、しかもこういう問題は根が深くて大きい。しかも恋愛まで描こうとすれば限られた時間の中でどだい無理がある。ここはエチオピアひとつにでも絞れば良かったかもしれない。しかし紛争地域やその難民救援活動で働く国連の現地スタッフの活動に光を当てた、という意義はあると思う。ニュースだけでは伝わらないものを感じることもできた。アンジーがこういう現実を見て国連の活動に打ち込んでいると聞くと応援したくなるが、残念ながら映画としてのできは今ひとつと言う感じがする。
キリコさん 6点(2004-01-10 17:24:58)
23.アンジー渾身の一作。実生活でもUNHCRの親善大使をしている彼女にとっては特別な作品だろうと思う、それが演技にしっかり表れていてどんどん引き込まれる。映像も迫力があり、2時間があっという間だった。ただ、題名にもあるようにこれはあくまでラブ・ストーリーだということを忘れてはならない。それを忘れちゃうと不満が残るかも。オール・バックでタンクトップを着たシーンはどうしてもララ・クラフトに見えた。
いざ、ベガスさん 6点(2003-12-04 16:39:54)
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22.ネタバレ 半端な恋愛ドラマよりも懸命な難民救済活動を中心に描いてもらいたかったです。前半のエチオピア編は難民についての事態の深刻さがよく伝わってきました。
獅子-平常心さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-02-20 00:40:19)
21.欲張りすぎは良くないですね
マーガレット81さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-02-03 02:13:18)
20.ネタバレ まず期待し過ぎた、そして話や展開もベタ過ぎた。
夫が職を無くしても、後半に影響ないところも無意味なエピソードに思える。
子供という存在を成立させるためだけの要素ですかい?
存在感薄いのに妙に良く出来た夫で困ります、サラはちとおかしいです。
そして、ニックの唐突な求愛行為にも首を傾げる。
関係を深めるためのいくつかのステップを大きく飛び越えてるぞっと。
夫とニックを振り回すサラ、かなり自分勝手です。
難民の生活の危うさといったことは少しだが理解できた気がする。
が、それを通じて何かを伝えるような作品作りではなかった気がする。
少なくとも自分は感動できなかった。
ラストに関しては、ちょっと期待を裏切られた感じ。
「カチッ」・・このシーンが撮りたかっただけに思え、萎えた。
HIGEニズムさん [地上波(字幕)] 5点(2007-01-15 23:54:26)
19.何て陳腐な邦題なんだと思ってましたけど、観てみたら、「すべては愛のために」で全く嘘偽りございませんでした…。中身はこの邦題にぴったりの女性向け大河メロドラマ。余りにも陳腐な設定だった為、古い原作なり、モデルになった人物なりがあるのかと思って少し調べたら、どうもオリジナル脚本みたいですね。よくもここまで古臭くいい加減な脚本が書けたもんだし、製作にゴー・サインを出したプロデューサーもプロデューサーです。映画としては各活動地域の映像に手抜きが無かったし、面白くない代わりに、つまらなくもありませんでした。また、人道支援活動に命を懸けてる方々には頭の下がる思いですが、その命にもまた、命を懸けざるを得ない人がいるってことも忘れないで欲しいと本作でも感じました、5点献上。
sayzinさん [地上波(字幕)] 5点(2006-05-03 00:04:05)
18.あんなニックに惚れるサラに、どうも感情移入出来なかった。こんな私にとって、エチオピア、カンボジア、チェチェンと3つロケするくらいだったら、ロケ1か所にして、そのお金を支援にでも回せよ…と思った。 ニックの旦那も、大富豪かと思えば、あっさり破産して職探しはじめるし、そうかと思えばお金があるみたいだし、ちょっと漫画的すぎないかね。それに、別れないで欺瞞の夫婦生活を続けつつ、愛に命をかけるってのが、どうも中途半端だよな。
みんな嫌いさん [DVD(字幕)] 5点(2005-06-23 20:27:20)
17.話が難民救済か?恋愛か?どちらかに絞ればもう少しマシになっている気がします。
難民救済に不倫からめてもなぁ・・・
teruruさん 5点(2005-01-23 15:26:09)
16.アンジーがどうしても英国上流階級娘には見えなかったけど、ああいう形の愛、私には理解できます。
しかし、ボランティア、飢餓、実態はああいうのなのかなあ。わかんないけど、救済活動をしている人たちがきっちり太っている現地の状況、ミーティングで飲んでいるビール(かな?)、どうなんだろう。
しょりちゃんさん 5点(2005-01-12 08:42:31)
15.タイトルのせいで、壮大な純愛大河ロマンを思い描いていたため、ちょっと期待はずれだった。しかし、各地の難民の問題を、わりと真摯に扱おうとしている映画だった。世界各地に悲惨な状況の人々がいる、そのことを示したいために作った映画のような気がする。それに、食料援助や物資援助に絡んで武器の密輸が行われたり、現地のゲリラが救援物資を奪っていったり、子供が地雷探知機代わりにされていたり、さまざまな「現実」を盛り込んでいる。盛り込みすぎて消化不良だが、伝えたいことはたくさんあるのだろう。国連親善大使でもある主演のアンジェリーナ・ジョリーは頑張っている。そこに、映画としてラブストーリーを加えた感じ。ハッキリ言って人間ドラマとしては、非常に物足りなくて、成功しているとは思えないが、ラストシーンで何とか挽回している。あの、カチッという音は強烈だった。主人公二人が、押しの強さというか神経の太さというか、美男美女とはちょっと違う感じの迫力があって、面白い取り合わせだった。
ルクレツィアの娘さん 5点(2004-09-27 11:23:44)
14.ネタバレ 邦題は女性客狙いの下心見え見えで最悪。
映画としては話を詰め込みすぎた為、一つ一つの話がすごく薄っぺらく成ってしまった。
一カ所に絞った話にすべきだったと思う。又ヒロインの行動が最初はともか自分勝手で
医師の子供を黙って自分の子として育てている等、余り共感を持てない。
しかし最後に地雷を踏むべきはあの医師の方だったと思うのだが。
出演者では、A・ジョリーはいつもと違うシンプルなメイクでとても美しいし、演技も
素晴らしい。やはり彼女の演技力は同世代の女優さんの中では頭一つ抜けている。
ただ、カンボジアの場面では衣装といい、その行動といいヒロインが急に
ララ・クロフトになってしまったのはいただけない。
医師役は最初はK・コスナーだった様だがワガママが過ぎて降ろされたらしい。
K・コスナーだったらもっと話が嘘っぽく成っていただろうからC・オーウエンでの方が
良かったと思う。A・ジョリーは魅力的だったが映画自体は成功しているとは言い難い。
ハナちゃんさん 5点(2004-06-21 11:18:22)
13.壮大な映画でした。壮大なハーレクインロマンス?好きな人にはたまらないのでは?内容云々よりも世界各国を飛び回る感じが好きだったので、そこに5点。
omutさん 5点(2004-02-19 21:20:38)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 32人
平均点数 4.94点
000.00%
100.00%
239.38%
3412.50%
4412.50%
51134.38%
6412.50%
7412.50%
813.12%
913.12%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 0.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 3.50点 Review2人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

【ゴールデンラズベリー賞 情報】

2003年 24回
最低主演女優賞アンジェリーナ・ジョリー候補(ノミネート) 

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