映画『クラッシュ(1996)』の口コミ・レビュー

クラッシュ(1996)

[クラッシュ]
Crash
1996年カナダ上映時間:101分
平均点:4.00 / 10(Review 59人) (点数分布表示)
公開開始日(1997-01-25)
ドラマサスペンス小説の映画化エロティック
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-05-05)【イニシャルK】さん
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監督デヴィッド・クローネンバーグ
キャストジェームズ・スペイダー(男優)ジェームズ・バラード
ホリー・ハンター(女優)ヘレン・レミントン
イライアス・コティーズ(男優)ヴォーン
デボラ・カーラ・アンガー(女優)キャサリン・バラード
ロザンナ・アークエット(女優)ガブリエル
ピーター・マクニール(男優)コリン・シーグレイヴ
ニッキー・ガダーニ(女優)刺青師
デヴィッド・クローネンバーグ破壊自動車のセールスマン (ノンクレジット)
池田秀一ジェームズ・バラード(日本語吹き替え版)
土井美加ヘレン・レミントン(日本語吹き替え版)
牛山茂ヴォーン(日本語吹き替え版)
高島雅羅キャサリン・バラード(日本語吹き替え版)
雨蘭咲木子ガブリエル(日本語吹き替え版)
原作J・G・バラード「クラッシュ」
脚本デヴィッド・クローネンバーグ
音楽ハワード・ショア
編曲ハワード・ショア(指揮も)
撮影ピーター・サシツキー
製作デヴィッド・クローネンバーグ
製作総指揮ジェレミー・トーマス〔製作〕
ロバート・ラントス
配給日本ヘラルド
美術キャロル・スパイヤー(プロダクションデザイン)
衣装デニス・クローネンバーグ
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💬口コミ一覧

59.すみません、ジェームズ・スペイダー扮する主人公に限りなく精神が”シンクロ”してしまった私は、やっぱりヘンタイなのでしょうか…。家族に内緒で、今でも夜中にこっそりビデオで何度も見直しているのって、イケナイことなんでしょうか…。もはや車と一体化したような、全身サイボーグ(?)状態のロザンナ・アークェットの、何て官能的なこと! いつかクローネンバーグに、江戸川乱歩の怪奇耽美ものを翻案して撮っていただきたいものだ、とは、小生の見果てぬ夢です。
やましんの巻さん 10点(2003-05-22 11:32:12)
👍 1
58. 死=エロス=生という図式を明解に映像化した作品ですね。
 願わくばこういう作品こそが文部省推薦で中学や高校の映画教室で上映されてもらいたい。そうですか、だめですか。
swamiziさん 9点(2003-12-18 23:29:14)
57.クローネンバーグで一番好きな映画。私は傷跡にセクシーさは感じないけど、そう思った人もいるかも。面白かった。
piggyさん 8点(2003-12-27 02:26:49)
56.「疲れマラ」という言葉もあるように、男という生き物は死を予期すると理性をなくし本能が露呈してくる。本作品では、「死」と「性」は非常に近しい関係であることを冷たい映像で描ききった佳作である。感情移入を一切拒んだ作りによって、無意識に我々は自分に潜む本能に畏れを抱かずにはいられない。
恭人さん 8点(2003-11-20 03:23:17)
👍 1
55.主人公の夫婦は冒頭からいきなり、他の相手とエッチをしている。互いにそのことは了承済みであり、「浮気」ではない。性の自由化? いや、それどころか“不自由”にしか見えない。性というものに支配された存在、それが人間。つくづくカワイソーな存在であるように思えてくる。「性」を通して解放されようって思想があるけど、そんなもん思想と呼べるのか? むしろ「性」から解放されない限り、自由ってのも無い、のが本当のところで、人間、「性」を含めたあらゆる不自由を抱えつつ、いや不自由に支配されつつ、生きるしか無いのよ。「性」とは結局のところ、自己否定、自己破壊。そりゃま、他人がヤッてるコトに関しては何ともウラヤマしかったりするけど、いざ自分の行為として捉えるならば、空虚感しか残さぬ不毛な行為、ということになる(これってヒガミ過ぎですかね~)。これはまるで、この映画で描かれている、「有名人の起こした交通事故に憧れていながら、実際に自分が交通事故に遭遇すると、そこには気まずさしかない」というのにも繋がる。さらに不条理に感じるのは、窓から眺めるとそこには無数のクルマが、衝突事故も起こさず淡々と走り続けていることなのだ。他人が「性」とどう折り合いをつけているのかは本当にワカランもの。自分はあくまで自分として、その気まずさと向き合うしかない。というラストであるように思えました、ハイ。
鱗歌さん [DVD(字幕)] 7点(2011-11-23 08:29:50)
54.登場人物全員に不快感を抱く作品ってなかなか無いんじゃないかな~。私にはありえない性愛の形だと思いつつ、エロ度上昇。とどのつまり、欲情を感じる対象は違っても、セックスという行為を傍観して興奮するのは一緒ということか?…これは私だけか?…だとしたら、かなり不安。それを確かめるために友人に勧めてみたかったりして。
日雀さん 7点(2004-02-21 09:06:18)
53.肉体と異物の融合、その異物が与える苦痛と、その更に先にある快楽。まー見事にクローネンバーグらしい題材でございます。この映画の場合、オカルトやホラーに頼らず、自動車事故、という現実的題材を持ってきた事で、従来よりも理解しやすく・・・なってはいないようですねぇ・・・。そりゃ、事故でケガするのがイイ!なんて理解できるワケもないですか。私だって、共感はできないですけどね。ある種、『マトリックス』で描かれたフェティズムに似ていなくもないんですけど(あの映画に無意識にソレを感じてた人はいるんじゃないかなぁ)。えーと、包帯綾波に萌える人向け?(ああ、また判りづらい例えを・・・)
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 7点(2003-12-02 16:09:40)
52.ぶっ飛びすぎて最初はなんだかわからないかもしれないがどのシーンも思い出すだけでどきどきしてしまう実にエロティックな作品。クローネンバーグのセンスにはいつも惹かれる。この映画を見た後はかなり精神的にくる。何々を思わせる足の傷とか思い出すだけで胸が熱くなる。エロスとタナトスの交差する瞬間、クラッシュ!
pinncri1031さん 7点(2002-05-12 12:00:53)
51.ネタバレ そもそも車を運転するのが余り好きでない(誰かを轢いてしまうかもしれないという恐怖が何時もある)私にとってはこの映画のキャラクターたちの心情は理解不能。しかしクローネンバーグ独特の耽美的な映像美は堪能できました。
民朗さん [DVD(字幕)] 6点(2013-07-13 08:06:19)
50.ネタバレ 「変態だー!!!」(口をダイヤの形にして)

しかし…クローネンバーグの描く変態世界は、いつも寒々としている…
幻覚@蛇プニョさん [DVD(字幕)] 6点(2012-11-27 14:21:13)
49.ネタバレ 事故って快感だなんて、人間離れしているのでなんとも思わない。エロくもない。
no_the_warさん [DVD(字幕)] 6点(2008-03-15 22:43:12)
48.この映画の原作はここのクレジットにはないけれど,J.G.バラードです。劇場公開時に淀川長治の酷評にもかかわらず数少ない上映館から捜して観に行ったのも,このバラードとクローネンバーグの組み合わせに興味を持ったからです。しかし,劇場のポスターからしてポルノ映画扱い(実際そう受け取られても当然なのですが)で少し退いてしまうようなものでした。障害に性的好奇心を喚起させられる傾向を否定するものではないけれど,この映画に賛意を示せないひとが多いのも無理からぬことです。それでもこの種映画が製作できる環境があることは貴重なことです。
たいほうさん [映画館(字幕)] 6点(2006-06-08 14:51:58)
👍 1
47.刺激が足りなくてどんどん追い求めていった先の究極的なフェチズムの話かなぁと理解。そんなに遠いとこにある話ではないですよね。
らいぜんさん 6点(2003-11-07 18:30:27)
46.うーん、理解に苦しむ作品ですがクローネンバーグ節は出ているなァ。「デッド・ゾーン」や「ザ・フライ」でクローネンバーグに期待した人には散々な映画でしょうね。わたしは結構好きなんですよね、コレ。「やってくれた・・・」って感じで、ある意味期待どうり。
カズゥー柔術さん 6点(2003-10-31 11:09:50)
45.間違えて吹き替え版を借りてしまった1本。でもそれによって印象がきっと違ってしまった?という気がしないでもありません。これに点数をつけるのは難しいですが、監督の言いたかったことは私はわかる気がしています。但しそれを映画というかたちで見たいか?というと、うーん・・ですが、でもそれもまた見なきゃわかんないものね。稀代の名女優と私が思っているホリー・ハンターさんに、どうしてこの映画に出たのか聞いてみたいところです。
おばちゃんさん 6点(2003-09-13 15:27:18)
44.ここまで登場人物に感情移入できない映画も珍しいのではないか?しかも、クラッシュ中毒者の全員が全員、まるで屍躰のように虚ろな表情をしている。性交をしている時でさえ、一切の感情や体温を感じられない。死と性(生)が交わる交通事故の瞬間に焦点を当てたのはいかにもクローネンバーグらしく(原作はJ・G・バラード)、特に下肢装具でサイボーグ化したロザンナ・アークェットのフェティッシュなエロティックさはその極み(脚の傷口のデザインがもろ女性器)。全編、交通事故とセックスシーンしかないという奇妙な作品。
フライボーイさん [DVD(字幕)] 5点(2010-01-26 19:39:25)
43.ネタバレ ・・・コレ、公開当時に映画館で観ました。何でこんな超マニア向け?で自分には全く興味のないテーマの作品を高い金払ってまで見に行ったのかわかりません(多分、当時つきあいのあった人に誘われたからだったからでしょう、多分)。事故ってケガしてて大変な状況なのに性行為・・ってオイ!!・・・衝撃のラストです(笑)。
長毛さん [映画館(字幕)] 5点(2007-03-08 23:10:18)
42.ネタバレ ついていけなかった・・。事故とエクスタシーの関係は理解できないけどなんかありえるかな?とは思うし、モノを破壊するという行為から何かが無くなるのではなく何かが生まれるというのもなんとなくわかる。事故を境に変容してゆく主人公が自己を模索する様はやっぱりクローネンバーグ映画なんだとも思う。でもエクスタシー=セックスという短絡的な描き方がかなり不満。けしてノーマルとは言い難い、ある意味境地を描いているのだからむしろセックス無しでも良かったような気がする。金属と肉体の融合したロザンナ・アークエットの足は単にエロチックなだけのような気がしないでもないがアレはアレでクローネンバーグらしくて良かった。あと、私の愛車、北米名ミアータのひっくり返る様は見ていて辛かった、、。
R&Aさん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-06-08 14:02:59)
41.まるで、体温を感じない作品。
生々しい臭気漂うエログロなのだろうと、かなり覚悟の上鑑賞したが、分厚いガラスの板を宛われて観ている様な不思議な感覚に襲われた(ある意味疎外感)

終始、金属を触れている様な無機質な冷たさを感じる印象。それはSEX描写にしても然り、ギリシャの彫刻の様で美しいが、人肌の温もりすら現されてはいない。

万人の感情移入など当然のと云った感じで望んでいない、(監督の)自己満足抒情詩なのだと。
既に壁を作って観客を遠ざけているが、更に個人(正常な感覚の持ち主)の価値観や生理的・精神的な嫌悪で観る側との距離を置いてしまっている。だが、入り込む隙が皆無ではなく絶えずそれは口を穿たれている。

映像の更に奥に隠れたモノに触れる事が出来た方は、作品を(楽しんで)観る上でとても幸運なのでしょう。事故経験者としては、あの体験で快楽に結び付く糸口すら理解できない。それも、またある意味幸運なことでしょう。
ただ、この作品を嫌いになれないのはクローネンバーグ監督が描く精神的なグロテスクさとカタルシスを垣間見る事が出来たからかも知れない。
MAZEさん 5点(2004-02-01 03:08:06)
40.変態映画、狂気映画は大好きなのですが、なーんかこれには賛同できないものがあります。いまいち。
エンボさん 5点(2004-01-22 00:24:19)
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【点数情報】

Review人数 59人
平均点数 4.00点
035.08%
146.78%
21016.95%
31118.64%
4610.17%
51016.95%
6711.86%
746.78%
823.39%
911.69%
1011.69%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review1人
2 ストーリー評価 4.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 2.00点 Review2人
4 音楽評価 4.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

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