映画『ゾンビ/ディレクターズカット完全版』の口コミ・レビュー(5ページ目)

ゾンビ/ディレクターズカット完全版

[ゾンビディレクターズカットカンゼンバン]
DAWN OF THE DEAD
1978年上映時間:139分
平均点:7.41 / 10(Review 88人) (点数分布表示)
ホラーSFシリーズものゾンビ映画
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-01-26)【イニシャルK】さん
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監督ジョージ・A・ロメロ
キャストケン・フォーレ(男優)ピーター
デヴィッド・エムゲ(男優)スティーブン
スコット・H・ライニガー(男優)ロジャー
ゲイラン・ロス(女優)フランシーン
トム・サヴィーニ(男優)ライダー(ヘルス・エンジェルス)
タソ・N・スタヴラキス(男優)ライダー(ヘルス・エンジェルス)
ジョージ・A・ロメロ(男優)TVディレクター(ノンクレジット)
内海賢二(日本語吹き替え版)
林真里花(日本語吹き替え版)
森田順平(日本語吹き替え版)
石丸博也(日本語吹き替え版)
星野充昭(日本語吹き替え版)
脚本ジョージ・A・ロメロ
音楽ゴブリン
クラウディオ・シモネッティ
ダリオ・アルジェント(追加音楽)
ジョージ・A・ロメロ
撮影マイケル・ゴーニック
製作ジョージ・A・ロメロ
リチャード・P・ルビンスタイン(アメリカ)
クラウディオ・アルジェント(共同製作[イタリア])
配給ギャガ・コミュニケーションズ
特殊メイクトム・サヴィーニ
編集ジョージ・A・ロメロ
スタントタソ・N・スタヴラキス
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💬口コミ一覧

8.妙に味わい深い作品。グロいけれど目を背けるほどではなく、パニックなんだけどハラハラ感はなく、絶望的だけれど暗くならない。ホラーのようでありながらコメディでもある。この絶妙なのか無計画なのかわからないバランスが、ビックリハウスに迷い込んだような気分にさせてくれます。だいたいゾンビがなぜ現れたのか、まったく説明もないし。
しかし、「我に正義あり」と確信した人間がかくも残酷になれるというのは、けっこうリアル。これは大なり小なり世界の津々浦々で見られる現象でしょう。
余談ながら、他の方も指摘されていますが、ショッピングモールを占拠するというのはある種の夢の世界を描いた感じ。でももし今、自分がどこかの百貨店を占拠できたとしても、〝デパ地下〟以外はあまり魅力ないかなぁという気もします。どうせ占拠できるならアマゾンの倉庫のほうが。いや商品を探すのが大変そうだから、結局ネットで注文したほうが便利か。登場人物たちのまるで緊張感のないモール生活の長い長いシーンは、そんな妄想をするのに十分すぎるほどでした。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-02-05 02:36:40)
7.最初、いきなりいろんなことを当然の前提として進んでいくのがもったいない。いや、そこはあえて省略として好意的に理解するとしても、描写の仕方ももったいないんですよね。ドアの向こうでよく見えなかったり、狭い部屋に閉じこもっていたりして。この辺は、「何気なくその辺に当たり前にいる」ことの恐怖を強調してほしいところでした。●ショッピングモールに移ってからも、特に何か作戦があるわけではないし、逆に中で何かがしたいわけでもないし、登場人物が格好良くなっていくわけでもないし、やっぱりだれます。●このゾンビというキャラクター造形の功績は不朽のものがあると思いますので、点数はそこに対して。動きが緩やかであるからこその怖さ、という驚異の発想。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-02-08 00:04:12)
6.この後、それこそゾンビそのもののように湧き出てくるゾンビ映画の原点だと考えると、感慨深く観られる。
ストーリー展開は それほど洗練されてるようにも思えないが、やはり核となるプロットが天才的な発明だったと言わざるを得ない。逆に、この映画が完全ではなかったために、プロットだけもらって類似作品を作ろう という動機を多くの監督に与えた、と言えるのかも知れない。
絶対的多数がゾンビになった場合 残された人間はちょっと食われて彼らの仲間になった方が楽なのか、最後まで抵抗して彼らを大量駆逐しなければならないのか。後者が本当に当たり前のことなのか、ちょっと考えてしまった。
エンドロール曲の締まりの無さにも表れているように、観客を怖がらせようという意図はあまり感じられず、不条理な世界に陥った時の「もうどうでもいいや」感を出そうとしてたのかなあと思ったりも。
点数は歴史的価値・影響力込み。
くろゆりさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-02-09 14:57:09)
5.ネタバレ ~DAWN OF THE DEAD~死人の夜明け訳が一般的。“ザ・デッド”の始まり、兆し。ゾンビ=リビング・デッドにわざわざ“リビング”を付ける必要もないくらいゾンビが溢れる世界。新型コロナウイルスにわざわざ“新型ウイルス”って付けない感覚。または人間という種の“死”の始まり。

鑑賞環境の選択項目に『店先』って無いのね。…そりゃ無いか。
当時小学4年生、夏祭りの昼間に、友達3人とクーラーの効いたそうご電器へ。AV家電コーナーで垂れ流されてた映画を見た友人(ホラー平気)が「あ、ゾンビだ」と見出した。きっとビデオかLDの展示だと思う。まだホラー耐性の無い頃だったけど、見栄張って「全然怖くないね」と言いながら見続けた。
「この人殺されるんだよ」とかイチイチ教えてくれる友人は、鬱陶しいというより怖いシーンへの心構えが出来た。
思ったほど怖いシーンもなく、ショッピングセンターで好き勝手する主人公たちにワクワクしたし、彼らの安息をぶち壊した暴走族に怒りを覚えた。そしてゾンビの捕食シーンが怖く、友人は「あれ豚の内臓だよ」とか教えてくれたが、そんな裏事情より、いつかノロノロ歩くゾンビに襲われたらどうしようと、しばらく怖かった。片足の神父さんの記憶があるから、追い出されもせずほぼ全視聴したんだな。緩やかな時代だ。

中学に入り、ビデオをダビングしたものを擦り切れるくらい見た。最近DVDも買った。
私が見てたのは、オープニングからゴブリンの印象的なテーマソングが流れる米国劇場公開版だったようだ。今回見たBSのディレクターズ・カット版とは、音楽の入り方が微妙に違う。ダリオ・アルジェント監修版は、もしかしたら見たこと無いかもしれない。

赤いゴツゴツした不気味な壁から始まるオープニング。心臓の音のような不気味な音楽。説明もなくガヤガヤした現場。役に立たないテロップ、少ない情報、受け入れられない専門家の話、仕事を投げ出すスタッフ、不満を見せながらも働くスタッフ。同僚の「our responsibilities finish(俺たちの責任は果たしたよ)」で終わる音楽…DC版より米国版が最高。このドキュメンタリータッチな臨場感がたまらない。
場面は変わりSWAT指揮官の「your responsibilities!(お前たちの責任だぞ)」に続く。責任。ゾンビが街をウロウロしてる現状、仕事なんかしてる場合じゃない。誰の責任とか言ってる場合じゃないなのに、人間は争いと収束行為を続ける。
牧草地の州軍とハンターの場面も秀逸。記録映画のような撮り方。あの歌、誰のなんて曲だろう?DVDを見出すと、OPとここは何度もリピートしてしまう。
給油所でゾンビに襲われるスティーブン達。「逃げろ!」と言われても逃げないフラン。逃げられない、助けられない、助けを呼べない、叫べない。ただ、ゾンビと格闘するスティーブンと、自分に向かってくるゾンビを交互に見ることしか出来ない、この何も出来ない感が凄い上手い。この世界のゾンビが唸ってノロノロ歩くから出来たシーン。ゾンビに叫ばれて走られたら、こちらも走るし、叫んでしまう。この違い、この見事な世界観。
ショッピングセンターのゾンビを一掃後、悲しげな音楽が流れる。あちこちに散乱する動かないゾンビ。こうなっては人間の死体と変わらない死体の山。言葉が出ない主人公たち。ゾンビを建物外に棄てるのではなく、冷蔵庫に埋葬する心境。
一生観続ける映画なので、続きはまた、そのうち
K&Kさん [ビデオ(字幕)] 10点(2021-02-14 14:19:28)
👍 1
4.怖いのやグロいのが苦手なので今まで避けてきましたが、NHK-BSPでやってたのでとうとう観てしまった。ああ!もっと早く観てりゃよかったと後悔。こりゃ面白い。語り尽くされていることですが、やっぱりシチュエーションが素晴らしい。なんだか社会学の実験みたいな。ゾンビの虚無感や、暗黒面に堕ちていく人間たちの描写も素晴らしい。なぜか観終わった後に、何か気の利いたようなことを語りたくなってしまう不思議な魔力がある。「エイリアン」程度が大丈夫なら、全然普通に観られますよ。
すらりんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-02-15 21:55:00)
3.ネタバレ 「哲学的ゾンビ」の立場から見れば、他者とは全てゾンビなわけです。だからこそ、この4人が他者不信感に陥り、仲間割れし、憎しみあうという展開になるのだろうと思ったのですが、中途半端な暴走族の登場も手伝って最後まで結束は固く、キレイな形でエンディングを迎えたというのが拍子抜けしつつも浮世離れした印象を受けました。逆に言えば、ゾンビより恐ろしいのは理性を失った人間であり、最後まで理性を失わなかった4人というのがある意味人間の救いと希望を表しているのかもしれません。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-02-20 22:33:02)
2.米国劇場公開版は見当たらないのでこちらでレビュー。
ここでの評価が高かったのと、ホラー映画を見るつもりだったので肩透かしされた印象が強い。これはジャンルにコメディを加えるべきでは?
素手でやり過ごせるほど弱いゾンビ達と、そんなゾンビにやられるために馬鹿な行動を取る人間達を見ていると「お前ら真面目にやらんかい」と冷めてしまう。
ショッピングモールに籠るという、終末妄想ごっこをするには良い題材か。「地球最後の男」を観ていなければもうちょっと新鮮味があったかも知れない。
alianさん [DVD(字幕)] 6点(2021-07-24 01:08:30)
1.「この期に及んでどうしてそんな事するかなぁ」みたいな行動に明け暮れる4人、確かにショッピングモールでのワクワク感は理解できますが…
グダグダな展開にも関わらずついつい欲望と楽天丸出しの人間臭さに引き込まれてしまいます。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-09-20 17:47:42)
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【点数情報】

Review人数 88人
平均点数 7.41点
011.14%
111.14%
200.00%
322.27%
444.55%
566.82%
61112.50%
71719.32%
81719.32%
91213.64%
101719.32%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.66点 Review9人
2 ストーリー評価 6.60点 Review10人
3 鑑賞後の後味 6.11点 Review9人
4 音楽評価 7.22点 Review9人
5 感泣評価 3.80点 Review5人

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